2006.09.より登山順
[福井] 小鹿山 372m (福井県勝山市)122 [福井] 天子山 572m (福井県大野市)122 [福井] 三室山 183m (福井県勝山市)122 [福井] 御立山 301m (福井県勝山市)122 |
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第6回 2024.07.27. 村岡神社より「御立山」を一周する。 第5回 2023.11.03. 春日神社より「三室山」を一周する。 第4回 2023.10.11 勝山駅より登り「小鹿山」。比島観音より比島駅に出て、勝山駅まで歩く。 第3回 2020.04.08. 大矢戸町より「天子山」往復。北谷福寿草自生地に寄る。 第2回 2017.04.16. 勝山駅より登り「小鹿山」、比島観音より比島駅に出て勝山駅へ歩く。矢ばなの里。 第1回 2015.04.18. 勝山駅より登り「小鹿山」、比島観音より比島駅に出る。一駅乗車。北谷福寿草自生地。 |
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2024年07月27日(土)6回 村岡神社より「御立山」一周 去年11月の終わりに「御立山」に登りに行ったら、熊が出るというので、鯖江の西山公園へ行った。今回ヤマップに登山記録が多数あり、我々もリベンジに出かけた。福井北インターから中部縦貫自動車道の無料区間を走り、勝山インターで降りて郡町の村岡神社の登山口に向かう。 村岡神社小学校の隣に「村岡小・村岡山駐車場」の案内板のある駐車場に車を置く。御立山は「村岡山」とも云うらしい。今日は金沢のA様と車2台で来ている。 小学校の反対側、駐車場隣は「横倉鉱泉」で宿泊施設だな。 横倉鉱泉の前に「村岡神社」の入口。 その横に「四国八十八ヶ所、登り口」の標識。ここから頂上まで四国八十八ケ所の石仏があるらしい。また頂上へ反対側から登る道に「西国三十三ケ所霊場」の石仏があるらしい。 まず「村岡神社」に詣でる。 初めて来ました。よろしくお願いいたします。 神社の右に降りると水場がある。飲むようになっている。ここから登山路に入るつもりで、水路に沿って登ったら道が無くなった。?と右へ藪を漕いだら登山路に出た。下に水場が見えた。注意不足だ反省。 初めは中々の急坂。階段が続く。四国八十八ヶ所の石仏が並ぶ。これは14番札所の石仏。 15番札所の石仏。 24番札所の石仏 これは何番だ? それぞれに寄進者がいる。 28番札所の石仏。先着2人が待っていた。時々安全確認の為に待ってくれる。すみません。 今度は頂上で待っていてください。 この辺りはなだらかな道だな。四国八十八ヶ所霊場はすべて訪れた。自動車で10回以上も通った車遍路。 各霊場で白衣に着替え、般若心経を唱え御朱印を貰った。 突然に村岡城跡の大きな広場に出た。 勝山の方が見える。遠くに大きな山も見える。 土橋を渡ってさらに一番高い広場に登る。大きな忠魂碑が建っている。 最上広場の右隅の日陰のベンチで、仲間が待っていた。12.20分。すぐ昼食。暑い。冷たいノンアルが出てきて乾杯。身に染みる。 ゆっくり休んで広場左隅の、櫓台上の三角点へ。 ここが「御立山」の頂上である。 「3等三角点・点名は御立山・標高は301m」 三角点の後ろに周ると「恐竜博物館」のドームが目の下に見える。後ろの遠い山は「大日山」だな。 まさに恐竜の卵。 恐竜博物館は昔に行った事がある。こんなドームが在ったかな。 博物館の東の方面。白山があるのかな。 それにしても変わった珍しい景色だな。 大きな忠魂碑。 下山に先立ち記念撮影。A女史。 S女史。13.20分。 今日は我々3人だけで他に登山者無し。暑いものね。 今日は登り口反対側の、松岡町寺尾の方へ降りる。 下の広場より勝山方面。小鹿山か? 下の広場を横切り降りて行く。 こちらの道の方が歩きやすいな。 半分ほど降りた地点でも博物館が見えた。 白山の方は雲が掛る。 下に着いた様だ。西国三十三ヶ所の標識あり。 舗装道路に出た。「村岡山城跡・戦国時代、平泉寺軍とこの山に籠った一揆軍が衝突し、平泉寺軍の朝倉景鏡が討たれて死亡。この山で一揆軍が勝利したので「勝山」の地名が生まれた」 山裾の車道を歩き、駐車場まで戻る。 安全地蔵尊の花。 御立山の山裾を歩いて、村岡小学校の運動場まで戻ってきた。 村岡小学校の前に銅像。朝倉景鏡がここで討ち死に下らしい。 14.50分。駐車場に戻る。隣の横倉鉱泉に氷河時代と云う「かき氷」の出店が出来ている。カキ氷を久しぶりに食べた。大変美味しかったが、結構値段が高いのでビックリ。A女史とここでお別れ。谷峠越で白峰経由で帰って行った。 ■次回登山は、7/31能登の「宝達山」へ■ 2023年11月03日(金)5回 白山神社より「三室山」一周 この間「小鹿山」に登った。いろいろ調べていたら近くに「三室山」と「御立山」があるのを見付けた。さっそく登りに来た。 ナビ一発で、登山口の春日神社に着いた。バンビラインの登り口の道を、そのまま走った小さな神社だった。地理院地図には山の名前は無い。神社マークと三角点マークだけがある。神社入口の空き地に車を置く。道路から見た春日神社。住所は勝山市遅羽町ほう崎。 神社の左に山に入る階段が見える。案内板によれば「ここは、縄文時代の住居跡の遺る「三室遺跡」であり、奈良時代は神の住む山「神奈備の三室山」として崇められ、戦国時代の「三室山城跡」である。 可愛らしい案内板。氏神春日神社の後ろをジグザグに登り、方位版のある展望台。ここは三室山城址でもある。尾根を歩いて二つ目の展望台。ここから神奈備の磐座の方へ降りる。そして縄文時代の遺跡を通って一周の予定。荷物は置いて空身で行く。10時。 氏神春日神社の横を登る。 ジグザク道。 ジグザク道。 登って来た方面。鳥居が見える。 15分くらいで、頂上の三角点に到着。「4等三角点・三室山・183m」 三室山城跡の石碑。報恩寺山と経ヶ岳。下に勝山城博物館。 方位版。 尾根伝いに次の展望台へ。 展望台到着。 大師山。麓に越前大仏殿。 大日山の方面。町の向こうの一番低い山が「御立山」。ここを下りたら登りに行く予定 。 一周遊歩道を降りて行く。 「神奈備の磐座の碑」。神奈備とは奈良時代に神の住む姿の良い山と、云われた所。この三室山も御室山と呼ばれ、神奈備だった。磐座とは神の降りる場所。 磐座の反対側は、縄文時代住居跡だったらしい。 神が降り立った磐座の岩。 一周して戻ってきた。10.40分。低いけど展望の良い山だった。 この後「御立山」に登りに行く。地理院地図に名前の載る301mの三角点マークがある山である。勝山市郡町の松岡小学校の横から登山路がある。小学校近くの駐車場に車を留めたら、近所の人が出てきて、最近この辺りに熊が出るという。数日前熊が出て小学校が休みになったらしい。今日も近くに新しい糞があったらしい。話を聞いていたら怖くなって、御立山に登るのは諦める事にした。S女史と相談して、戻って鯖江の西山公園の「長泉寺山」に寄ってみる事になった。 ■次回登山は、11/3「長泉寺山」へ■ 2023年10月11日(水)4回 勝山駅より「小鹿山」一周 バンビラインはカタクリの頃に2回登っている。6年ぶりに3回目の登山に来た。初冠雪の白山が見えるかも。 S女史と待ち合わせ。福井北ICが中部横断自動車道が勝山迄無料で開通している。勝山駅裏の駐車場に車を置く。10時。目の前に「バンビライン登り口」が見える。 いきなりの急登。少し荒れ気味。 岩ゴツゴツの谷道の滑る道。ロープもさがる。カタクリの咲く頃はこの辺りから群生地だったな。 第1展望台。大師山と大仏殿が見える。 「朴ノ木」熊の爪痕がある。 登って来た方面。橋の近くに勝山駅がある。 尾根に登り着いた様だ。 細い尾根。 ピークの上の「第2展望台」。勝山盆地。 大師山。麓に越前大佛殿と五重塔。上は報恩寺山から経ヶ岳。 恐竜博物館と手前は「御立山」。遠くは「大日山」だな。 一度降り、次のピークの三角点を目指す。 三角点ピーク。ここが「小鹿山」のピーク。「3等三角点・比島・372m」。展望無し。バンビラインだから小鹿山で良いと思うが、案内板には小鹿山はない。バンビラインとなっている。 適当な尾根上のピークで昼食。寒くてヤッケを着る。 分岐があった。 ブナの大木が現われた。 最後のピークはブナ林。 大きなブナもある。比島観音の方へ降りる。 最近ブナを100本植えたらしい。 比島観音に到着。平泉寺の四方を守る峰の一つ。泰澄大師の自作の観音像を祀る。江戸時代勝山藩主が神木としてブナを植えた とか。 観音堂の前から白山の方が見える。 作業道に降り着いた。 登り口の林道に降り着いた。 前方は大日山。 比島駅に着いた。時刻表を見たが、しばらく電車が来ないので歩く事にした。 線路沿いの道路を歩く。時刻表に無いのに電車が通ったぞ ? この山裾の道は、岩ゴロゴロの斜面の下を歩く。 斜面の上に泰澄大師と思わる石像が見えてきたら駅は近い。誰一人遇わない山歩きだった。 昨日N氏より、日本の三百名山を全部登ったという記念の手拭いを送って貰った。数年前に百名山に登り、この度7/29日に北海道二百名山のカムイエクウチカウシ山に登頂。三百名山完登おめでとうございます。 私のこの、加賀の里山逍遥の中にもN氏として何度も低山徘徊にも同道して頂いております。 2013年11月9日に我々と登った琵琶湖の近くの「蓬莱山」の写真を載せておきます。真ん中の赤いヤッケの人。蓬莱山は日本三百名山だったのですね。 ■次回登山は、10/14「宇谷山」へ■ 2020年04月08日(水)3回 大矢戸町より「天子山」往復-福寿草 「天子山」を見付けた。天使が舞い降りたような山名で興味を覚えた。しかし「テンシ山」ではなく「アマゴ山」らしい。しかもアマゴ山は「雨乞い山」から来たものらしい。山の上に「行人岩」があり行者が修行していた。雨乞いもしたのだろう。 北陸道から中部縦貫道の無料区間を走り終点大野インターで降り大矢戸町へ到着。町の中で停まって道を確認していたら、地元の人がそこの林道を進みなさい。途中で工事中だが、今日は小屋まで車を通してくれる、と教えてくれた。広い舗装された林道を進み、工事場所を通り過ぎ小屋前の広い所に車を置く。通行止めであっても歩く距離は短い。「行人岩休憩所」があった。あまり名前を聞いた事が無い山だが、地元では親しまれている山のようだ。10.10分。 桜とモクレンが咲いている。9合目にある「行人岩」の説明版から登り出す。10.20分。 初め杉林の中を登る。 いろいろの花が咲いていてうれしい。花の名前は保証しない。 カタバミ ヤマブキ カタクリ カタクリ エンレイソウ エンゴサク コバイモ コバイモ ? 10.35分に林道の終点みたいな所に出た。小屋があり犬がいた。登山口の休憩所横に上に登る林道があり、鎖を外して車が一台上って行った。荷台に乗せられていた犬がここにいた。人が中に居る様だ。 小屋の前から急な山の斜面が、上の方まで続く。樹木がほとんどない草原の斜面となる。ジグザグに登山道が上って行く。日当たりが良いので花が目に付く。 キケマン キランソウ イチリンソウ ツクシ カキドオシ ルリソウ キジムシロ カキドオシ ルリソウ アズマイチゲ キクザキイチゲ スミレ エンレイソウ アズマイチゲ ルリソウ ピンクのイカリソウ イカリソウ アズマイチゲ アズマイチゲ ノミノフスマ エンゴサク キケマン スミレ ショウジョウバカマ アズマイチゲ 急坂の細いジグザグ道が続く。途中に休憩所の残骸がある。登山道に座り込んで休憩。ほとんど平坦な場所が無い。 岩が出てくるとロープが下がっている。 「行人岩」に到着。12.00時。大きな岩の下のくぼみである。 もっと深い洞窟でもあるのかと思っていたが狭い空間である。 岩の前が絶壁になっており、下まで覗ける危ない場所である。鐘があり鳴らしてみる。 「行人岩」のすぐ上が「展望台」だった。尾根の先にここより高い地点が見えるが、展望台の上の方が「天子山」の頂上になっていた。 一番高い所にKFC様の山札が下がっていた。 登って来た方面。山は「大日山」と思われる。 反対側は、続く尾根に木の生えている最高地点が見える。その向こうに鉄塔が見える。この山の登山記録を見ていたら、あの鉄塔まで藪漕ぎをして、鉄塔巡視路で降りた記録を見たが、ここからは藪になっており登山道らしきものは見えない。 昼食。今日は下山してきた5人位の女性パーティ以外に登山者は無し。 霞んでいるが「大野城」 霞んでいるが「大日山」 霞んでいるが「荒島岳」 降りは途中の小屋から、林道を降りて見た。急坂続きで足がおかしくなりそうで林道を降りたが、ぐんと大回りになりガッカリ。置いた車が見えてきた。14.15分に車に到着。 帰りは勝山市から国道157号で白峰へ抜けた。 途中の国道わきに咲く「ミチノクフクジュソウ」を見るためである。 赤兎山登山口のある小原ら近くである。咲いて居たぞ。 ■次回登山は、4/11福井「天城山」へ■ 2017年04月16日(日)2回 勝山駅-「小鹿山」-比島駅-矢ばなの里 福井県の勝山市の「バンビライン」をS女史と歩く事になった。2年ぶりである。標高も高くないし楽しんで歩けそうだ。バンビラインの途中の最高地点に三等三角点がある。私はここを「小鹿山」と名付けて気に入っている。皆様は如何?。(いつの間にかこの名前、定着したらしいぞ) 8.30分、加賀ゆめのゆでS女史を乗せて、福井北ICで降り勝山へ向かう。えちぜん鉄道勝山駅の裏の広い駐車場に車を置く。一時間で到着。 今日は4月第3日曜なので「カタクリ祭り」があると思っていたが、どうやら祭りは無い様だ。看板もない。祭りは止めてしまったようだ。 9.40分に駐車場の裏の登り口に入る。 ミチノクエンゴサク スミレ イヌノフグリ ヤマブキ イカリソウ ハクサンハタザオ エンレイソウ エンゴサク ネコノメソウ 前回とは少し荒れた感じ。祭りが無くなった為か?。急坂が続く。 カタクリの群生地に入ると満開である。降りてきた人に白いカタクリを聞いたら、3本ほどあったといったが、今回は見逃してしまった。 ミチノクエンゴサクも多い。 キクザキイチゲ コバイモ クロモジ 10.10分、第一展望台。向こうに大師山と麓の勝山大仏の寺院が見える。 尾根の上まで登り着く。急坂は無くなる。カタクリも群生はここまで。 10.50分、第二展望台到着。勝山市街が一望できる。 手前の山が「大師山」。その上が「浄法寺山」。右側が「経ヶ岳」 大日岳方面。台地の山の真ん中が「大日山」。右端が「越前甲」。左端が「加賀甲」。離れて「小大日山」と思われる。 11.20分に「小鹿山」山頂。三角点があるが展望がないので頂上らしくない。 キケマン バンビラインの終わりに近づくと「ブナ林」に出る。ブナが芽吹いて美しい。 ブナ林から下り路となり「比島観音」に出る。案内板に神木「ブナ」の記述がある。 ここからの下山路で、下から10人位の男女が登って来た。登山客では無い様だ。白いナイロン袋を下げた人もいる。山菜取りの地元の人かな?と思ったが、今この看板を読み直して納得した。「祭礼・毎年四月十八日に近い日曜日」と書いてある。地元の人がお供えを持って祭礼のために登って来たのだ。たぶん間違いない。 カタバミ キンポウゲ 比島集落に近づいたら電車が勝山の方へ走って行った。比島駅に近づいたら勝山駅から折り返しの電車が到着した。これでしばらく勝山行きの電車は来ないだろう。線路沿いの道を勝山駅まで歩かねばならないな。13.25分。 ルリソウ ハクサンハタザオ イチリンソウ 山裾の道をぶらぶらと歩いて13.55に、勝山駅の裏駐車場に到着。 2.3日前の新聞に「矢ばなの里・カタクリ群生地」の記事が載っていた。福井県大野市の「矢」という集落にあるらしい。長島温泉なばなの里をもじって、矢ばなの里にしたのだろう。勝山と大野市は近いので場所だけは調べて置いた。勝山駅から登山靴を履いたまま大野市の矢集落に向かった。25分程で着いた。駐車場が満車で少し離れた農道に留めさせられる。ポスターを見ると今日がカタクリ祭りの最終日になっている。300円必要。山の斜面に遊歩道が造ってある。 「荒島岳」展望地も造ってある。カタクリを堪能した休日だった。福井ICに出で帰る。 ■次回登山は、4/18「鳥越城山」へ■ |
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2015年04月18日(土)1回 勝山駅-「小鹿山」-比島駅-北谷福寿草 二日前、K君S女史と3人で「野見ヶ岳」へ登った。その時今度の日曜日は、丁度「加賀里山逍遥の会」の7周年に当たるので「奥城山」に決めた。そして土曜日はN氏一行は「バンビライン」を計画していると聞いた。相棒に俺達も「バンビライン」を歩こうか?と聞いたら、それは何処だ?。そんなちゃんとした山名でなく横文字のラインなんか歩きたくないと云った。 「バンビライン」は、私は知っていたし調べた事もある。カタクリが有名で一度は歩きたいと思っていた。しかしいつもカタクリの時期を逃して、歩きそびれていた。今年ももうカタクリの時期は終わったかと思っていたが、ネットで調べたら19日の日曜日が今年の「カタクリまつり」になっていた。時期がちょうど良いようだ。 福井北ICから所々中部縦貫自動車道が繋がって、勝山市まで近くなった。1時間ほどで「えちぜん鉄道勝山駅」の駅裏の駐車場に着いた。10.30分。向うに越前大日山が見えてまだ白い。ここは「千代田」と云う地区らしく、バンビラインの標識には千代田と書いてある。 駅裏の駐車場が、バンビライン登り口になっている。「勝山バンビラインカタクリまつり四月第3日曜日」の看板がある。明日だ。明日は賑やかなのだろう。10.35分出発。 少し登ると白い花が咲いていた。「ハクサンハタザオ」の標識が付けてある。 このエンゴサクには「ミチノクエンゴサク」の標識が付けてある。小型のエンゴサクだな。 少しじめじめの登山路を登って行くと「カタクリ」が現れ出した。大型のカタクリが多い。 白いカタクリがあった。白いのを見るのは久しぶりだ。 白いカタクリが五つまとまって咲いていた。 ヤマブキ スミレ エンレイソウ 11.00時に尾根の突端の「第1展望台」に登り着く。櫻の木の下、九頭竜川が見える。その向こうに勝山大仏の建物が見える。その上は「大師山」だろう。202.1mと登り口看板に書いてあった。 第1展望台の下と、その上あたりがカタクリの群生地である。本格的な尾根歩きになるとカタクリは無くなる。コバイモの標識を見付け探したら、少しあった。 ユキツバキ コバイモ 白イカリソウ アズマイチゲ エンゴサク 11.30分に「第2展望台」の標識の建つピークに着いた。勝山の町が見下ろせる。標高355.9m。 左の方には「大日山」。越前甲から加賀甲まで見えるようだ。 右の方には「経ヶ岳」。ゲレンデが見えるのが「報恩寺山」。その下が「大師山」。 報恩寺山の左に「大長山」「取立山」と続き、低い所から「白山」が頭を出している。御前峰と大汝峰だろう。展望台にある写真看板を参考にしましたから、たぶん間違いないと思う。 尾根を進むと「シュンラン」と「ピンクのイカリソウ」があった。 12.00時に三角点のあるピークに着いた。
特に展望は無し。バンビラインで最高地点。ここが頂上だ。相棒K君の為に山名を付けるとしたら、三角点名の「比島山」か、バンビラインの「小鹿山」か。 12.05分に分岐表示があった。勝山市街とは反対側の「東遅羽口」地区から登山路が登って来ているようだ。 登り口看板に340.5mの「第3展望台」が書き込んであるが、知らぬ間に通り過ぎた。地理院地図に315mと書いてあるピークを過ぎる。だんだんとブナの木が増えブナ林となる。もう新芽が吹き出し新緑が綺麗。 325mピークに分岐標識があった。直進すると「発坂」地区へ出るようだ。「比島」の方へ降りる。「比島観音」の標識もある。バンビラインを「鹿の細道」とした標識もある。12.40分。 地図を見ていたら、このピークの街の反対側が「勝山IC」で、横に「鹿谷町」があった。鹿谷川もあり鹿谷橋もある。バンビラインの命名に関係があるのか?。 ピークから急坂を降りたら12.40分「比島観音」に出た。小さい建物である。立て札に依れば「平泉寺四至の一つ乾(北西)の峰に在り、泰澄大師直作の観音が祭られている。江戸時代、御堂再建や祭礼費用を賄うため観音領の田畑山があった。宝暦九年勝山藩主が参詣し、神木としてブナを植林したのが、今日のブナ林になっている」 キケマン ミヤマカタバミ モクレン 山道を降りると山里に出る。比島の集落だ。桜が咲いていて、越前甲山が目の前だ。 比島駅に出たので覗いたら、13.16分に勝山駅行きがあった。登山客も二人いた。五分ほど待ったら電車が来た。勝山駅までは三分位で着いた。 この後、勝山からは国道157号線で白峰へ出て戻る予定。お目当ては「ミチノクフクジュソウ」 「ミチノクフクジュソウ」自生地は、勝山市北谷町にある。国道157号線沿いにあり、赤兎山登山口の小原のヘアピンカーブを過ぎたあたりの、山側斜面に咲いている。 谷トンネルを過ぎて石川県に入ると、「白山」がちらりと見えた。写真を撮りたくて西山の望岳苑の方へ入り込む。西山にはまだ残雪がいっぱいだ。 白山の御前峰と大汝峰は真っ白だが、下の方は少し山肌が見えてきた。 白峰で食事をして帰った。 ●次項2015年第25回登山は、4/19「奥城山」へ● |