[加賀] 揚原山 486.69m (白山市河内町)13
[加賀] 高野山 372.77m (能美市坪野町) |
第28回 2024.06.12. 林道峠より「揚原山」と「蟹淵」へ。
第27回 2023.03.12. 巡視路より「高野山」とあずま屋を往復。
第26回 2021.09.25. 林道峠より「揚原山」と「高野山」
第25回 2020.03.26. 蟹淵より「揚原山」に登り、「高野山」経由で下山。
第24回 2019.03.05. 巡視路より「高野山」。峠より蟹淵を通り下山。
第23回 2018.04.18. 蟹淵より「揚原山」を往復。
第22回 2017.05.15. 鍋谷送電線巡視路より「高野山」に登り、蟹淵へ降りる。
第21回 2017.04.15. 林道峠に車を置き「揚原山」の頂上往復。
第20回 2016.01.30. 鍋谷送電線巡視路より、「高野山」を往復。
第19回 2015.06.21. 林道峠に車を置き、「揚原山」を往復。
第18回 2015.03.15. 送電線巡視路より「高野山」に登り、蟹淵へ降りる。
第17回 2014.04.19. 蟹淵より「揚原山」に登り、「高野山」を経由して下山。
第16回 2013.04.15. 林道峠に車を置き、「揚原山」を往復。
第15回 2012.04.10. 蟹淵より「揚原山」に登り、「高野山」を経由して下山。
第14回 2011.04.27. 蟹淵より、「揚原山」を往復。
第13回 2010.12.23. 蟹淵より「揚原山」に登り、あずま屋経由で「高野山」へ縦走。
第12回 2010.04.12. 巡視路より「高野山」。縦走で「揚原山」から蟹淵へ降る。
第11回 2009.04.07. 鍋谷・佐和谷林道の頂上峠より、「揚原山」を往復
第10回 2009.03.26. 蟹淵より「揚原山」に登り、あずま屋経由で「高野山」へ縦走。
第09回 2008.11.30. 巡視路より「高野山」に登り、あずま屋より「揚原山」。下り蟹淵へ降りる。
第08回 2008.11.11. 巡視路より「高野山」に登り、あずま屋より「揚原山」。下り蟹淵へ降りる。
第07回 2008.04.07. 蟹淵より「揚原山」に登る。下り、鍋谷・佐和谷林道の頂上より降る。
第06回 2007.12.01. 蟹淵より「揚原山」に登る。峠より「高野山」を経由して下山。
第05回 2007.04.10. 鍋谷・佐和谷林道の頂上峠より、「揚原山」を往復。
第04回 2007.02.21. 巡視路より「高野山」に登り、あずま屋より「揚原山」。下りは蟹淵経由。
第03回 2006.04.26. 鍋谷・佐和谷林道の頂上峠より、「揚原山」往復と「高野山」往復。
第02回 2006.03.30. 登り、鍋谷送電線巡視路より「高野山」。下りあずま屋経由で林道を降りる。
第01回 2005.05.22. 登り、巡視路より「高野山」。あずま屋経由で「揚原山」へ。林道を降りる。
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2024年06月12日(水)28回 林道峠より「揚原山」と「蟹淵」
「揚原山、高野山、蟹淵」辺りは大好きで毎年徘徊している。2年前の夏の大水害で蟹淵辺りの被害が凄いらしい。それでも去年は林道を少し歩いて「高野山」には登って来た。最近ヤマップで鍋谷から峠の上まで車で上がれることを知った。これで老人でも「揚原山」に上れそうだ。
無患子トンネルを抜け、長い鍋谷町を抜け「鍋谷ー和佐谷線」の林道に入る。通行止めにはなっていないが通り抜け出来ませんと立札がある。完全舗装の道でスムーズにに峠の上に到着。9.50分。
鶴来の和佐谷の方は通行止め。
通行止めの先の、白山の見える地点まで入り込んでみたが、白山は良く見えず。
峠の案内板。赤いのが林道。ここから和佐谷までは不通。黄色い線は登山道。蟹淵から下は道は壊滅らしい。今回は上より往復の予定。
。
峠の上からの海の方面。水平線見える。鉄塔のある高野山への縦走路。
標識より「揚原山」へ出発。10.10分。
すぐ展望地点。平野が広がる。
ここから「揚原山」へは平坦な道が多く老人向き。
タムシバがいっぱい咲く道だが、今年は見逃したな。
揚原山への半分くらいに、蟹淵へ降りる分岐がある。まず先に揚原山へ行こう。
ソヨゴ かな イワウチワ 花は終わった
揚原山の頂上に到着。残雪の頃は大きな「白山」が見える。11.15分、早いが昼食。頂上は少し風が通り、暑さを忘れる。
「2等三角点・点名は揚原山・標高487m」
少しだけ平野が見える。下山開始。
蟹淵への分岐まで戻ったきた。今日はここより「蟹淵」を往復する。リュックは木の間にデポ。
倒木がある。大丈夫かな?
杉林を降りる。道はしっかりとしている。
谷に降り着く。
ツルアリドオシ コアジサイ ガクアジサイ
少し道が壊れているが、何とか降りられる。
道は壊れているが、先導のS女史の指示が的確。
ようやく湖畔だな。
何とか「蟹淵」は残っている。13.10分。
大蟹が住んでいるらしいが、お元気かな。
少し狭くなった感じがする。
戻り始める。登り返しだ。分岐まで戻って荷物を拾って峠まで降りる。
車が一台いた。登山では無くて蝶の採集。蝶の事を聞かれたが、知識が無くてお力になれずすみません。大きな網を持って揚原山の方へ登って行かれた。
■次回登山は、6/15「太田の大トチノキ」へ■
2023年03月12日(日)27回 巡視路より「高野山」とあずま屋往復
蟹淵への道が去年夏の水害で大幅に決壊しているとの情報。「高野山」は登れるようだ。うまく行けば尾根伝いで揚原山往復と考えて、春探しにS女史と歩きに来た。鍋谷町を通り抜けると、林道鍋谷和佐谷線の分岐がある。林道は通行止め。三差路に車を置き歩き出す。
林道は酷い状態。
「高野山」登山口。ここから登る。
谷道は荒れているが何とか道は判る。谷の突き当り標識から右の尾根へのジグザグ階段を登る。
尾根に登り着き少し登ると「49番鉄塔」に到着。若い女性二人追い越してゆく。蟹淵へ降りる予定らしい。気を付けて。
2番目の「48番鉄塔」に到着。海がかすかに見える。この間の遺水観音山の頂上55番鉄塔より続いている。
ネコノメソウ ダンコウバイ ヤマザクラ
主尾根に登り着き、荷物を置いて「高野山」往復。
一度降ってまた登り返した先に「高野山」
高野山頂上到着。立派な頂上標識は倒れたので、木に立てかけてある。
「3等三角点」「高野」「373m」。金沢方面が見える。木が茂ってきて見えにくくなってきた。
ツバキ タムシバ ダンコウバイ
すぐ下山開始。リュックを回収してあずま屋の方へ進む。「47番鉄塔」の下を通る。
尾根の途中で右に「あずま屋」の方へ進む。
急坂の階段を登りあずま屋が見えてきた。ここだけ木が刈ってあったので雪が残っていた。
あずま屋で昼食。12.20分。
金沢方面の展望がある。
荷物を残して「林道鍋谷和佐谷線」に降りる。峠より登って来た「高野山」が見える。
峠の向かい側の「揚原山」の道を登る。
今日はここまで。昔はもっと展望が良かったな。海岸線が見える。あずま屋まで戻って同じ道を戻る。
赤いマンサク ん ん
ヤマザクラ マンサク タムシバ
開いたのは一輪。 ヤマザクラ スミレ
車を置いた林道の入口まで戻ってきた。我々の一台だけ残っていた。朝数台あった登山者は、全員蟹淵を通ったらしい。
■次回登山は、3/15「蓮如山」へ■
2021年09月25日(土)26回 峠より「揚原山」と「高野山」
足腰が弱らぬ様、今日も健康登山。揚原山・高野山・蟹淵辺りは大好きな場所。いつも同じ写真ばかりかもーー。2005年から26回目とは、一番多く歩いて居る山の部類に入るな。
鍋谷町から和佐谷へ抜ける林道に入る。高野山登り口から高野山往復を考えていたのに、そのまま峠の上まで登ってしまった。舗装してある登りやすい林道である。先着車1台。ここを起点に南へ行けば「揚原山」、北へ行けば「高野山」である。10.50分。
まず「揚原山」を目指す。登山口からちょっと登ると展望地点。海が見える。目の下の山は「高野山である。
一度降って、緩やかなピークを幾つも越えて行く。犬を連れた男性が降りてきた。犬が怖がって飼い主の後ろに隠れた。私がS女史の後ろに隠れる前にー。
倒木がある所が1ヶ所。ここ以外は広くきれいな遊歩道である。
「蟹淵」へ降りる分岐点通過。
「揚原山」の頂上に到着。三角点がある。
三角点情報「揚原山」 |
三角点名・揚原山
等級・2等三角点
標高・486.76m |
海の方に切り開きがあり、海が見える。白山の方にも以前は切り開きがあったが、今は茂っていて何見見えない。11.40分。昼食には早いのですぐ下山開始。
峠まで戻ってきた。峠の看板。◎印に居る。
「高野山」の方へ登り出す。あずま屋まで新しいコンクリートの階段になっていた。
あずま屋も傷んでいたが、修理してあった。昼食。12.30分。
金沢市街が見える。このあずま屋ピークを「登り立山?登り館山?」と云うらしい。ちゃんとしたピークである。
「高野山」へ出発。一度大下りをする。高野山はあずま屋ピークより大分低いぞ。尾根まで降りて左に縦走。
こちらも広い登山道。鉄塔巡視路でもある。
鉄塔47番を通る。
分岐。左より林道からの登山道が合流している。この道には鉄塔が2本ある。
直進して「高野山」へ登り出す。緩やかな道。
「高野山」に到着。あまり展望がない広い頂上。13.40分。先端技術大学の方が切り開かれていたが、茂って来た。三角点がある。
三角点情報「高野山」 |
三角点名・高野
等級・3等三角点
標高・372.82m |
すぐ同じ道を戻る。階段の急坂を戻る。
「登り立山・上り館山?」のあずま屋まで戻ってきた。ここは「揚原山」より35m低いが、「高野山」よりは79m高い。ちゃんとした山である。
あずま屋より「先端技術大学」を写して、すぐ下の峠の車に到着。14.50分。晴れていれば峠の近くから「白山」が見えるが、今日は見えない。それでも楽しい健康徘徊。
■次回登山は、10/5立山室堂平」へ■
2020年03月26日(木)25回 蟹淵-「揚原山」-「高野山」-巡視路
コロナ騒動で大騒ぎ、一体どうなる事なのか心配だが、低山徘徊は人込みを避ける意味では適当で、非難されることはないだろう。春が突然にやってきた。昨日に続き今日は「揚原山」から「高野山」を歩くつもり。好きな山で15年間毎年必ず登って居る。
10.30分に鍋谷町からいつもの林道に車を置く。この林道には通行止めは無く、鶴来まで抜けらりる様だ。
蟹淵への分岐林道は、進入禁止になっている。
「チャルメラソウ」がいっぱい咲いている。
突き当りより蟹淵への道を登る。
「エンゴサク」 「カタバミ」 「ツバキ」
11.05分、「蟹淵」に登り着く。水の色がいつも素敵だ。池のふちを登って行く。ボチャンと何かが飛び込んだ音がした。この池には「大蟹」が住んでいるらしいぞ。まさかまさか。
池の最上部より谷を登って行く。昔はここに「水芭蕉」があったが今は無い。「キクザキイチゲ」が咲いている。谷を登り詰め右に杉林の中を進み、尾根に取り付く。杉林は無くなり、「揚原山」と「あずま屋」の中間に登り着く。右に「揚原山」の方へ進む。「ダンコウバイ」の多い道。頂上が近くなると、お目当ての「イワウチワ」が見え出す。
12.45分に「揚原山」頂上到着。木の間から大きな「白山」が見えた。
段々切り払われて、頂上からは「海」も見えるようになった。
三角点情報・「揚原山」 |
三角点名・揚原山
等級・2等三角点
標高・486.76m |
昔に作った山札が出てきたので、金沢の「KFC」様の山札と並べて提げてきた。
一人寂しく昼食。下山開始。「タムシバ」が咲き出した。途中で「カモシカ」と遭遇。じっと見つめていて写真を撮っても逃げない。近づいて行ったらようやく藪に消えた。
林道が横切っている地点の手前ピークに、展望地が作られている。加賀平野と海が見え、これから登りに行く「高野山」へのコースが見える。
林道へ降りると白山の見える移動。手前が今まで居た「揚原山」で、左に「白山」。今日は良く見えるな。
林道を横切って反対側の「あずま屋」に登る。ここからは金沢の方が見える。若い男が一人スマートフォンを操作中。今日逢ったただ一人の登山者。さっきまでもう一人登山者が居たようだが、私は逢わなかった。
あずま屋から「高野山」の方へ降って行く。
途中で鉄塔下を通る。
最後登り切ると「高野山」三角点がある。
三角点情報・「高野山」 |
三角点名・高野
等級・3等三角点
標高・372.82m |
「先端技術大学」がすぐ下に見える。
分岐から送電線巡視路を降りる。鉄塔二つ通過する。のんびりしすぎて日が落ちてきた。海が光っている。
16.20分に林道に降り立つ。高野山の登山口である。車はすぐ近くに置いてある。
■次回登山は、3/29石川福井「鷹取山」へ■
2019年03月05日(火)24回 巡視路-「高野山」-蟹淵と一周
今日だけ天気が良いらしいので、都合どうですかとメールが来た。夕方から仕事があるので、それまでに帰る予定の春探しに、近くの「高野山」を歩くことにした。そろそろ春なのだろうが、なかなか春めかない。9.30分に鍋谷町を抜けて林道に入り込む。通行止めにはなっていない。いつもの道の広くなった所に車を置く。少し戻って登山口に入る。
登り口は谷道でガチャガチャだが、尾根に登り着くと歩きやすい。最初の「加賀東金津線49番」鉄塔に到着。黄色い小さな花を付けた「マンサク」の木がある。
ここから次の「48番鉄塔」までは、奇麗に刈り込んである。最近刈ったようだ。
「48番鉄塔」の下からは遠くに海岸線が見える。送電線は「遺水観音山」に続いている。
10.40分に、「高野山」と「あずま屋」との分岐に登り着く。分岐の日当たりの良い場所で「抹茶休憩」。荷物を残したまま「高野山」を往復する。11.20分に頂上到着。
辰口の「先端大学」が見える。海岸線も見える。三角点がある。山名札を新調した。
三角点情報「高野山」 |
三角点名・高野
等級・三等三角点
標高・372.77m
所在地・石川県能美市坪野町 |
高野山ピークを降りてリュック担ぎ、鉄塔47番の下を通って、12.20分に「あずま屋ピーク」に登り着く。ここへの登りは階段が続きなかなか辛い。昼食。コーヒータイム。金沢方面が良く見える。12.50分頃に下山開始。峠からは「白山」は霞んで見えず。「蟹淵」経由で戻る予定。
「ツバキ」と「マンサク」 蟹淵へ降りる道で「キクザキイチゲ」の白い花を見付けた。日陰で開いていなかったが、今年初見。春は近いぞ。
14.00時頃「蟹淵」を通過。14.30分に車に到着。
■次回登山は、3/9「額谷山・四十万山」を散策へ■
2018年04月18日(水)23回 蟹淵より「揚原山」を往復
お天気が良い。歯医者の治療を済ませて、ちょっと歩いてこようと、S女史と国道360号線の、ロードパークなかうみの里で、11.30分に待ち合わせ。今日のシバザクラ、ますます満開に近づいた。
「揚原山」か「高野山」の予定だが、林道の状態が判らない。県道55号線で無患子トンネルを越え、右折して鍋谷の町を抜ける。林道鍋谷和佐谷の入口に予想通り通行止めの看板。和佐谷方面通り抜け不可と張り紙してある。蟹淵へ行きたいので、すぐそこの林道の駐車場までと、入り込む。
ロードパークのハナミズキ 林道入口 蟹淵林道も通行止め
ハルトラノオ エンゴサク 12.30分蟹淵に到着。
蟹淵の水の流れ込みあたりの水芭蕉無し。流れを遡り、突き当り付近で流れを渡り杉林の中を登る。13.25分に尾根の合流地点に到着。右に頂上を目指す。
新緑の季節になりつつある。前方に揚原山の頂上が見えてくる。カタクリ、コブシ、ツバキが目に付き、頂上近くの「イワウチワ」は、もう散り掛けで残念。数も益々少なくなってきたような感じ。
カタクリ コブシ ツバキ
イワウチワ
13.45分に頂上到着。頂上は木が伐採されて、見晴らしが良くなった。
白山方面も少し見える。この間登った「入道山」すぐ近くのはず。
小松の方面だが、どうもはっきりとしない。
二等三角点の側でランチ。
座っていても平野が見える。30分ほど居て下山開始。
ミヤマシキミ オオカメノキ クロモジ
同じコースを戻る。15.05分に蟹淵到着。蟹淵に土砂が流れ込み池が侵食されている。水芭蕉が咲いていた地点も、土砂で埋もれて無くなった。
ハルトラノオが林道にいっぱい咲いている。ハルトラノオを詠んだ歌を思い出した。日本百名山「筑波山」に登りに行ったとき、昭和天皇がハルトラノオを詠んだ歌碑あった。15.40分、車に到着。
「はるとらのを、ま白き花の、穂にいでて、おもしろきかな、筑波山の道」 昭和天皇
■活動時間 3時間40分 Ⓢスタート11.58→(1時間41分)→揚原山13.39-14.16(37分)→
(1時間22分)→Ⓖゴール15.38
■活動距離 4.7km ■高低差 364m ■累積標高上り/下り 953m/960m
■次回登山は、4/20「大岳山」へ■
2017年05月15日(月)22回 巡視路-「高野山」-蟹淵と一周
小松は「お旅祭り」で、今年は私の町の「曳山」が子供歌舞伎を上演するので、家を空にするわけにはゆかない。子供獅子が廻ってくるし、神輿も通りお迎えに出なくてはならない。そんな訳でしばらく歩けなかった。
祭りが終わった翌日の今日、午前中の仕事を終えて「高野山」へ出かけた。ひと月前、峠まで車で登り「揚原山」まで歩いたが、「蟹淵」は見逃していた。今日は「高野山」に登り「蟹淵」へ降りる予定。正午過ぎに家を出て。12.25分に林道・鍋谷佐和谷の途中の道の広い所に車を置く。少し戻って高野山の登山路に入る。
ムラサキサギゴケ カタハ クサイチゴ
マムシグサ シャガ タニウツギ
ツツジ ツクバネウツギ コアジサイ
いろんな花を見かける。13.05分に一番目の鉄塔通過。13.18分に二番目の鉄塔。この送電線は遺水観音山に続いているのが見える。主尾根に登り着き、左に折れて「高野山」頂上に14.00時到着。
辰口町の先端大学が近くに見える。しばらく居てすぐ下山し、分岐をあずま屋の方へ進む。
あっという間に新緑の季節になった。峠の方からおっさんの単独登山者とすれ違う。しかも二人目も現れた。この山で人に逢うのは珍しい。
あずま屋はだいぶ傷んできたが、まだ建っている。白山市金沢市方面が開ける。14.50分。
峠に降りたら車が二台。すれ違った人の物らしい。「揚原山」の方へ進む。此処も気持ちの良い登山路である。
15.22分に分岐を「蟹淵」の方へ降りだす。
ヘビイチゴ マムシグサ エビネラン??
15.55分に「蟹淵」到着。
蟹淵から降りて林道をぶらぶらと降りると、16.20分に車を置いた主林道に着いた。蟹淵に入る林道は通行止めになっていた。
車を置いた場所は、200m程下がった所である。
町内子供獅子 巫女舞 神輿巡行
町内大獅子、息子が回している。 曳山8基曳きそろえ 町内曳山千秋楽
■次回登山は、5/16「三ッ尾山」へ■
2017年04月15日(土)21回 峠より「揚原山」を往復
福井県の勝山「バンビライン」に、S女史とカタクリを見に行く約束をしていたが、天気予報がいつの間にか変わり、明日の日曜日の方が晴れに変わった。カタクリは晴れていないと花が開かない。勝山は日曜日に変更、今日が空いたので一人で「揚原山」に登る事にした。天気が悪い。蟹淵経由で揚原山頂上を往復する予定だったが、鍋谷集落を抜けた所で左に林道に入り、通行止め標識が無くて峠までスイスイと登ってしまった。晴れていれば帰りに下から蟹淵に入ればよい。10.20分。揚原山の方へ登ると峠の上に置いた車が見えた。向かいは東屋のあるピーク。
「タムシバ」がいっぱい咲いている。
「ダンコウバイ」も満開だ。
タムシバ クロモジ ダンコウバイ
蟹淵からの分岐を過ぎて、最後の登りにかかるとお目当ての「イワウチワ」がいつもの所に咲いていた。丁度満開らしい。うれしい。
11.10分に頂上到着。周りの木が少し伐採されて、見晴らしが良くなった感じ。
こちらは白山の方面。海の方も少し見える。15分ほど居て下山開始。
オオカメノキ ダンコウバイ ヤマザクラ
ツバキ タムシバ タムシバ
12.00時に峠まで戻り着く。帰りに蟹淵に再挑戦するつもりだったが、イワウチワに再会して満足。蟹淵に寄るのは止めて、鵜川遊泉寺の「古代桜」を見て帰った。満開。
■次回登山は、4/16福井勝山「バンビライン」へ■
2016年01月30日(土)20回 巡視路より「高野山」を往復
去年12月から寒いので、加賀の低い里山ばかり徘徊している。今日は「高野山」である。お天気はまずまず。林道は車乗入れ出来ないだろうが、登山口は近いし、カンジキは不要で高野山だけの往復なら楽勝と、リュックは持たず、ペットボトルと菓子パンをチョッキポケットに入れ、合羽ズボンは履かず、登山靴で防寒着を腰に巻いて、10.45分に歩き出す。
鍋谷の町を抜けた林道の入口の三差路に車を置いて歩き出す。林道に積雪あり。登山口まで10分くらい。登山口から入ると、登山路が川になっている。雪解けで登山路が水で一杯。用心して歩いたが、靴の中に水が入り込んでしまった。
杉林のジグザグを登り切ると尾根に登りつく。木に名札が提げてある。ネジキ。考えていたより積雪量が多い。11.35分に一番目の鉄塔に到着。初めて展望が開けるが、平野の方はよく見えない。さらに急な坂を登ってゆくと、前方に二つ目の鉄塔が見えてくる。雪がだんだん深くなってきた。
12.00時に二つ目の鉄塔に到着。周りが切り開かれていて、展望が良い。
小松空港方面。
何の花芽?。
ソヨゴの名札。
二つ目の鉄塔を過ぎると、傾斜が緩くなる。
12.25分登り切ると分岐、右が第三の鉄塔から揚原山方面。左の高野山へ進む。
一山越えて下り、さらに登ると12.55分に頂上到着。雪が思ったより深くなり、一足ごとに足を高く上げねばならぬので疲れる。
大きなビルは高速道路のそばに、最近建てているビルだ。大きな船も見えた。
金沢市街も見える。高いのは日航のホテルかな。
北陸先端科学技術大学院が目の下に見える。
高野山の標識の上にカメラを置いて、記念撮影。靴の中が濡れて冷たくてお手上げである。風が寒い。20分程いて、13.15分下山開始。
川の中を歩くようになると林道は近い。
14.45分に車を置いた林道入口に到着。
★次回2016年・第11回登山は、2/2「猫山」へ★
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2015年06月21日(日)19回 峠より「揚原山」を往復
2日前の19日にようやく北陸地方が梅雨入りと発表。昨日は天気が悪く、今日の方が天気が良いとの事で、犀鶴峠から奥獅子吼山でも往復しようかなと考えていたが、思ったより天気が悪い。それでも雨が降っていないので出かけてきたが、犀鶴林道の入口に通行止めの張り紙。しかし車は入れるので途中まで行ってみる事にした。2キロ程入った所でがけ崩れ現場。歩いて行って見たら、土砂は除けられてなんとか一台通れるようだ。通行止めの柵も横の方に在り通る車もあるようだ。ちょっと考えたが雨も降りだしたし、無理をして通って、変な事になったら困るので通るのは止めて戻る事にした。
道の駅「しらやまさん」まで戻り、考えて「揚原山」に登れないか考えた。道の駅しらやまさんの前の「和佐谷町」から「鍋谷町」まで林道が通っている。いつもその峠の上から「揚原山」に登っている。問題はここも通行止めになっていないかだ。この林道は舗装してあるがちょっと細い。途中て車と遭遇、こちらが少しバックしてなんとかすれ違い成功。12.25分に峠の上までなんとか到着。雨が降ってきたのでポンチョを着込んで出発。昨日小松市の大野町で熊に襲われて大怪我をした人が居る。杖に鈴を付け替えリュックを置いて歩き出す。登山路は広く歩きやすいので小雨でも快適。
13.00時に頂上。山名札が標識に括り付けてあった。
白いコケ類だが、よく見たら花にも見える。
13.40分に車まで戻り着いた。往復で1時間15分。
県内の近くで集中豪雨があったようだ。襲われなくて良かった。
●次稿2015年・第45回登山は、6/22富山県「牛嶽」へ●
2015年03月15日(日)18回 巡視路-「高野山」-蟹淵と一周
「高野山」「揚原山」あたりを歩こうと呼びかけたら5人になった。いつもの林道の駐車地は、除雪してあると思い待ち合わせ場所にした。9.20分、能美市鍋谷町を過ぎた地点の林道入口に、N氏の車が停まっていた。林道の途中に倒木があり入り込めないとの事。
林道入口の広場に車を置く。5分ほど歩いたら道を横切って大木が倒れている
9.30分に「高野山」の登山口より登り出す。谷沿いの道から杉林の斜面をジグザグに登り、尾根に登り着く。一番目の鉄塔下。9.58分。今日は一人だけ先に出発した人が居る。
10.17分に2番目の鉄塔通過。平野が見えてくる。
主尾根の上までたどり着く。左に高野山を目指す。雪の調子は丁度良い。少し沈む位。
10.48分に頂上到着。さっそくコーヒータイム。
今日の仲間4人
11.16分に揚原山に向けて出発。
途中の鉄塔下の近くは、木が伐採されて雪原になっていた。獅子吼方面、金沢方面が良く見える。
峠上のあずま屋付近もまだ雪原状態。
12.20分にあずま屋に到着。あまり腹が空かないので先へ進む事に決定。
峠の上より「白山」を見に行くが、あまりはっきりと見えなくて残念。
峠より展望台の方へ登ったら、見慣れない足跡を見付けた。熊、熊ーー?。
13.12分に、揚原山途中の、蟹淵へ降る分岐に到着。ここで昼食となる。13.45分、お腹がいっぱいになって、揚原山に行くのをやめて蟹淵の方へ下山開始。
杉林の斜面を降りて、谷道を歩くと道は、雪が残りガチャガチャ。14.20分に蟹淵到着。
池のふちの道を歩くのは、雪が残り池へ落ちそうで緊張する。池から林道へ降りる道も、雪解け
水が多くて、滑り落ちそうで緊張する。林道まで降り着き、ホッとして車までぶらぶらと歩く。15.10分に車まで到着。山の中では春は見付けられなかったが、車を停めた林道を服部鉱山に少し入り込んで、フキノトウに春を見付けた。
●次稿2015年・第18回登山は、3/21「戸室山」へ●
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2014年04月19日(土)17回 蟹淵-「揚原山」-峠-「高野山」
高齢のお母さんがインフルエンザとかで、しばらく山歩きが出来なかったS女史と、久しぶりに「揚原山」に出掛けた。春はこの山は花が多い。
8.50分に「なかうみの里」で待ち合わせ。なかうみの里駐車場の側面は「シバザクラ」が満開である。このシバザクラは新聞の記事にも載っていた。なかなかのものである。
いつもの鍋谷町を抜けた所より、左に林道鍋谷佐和谷線に入る。しばらく入って、林道の広くなった所が駐車場である。9.20分に蟹淵に向かって歩き出す。子供連れのパーティが到着。体操をしている。
ハルトラノオ エンゴサク マムシグサ
荒れた林道の終点より、川沿いに蟹淵へ登り出す。川のよどみに「ツバキ」の花がいっぱい浮かんでいる。花盛りが過ぎてだいぶ散っているようだ。この山にはツバキの木が多い。
9.50分に「蟹淵」に到着。
ミズバショウ。
イカリソウ エンレイソウ チャルメラソウ
イワウチワ オオカメノキ カタクリ
お目当ての「イワウチワ」は、もうほとんど花が散ってしまっていた。逢いに来るのが遅かった。11.35分に揚原山頂上到着。食事をしていたら、おっさん4人到着。この山で人に遇うのは珍しい。
国道157号線が少し見下ろせる。河合鉱山も近い。
タムシバ ユキツバキ コシアブラ
「高野山」に向かって出発。稜線の広い歩道を行く。この山は「タムシバ」も多い。峠へ降りる手前の展望台からは、高野山の向こうに海が見える。
峠まで降りる。白山が見えるが、雲が少しかかっている。12.25分にあずま屋通過。金沢方面が見える。子供たちのいるパーティとすれ違う。
13.10分に「高野山」頂上に到着。途中の椿の木に「ユキツバキ」の名札が提げてあった。北陸地方のヤブツバキは「ユキツバキ」である、と書いてある。
ミヤマシキミ クロモジ スミレ
ウラジロヨウラク お尻 コシアブラ
鞍部まで戻って、鉄塔巡視路を降りる。素敵なお尻がある。痴漢よろしく触らせて貰ったが、残念ながら手触りが悪い。ザラザラ。コシアブラがいっぱい採れた。天麩羅して食べたら美味かった。
14.15分に車に到着。
●次項2014年・第28回登山は、4/20「奥城山」へ●
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2013年04月15日(月)16回 峠より「揚原山」を往復
昨日は仕事があり参加できなかったが、N氏さん達は「蟹ノ目山」に石楠花とイワウチワの様子を見に行った。報告を頼んであったのでメールでイワウチワの写真を送ってきた。石楠花は蕾硬しとの事。イワウチワの写真を見ていて、今年は未だ「揚原山」のイワウチワに逢っていない事に気付き、ちょっと時間が空いたのですぐに逢いに行った。
鍋谷の村から登る林道は、難なく峠の上まで上がった。15.00時にすぐ揚原山に向かう。少し登ると展望台に出る。右が峠の上で止めた車が見える。その上があずま屋のあるピーク。尾根続きの左が高野山である。あずま屋ピークよりここの方が展望が良い。
15.35分頂上到着。頂上手前の「イワウチワ」は咲いてはいるが、少し少なくなったような感じ。
「ショウジョウバカマ」
「ダンコウバイ」は終わり掛け。色が悪くなっている。
「コブシ」も散り掛け。
16.20分、峠に降り立つ。峠を少し向うへ降りると「白山」か見える。
**次回登山は、4/16福井県「飯盛山」へ**
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2012年04月10日(火)15回 蟹淵-「揚原山」-峠-「高野山」
今週は今日だけ晴れ。明日から雨と曇り。N女史と「揚原山」へ春を探しに行く。いつも今頃の時期に訪れている。イワウチワが満開だっり、タムシバが咲いていたり、エンレイソウが咲いていたりと春満開なのだが、今年はどうなのだろう?。
今日は晴れ。気温が20度になるとかで、急に暖かくなった。鍋谷町を抜けた所から、左に林道に入り、いつもの林道の広くなった所に車を置く。先着2台。10.15分。林道を歩き、林道終点から蟹淵へ登りだして「キクザキイチゲ」今年初見。天気が良くて花が開いている。
蟹淵を歩くと池に張り出した「ダンコウバイ」の木。10.45分。
「ショウジョウハカマ」。登山者が一人降りてきて、私の名前を言った。小生は人の名前を覚えるのが苦手。どこかでお会いしたかのと思ったが、向こうはこのホームページで、判ったらしい。
頂上近くになると「イワウチワ」の葉が目立つようになるが。花は見えない。慌て者の花一輪でも咲いていないかと思ったが、蕾が固い。やはり例年より遅い。ここでまた登山者と出会う。この山で登山者と逢うのは珍しい。
この尾根は「タムシバ」が多いのだが、全然見えない。まだ早い。登山路に残雪が出てきて、12.00時に頂上到着。雑木の間から大きな「白山」が見えるが、枝が邪魔して写真は撮れない。
丁度昼なので、野菜たっぷりのラーメンを作ってもらう。そして食後のコーヒー。いつも済みません。
13.15分、峠の林道に降り立ち「白山」を写す。肉眼では白山は見えるが、写真では良く見えない。林道の上部は残雪があり、まだ車では登ってこれないようだ。
「高野山」頂上付近は、いつも「ツバキ」がいっぱいに花を付けているが、今年はやはり非常に少ない。
14.00時、「高野山」の頂上到着。
名前札はまだ健在だ。
鉄塔巡視路を降りる。鉄塔48と49を通る。鉄塔の付近や送電線の下が伐採されて、明るい登山路になった。
「ヤマザクラ」が満開。下界の桜もあと一週間という所か。
14.45分。車に到着。
▲次回登山は、2012/04/14「大峰」▲
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2011年04月27日(水)14回 蟹淵より「揚原山」を往復
予約10時の歯の治療を済ませて、11時に小松のロードパーク「なかうみの里」で待ち合わせ。N女史と二人で、「揚原山」の「トクワカソウ・別名イワウチワ」に逢いに行く。毎年逢いに行く恒例にしている。今年は雪が多かったので、花期が遅れているようだ。無患子トンネルを抜け、右折して鍋谷の村を通り抜け、その先で左に林道に入り込む。高野山の登山口の先の、道の広い所に車を置く。「エンゴサク」が可愛い。
ようやく春の花が咲きだした。「キクザキイチゲ」
「カタバミ」
11.50分、蟹淵に到着。水芭蕉も見頃。例年よりも数が少ないような気がする。
杉林を抜け尾根の上まで登り着くと、「タムシバ」の盛りである。
頂上が近かずくと、「イワウチワ」が現れ出した。丁度見頃のようだ。
崖の方に咲いているので、写真が撮りにくい。
頂上で食事とコーヒータイム。頂上で登山路は行き止まりだが、尾根を藪を漕いで少し下がると、ここにも「イワウチワ」が咲いている。
頂上で記念撮影。ここは藪が無ければ好展望地点だ。少し木を切った跡がある。白山が微かに望める。
登ってきた道をそのまま下山。今日は夕方より仕事がある。「エンレイソウ」
「ハルトラノオ」もいっぱい咲いている。
「蟹淵・ガンブチ」の池の水の神秘的な色。「タムシバ」の花盛り。今日は高野山方面からの登山者に遇った。この山で人に遇うのは珍しい。
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2010年12月23日(祝)13回 蟹淵-「揚原山」-峠-「高野山」
毎日天気が悪い。今日が今年の歩き納めになるかもしれないと、呼びかけたら少し集まったので、近くの「揚原山」と「高野山」に出掛ける。9.20分に舗装してある林道の広くなっている駐車場に車を置き、完全武装で歩き出す。9.40分、蟹淵に着いたら、雨が上がり、合羽を脱ぐ。
蟹淵は、雨であふれそうである。蟹淵よりしばらく谷沿いを登るが、川の中を歩いているように水が多い。
10.20分に尾根の上の分岐に到着。右に揚原山を目指す。木に新しいブラの標識がある。同じものを、先日遺水観音山でも見かけた。能美市が提げているのかな。札の下った「ナツツバキ」の向こうに揚原山のピークが見える。
1時間ほど遅れて追いかける、と言っていたN氏が追い付いてきた。峠上まで車で上がってきたらしい。
10.40分、頂上到着。途端にみぞれが降りだし、早々に屋根のあるあずま屋を目指す。
木の名前にはあまり詳しくないので、樹木にかかっている札はありがたい。「タムシバ」を読むと、コブシは開花時に花の下に葉を付ける、とある。タムシバは葉が無いので区別がつくらしい。「タ無シ葉」かな。
11.20分にあずま屋到着。昼食。下界が曇ったり晴れたりしている。ここでの昼食は、寒い想い出ばかりだ。今日も寒い。
この後、高野山を廻って、鉄塔巡視路を降りる予定である。今日のメンバーは、70才越え老人コンビと、N女史とN氏の4名。
少し晴れてきた、あずま屋からの金沢方面。
「揚原山」と「高野山」の中間のあずま屋で昼食。ここからは金沢市街が見える。
「後高山」の頂上の、獅子吼高原のスキー場は、まだスキーが出来るほどの積雪が無い。
この時期もちろん花は全然ない。ガクアジサイの枯れ花が目につく。
食事を済ませて「高野山」に向けて出発。この尾根道は広くて、歩きやすい素敵な道だ。
13.00時、高野山の頂上三角点に到着。
山頂標識が、熊にかじられている。今年は熊が多く出没した。幸いにも我々は、出合うことは事は無かったが、ちと怖い。N女史、がじった跡を見て、熊の毛が付いている、と言っている。
14.00時に車に降り立つ。峠の上の車まで、N氏をN女史が送って行った。
2010年04月10日(土)12回 「高野山」-峠-「揚原山」-蟹淵
3/20.に額谷山の帰りに、「揚原山」の「イワウチワ」が気になり、鍋谷の林道を車で上がってみた。途中から倒木や落石がゴロゴロ。車に傷筋をつけながら登ってみたが、とうとう途中で断念して引き返した。まだ林道は開通していない。そのすぐ後、見知らぬ方よりメールを頂いた。私のページを見て「イワウチワ」を見に行ったが、林道が通れなくて、途中で車を置いて登り、イワウチワを探したがまだ莟があるだけでした。
いつまでも寒い今年の冬だが、ようやく春が来たようでうれしい。見知らぬ方よりメールを頂いて20日あまり。もうそろそろイワウチハは咲いただろうと「高野山」経由で「揚原山」のイワウチワに逢いに行く。
9.10.いつもの、林道が広くなった所に車を置く。早速「スミレ」が咲いている。
「キクザキイチゲ」。別名「キクザキイチリンソウ」と図鑑に載っている。一輪草でよいのだな。
加賀東金津線49番と、48番の二つの鉄塔を経由する。「コブシ」が開きだした。今日は久しぶりに天気が良い。
尾根まで登り着き、左へ高野山へ進む。10.10.頂上到着。来る度に頂上が広くなっている。
初めて登ったときは、全然眺望の無い雑木林の中だった。今では金沢の市街まで望める。「能美里山ファンクラブ」だったかの会があるようだ。そこが整備しているのかな。
今日のメンバーは、SNハッスル女性コンビとN氏と老人コンビの5名。恒例の抹茶タイム。相棒のK君、いつもいつもお世話様です。
広い頂上を歩き回ったら、なんと木の間から、でかい「白山」が見えた。
10.40.揚原山に向けて出発。
11.15.東屋に到着。この東屋のあるピークを「のぼり立山」と言うらしい。相棒が地元の人に聞いたと言う。昼食は「揚原山」にしようとすぐ出発。
高野山から「揚原山」に縦走する。11.15.東屋を通過。昼食は頂上の予定。林道に降り立ったら、車が1台止めてある。どうやら車で此処まで、登ってこれる様になったようだ。林道より「白山」がどかっと見えた。
林道より少し登ると、西側が展望できる見晴し台がある。能美市辺りの平野が見え、海岸線も見える。真ん中がさっきまで居た高野山で、そこから尾根を歩いて此処まで来たのである。
「オオカメノキ」だと思うが、花を。付け始めた。
上より男性が降りてきて立ち話。「イワウチワ」は咲いているとの事。頂上を越えたその先にも、咲いているとの情報を頂く。
話をしていて驚いた。先日この山の「イワウチワ」の情報を頂いた方だった。あの時、莟のメール写真を頂いた。今日又、花の写真を撮りに来られたらしい。S女史と記念撮影。中島様。
この蝶は「ギフチョウ」らしい。お天気が良くて出てきた。
「ダンコウバイ」
頂上に近ずくと、やっとお目当ての「イワウチワ」が現れだした。
東側の斜面に多い。
12.00.頂上着。昼食。まだ木が茂っていない。思ったより近くに「明神壁山」の鉱山が見える。
頂上より少し先へ藪をこいで見る。情報通り此処にも「イワウチワ」が咲いていた。
1.00.に下山開始。蟹淵の方へ降りる。今年は雪が多かったので、倒木が多くて歩き難い。池が近ずくと花が多くなる。「エンレイソウ」
この小さなラッパは「コチャルメソウ」と言うらしい。ラーメンのラッパ、チャルメラから来たのか?。
此処に何本かある水芭蕉は、今年も咲いている。
蟹淵の池の中に、大きな杉の木が倒れこんでいる。この池の水は神秘的だ。
林道をぶらぶらと歩いて車に戻る。「ハルトラノオ」が咲いている。よく見ると可愛らしい。
14.00.車に到着。
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2009年04月07日(火)11回 峠より「揚原山」を往復
前回3/26日に登ったとき、前夜の雪が残っていてびっくりした。トクワカソウは雪の中から掘り出した。あれから12日、近くの虚空蔵山より降りて、まだ時間が残ったから、「揚原山」へ「トクワカソウ」を見に行く。鍋谷からの林道は、峠まですっと登れた。ここに車を置く。前方に「奥獅子吼山」と「宿ノ岩山」が見える。11.00.
20分歩くと、群落がある。毎年見に来ている。恋人に逢いに来る気持ちだ。
去年よりも群落が小さいようなきがする。
時期は早いのか遅いのか判らない。
来年もまた逢いに来るよ。
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2009年03月26日(木)10回 蟹淵-「揚原山」-峠-「高野山」
暖かい日が続いて、桜は1週間ほど早いという。そうなれば「揚原山」の「トクワカソウ」も咲き出したかもしれないと、この山にしたのだが、急に冬に逆戻り。朝七時には小雨だったが、八時に、起きたら雪に変わっていた。予報では段々止む予定。
9時に「なかうみの里」で待ち合わせ。老年不良コンビと女性コンビの、四人フルメンバー。雪が降ろうが槍が降ろうが、元気の良いことである。いつもの鍋谷林道の、道の広くなった所に車を置く。9.30.歩き出す。一面の銀世界。この山は花が多いので、花を探しに来たのだが、これでは花は雪ノ下だ。残念。20分で蟹淵登り口の林道終点。
林道終点より10分で「蟹淵」到着。蟹淵の雪景色は初めてだ。池の縁を一回りする。水芭蕉は葉っぱが、雪の中から顔を出しているが、花はまだ無い。イチリンソウもあるはずだが、埋もれている。
谷を登り、暗い杉林を登り切ると、マンサクがいっぱい咲いている。今朝降った雪が10センチも積もっている。
この時期黄色い花は、まず咲くというマンサクだと思っていたが、花が大きくて固まって咲くのは、別の花らしい。S女史に指摘されて、初めて気が付いた。帰って図鑑を調べたら「ダンコウバイ」か「アブラチャン」らしい。雪が積もって寒そうだ。
11.00.頂上到着。ひととき日が差していたが、また雪がちらちらして来た。そんな中でK宗匠のお手前で、抹茶を頂く。三角点の上に、コンロを置かせていただく。女性の連れが居ると、あちこちからお菓子が出てくる。
三角点情報「揚原山」 |
三角点名・揚原山 等級・二等三角点 標高・486.69m 所在地・石川県白山市河内町 |
食事は屋根のある「あずま屋」で取ろうと出発。一面の雪だが、いつも「トクワカソウ」が咲いている道端の、雪を除けてみたら、なんと咲いているではないか。
あっちこっち雪を掘って見ると、蕾もいっぱいある。寒そうに耐えている。
ヤマザクラも満開なのだが、花の上に雪が積もっている。
12.20.あずま屋で昼食。風があって寒い。セーターを着込んでヤッケを着る。あずま屋の周りが切り開かれて、見通しが良くなった。時々ガスが晴れて海まで見える。
S女史からメールで届いた写真を、一枚載せる。頭の上に一枚小さな山名札がある。この札を提げてきた。
この後、高野山を周って、巡視路を下る予定。
寒いので食事を済ませてすぐ「高野山」へ出発。この稜線は「ヤブツバキ」が多くある。なかなか奇麗だ
13.30.高野山頂上到着。ど真ん中にある標識に遠慮して、隅っこに小さい山名札を提げる。
二つ目の鉄塔につく頃、「コブシ」の木があった。もうしばらくで満開だ。
側には「キブシ」が満開。
今日は思わぬ雪にびっくりした一日だった。なかなかすぐには春になってくれない。15.30.車に到着。湧泉寺の温泉に入って帰る。
後日相棒より貰った写真である。足元に三角点がある。
三角点情報「高野山」 |
三角点名・高野
等級・三等三角点
標高・372.77m
所在地・石川県能美市坪野町 |
2008年11月30日(日)9回 「高野山」-峠-「揚原山」-蟹淵
本当は、小松のメル友の女性コンビに誘われて、相棒と四人で奥獅子吼山に登る予定だったが、朝起きたら大雨、急遽メールで連絡を取り中止となった。
所が雨は降っているが少し小雨になってきた。メールで、せっかく山歩きの用意をしたので、近くに雨でも歩ける山は無いかと尋ねてきた。それならばと、月初めに登っている「高野山」と「揚原山」を案内することにした。10.30に国道360号線のロードパーク「なかうみの里」出待ち合わせ。11.00.に林道鍋谷佐和谷線のいつもの所に車を置き登り始める。
鉄塔を2っ過ぎ、尾根の上の分岐を左折して高野山を往復する。11.50.頂上到着。雨が止まないので写真を撮ってすぐ出発。あずま屋で昼食予定。
最近は鉄塔巡視路は良く手入れされている。落葉が積もった広い道を行く。あずま屋の表示を右折してピークに登り出す。直進する道が続いているが、何処へ出るのか未だ歩いたことが無い。
12.30.あずま屋に到着。屋根があるから快適だろうと思ってきたが、ここは峠で風が強い。雨が吹き込んでベンチは座れる状態で無い。おまけに風で寒い。立ったままでお湯を沸かして食事。ここから「揚原山」目指す。
13.15、峠まで降りたら行方不明人の情報提供の立札が立っていた。新聞で記事を読んでいたので案じていたが、やはり見付かっていなかったのだ。写真を見ると我々と一緒でストックを2本ついている。60歳とは若い。車は鍋谷の集落から蟹淵の方へ曲がらず、直進した服部鉱山の入口付近で見つけたという。
あずま屋で食事をして、13.15.に峠に降り、この立札を見てから「揚原山」に向かう。30分、13.45.に頂上到着。
40分ほどで蟹淵に到着。
蟹淵から流れ出る、ちょろちょろの小川が、今日はごうごうと音を立てて、瀧のように流れている。
湧泉寺の立ち寄り湯に入って帰る。小雨続きだったが、あまり寒くなく、楽しい山歩きでした。
その後すぐ、行方不明人の「堀内義男」氏の遺体が見付かったとの新聞記事が載っていた。12月3日に不明になり4日昼に車が見付かり、1週間ほど毎日探したが判らず、と立札には書いてある。新聞によれば、見付かったのは30日で、遺水観音山の東側斜面と書いてあった。30日とはこの立札を見つけた登山の日である。この近くである。低い里山なので迷っても、何処かの里に着きそうなものだが。何があったのだろうか。私も心して山に入らなくてはならない。ご冥福を祈る。
2008年11月11日(火)8回 高野山-峠-揚原山-蟹淵
4.5日前の新聞に「高野山」で男性行方不明の記事があった。一人で出かけて車は見つかったが、私よりも若い60代男性は見付からず、家族より捜索願が出たそうだ。あれから新聞に記事が出てこない。いまだ不明なのだろうか。
8.40に家を出て、ハニベよりムクロジトンネルを抜け。右折した鍋谷集落を越え、蟹淵の表示を左に林道に入る。9.05分、林道の広くなった所に車を置き。9.10.少し戻って高野山に登り出す。
9.30.第1の鉄塔の下通過。9.43.第2の鉄塔下通過。9.55.尾根の上にたどり着く。左に高野山を目指す。
10.07.「高野山」頂上到着。1年ぶりの頂上はベンチが作ってあり、手取川扇状地方面が切り開かれている。
双眼鏡で覗くと金沢の市街がよく見える。三角点に頂上標識、ベンチが出来て眺望も出てきて、頂上らしくなった。昼食はあずまやにしようと、しばらくで出発。
10.55分「あずま屋」に到着。お湯を沸かして昼食。
お湯を沸かして、簡単に昼食を済ませ、11.30.に「揚原山」に向かって出発。峠まで階段を降りる。このあずま屋のあるピークは、高野山と揚原山の、ちょうど中間に聳えるピークである。地元では、ちゃんとした山の名前が付いているそうである。相棒が以前地元の人に聞いたという。又聞きの私は名前を忘れてしまった。そうだ思い出した「登り立山」と云うらしい。峠まで降りると白山が見える。まばらに白くなっている。
12.00.に「揚原山」の頂上に到着。高野山のようにベンチがあり、白山の方が切り開かれている、かも知れないと期待をしていたが、以前と変わらなく展望は無し。木の間から微かに白山が見える。ここも木を少し刈ったら、白山が望める最高の展望地になると思うが、いかがなものかな。
「低山徘徊の会」の三角点表示板があった。それに二等三角点とあった。三等ではなく二等なのだ。格が高いのだ。
頂上より相棒のK君に電話を掛け、明日の「動山」歩きを約束。下山開始。
12.50.蟹淵に到着。いつもは登山路の標識ある池岸を通っていたが、池には周遊の散策路があるようなので、いつもと違う反対側の池岸を通って下山。13.12.に車に到着。湧泉寺の風呂に入って帰る。
ところで、この間新聞に出ていた、行方不明の人は見付かったのだろうか。捜索をしていなかったから、もうとっくに見付かったのだろう。
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2008年04月07日(月)7回 蟹淵-「揚原山」-林道
この前登った動山で、トクワカソウが咲き出していた。「揚原山」のトクワカソウも、咲いたに違いないと思うと、矢も盾もたまらず、正午に家を出る。
途中、鵜川遊泉寺の「古代桜」は満開である。
蟹淵より登り、林道を歩いて降りる予定なので、鍋谷林道の蟹淵へ曲がる手前の、道の広くなった所に車を置く。12.40分に歩き出す。林道より蟹淵の方へ右折すると、舗装が無くなる。「カタバミ」が咲き出した。
この山は花が多いので、好きな山である。「キクザキイチゲ」が綺麗だ。
「スミレ」は色々有る様だが、図鑑を見ると「タチスボスミレ」らしい。
紫色の「キクザキイチゲ」も咲いている。
13.00、静まり返った蟹淵。ここで人に逢ったことが無い。
「ミズバショウ」が咲いていた。あまり多くない。10株位か。初めからあるのか、誰かが植えたのか、判らない。
「エンレイソウ」[延齢草]の花言葉は、長生きして下さい。しかし毒性があるので食べると、大変なことになるらしい。
この花も調べたが、「ハルトラノオ」かも知れない。
13.45分、尾根の上の縦走路にたどり着く。右に頂上を目指す。「ショウジョウバカマ」が咲いている。[猩々袴]の猩々は、中国の架空の動物。能楽では、酒好きの動物で、真っ赤な面を着け、真っ赤な衣装を着て、真っ赤な袴を履く。こんなピンクでは、猩々には似ていないな。
4月に入ったら途端に春らしくなり、いろんな花が咲き出し、心が浮き浮きする。山桜も咲いている。
頂上が近ずくとお目当ての「トクワカソウ」[イワウチワ]が咲いている。
結構数が多い。
「コブシ」も咲いている。
14.00、三角点のある「揚原山」の頂上に着く。周りの木が、未だ芽吹いていないので、少し周りが透けて見える。木が無ければ、この山は展望は良い山だ。
しばらく居て、下山に掛かる。蟹淵へは降りずに直進して、鍋谷・佐和谷林道の峠の上に降りる。今日は高野山へは行かずに、左に林道をテクテクと降りる。峠まで車が一台登って来ていた。もう車で登れるのだ。峠より林道の下に置いた車まで、結構長い。50分かかってようやく到着。
林道下の車より、蟹淵経由で頂上まで80分。
頂上より林道峠まで35分。峠より林道を50分掛けて降りた。
林道は、鍋谷方面は、完全に舗装されていた。
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2007年12月01日(土)6回 蟹淵-「揚原山」-峠-「高野山」
今年もあとわずか。お天気も悪いので低い山を探す。早春に「揚原山」より蟹淵へ下った。今度は「揚原山」へ蟹淵から登ろうと、K君と鍋谷林道の、高野山登山口の先の、いつもの駐車場所で9時頃に待ち合わせ。林道はごく最近舗装されたようだ。前回までは未舗装だった。彼が見えないので、先に蟹淵で待つとメモを残して、9.10分林道を歩き出す。少し先で蟹淵への林道に右折。ここからは未舗装。9.26分林道終点の、蟹淵登り口に到着。彼はメモを見て、ここまで車を乗り入れてくるだろう。
9.33分蟹淵に到着。静まり返った池は濃いブルー色だ。池の縁を回って、写真を撮っていたら彼が現れた。9.50分。道を間違えて、小松市を通り越して加賀市まで行ってしまったと言う。
池の上流より谷に沿って登り、最後に右の広い斜面を登る。10.15分、尾根の上に到着。分岐で、右は揚原山頂上、左は峠。
分岐より頂上までは、瘤を二つほど越えてゆく。緩やかな登りだ。広い道は枯葉の絨毯がひいてある。10.35分頂上到着。恒例のK宗匠のお手前で、抹茶を頂く。日差しが少しある。12月にしては、もうけものである。落葉して周りが少し透けて見える。11.05分下山開始。
まことに枯葉の絨毯の上を歩くのは気持ちが良い。
11.35分、展望台到着。これから行く高野山が見える。
展望台からしばらくで、林道の峠の上に降り立つ。ここも舗装が新しく、峠も広くなった感じだ。すぐ向かいの階段を登り、東屋で昼食にする。11.50分。双眼鏡で覗くと金沢の街がよく見える。峠までの道が良くなった為か、ドライブの人が峠に車を置いてここまで登ってくる。
食事をしていたら段々曇って雨が降りそうになってきた。慌てて片ずけて12.45分に出発。縦走路の先に高野山が見えてくる。13.00時に下山口の分岐。小雨がぱらついて来たが「高野山」を往復する。
分岐より10分で高野山頂上。記念写真を撮ってまた10分で分岐まで戻る。ここより鉄塔の下を二つ通って林道へ降りる。この道を下るのは初めてだ。13.45分、林道に降り立つ。
私の車で蟹淵の駐車場まで送る。14.00時。今年最後の山行を、三童子山にしようと相談して別れる。湧泉寺の温泉に入ろうと思ったが、雨が強く降って来たので家に帰って風呂を沸かした。
蟹淵駐車場より揚原山頂上まで1時間10分。頂上より東屋まで45分。
東屋より高野山頂上まで25分。頂上より林道登山口まで35分。
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2007年04月10日(火)5回 峠より「揚原山」を往復
二日前、月惜山で「イワウチワ・別名トクワカソウ」を一本だけ見つけた。今日は天気が良く、ちょっと時間が空いたので、カメラだけもって「揚原山」の「トクワカソウ」に遇いに行った。咲いているだろうか。
去年の冬は雪が多かった。3月30日に鍋谷林道を歩いたが凄い積雪だった。今年の冬は雪が少なかった。自宅を11.30分に出て、12時過ぎにはもう鍋谷林道の、峠の上に着いた。工事の車が入っていて、舗装工事の検査みたいだ。蟹淵分岐地点から上は、完全舗装で快適に走れる様になっていた。
ようやく木々が芽吹きだしたような感じ。「コブシ」の花が多い。ほとんど水平のような、のどかな登山路をぶらぶらと歩く。獅子吼方面が木の間から望める。
最後の上り坂の手前からお目当ての「トクワカソウ」が現れだした。
この可憐なピンクの花を、私は大好きである。
恋人に会うみたいに、心を弾ませてやってきた。
写真を撮るのはなかなか難しい。恥ずかしがって、下を向いているか、そっぽを向いている。
10センチくらいの高さで、2.3センチの花。群落をつくって咲いている。
群落より7.8分で頂上だ。いつもは頂上で腰を下ろすが、今回はすぐ恋人の側に戻ってゆっくりと時を過ごした。この場所は私の秘密の場所で、あまり人に知られたくない。
峠から往復1時間40分も掛かった。峠から今まで居た「揚原山」が見える。その左に白山が大きく見えるが、写真に取ったら、かすんで写っていなかった。
2007年02月21日(水)4回 「高野山」-峠-「揚原山」-蟹淵
去年3月末に登って雪に見舞われたのに、今年の「高野山」は2月中頃なのに暖かくて雪が無い。自宅を出て20分で鍋谷の村を過ぎ、左に蟹淵の林道に入り込む。登山口の少し先の道の広い所に車を置く。登山口の指示板が新しいのになっている。10時より登り出す。初めは小川沿いに登るが、やがて右の杉林の中を急登して尾根に出る。
1っ目の鉄塔を過ぎると後方に加賀平野が望めるようになる。暖かいのでマンサクでも咲いていないかと思ったが、2月では無理なようだ。
2っ目の鉄塔を過ぎ、10時35分に稜線上に着く。右あずま屋・左高野山の標識がある。ツバキの花が咲いている。
左に折れ一度下って又上り返すと三角点のある頂上に着く。今までなかった新しい頂上の標識があった。そういえば今まで歩いてきた登山路も、良く整備し直してあった。木の間から手取川扇状地が望める。加賀産業道路の手取川の有料橋が近い。先端技術大学が目の下だ。
戻ってあずま屋を目指す。11時10分、3っ目の鉄塔を過ぎ、気持ちの良い縦走路を歩く。あずま屋へ曲がる標識も新しくなっている。直進する道があるが入ったことが無い。どこに出るのか知らない。
あずま屋までは登りになる。11時20分、あずま屋からの眺めは何時来ても素晴らしい。
今日はこれから揚原山へ向かう。
今回の「揚原山」は、高野山からの縦走である。あずま屋より、下の林道に降り立つ。道脇に少し雪が残るが、車の痕があるからここまで車で入れそうだ。林道を横切り向かい側を登ると、しばらくで展望台に出る。11時45分。高野山が見え、3っ目の鉄塔が稜線上に見える。
この道も良く整備されている。12時に「蟹淵」への分岐点に出る。新しい標識が建てられている。
頂上に近ずくと初めて雪が現れる。
12時12分に揚原山の頂上着。ここにも三角点があり、今まで無かった、新しい頂上標識があった。なんだか嬉しい。コーヒーを沸かして飲む。まだ木々が芽吹いていないので、案外周りが見渡せる。12時35分に下山開始。12時45分に蟹淵の分岐に出る。
今までこの「蟹淵」への道は降りたことが無い。ガイド本に寄れば整備されていないとの事なので敬遠してきた。今回新しい標識が出来たことで、ここを降りることにした。20分ほどで難なく蟹淵のほとりに出た。林道をテクテク降りるより余ほど楽で距離が短い。
この池は思っていたより小さく、木々が芽生えていないので、明るい感じがした。池の主の大蟹が住んでいる、暗いどんよりとした池を、想像していたのに、当てが外れた。もっとも、木が茂るともっと暗い感じにはなるだろう。
池の回りは一周できそうだ。池の尻より小川に沿って降ると、5分くらいで林道に降り立つ。ここが蟹淵に来る林道の終点で広くなっており車が置ける。
林道を15分ほどぶらぶら歩くと、和佐谷林道に突き当たる。左に曲がるとすぐ置いた車が見えてくる。13時30分着。
今度登る時は、蟹淵から直接「揚原山」に登ってみよう。
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2006年04月26日(水)3回 峠-「揚原山」往復と「高野山」往復
3月30日に高野山に登った時、この「揚原山」も登る予定だったが、思いがけぬ雪のため断念して、峠より雪の残る林道を、ゴボゴボと踏み抜きながら降りた。あれからひと月あまり、午前中が空いたので、鍋谷の林道より登れる所まで登ろうと出かける。前回雪で途中まだったが、今日はスイスイと登れる。落石も取り除かれ、少しの残雪も除けられている。8時40分に峠の上に到着。峠は広くなり車は何台も置ける。峠より今日は「白山」がよく見える。
2度目の揚原山は緩やかな尾根を行く。すぐ展望台に出る。高野山の向こうに加賀平野が広がり見晴らしがよい。
「ヤマザクラ」と「コブシ」の咲く尾根道は気持ちがよい。「カタクリ」が咲いている。
頂上に近くなると、「イワウチワ・別名トクワカソウ」がびっしりと咲いている。素敵な花だ。K君と蟹ノ目山に登った時この花を見た。その時彼が、揚原山にもいっぱい咲いていた、といったので期待していたのだが、期待にたがわず綺麗に咲いていた。
峠より40分ほどで頂上に着く。行き止まりで三角点がある。木の間より鳥越方面が垣間見れる。木を刈ったら素晴らしい展望になるだろうと思われる。
「ダンコウバイ」が咲いている。
30分で峠まで戻る。10時5分だ。まだ早いので「高野山」も往復することにする。
今年2度目の「高野山」は鍋谷・和佐谷林道の峠の上からである。揚原山を往復したのにまだ時間があったので、峠より階段を登って東屋に出る。とたんに獅子吼高原と手取川扇状地が俯瞰できる。
この東屋は高台にあり高野山へはまた階段を降りる。階段を降りきると三叉路を左に折れ、ほとんど平行の尾根道を行く
「イカリソウ」「コブシ」「ツツジ」の咲いている尾根道を行くと、送電線鉄塔の下を通り、すぐ鍋谷へ下る道を左に見送ると、少し登りになりまもなく頂上に着く。峠より35分くらいだ。
一月前は雪で判らなかった三角点も鎮座し、高野山頂上の立札も拾い上げて架けてあった。展望の無い山だと思っていたのに、木の間より手取扇状地が見える。
帰りに東屋で湯を沸かし、ラーメンを食べコーヒーを飲んで、峠まで降りたら、ジープが上がって来て和佐谷のほうへ下って行った。そこで私も初めて和佐谷の方へ降りてみた。道は細かったが鶴来町の国道157号線の道の駅「しらやまさん」の近くに出た。
2006年03月30日(木)2回 「高野山」-峠-林道
「高野山」はK君が初めてというので、案内することにする。東京は桜が満開、もうあと2日間で4月なのに、北陸は天気予報に雪マークが出ている。10日前に近くの「遺水観音山」に登った時は、全然雪が無かったので、今度も無雪だろうとカンジキを持たなくて出かける。
9時に国道360号線の、「軽海のロードパークなかうみ」で待ち合わせ。鍋谷の集落を過ぎ、蟹淵の表示ある林道に入る。しばらくで登山口があるが、今日は車が2台なので、1台を帰路の林道の上まで上げようということになり林道を上る。林道を半分くらい上ったら林道に雪があり、それより先は入れないので其処に1台待機させる。
戻って9時40分より下の登山路より登り始める。雪がちらりほらのと落ちてきた。
杉の植林地を歩きしばらくで右の尾根に取り付くためジグザグに上ってゆく。送電線鉄塔を二つ過ぎる。ヤマザクラの花がチラホラと咲いているのを見つけて嬉しくなる。
10日前の観音山では春らしき気配が無くてガッカリだったが、今日は「ダンコウバイ」も満開だ。もう春なのだ。
歩き出して40分で尾根上に登りついた。2つ目の鉄塔を過ぎた頃から、昨夜降ったらしい雪が道に現れた。尾根上はうっすらと雪化粧である。尾根上に左高野山、右あずま屋の標識あり、左に折れ頂上を往復する。頂上まで15分。前に来たときは木に、小さな「高野山頂上」の立札が下がっていたが今日は見えない。雪が少し激しくなってきた。三角点は雪の下で見つからない。場所に見覚えがあるので頂上には間違いない。
分岐まで戻り「あずま屋」の方へ縦走を始める。見る見る新雪が積もり、なだらかな尾根はなかなか趣があって楽しく歩ける。風が無くて木の細い枝まで雪が積もりとても綺麗である。尾根上にある3番目の鉄塔を過ぎ、途中に左に分岐する分岐路あるがそのまま直進。やがて「あずま屋」の標識で右に折れる。鉄塔巡視路は直進し段々と下へ降りてゆくようだ。右に曲がったら高台を目指しての急な階段続きの登りとなる。
ようやく「あずま屋」にたどり着く。頂上より40分掛かっている。高野山頂上よりここの方が標高が高いだろう。東側の展望がよく平野が望めるのであずま屋が建てられているのだが、今日は雪である。展望どころではない。ここで昼食。お湯を沸かしてラーメンを作る。じっとしていると寒くなってきた。新雪が見る間に積もってゆく感じだ。
35分くらいで片ずけて早々に出発。あずま屋の後ろの階段を降りると林道の峠の上に出る。無雪期にはこの峠は車で往来出来るのであろう。峠の上の道路標識には鍋谷方面とあり、裏には和佐谷方面とある。帰って地図を調べたら和佐谷とは鶴来町の近くだった。傍に揚原山に向かう登山路の標識がある。天候がよければ「揚原山」も登る予定だったが残念ながら取りやめ。
鍋谷に向かって、車を置いてある所まで林道を降りる。林道は想像していなかったほどの積雪が残っている。斜面の雪が落ち、吹き溜まりになっているのだ。その上に新雪が積もっている。スノーシューがあれば歩きやすいのだがと思う。新雪が枝に積もって綺麗だ。ガバガバともぐりながら歩き続けたら、やっと積雪が少なくなり新雪だけとなったところが現れる様になった。
カーブを廻ったら車を置いた所に出た。昼の12時半に車に到着。3時間前の9時過ぎにここに車を置いた時は、もちろん積雪ゼロで、地面が出いたのに今は車の上に10㎝の雪がある。スノータイヤもはずしているので、滑らぬようゆっくりと降りる。下の私の車にも5cmの積雪があった。
林道を降り鍋谷の集落を過ぎたら積雪は無くなった。
寒いので、朝の待ち合わせ場所の近くの、湧泉寺の立ち寄り温泉で暖まる。立派な露天風呂がある。
露天風呂に入ってダンコウバイの花を想う。雪の下でどうなっているだろう。もうすぐ4月なのに。
2005年05月22日(日)初登山 「高野山」-峠-「揚原山」-林道
「高野山」と「揚原山」を探しに行く。小松の自宅を車で出て、国道360号線を山に向かって一走り、軽海で左に折れ、遊泉寺の集落を抜けて一直線で仏大寺の集落に突き当たる。仏大寺に入らず、新しく出来た無患子トンネルを抜けて、右折し鍋谷へ向かう。鍋谷の細長い集落を抜けると、左に林道が分かれ、蟹淵という表示がある。杉林の林道に乗り入れて、頭上に高圧線が見えてくると、左に登山口がある。送電線巡視路をそののまま利用する登山路だ。自宅よりここまで20分、車は少し先の道の広くなったところに置く。
急登で鉄塔を二つ過ぎると、遠くに日本海が見えてくる。道はだんだん緩やかになると。尾根上の分岐点に出る。ここまで登り出して40分。ここより左折して高野山頂上を往復する。
分岐より20分で頂上に着いた。なだらかな頂上は広く刈り込んであるが、眺望は全然利かない。三角点のみが真ん中に鎮座している。また分岐まで戻って今度は、あずま屋の方へ緩やかな尾根を上下しながら歩く。
途中、送電線巡視路の分岐があり、二つ目の分岐路をあずま屋の方へ折れる。急坂を登り切るとあずま屋に着く。目の下に手取川扇状地が広がって見える。向かいに倉ヶ岳の丸いドームが見える。
【この花はツクバネウツギらしい】
あずま屋の後ろの長い階段を下りると、そこは高野山と揚原山の鞍部で、車を置いた林道鍋谷佐和谷線が、この峠を越えて通じている。
この林道をどんどん降れば60分で車まで着くが、今日はこのまま揚原山まで行くことにする。
「揚原山」は、高野山と一緒に縦走で登れる山。揚原山にも三角点があるので、連続して載せた。
さてこの揚原山の登山口は、林道鍋谷佐和谷線の峠の上にある。峠の上は広いので、車でここまで登ってくれば駐車出来る。あずま屋から降りてきた道の反対側に、登り口の表示がある。
暫くで、今登ってきた高野山と加賀平野が見渡せる展望台に出る。前方の一番高いのが高野山で、ずーっと手前にここまで縦走してきたのだ。
頂上までなだらかな尾根道が続く。ほとんど起伏が無いので楽な道だ。途中、蟹淵へ降る道が、右へ降りている。蟹淵とは、大蟹が棲んでいたという伝説がある池らしい。昔、蟹を粗末にして被害にあったことがあるらしい。近年まで雨乞い神事が行われていたが、今はトンボの楽園らしい。
峠より30分で頂上に着く。丸く刈り込んで、三角点があるが回りは雑木林で眺望はゼロ。登山道はここで終点である。
峠まで又30分掛けて降りる。峠の佐和谷方面にちょっと出ると白山が見えるが、今日は雲の中である。
車の置いてある林道の入り口付近まで、テクテクと林道を降りる。途中まで舗装してある立派な道だ。道が大きく迂回しているので、車まで1時間はかかった。林道の大分下の方に、蟹淵に行く道が分かれていた。ここからだと蟹淵まで近そうだ。
誰にも遭わない、静かな山だ。
◎次回は、5/31「鷹落山」へ◎
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