加賀の里山逍遥
2005.04.より登山順

先端大学付近の能美の里山
猫山・天狗山・臼谷山 の三山




①「猫山」、②「天狗山」         ③「臼谷山」は下の項

[加賀87]  猫山(瀧波フィ-ルド) 149.25m (能美市岩本町)
[加賀]   天狗山    150.71m   (能美市岩本町)
灯台笹三角点
第15回 2022.08.27. 瀧浪神社より登り「猫山」三角点往復。
第14回 2021.02.27. 瀧浪神社より登り「猫山」三角点往復。

第13回 2020.05.05. 瀧波フイールド駐車場より「猫山」三角点往復。

第12回 2019.01.19. 瀧浪神社より登り、
「猫山」往復。移動して岩本神社より「天狗山」
第11回 2018.04.09. 瀧浪神社より登り、
「猫山」三角点まで行く。
第10回 2016.02.02. 瀧浪フィールド駐車場より登り、
「猫山」三角点まで行く。

第09回 2015.02.03. 瀧波フィールド駐車場より登り、「猫山」三角点まで行く。
第08回 2012.03.03. 瀧波フィールド駐車場より登り、「猫山」三角点まで行く。
第07回 2010.11.23. 滝波フィールド駐車場より登り、「猫山」三角点まで行く。
第06回 2009.04.22. 瀧波フィールド駐車場より登り、
「猫山」三角点まで行く。
第05回 2009.04.00 岩本神社前より、「天狗山」三角点。
第04回 2008.12.29. 瀧波神社より登り、
「猫山」三角点まで行く。
第03回 2008.12.17. 瀧波フィールド駐車場より「滝浪フィールド」散策。
第02回 2008.02.16 岩本神社前より、「天狗山」三角点を見付ける。
第01回 2006.05.01 岩本神社前より、「天狗山」付近を散策
 
 

  2022年08月27日(土)15回 瀧浪神社より「猫山」往復





 健康徘徊。長滝町の入口の「瀧浪神社」の前に車を置く。延喜式内社の由緒ある社。古代の人が「七ツ滝」を神体として崇めたのが神社の始まり。瀧浪神社は山の中にあったが、明治の頃ここへ降りてきた。








 神社にお参りして、すぐ前の斜面から山道に入る。








 すぐ関西電力の「北陸幹線122番」鉄塔に出る。








 鉄塔の横の道を少し降り、道が分岐しているが下へは下りず、向かいの尾根に登って進む。


 尾根の道は「オウレンの小径」という。




                ツルリンドウ         変な木




 変な木            ホツツジ







 気持ちの良いの道。










 金沢の方が見える展望地点。







 サイエンスパークの方へ進み、








 七ツ瀧の方へ降りる・








 一ノ滝の上へ出た。滝の上の橋を渡る。








 賽の河原という塚に出る。地蔵様。








 ここからヤマップの地図画面を見ながら藪に入る。緩やかなピークを一つ越え、二つ目の緩やかなピークに三角点がある。何度も来ているので何とか迷わずに到着。





 3等三角点・標高149m。点名が「猫山」。14年前の2009-12-29に初到着。点名が猫山なのでここを「猫山」にしてひとりで喜んでいた。今ではヤマップ地図に「猫山」のランドマークが付いている。ここで昼食にする。

 





 昔の山札の字が消えていたので、千社札を貼って来た。下山開始。降りはいつも方向が判らなくなる。ヤマップ地図を眺めながら慎重に。








 「瀧波の道」で、一番上の「一ノ滝」を通過。








 二番目の、最大の「二ノ滝」を下りたら、游歩道の下から道が決壊していて無くなっていた。その先の道の様子も判らない。







 強行突破を諦めて、老人は戻る事にした。また展望地点まで登り返し、直接「瀧浪窯」の標識を下りた。








 ミヤマシキミ                       ヌスビトハギ





 瀧浪フィールドの拠点登り口に降り立つ。炭焼窯がある。トイレもある。ここまで車は乗り入れ可能。











 下の瀧浪の道には、通行止めの標識があった。車を置いた神社まで、獣除けの門を二つ開け閉めして戻る。




                    ■次回登山は、8/30能登「石動山」へ■




  2021年02月27日(土)14回 瀧浪神社より「猫山」瀧道を降る。




 相棒の後ろにくっついて、老人徘徊の春探し。今日は七っ滝のある瀧波フイールドを歩く。三角点名は「猫山」なのでここを「猫山」と呼んでいる。長滝町の入口、瀧浪神社の前に車を置く。









 石段を登り瀧浪神社参拝。神社の右の尾根に取り付く。






 すぐ鉄塔に着く。関西電力北陸幹線122号鉄塔。6日前に歩いた黒谷城山の鉄塔と繋がっているぞ。








 一度降りて向かいの尾根に登り返し東の方へ進む。








 この遊歩道は「オウレンの小径と云うらしい。



 確かにオウレンがいっぱい咲いている。











 あまり歩いた事のない外側を歩こうと、進んだら周囲の林道に降りてしまった。戻るのも癪だから林道を歩き続ける。








 ヤマップの地図で見当を付けて、登りやすい所を登り返す。







 うまい具合に地図の読み通りに、見覚えのある展望地点に登り着いた。マンサクが咲いている。








 ヒノキの小径まで行き、少し戻ってギフチョウの小径を降りる。







 もう雪は無い。









 一ノ瀑の上部の、滝谷の道に降り立つ。すぐ上の方に橋が掛かっている。






 橋を渡ると、賽の河原塚に出る。経塚とも墓地とも謂れる様だ。地蔵が安置されている。地理院地図に丸く周る道の記入があるが、経塚となぜかずれている。








 ここから三角点までは道は無い。藪漕ぎである、といってもこの時期藪は無い。







 昔は方向が判らなくてウロウロしたが、何度も来ているので迷わず三角点に到着。展望は無し。自己満足のみ。








 三角点情報・「猫山」
 三角点名・猫山
等級・3等三角点
標高・149m




 滝谷の道まで戻り、上から順番に滝を眺めながら降りる。
 まず「一ノ瀑」。あずま屋は撤去それた。




 「二ノ瀑」。最大の滝。




 「三ノ瀑」




 「四ノ瀑」




 「五ノ瀑」




 「六ノ瀑」






 六ノ瀑の下が駐車場でトイレがある。


 駐車場の奥に、シュンランの小径の登り口がある。瀧浪窯の前で昼食。窯は明日の日曜日が今年初の火入れ、の紙が張ってある。昼食を済ませてシュンランの小道を登り返す。日当たりの良い場所では花が見られる。





 ミヤマシキミ         ショウジョウハカマ      リュウキンカ



 ヒメオドリコソウ        マンサク          ミヤマシキミ



 尾根の上まで登り、右に展望地点まで戻って見た。朝は下からここへ直接登って来た。





 ヤマザクラが咲いている春だ。



 タンポポ            イヌノフグリ         ハコベ?





 長滝町に降りる。山裾を歩いて戻る。











 長瀧神社の車に戻る。神社前の橋の下の瀧が
「七ノ瀑」である。もう三月春だぞ。































             ■次回登山は、3/7金沢「キゴ山」へ■



  2020年05月05日(祝)13回 瀧浪フイールド駐車場より「猫山往復




 ゴールデンウイーク子供の日。コロナで息が詰まりそう。老人は喜び勇んで、おにぎりを作りお茶を詰めて、コンビニにも寄らず、人に逢わないだろうの「猫山」を単独徘徊。獣除けの門を二か所開け閉めして、瀧波フイールドの駐車場に車を置く。11.00時、車は他になし。







 駐車場に一番近い「六ノ滝」。水は濁っている。











 「四ノ滝」





 「二ノ滝」が一番大きい。





 「一ノ谷」。


 六ノ滝と一ノ谷の横にあずま屋があったが、二つとも破損して撤去になってしまった









 一ノ滝よりさらに登ると橋がある。橋を渡り「賽の河原塚」に行く。小山の上に地蔵が置いてある。






 「経塚」とも「墓地」ともいわれろ場所だが、近年地蔵が祀られたとか・・と書いてある。






 この先の山の中に三角点がある。三角点の名前が「猫山」なので、私はここを「猫山」にしている。登山道は無いし展望もないし、三角点愛好者だけが上る様だ。








 何度も訪れているのに、またも三角点が見つからない、「ツクバネウツギ」が咲いているので、撮ろうと側に寄ったら三角点が陰より現れた。。







 昔作った山札が残っていたので、何本もまとまっている黒い木に提げてきて。








 三角点情報・「猫山」
 三角点名・猫山
等級・3等三角点
標高・149.30m





 川まで戻り、賽の河原塚の反対側の「ギフチョウの小道」を登って行く。










 尾根の上まで登り、右に「ヒノキの小道」を往復。先端大学の付属建物の見える所まで行き戻る。





 「オウレンの小道」で展望地点まで行く。ゆっくりと昼食。半分昼寝。




 金沢市街が見える。県庁のビルが見える。




 「長滝町」の方へ降りる。鉄塔より瀧浪神社まで往復して「ササの小道」を降りる。






 「長滝町」の端に降り立つ。



 駐車場に車が3台ほど入っており、門が開いていた。






                   ■次回登山は、5/6加賀「大嵐山水芭蕉」へ■




  2019年01月19日(土)12回 瀧浪神社-「猫山」岩本神社-「天狗山」



 12-14日の連休3日間は晴れた。それ以降寒波がきて毎日寒い。しかし今日だけは雨は降らぬようだ。少しだけ歩いて来ようと、S女史と9.30分に「なかうみの里」で待ち合わせ。「猫山」を歩こうと、能美市長滝町の「瀧浪神社」の前に車を置く。9.50分。坂を登り神社に拝礼して、神社の右横の斜面を登る。








 神社裏山のピーク鉄塔から、一度降り、東に向かって広い尾根を散策。







 10.30分頃に、北が開けた展望地に出る。金沢の街が意外と近くに見える。思ったより天気が良い。








 早くも切り株に腰を下ろして「抹茶休憩」。








 展望地の先から右へ、滝の方へ降りてゆく。突然前方の遊歩道を、黒い大きな動物が横切り、一瞬熊かと思いドキッとしたが、大きな黒いカモシカだった。






 遠くからいつまでもこちらを見ているカモシカに見送られて、滝谷の道へ降り着く。あずま屋と賽の河原塚橋の中間に出る。








 賽の河原塚の地蔵さんな挨拶して、東の方の斜面を登り出す。猫山三角点への道は無く、藪漕ぎだが、何遍も来ているので、今回は迷わずに到着。






 11.20時、賽の河原塚より一山超え、二つ目のピークを登って行くと三角点に出る。この辺りで一番高い地点と思われる。








 もと来た道を戻り、滝谷の道を降る。一ノ滝と六ノ滝にあった「あずま屋」が、撤去されて二つとも無くなっていた。去年の台風で壊れたかな?
 車まで戻り今度は「天狗山」の三角点へ向かう。





 車で移動してすぐ近くの「岩本町」に行く。鶴来街道より右に折れ、岩本町に入り込むと突き当りに「岩本神社」がある。13.10分。付近に車を置き、バリケードの掛かった林道に入り込み、200mほど進むと左に山に入る道がある。「緑と水の森林基金事業」の標識あり。






 登ると一面に植林したような広い平坦地が現れる。以前とは広くなったような感じだ。まっすぐ通り抜けると作業道路に突き当たる。作業道の左の方に「キリン能美里山の森」の看板が見える。

 





 看板の横の高みを登ると
「天狗山」三角点がある。後ろは鶴来町。13.30分。
三角点情報
三角点名・天狗壁
等級・四等三角点
標高・150.71m




 下りは作業道が登ってきているので、この作業道を降りてみることにした。地理院地図には、この辺りに一本の山道の記入があるが、作業道とは全然別で離れている。作業道は岩本町の東の道路に出た。 









 「岩本神社」お詣りする。鎌倉時代には、広大な神域に大小多数の建築物があっと記されている。義経弁慶の一行も立ち寄っている。




 14.00時に車に到着。思いがけず天気に恵まれた楽しい散策だった。







  2018年04月09日(月)11回 瀧浪神社より「猫山」往復




 天気が良いので、昨日の温谷寺山に続き
「猫山」を歩きに行く。加賀産業道路を走り、手取川手前の三ッ口信号を鶴来の方へ曲がる。300mで右に大きな道があり、長滝の標識がある。入り込むと途中に長滝町への分岐があり、すぐ「瀧浪神社」に出る。神社の前に車を置く。14.10分。今日はこの神社から瀧浪フイールドを歩く予定。石段を登って行く。







 瀧浪神社のすぐ横の斜面を登る。しばらくで鉄塔。鉄塔横を降って、ササの小道の分岐よりオウレンの小道を行く。






 緩やかな小道をのんびりと歩く










 ミヤマシキミ 







 新緑の季節に入ろうとしている。










               コシアブラ収穫        ツツジも咲き出した



 クロモジ          シュンランの小道分岐






 展望地点










 シュンランの小道分岐    ギフチョウの小道を降りる    一の瀑の上の橋に出る。





 橋を渡り、賽の河原塚まで行く。15.20分。可愛らしいお地蔵さん。ちょっとお参りして、猫山の三角点をタッチしに藪を漕いでゆく。最近はなかなかうまく三角点までたどり着けない。コシアブラの木が多くて、ポケットいっぱいに収穫。







 三角点は、タブレットの地図を見ながら、あちこちウロウロ。何とか15.50分に発見。下山して滝谷の道を降りる







 一の瀑








 三の瀑















 駐車場のある広場は桜が満開。案内板を眺めるが、いつもあやふやな感覚で歩いて居る。16.40分に車まで戻り着く。









 ■活動時間 2時間32分 スタート14.07→(2時間32分)→ゴール        16.39
 ■活動距離 3.1km  ■高低差 104m  
 ■累積標高上り/下り 293m/297m

        ■次回登山は、4/13「入道山」へ■






  2016年02月02日(火)10回 瀧浪フイールド駐車場より「猫山」往復





 一年前と同じ頃の
「猫山」歩きである。一人なので楽な所を探すとこんな所になる。長滝町を通り抜けた、いつもの「瀧浪窯」のある駐車場広場に入るのに、イノシシ除けの門が2か所もできていた。空けて車を通してまた閉める。雪で入れないかも、と考えていたが、楽に入り込めた。11.00時に到着。案内板があり、トイレ棟がある。有難い。





 11.10分に歩き出す。駐車場のすぐ近くの「六の瀑」




 手前が「三の瀑」。橋の上が「二の瀑」。




 一年前の、二の瀑にあった倒木は、撤去されていていた。あずま屋の上は一の瀑。







 橋を渡って「賽の河原塚」に登り、そこからいつものように「猫山三角点」を目指す。登山路が無いので適当に斜面を登ってゆく。一度緩やかに下りまた登り出す。








 道のない所で突然登山者と遭遇、びっくり。しかも加賀の里山逍遥のHPを書いている人?と聞かれてびっくり。ホームページを見て今、猫山三角点を確認してきたところだとおっしゃる。






 ホームページを見て頂いて、嬉しかったので写真を撮らせて頂いた。立ち話をしただけなのでお名前も存じあげない。足跡が不明になって降り道が判り難いねとおっしゃる。すぐそこですよと答えた。
 所が三角点を確認後、降りだしたら、私自身も方向が判らなくなって、ちょっとウロウロとした。情けない男である。






 橋を戻って、向かい側の「ギフチョウの小道」へ入り込んだら、足跡が無くて又も道が不明になった。構わず登ったら道が現れてホッとする。








 一登りで展望台へ出た。12.10分。









 そのあと「滝谷寺跡」を見て「シュンランの小道」を降りたら、「瀧浪窯」の裏へ出た。12.40分。






 昼食をする場所が無かったので、車に乗り込んでから車の中で、暖房をつけて昼食のパンを食べた。


     ★次回2016年・第12回登山は、2/3日「黒谷城山」へ★






  2015年02月03日(火)9回 瀧浪フイールド駐車場より「猫山」往復



 カレンダーを見たら今日は節分だった。明日は立春になっている。春も近いのに風邪気味で元気が出ない。簡単に歩ける瀧波フィールドと
「猫山」を歩く事にして、10.40分に家を出る。加賀産業道路を走り「三ッ口」信号を右折し少し走り、広い道路を右折シテ「長滝」の町へ進む。




 11.05分、町の入口に瀧波神社がある。左の山の上に階段が続いている。この神社は古い神社で、ここにある「七つの滝」をご神体として祀ったのが神社の始まりと書いてある。


 その神社前の川の、橋の下にあるのが「七の瀑」である。





 町を抜けて突き当りの駐車場まで車を入れる。雪はほとんど無し。トイレ借用。マップあり。








 カンジキを持たず歩くとすぐ「六の瀑」








 「五の瀑」








 「四の瀑」








 「三の瀑」









 「二の瀑」へは通行禁止の立札。







 一番大きな「二の瀑」に大きな木が手折れ掛かり、景観台無し。遊歩道はなんとか通れそうなので、恐る恐る倒木の下を通過。







 二の瀑の上にあずま屋あり、その上が「一の瀑」










 一の瀑の上で橋を渡り、「賽の河原」の地蔵様にも倒木。







賽の河原より猫山三角点を目指して藪に入る。これは何?。ミノムシの蓑らしい。








 一度ピークを過ぎ、又前のピークを登る筈が、右横のピークに登ってしまった。思ったところに三角点が無くてあっちこっちウロウロ。








 12.20分にようやく発見。掘り出した。昔の山名札を外してきて撮影。







 ここが猫山頂上。三角点の白いプラスチック棒で見付けた。




 橋まで戻り、川に沿って登ると北陸先端科学技術大学院の側に出る。調整池のまほりを周って、職員寮の側から、戻るように山に入る。尾根を進むと展望地がある。







 駐車場案内板に日本海から金沢市街まで見えますと書いてあった。アップにしたら市街が見えた。

















 色のある植物はシキミのみ。







 長滝の標識を進んだら、途中迷いそうになりながらも瀧波神社に着いた。スジダイの巨木は無くなったようだ。








 長滝町を見下ろしながら石段を降り、車までぶらぶらと歩く。13.45分到着。







 帰りは、車が一台入って行ったので、私も金剛寺町へ抜ける道に入り込んだが、積雪が多くなり、怖くなってだいぶパックして、ようやく方向転換無事帰宅。すぐ知らない道へ入り込む癖は、時に寄りけり、だなー。


       
●次稿2015年・第10回登山は、2/7「動山」へ●






  2012年03月03日(土)8回 瀧浪フイールド駐車場より猫山三角点



 久しぶりに
「猫山」に入る。N女史は初めてとの N女史はここは初めてとの事である。長滝町のはずれで駐車場までダメかな、と思っていたが除雪してあってすんなりと到着。駐車場にある炭焼き釜の火入れがあったらしい。


 「六の瀑」・・・駐車場のすぐ横である。







 「五の瀑」・・・あまり段差がない。









 「四の瀑」・・・上に橋があり対岸に渡れる。








 「三の瀑」・・・上に橋があり、対岸より戻る。








 「二の瀑」・・・この滝が一番大きくて迫力がある。この時期雪解け水でますます素晴らしい。




 「一の瀑」・・・一番上の瀧。あずまや屋がある。ここから先は川が平坦になる。




 「一の瀑」の上に橋があり渡って、戻るように遊歩道を登って行くと「賽の河原」の地蔵に着く。ここからまた戻り登るように、目の前の斜面を登って「猫山」三角点を目指す。一の瀑から橋を渡ってからは足跡が無い。







 三角点のある猫山は広い頂上。白いポールを見付け、ようやく雪の中から三角点を掘り出す。










 丁度12.00になったのでここで昼食。三角点にコンロを置かせてもらって、うどんの入った豚汁とコーヒー。N女史様いつも済みません。





 1時間も居て13.00時出発。足跡を辿って橋まで下り、反対側の斜面に付いた遊歩道を登って行く。サイエンスパークの方へ進み、縦走路を戻る。展望台を過ぎ、鉄塔まで行き、瀧波社まで進み、長い石段を降りて長滝町に降りる。







 山裾をぶらぶらと歩いて車まで戻る。


 三月に入ったら、ようやく草花を見つける事が出来るようになった。


 「オウレン」かな。









 「イヌノフグリ」かな。










 「西洋リュウキンカ」かな。


 ところで「七つ滝」の「七の瀑」は、長い石段を降りた瀧波神社の前の、長滝町の道路橋の下にある。






   ▲次回登山は、2012/03/10「大倉岳」▲






  2010年11月23日(火)7回 瀧浪フイールド駐車場より「猫山」三角点





 9.00.に、K相棒とS女史と3人、瀧波フイールドに入った。今日は近くの、誰も訪れない三角点の再訪である。まだ少しだけ紅葉が残っている。












 9.10.歩き出し。これは二の滝。此の上の一の滝で滝は終わる。そこから橋を渡って少し登ると、賽の河原に着く。












 9.30.小さな塚を一周りをして、見当をつけて藪に分け入る。この時期、藪と言っても歩きやすい。








 一度降ってまた登ると三角点はある。白いプラスチックの標識が目印となる。











 藪漕ぎ10分で三角点到着。簡単に登れるから、「瀧波フィールド」に三角点に至る遊歩道があってもいいかも。








 この時期、シキミの赤い実が目立つ。












 無事に元の賽の河原に戻り、橋を渡った所で炭窯の標識を登り、晩秋の尾根を歩いて、炭窯に戻る。








 途中、滝谷寺跡に立ち寄る。シイタケのホダ木が以前から置いてあるが、シイタケが少し生えていた。




 炭窯は駐車場にある。滝を遡って、帰りは山を廻って一回りしたことになる。




 この後「118.辰口丘陵」の時、確認出来なかった、「灯台笹」の三角点確認に行く。



  ▲「灯台笹」四等三角



 長滝町より鶴来街道に戻り、鶴来の方へ少し進むと、道の横に山が近ずいてくる。灯台笹町に着く手前だ。昔の電車道に植えた桜並木の横に、駐車場と広場がある。広場の横の小山に三角点が在る筈である。赤く紅葉したドウダンツツジを乗り越えて、勝手にバラバラに藪に突入。11.00.










 ところがこの藪なかなか手強い。10分の藪との格闘で三角点を発見。11.10.









 三角点情報
 三角点名・灯台笹
等級・四等三角点
標高・102.02m
所在地・石川県能美市灯台笹町


 展望も何も無し。すぐ下山。



       この続きは
「臼谷山」に続く。






  2009年04月22日(水)6回 瀧浪フイールド猫山」三角点








 去年末、この
「瀧波フイールド」の三角点を探し出した。最近、山名札や三角点札を提げている。あまり誰も知らない三角点なので、札を提げてこようと、午前中が空いたので、S女史と出かける。瀧の水が濁っている。



















 賽の河原塚まで行き、そこから藪に入る。この花の名前は何。彼女と意見が分かれる。 その後メールで「ツリガネツツジ・別名ウスギヨウラク」ではないかと言って来たが、私の本には出ていない。








 難無く三角点に到着。札を提げる。山名
「猫山」にした。
三角点情報「猫山」
三角点名・猫山
等級・三等三角点
標高・149.25m
所在地・石川県能美市長瀧町








 あっちに白い花が咲いている。これは「ガマズミ」だ。











 あっ、「チゴユリ」の大群だ。と藪の中をあっちこっち方向を変えたら、またも元の地点に出なくて、先端大学の建物が見える所に出た。初めてここへ来た時の近くだ。好都合。展望台に登り、滝谷寺跡に寄り、炭窯に降りた。


 すぐ車に乗り、近くの
「天狗山」に札を提げに行く。



 続きは下の項です。






  2009年04月22日(水)5回 岩本神社より「天狗山」三角点



 上の猫山項より続く。去年雪の中、この
「天狗山」で、偶然三角点を見付けた。三角点は在ってもそこは山頂ではない。尾根の突端の先に三角点がある。尾根を南に進めばどんどん高くなる。地図には241mのピークが載っている。どこが天狗山か判らない。





 今日は三角点札を提げに行くだけなので、岩本神社付近に車を置き、林道を200mほど歩いて左の道に入る。ところが今までと風景が一変。当たり一帯が切り開かれて、広い原っぱになり、桜の木が一面に植樹してある。間に遊歩道が通っている。白い花の咲いている木が残されている。記憶を頼りに遊歩道を登っていったら、今まで無かった林道に出た。切り開きの為の工事用の林道だろう。








 林道の脇に新しい看板があった。
「キリン能美里山の森」と書いてある。「キリンビール北陸工場に水を運ぶ、手取川流域にある能美市岩本の森林(13.5ha)で、地域の方々とともに森林作りに取り組み、水の恵みを守る活動を行っています。国土緑化推進機構の緑の募金事業を通じて行っています」







 この看板から少し登った所に三角点はありました。

三角点情報
三角点名・天狗壁
等級・四等三角点
標高・150.71m
所在地・石川県能美市岩本町







 三角点札を提げて帰る。













 「ホウチャクソウ」が咲いていた。


 雑木林を切り開いて、桜の山にする事が緑化なのかな?。








  2008年12月29日(月)4回 瀧浪フイール駐車場より「猫山」三角点






 地図を見ていたら、この間歩いた瀧波フィールドに、三角点があることに気付いた。上手く探せたら三角点名の
「猫山」にしょうと出かける。










 15..30.年の暮れで明日から冬型になるという。今日限りの晴れである。村入口の瀧波社の前に車を置き神社に登る。
スダジイの巨木がある。神社の裏山をよじ登ったら鉄塔に出た。ささの小道の標識があった。「宮谷」と書いてある方に降りてみたら、砂防ダムがあり柵があった。柵の戸が開かず又登り帰し、今度は「長滝町」と書いた方に降りた。降りた谷に「サイエンスパーク」「長滝町」の分岐があった。パークの方へ登るとこの間の展望地点に出るのだろう。右に村のほうへ一度降りた。






 山裾のイノシシ檻が仕掛けてある道を通り、前回車を置いた広場に出た。炭窯の裏に「シュンランの小道」の標識があった。登るとこの間の滝谷寺跡に通じるようだ。今日は時間が遅いので滝の遊歩道を登って三角点を探しに行く。これは「四の滝」。賽の河原まで登り、東側の、目の前の小山によじ登る。もちろん道は無い。











 小山の頂上には何も無い。ちょっと自信が無くなる。その先にもう一段高い小山が見える。あそこまで行って何も無ければ帰ろうと決めて、一度下って又斜面を登る。今度は一番高い地点に三角点を見付けた。地図に名前は無い。ここを「瀧波山」にしよう。

















2万5千分の一地図を上手く読み解けて、三角点を見つけられたので満足して帰る。2008年の山は終わった。



 「基準点閲覧サービス」というページを見つけて調べたら、この三角点は149.25mで、点名は「猫山」となっていた。私はこの山を
「猫山」に命名した。






  2008年12月17日(水)3回 瀧浪フイールド駐車場より「初散策」






 新聞記事に
「瀧波フィールド」の記事が載っていた。里山を整備しているらしい。鶴来街道に「七ッ滝」の標識が出ているのを見た事がある。入り込んだ事が無い。付近は見回してもあまり山らしくない。たいした所ではないと考えて、今まで入った事が無かった。




 



 加賀産業道路を走り、手取川の手前の三ッ口の信号を鶴来の方へ廻る。300mで右に大きな新しい道があり長滝の標識がある。しばらくで長滝の村の標識があり、入り込むと瀧波社があり、村を通り抜けると広い駐車場に着いた。







 駐車場広場に「里山回廊マップ-瀧波-」がある。初めて見るので位置がつかみ難いが、頭に叩き込む。七つ瀧の看板もある。滝が七つあり上流から1番2番と続くようだ。









 駐車場の横の川を遡るように遊歩道が付いている。すぐの滝は「六の滝」。次から次へと滝が続いている。










 これは「二の滝」で一番大きい。一の滝を抜けると標識があり、左の斜面を指して「炭窯」と書いてある。その先10m右に、川に橋がかけてある。









 橋をわたって登ってゆくと、地蔵が祭られたピークに出た。立札によれば「経塚とも墓地とも言われるこの地は、何時の日か供養の石が積まれ、賽の河原と呼ばれるようになった。」








 橋まで降りて川を遡ったら広い場所に出て、先端大学の建物が建っていた。そのまま抜けたら、こちら側の入り口に着いた。「ヒノキの小道1」の標識があった。道に従い傍の小山に登ったが、その先何処へ進むのか判らなくなり、ぐるりと回って下へ降りた。








 橋の所まで戻って「炭窯」の標識を入ってみる。炭窯の標識に従って登ったら尾根うえの展望地点に出た。金沢の方面が切り開いてある。ここが唯一の展望台である。サイエンスパークの標識に従って東に歩いたら、何のことは無いさっきのの小山の上に出た。








 展望台より尾根を西に進んだら、下へ降りる分岐があった。直進すると「瀧波社」に出るらしい。左折すると「炭窯」に降りるらしい。少し降りたら「滝谷寺跡」に出た。今回はここまでで元の道を降りて滝に沿って戻った。


 車まで戻って地図の看板をよくよく眺めていたら、駐車場の隅にある建物が炭窯だと気付いた。







  2008年02月16日(土)2回 岩本神社より「天狗山」三角点





 毎日寒くて、少しずつ雪が降る。K君とうんと低くて、登り口まで車の入る所を探して、この「天狗山」にした。私は前回は道が判らなくて引き返した。その話を彼にしたら、K君も登りに行き、やはり道が判らなくて、違う山を歩いて帰ってきた。今度は二人だ。何とか成るだろう。








 折から雪が降っている。道が判らなくても積雪期で高い所を目指せば、150mのピークまではたどり着けるだろうと、10時に岩本町の入り口付近の道路の広い場所に車を置く。この前と同じ民家の蔵の横より、川に掛かった細い橋を渡って竹林を登る。しばらくで雑木林に入る。雪が深くなったのでスノーシューを着ける。







 少し降っていた雪が止んで、小枝まで雪の白銀の世界になった。この辺りは前回チゴユリがいっぱい咲いていた所だ。











 10.30分、広い所に出た。前回道が無くなった所である。広場の奥の杉の木の下にシイタケの原木が並べてあり、傍らに丸太を切った椅子のようなものがある。其処に座ってK宗匠の抹茶のお手前を頂く。前回はここより山に入る道が判らなくて、谷を下って林道に下りた。






 今回、辺りを観察すると、林道から登ってきた道がそのまま、広場の縁を通って山に入っているような気がする。歩くにしても其処が一番歩きやすそうなので入り込む。どうもやはり登山路らしい。15分程歩いたら小さな瘤の上に着いた。国土地理院の三角点ありのプラスチックの標識が頭を出していた。ストックで雪を突付いて三角点を掘り出し大感激。








 鶴来の街のほうが木の間から見え、目の下に天狗橋が真っ直ぐ見下ろせる。地図と照合する。間違いなし。国土地理院の地図には三角点に至る道は記入されていないが、遊歩道の記入がある。ぐるりと回って林道に接続している。その遊歩道らしきものが見えるので尾根を歩き出す。







 どうも尾根伝いに夏道があるようだ。左に手取川を見下ろしながら少しずつ登ってゆく。地図に241mの記入のあるピークがあるが、どれなのか判らない。手取川の方へ降りる道らしきものもある。雪がまた降り出した。林道の方へ降りる道も判らない。仕方が無いので足跡を頼りに元来た道を戻る。三角点まで戻り12.45分に椅子のある広場に着く。雪の降る中でお湯を沸かして食事。杉の木の下だが雪は遠慮なく降ってくる。まことに風流な事だと苦笑い。





 13.40分、岩本神社に参拝して帰る。







  2006年05月01日(月)初登山 岩本神社より「天狗山」散策


 新聞に里山の風景として、この山
「天狗山」が載っていた。登り口の岩本神社は謡曲に関係があるので、前に訪れたことがある。ここは白山比咩神社の白山七社の一つで、室町時代の文献「義経記」に、「義経一行が安宅の関を通過後、白山本宮を拝もうと来宮したが警戒が強いので、ここ岩根宮の十一面観音に詣で、武運を祈願し通夜をした」と書かれているようです。






 時間が空いたので、行って見ようと思い立ち出かけた。加賀産業道路を走り、手取川の有料橋の手前で鶴来街道に折れ、天狗橋の手前の集落が岩本で、突き当たりの林道入口辺りに岩本神社がある。昔は広大な神域あったようだが今は小さい本殿が一つ。
「義経通夜の碑」がある。







 神社の前の民家の庭先を入ってゆくと、立派な蔵があり、裏の小川に石の細い橋が架かっている。竹林を登っていくと雑木林になり一面の「チゴユリ」で足の踏み場も無い。道は荒れ放題、倒木があり、踏み跡も定かでない。







 やがて広い場所に出た。下草が刈られ「キノコの森づくりのボランティア」の立札がある。あちこち歩き回ってみたが、何所へ行けばいいのか判らない。今日は下調べの予定なので、無理をしなくて神社の先林道に降り立った。








 そのまま帰るのも癪だから林道を遡ってみた。「マムシグサ」がある。









 2.3キロも行ったら右の杉の木に、「歩道入口」の赤いペンキの書き込みがあった。踏み込んでみても、ここも踏み跡がはっきりとしない。
 新聞記事によれば、道は手入れされていないので、不安を感じたら引き返せと書いてあった。そこで今日は其処から引き返した。今度はここから攻めてみるか。



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③「臼谷山」      ①「猫山」②「天狗山」は上の項
[加賀]  臼谷山 347.97m  (能美市大口町)104
大口三角点・小谷三角点
第03回登山 2010.11.23. 巡視路より大口三角点往復。鉄塔7号巡視路より臼谷山。金剛寺町小谷四等三角点を確認。
第02回登山 2010.04.14. 林道より巡視路を登り、前回と同じく往復。下山後近くの大口四等三角点を確認。
第01回登山 2009.12.05. 林道より巡視路を登り、途中より藪を漕ぐ。往復。

  2010年11月23日(火)3回 大口三角点-「臼谷山」




 「三角点・猫山」と「三角点・灯台笹」を確認した後、
「臼谷山」に登りに行く。車では大回りするが、地図を見ると歩いても行けそうで近い。大口町まで戻って林道に入ると、しばらくで右手の山の上に鉄塔が見えてくる。車を道の広い所に置いて、鉄塔に向かって進む。11.40分に山すそを左に曲がって行くと、鉄塔巡視路の登り口に出る。










 11.46.「能美線9号」の標識を登る。10分程登ると、9号鉄塔に出る。ここからは平たんな尾根道をゆく。













 巡視路の脇の朽木に「ナメコ」発見。











 鉄塔より10分ほどで「大口三角点」に到着。巡視路より右に10m程入った所で、広場みたいな感じである。







 丁度お昼なので、三角点の周りに腰を落ち着けて昼食にする。12.40.大口三角点より降りて、田んぼ道を歩き出す。8号鉄塔のある尾根を飛ばし、次の谷入り少し進むと、左に作業道があり、少し入ると、7号鉄塔への登り口があった。13.20分。









 急な巡視路を登り切ると、能美線7号鉄塔に直接出た。以前は加賀幹線56鉄塔を経由して、7号鉄塔に出たが、今回は直接に7号に出た。










 ここからは気持ちの良い、落ち葉でうもった尾根をゆく。









 巡視路の最高地点より、左の高みを目指して藪漕ぎに入る。巡視路は右に下って行っている。藪は薄いので楽に歩ける。尾根はぐるりと、左に回り返して、最高地点の三角点に着く。14.05分。








 ここに
「臼谷山」の山名札を提げる。もっとも三角点ファンしか登ってこないだろうが。


 帰りは能美線7号鉄塔より、手取幹線56号を経由して林道に降りた。いのしし止めの門を開け閉めしながら、15.00時に車まで戻り着いた。






 今日はさらに通り道にある「小谷三角点」確認に行く。





  ②▲「小谷」四等三角点




 臼谷山より降りて、車に乗りそのまま、大口町から小松方面へ進む。次の坪野町を過ぎ、金剛寺町に入る手前、左の山裾にお寺のようなものが見える。左に折れて、お寺の前を通り、そのまま林道に入り込む。地図にはこの林道は、小松の鍋谷町に続いている。ごく最近アスファルト舗装した様で、快適に登って行く。もう峠の上まで到着と思われた地点で、舗装が切れガタガタ道となる。







 仕方がないので車を置いて歩き出す。すぐ前方に鉄塔が見えるので、巡視路みたいなものを登りだす。5.6分で関西電力の97号鉄塔に到着。さらにその上の高みを目指して藪を漕ぐ。










 7.8分藪を登ったら、三角点を発見した。近くにNHKの小さな鉄塔があった。









 全員で記念撮影。展望なし。
 三角点情報
 三角点名・小谷
等級・四等三角点
標高・167.05m
所在地・石川県能美市金剛寺町




 鉄塔を通らなくても、NHKの巡視路みたいなものがあり、すぐに林道に降りられた。道が悪くて鍋谷町に出るのは無理なようなので、金剛寺町の方へ戻った。






  2010年04月14日(水)2回 「臼谷山」三角点-大口三角点





 道の駅・なかうみの里で、S女史と待ち合わせ。大口町の真ん中、バス停より右に林道に入る。よほど猪の被害が多いのか、ずーっと金網の柵が続く。田圃が終わった、前回と同じ鉄塔巡視路の、登り口近くに車を置く。これは「モミジイチゴ」かな。










 9.20分。右の「手取幹線56号」の鉄塔巡視路を登る。









 「ネコノメソウ」が大群落を作っている。20分程で56号鉄塔に着く。その少し上に「能美線7号」の鉄塔がある。幹線と交差するので高い。









 此処から気持ちの良い尾根道となる。これは「ウスギヨウラク」?だったかな。










 これは「ミツバツツジ」。ヨウラクもツツジの仲間らしい。坂を登ったところで、巡視路は右に曲がり、急に谷に下りてゆく。此処で巡視路と別れ、尾根を直進する。








 尾根の右にピークが見えてくる。尾根を進み、行過ぎて戻る感じで、ぐるりと大回りして登ると、10.25分に「臼谷山」頂上の三角点に到着。コーヒーを沸かして記念撮影。









 登ってきた道を、そのまま戻る。これは「クロモジ」と云う木の花らしい。今日はこのあと、すぐ近くの「大口」という三角点を探しに行く。









 
①▲「大口」四等三角点
 林道を村の近くまで戻ると、南の小山の上に鉄塔がある。その尾根続きの、此処から見ると右の方に、三角点があるはずである。林道に車と荷物を置いて、写真の道を直進し、右に回りこみ谷に入る。道の無い谷を直進し、右の斜面を見当をつけて、ひどい藪を漕いで一番高い地点に登りついたら、広い尾根となって、その切り開かれた空き地の真ん中に、三角点を見つけた。白い標識が在ったのですぐに見付ける事が出来た。





三角点情報
三角点名・大口
等級・四等三角点
標高・227.43m
所在地・石川県能美市大口町
 四等で、少し小ぶりだが、中々いい三角点である。四等なので、探しにくる人も居ない様で、標識などは見当たらない。







 展望なし。周りを探したら、はっきりとした鉄塔巡視路が、送電線に沿って尾根を通っていた。大口の村の方へ続くので、10号へ出るのだろう。鉄塔が見えないので、村の近くか判らない。下から目当てにしていた「能美線9号」の方へ進む。









 巡視路は、高低差なしに遠回りするが、三方向に電線の出た、9号鉄塔に着いた。最初から、この鉄塔へ登る道が在る事は判っていたが、どこに登り口があるのか判らなかった。鉄塔から、三角点近くまで巡視路が続いていることも判らなかった。







 「イカリソウ」が咲き出した、急な巡視路を降りたら、我々が登った反対側の林道に出た。車まで近かった。


 この三角点に登るには、鉄塔のある小山の左裾を回り、林道より「能美線9号」の巡視路を登り、9号鉄塔より「10号鉄塔」の方へ進み、巡視路右側の、一番高い地点と思われる所へ、10-15mほど入った地点である。




 地図を見て見当を付けて、登った地点に三角点があるとうれしいものだ。






  2009年12月05日(土)初登山 「臼谷山」三角点探訪


 
「臼谷山」という山は無い。これも勝手に私が名付けた。地図を見ると山の形を成しているし、三角点の点名が「臼谷」である。実は三角点に辿り着いたら「臼谷ノ頭」という小さな小さな板があった。この三角点探しもコマQ様のページを参考にした。





 8.30分、なかうみの里に集合。相棒とN女史と女性コンビの山友達のN氏の4名。すぐ鵜川町より無患子トンネルを越えて一直線。館町、金剛寺町、坪野町、と過ぎて、大口町に入る。大口町の真ん中で右に折れて林道に入る。途中で猪留めのゲートがある。鍵が掛かっていないので、通ってゲートを閉める。しばらくでまたゲートがある。大口町より1.5kmほど入った所、右に林道が分岐している先の道端に車を置く。9.00時である。







 100mほど歩いたら、杉の林に入ったところに、鉄塔巡視路の案内板があった。「手取幹線№56」に入る。











 15分ほど登ったら鉄塔の下に出た。雑木の間から平野が少し望める。枯葉が積もってふわふわとして気持ちが良い。少し上にもう1本鉄塔がある。








 2っ目の鉄塔より平坦な広い尾根道を南へ進む。












 左に見えてきたのが頂上らしい。尾根道の巡視路はやがて尾根より外れて、右下の鉄塔へと降ってゆく。ここで巡視路と分かれて、直進して尾根を上がってゆく。藪漕ぎとなるが、この時期歩き安い藪である。






 頂上は左手になる。直接狙うには一度下って、また登り返さねばならない。相棒は下っていった。しかし尾根は遠回りして頂上まで続いている。私は遠回りをした。一番最後になったが、一番の高みにある三角点に辿り着いた。9.50分。










三角点情報「臼谷山」
三角点名・臼谷
等級・三等三角点
標高・347.97m
所在地・石川県能美市大口町
 三角点の周りは広く開いている。






 雑木林の間から「先端技術大学院大学」の校舎が見える。金沢三角会の赤テープ。コマQさんのテープ。臼谷ノ頭の山名板がある。此処で恒例の抹茶タイム。











 周りにシキミが赤い実を付けている。



 11.00.に車まで戻り、これから
「明神壁岩」に登って昼飯にしようと決める。


 

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