加賀の里山逍遥 
2005.04.より登山順




[加賀]  鷹落山 494. m  (小松市赤瀬町)14
[加賀]  蓮如山 328. m  (小松市西俣町)14
第23回 2024.06.24. 西俣キャンプ場より「蓮如山」に登り、鱒留の滝へ降りる。
第22回 2023.03.15 西俣キャンプ場より
「蓮如山」に登り、西俣熊野神社に降りる。
第21回 2021.09.23. 西俣キャンプ場より「蓮如山」-「鷹落山」に登り、西俣熊野神社に降りる。
第20回 2020.02.29. 西俣キャンプ場より「蓮如山」に登り、鱒留ノ滝へ降りる。
第19回 2020.01.06. 西俣熊野神社より、
「鷹落山」を往復。
第18会 2018.11.21. 西俣熊野神社より
「鷹落山」に登り、降りは「蓮如山」よりキャンプ場へ。

第17回 2017.11.27. 西俣熊野神社より「鷹落山」を往復。
第16回 2016.03.16. 登り、蓮如山経由コースで「鷹落山」。降り、「蓮如山」展望台よりキャンプ場へ。
第15回 2015.06.09. 打木コースの林道を登り詰め藪漕ぎで西俣からの道に合流し「鷹落山」頂上。下りは打木コース。
第14回 2014.03.12. 登り西俣熊野神社コース・途中藪漕ぎで「鷹落山」。降りは西俣熊野神社コース。
第13回 2012.04.15. 打木コースの林道を登り詰め藪漕ぎで西俣からの道に合流し「鷹落山」頂上。下りは打木コース。
第12回 2012.04.02. 打木コースより「鷹落山」往復。
第11回 2011.12.07. 西俣キャンプ場より往復。
第10回 2011.04.16 .登り、蓮如山経由コース。降り、熊野神社コース。
第 9回 2010.01.17. 打木コースより往復。
第 8回 2009.08.09. 打木コースより往復。
第 7回 2009.04.11. 登り、蓮如山経由コース。下り、熊野神社コース。
第 6回 2008.03.25. 動山より縦走で頂上。下り打木コース。
第 5回 2008.02.02. 打木コースより往復。
第 4回 2007.02.27. 打木コースより往復。
第 3回 2006.04.30. 登り、蓮如山経由コース。動山へ縦走。
第 2回 2005.07.05. 打木コースより往復。
第 1回 2005.05.31. 登り、蓮如山経由コース。下り、熊野神社コース。 


  2024年06月24日(月)23回 キャンプ場ー「蓮如山」-鱒留の滝

 昨日は大雨警報。あまり降らなかったので、近くなら歩けるかとS女史を誘って「蓮如山」へ。




 尾小屋へ続く国道416号の途中、岩上町から西俣キャンプ場の方へ入る。キャンプ場の入口に大きな杉の木がある。近くの道路沿いの駐車場に車を置く。
9.50分。









 雨は止む予報だがまだポツポツと降っている。







 キャンプ場から蓮如山に登る道がある。この道はまだヤマップには載っていない。橋を渡りキャンプ場に入り、そのまま突き当りの山裾に向かう







 山裾に「森林浴歩道・展望台まで50分」が下の草むらに落ちていた。以前は太い木に幹に、見える様に下がっていた。今は見えない。






 登山道に入り、尾根に取り付くまでが草茫々で荒れている。子供たちが造った「熊と蜂に注意」標識。









 草茫々。







 尾根に取り付くと登山道らしくなる。可愛らしい熊、これならば怖くないぞ。








 時々倒木。ここまでは中々の急坂階段。








 一度ピークに登り着き、降りになる。








 鞍部まで降りて登り返すと「蓮如山」に登り着く。








 細い尾根の登山道で海の方が開けている。ここが「蓮如山」の頂上で山名札も下がっている。







 ここが「蓮如山」で納得しているが、ヤマップではこの先100mの328mピークにランドマークが付いている。







 荷物を置いてランドマークを往復。展望無し、山札なし。千社札を貼って帰る。








 戻って日陰で昼食。少し風が通りホッとする。








 海の方。右側の山は「三角点・波佐羅」を探しに行き帰りに迷った山だ。







 小松ドーム。










 地元の小松の近くなのに、どうも方向が良く判らない。





 蓮如山史跡公園の方へ下山開始。








 ロープの下がった急坂を降りると、緩やかになる。









 大倉岳が見える。白山は今日は見えず。







 ふむふむ。









 蓮如上人の弟子の、住職兄弟の慰霊碑。







 一段下に、住職兄弟遭難の地。









 ここから長い参道を降りる。







 参道の歩道は、セメントで固めてあり歩きやすい、しかし長い。








 やっと参道の登り口まで降りてきた。







 しゃどうからの登り口。車道の近くに新しい駐車場が出来ていた。








 車道の向かいは「鱒留の滝」。








 「西尾八景・新緑の 鱒留の滝」







                ユキノシタ           ホタルブクロ















 車道をぶらぶらと戻ると、置いた車が見えてくる。暑くて半分熱中症。












 戻り道に通る「西尾八景・神宿る 烏帽子岩」










 続いて「西尾八景・四季の移ろい 十二ヶ滝」













     ■次回登山は、6/28「松ヶ根城山」へ


  2023年03月15日(水)22回 キャンプ場-「蓮如山」-熊野神社




 S女史と健康徘徊。老人は楽な場所を選んで「蓮如山」へ。鷹落山まで登れば良いのだが自信が無い。今回は蓮如山だけにしておこう。国道から西俣キャンプ場へ入る。西尾八景の「烏帽子岩」を通り、キャンプ場の入口の駐車場に車を置く。横に大木。
 歩いて滝上集落の登山口まで戻る。







 リュウキンカ           キクザキイチゲ     ヤマルリソウ








 滝上集落に西尾八景「鱒留の滝」がある。降りて写す。








 滝の反対側に蓮如山への登り口がある。








 杉林の中を登る。今年は花粉症が辛い。眼が痒くてショボショボ。







 ショウジョウハカマ      スミレ







 「長円寺四代住職兄弟・遭難の地」の標識。蓮如上人の弟子を開祖とする住職、織田信長に討たれた。









 更に登ると西俣の人々が建てた「墓石」がある。住職兄弟と共に蓮如上人真筆や経巻も燃えた。








 少し戻って更に登ると蓮如山の公園に着く。








 「白山」の方が切りひらかれて展望がある。古ぼけたベンチやブランコがある。







 さらに一登りした所が「蓮如山」になっている。立派な「山名札」がある。ここで昼食。








 海の方が大展望。12.30分








 大笠山と笈ヶ岳。








 小松ドームと柴山潟。








 下山開始。鷹落山の方へ降りる。








 峠に降りて、キャンプ場の方へ降りる。標識は壊れている。







 杉林のジグザク急坂を降りる。下の方にアルミ梯子が見える。あそこ迄が急坂。








 梯子を降りて林道にたどり着く。標識は壊れている。







 林道にフキノトウ多数。                   キクザキイチゲ




 八重もある。        イヌフグリ          キクザキイチゲの白







 橋を渡って熊野神社。キャンプ場の方へ降りる。











 キャ近づいて来た。あの稜線を歩いて来たのだな。




             ■次回登山は、3/19「黒谷城山」へ■


  2021年09月23日(祝)21回 キャンプ場-「蓮如山」-「鷹落山」-神社





 今日もS女史と足腰の弱らぬ様「健康登山」だ。「鷹落山」を歩きに行く。西俣キャンプ場の西俣川の道路側に駐車場がある。ヒガンバナが咲いている。横の橋を渡ってキャンプ場に入る。8.50分。









 橋を渡り、キャンプ場の突き当り辺りの山裾に「森林浴歩道・展望台まで50分」の標識がある。








 尾根に取り付くまでが少し藪になっている。尾根に取り付くと歩道はハッキリとしてくる。







 初めは急坂で階段があるが、段々緩やかになり、少し降ってから登ると「展望台」に着く。









 右より蓮如公園からの道が登ってきている。海の方が開けている。反対側には「白山」見えるが、今日は見えない。も





 展望台に「蓮如山」の山名札が下がっているが、更に鷹落山の方へ進んだピークに、ヤマップのランドマークがついている。しかしそこは単なる尾根の通過地点で展望もないし、山札も無い。









 鷹落山までは幾つものピークを越えてゆく。峠の低い所に、西俣熊野神社に降りる分岐がある。帰りはここを降りる予定。





                ママコナ          ミヤマシキミ







 広い登山路でよく手入れされている。二人で並んで歩けるぞ。









 切り開きがあり、小松ドームの見える地点がある。







 右に「鷹落山」が見えてきた。










 少し坂が急になったような感じ。階段は無し。






 鷹落山への分岐点に到着。直進する「動山」へは約4km。鷹落山へは150mと書いてある様だ。ほとんど消えている。









 12.00時に「鷹落山」頂上に到着。誰も居ない。








 この山は「白山」の絶好展望地なのだが今日は見えず。残念。








 「2等三角点」「鷹落山」「494m」。昼食。ご夫婦らしい登山者二人到着。







 別れ際に「ギヤさんですね?」と云われてビックリ。ヤマップで参考にしています、と言われる。今日逢った登山者はこの二人だけ。お名前をお聞きするのを忘れた。







 下山開始。同じ道を戻り、途中の峠から「熊野神社の方へ降りる。杉林の中のジグザグの急坂である。








 急坂の終わりにハシゴがある。









 ようやく先に、林道が見えてきた。林道分岐の「登山口標識」は完全に壊れていた。熊の仕業だな。






               アキギリ          






 オトコエシ






 




 墓地を通って、西俣川を渡って、熊野神社に出る。






 横の西俣川に名の無い滝があった。道路からは見えない。ちょっと覗ける地点があった。










 キャンプ場の、車を置いた駐車場が見えてきた。向こうの山が「蓮如山」らしいな。15.25分。













 この間亡くなった、相棒K君の、想い出写真。








































 
■次回登山は、9/25加賀「揚原山-高野山」へ■」














  2020年02月29日(土)20回 キャンプ場-「蓮如山」-滝上町


 
 今日は一人、連れも居ないし、早めに帰りたいから
「蓮如山」を歩くことにした。最近は鷹落山に登る時、楽をして「蓮如山」をカットして登って居る。ヤマップを見ていたら「蓮如山」にも山マークが付いた。




 登頂した山を一つ増やそうと蓮如山に向かう。国道416号線より岩上町で西俣キャンプ場に入ると。岩上神社の横に「西尾八景・烏帽子岩」がある。その横を通り抜ける。9.45分。








 「西尾八景・鱒留ノ滝」も通り越して、キャンプ場に到着。場内へは鎖があり進入できないが、駐車地は車道沿いにある。9.55分。






 用意して歩き出す。テント場の奥の「森林浴歩道」の標識に入る。展望台まで50分と書いてある。11.05分。








 熊に注意・ハチにも注意の、子供手作りの案内板。








 なかなかの急坂だぞ。









 ようやく頂上が見えてきた。







 11.10分に頂上に到着。展望台である。山札がある。のんびりと休憩。








 柴山潟・片山津温泉と粟津ドーム。




 小松市郊外のイオン。





 昼食していてヤマップ地図を見ていたら、山マークがここではなくて、高落山の方へ100mほど進んだ場所についていた。ぶらぶらと歩いて見に行った。さっきいた場所より2mか3mほど高いかな、という感じ。展望なし。その先は一度大下りになっていた。








 展望台まで戻る。白山が見える地点だが今日は見えない。代わりに「大笠山」が見えた。







 降りは反対側の海の方へ降りる。「蓮如山史跡公園」の方だ。お父さんが子供二人と食事中。さっき追い越して行った。





 覆い屋根の下に古い石碑が保存されている。




 「蓮如山由来」の説明碑がある。













 蓮如山の登り口付近で、単独男性が登ってきて立ち話。この男性は85歳で、私の3歳上の年上だった。加賀市の人らしい。今日は行ける所までとおっしゃる。実にお元気そう。私も負けずに頑張ります。またどこかでお逢いしましょう。







 滝上町に降り立つ。すぐ先に「西尾八景・鱒留ノ滝」がある。


 瀧を写して、車道をぶらぶらと歩いて車まで戻った。13.00時。









 ツバキ            サザンカ           フキノトウ



        ■次回登山は、3/1福井県「龍神山-城山」へ■



  2020年01月06日(水)19回 熊野神社より「鷹落山」を往復



 相棒は、お正月も済み、暇になったようだ。今日だけ天気が良い様だ。少し遅くからでも近くを歩く予定、と言ったら乗ってきた。何処でもいいと言ったら
「鷹落山」になった。出発が遅いので、鷹落山の最短コース?の熊野神社から登る事にした。せせらぎの郷で待ち合わせ。すぐ十二ヶ滝の方へ抜け、西俣キャンプ場の先の「熊野神社」の横に車を置く。10.40分。最近はここが楽だから、ここからばかり登って居る。






 神社前の橋を渡り、墓地を通り林道を少し歩くと、左に分岐がある。「鷹落山登り口」の標識が熊にかじられ半分になっている。11.00時。








 赤いイチゴの実がある。クサイチゴかヘビイチゴの実が残っているのかと思ったが、冬に実が赤くなる「冬イチゴ」だと相棒が云った。なるほど冬イチゴか。食べれるらしいぞ。





 11.25分に尾根の上に登り着く。蓮如山からの縦走路が通っている。










 縦走路は広く整備されていて歩きやすく、ピークを幾つも越えて段々と登って行く。





 右手に開けた所がある。展望のため木を切ったらしい。小松ドーム、柴山潟、日本海。




 左に木の間から、大倉岳の肩に、純白の白山が見えてきた。大倉岳は雪不足で営業して居無い様だ。今朝ここへ来る途中、張り紙を見かけた。




 「大笠山」と「笈岳」も真っ白だ。







 標高が上がってきたら、昨日あたりの雪がわずかに残っている。右手に鷹落山が見えてきた。こんなに遠かったかな。分岐をちょっと降りて登り返すと、すぐ頂上である。2等三角点がある展望の良い頂上である。誰もいないな。12.40分。






 昔作った山札があったので、松の木に提げた。
 三角点情報・「鷹落山」
三角点名・鷹落山
等級・2等三角点
標高・494.36m
 






 S女史と今年初登山である。今年もよろしく。










 単独男性到着。今日逢ったただ一人の登山者。キャンプ場から登って来たらしい。







 白山が見えてうれしい。









 白山と別山。一番端は、三の峰かな。




 海の方面。我が家は何処だ?




 山札を提げた松の木の下で、白山を眺めながら昼食。贅沢だな。空の色が段々変わって行く。








 空が青くなってきた。下に見える白い雪の斜面は、大倉岳スキー場の一番上らしい。あそこから左の大倉岳に、いつも登っているのだな。




 13.40分に、同じ道を下山開始。林道まで降りたら「フキノトウ」が顔を出しているのを発見。もちろん今年の初物。天ぷらにして食べたぞ。






 15.30分に、熊野神社が見えてきた。あそこの横に車を留めてある。











              ■次回登山は、1/9・福井県の「若須岳」へ■




  2018年11月21日(水)18回 熊野神社より「鷹落山」を往復


 大腸癌の手術から二年経ち、主治医から二年目の検査を言い渡され、昨日、CT検査と血液検査があり、すぐに結果説明があった。今の所特に目立った転移は無しとの事。有難うございます。まだしばらくは歩けそうです。




 S女史と8.30分に瀬領町の「せせらぎの郷」集合し、
「鷹落山」に登りに行く。岩上町で西俣町の方へ入ろうとしたら、工事中で尾小屋町の方から入るようにと看板が出ていた。直進して尾小屋町の手前で右に入ると、トンネルを抜けて熊野神社の横に出る。神社の前の道の広い所に車を置く。8.50分。






 神社の前の橋を渡り林道を進むと、右の谷に入る道があり標識がある。急坂を登り切ると、9.35分に尾根の上に登り着く。左に落ち葉の敷き詰めた、広い緩やかな尾根の登山道を行く。




 登ったり降ったりの気持ちの良い登山路で、途中に加賀平野が望める場所が時々ある。








 右手に頂上が近くなってくる。この辺り少し急坂。




 頂上近くまで登り、分岐を左に降りて、すぐ登り返したところが、三角点のある「鷹落山」頂上である。分岐を直進すると「動山」への縦走路となる。鷹落山はピークが三つあるようで、三角点ピークは最高地点ではない。頂上には誰も居ない。白山が見える。小春日和の暖かい日である。




 今年は「白山」は中々に真っ白にならない。やはり暖冬かな。




 加賀市の方面。




 加賀温泉駅の裏の「観音像」が見える。






 ゆっくりと食事をして辺りを眺めていたら、声がしてきて、4.5人のグループが登って来た。少し年配のグループだ。入れ替わりに我々は下山開始。









 ミヤマシキミ








 ソヨゴ








 帰りは登って来た道を降りないで直進し、蓮如山からキャンプ場の方へ降りた。蓮如山からも「白山」が良く見える。13.35分。




 昔は、この下の蓮如山公園辺りを「蓮如山」と言っていて、ここは「蓮如山展望台」だった。しかし今ではこの展望台が
「蓮如山」となったようだ。




 金沢方面。右端が「医王山」。






 ここからキャンプ場の方へ降りる。なかなかの急坂で階段が続く。大きなサルノコシカケがある。










 14.25にキャンプ場に降り立つ。階段を調子よく降り過ぎて、2.3日腰が痛かった。





 キャンプ場は看板を見ると、まだ使用可能のようだが、人ひとりいなかった。少し歩くと朝置いた車が見えてくる。14.15分。

 帰りは通行止めの看板を無視して岩上町の方へ出てみた。工事は行われていなくて、難無く通れた。






   ■活動時間 5時間53分 Ⓢスタート8.54→1時間53分→鷹落山10.47-11.58(1時間11分)→
         2時間49分→Ⓖゴール14.47
   ■活動距離 6.0km   ■高低差 396m   ■累積標高上り/下り 500m/460m







  2017年11月27日(月)17回 熊野神社より「鷹落山」を往復


 大腸癌の手術から一年たち、主治医から一年目の検査を言い渡されていた。一週間前に大腸にカメラを入れて検査。麻酔をしなくてモニターが自分で見える。気分が悪くなると看護士が気分を紛らわすため話しかけてくる。山歩きの話をしていたら終わった。特に悪い部分は無かったような感じで有難い。カメラより下剤を大量に飲む方が辛かった。そして今日はCT検査に、超音波検査に血液検査。結果説明は明日主治医から言い渡される。今日の検査は痛くなかったし、早く終わった。おまけに天気が良くなってきた。判決の前の仮釈放の感じ、しばらく歩いていないので近くを歩くことにした。




 
「鷹落山」に今年はまだ登っていない。昼頃急に思い立ち、尾小屋に向かう国道416号を走り、途中岩上町で西俣キャンプ場の方へ入る。キャンプ場を過ぎた先の三差路の熊野神社の横に車を留める。12.40分。境内は銀杏の落葉で黄色くなっている。







 木の橋を渡るとき、苔で滑ったので車に戻り、小さな滑り止めのアイゼンを付けた。。墓地を通ってゆく道はいつの間にか林道になっていた。火葬場跡の碑が出来ていた。







 道が広くなっていたので、登山口が判るか心配したが、分岐に新しい標識があった。13.00時。この道も広くなっていたが、すぐ細い登山路になる。








 谷沿いに登って行くが、滑滝の横に梯子が懸かっている。








 13.25分に尾根の上に到着。分岐に座り込んで持ってきたビスケットで昼食。


 尾根を歩き出すと、右手に平野が見え、紅葉している。














 鷹落山の頂上が右手に見えてくるが、ずーっと遠回りするので、なかなか頂上が近づかない。










 14.35分に頂上三角点に到着。こんな時間なのに、自分の影が長く伸びる。日が短い。早く下りないと日が暮れたりしたら大事だ。




 小松ドームと木場潟。




 小松の山手方面だな。




 鷹落山からは金沢市街が見える。




 紅葉の里山が続く。禿げた部分は観音下町の石切り場かな。




 「白山」はまだ晴れない、「別山」は見えてきた。




 写真を撮ってすぐ下山開始。




 向こうが「鷲走ヶ岳」で、手前は「大倉岳」と思われる。







 16.15に車に戻り着いた。誰一人遇わない山歩きだった。









   ■活動時間 3時間38分 スタート12.35→1時間54分→鷹落山14.29-14.54(25分)→
         1時間19分→ゴール16.13
   ■活動距離 5.4km   ■高低差 399m   ■累積標高上り/下り 612m/588m



       ■次回登山は、11/28「木場潟一周」へ■





  2016年03月16日(水)16回 「蓮如山」より「鷹落山」-キャンプ場



 今日はお天気が良くて温かくなると云う。
「鷹落山」を歩きたいと考えている。蓮如山コースからしばらく登って居ないので、蓮如山からゆっくりと往復一人旅の予定。9.30分に家を出てコンビニに立ち寄り、八幡より国道8号線を行き、東山ǐCで降り国道416号を走る。十二ヶ滝を過ぎ観音下町を過ぎ、岩上町で西俣キャンプ場の方へ入る。分岐に鷹落山の標識もある。





 岩上神社を過ぎた所に西尾八景「烏帽子岩」がある。烏帽子とは武士が儀式のときなどに被る、帽子なのだが、能楽では今でも「翁」の曲を演能するときにはこの烏帽子を着ける。一応能楽師の私も着けたことがある。西俣町滝上の集落の手前に道路が広くなっている所があったので、バックして車を留めて靴を履き替えていたら上から一台車が来て停まった。10.10分。






 中年女性の登山者に、蓮如山の登山口はどこですか?と聞かれた。行き過ぎてキャンプ場まで行き戻って来たらしい。私も今から登りますから登山口まで案内しますよ。西尾八景「鱒留メ滝」を見る。彼女は動山から鷹落山まで往復したことがあるらしい。 







 だから今度は蓮如山へ登りに来たのだと云う。滝のちょっと前に「蓮如山史跡公園」の碑がある。ここから入るとすぐ先に山に入る登山路がある。案内図があるので簡単に説明する。私は鷹落山まで歩くつもりと云ったら、彼女は私も行ってみようかなーと云った。







 10.18分。長靴と小さいリュックの彼女に、足の遅い私は先へ行ってもらう。足の速い彼女は、見る間に先へ進んで見えなくなった。








 10.37分。峠の「遭難の地」の碑に到着。天正時代当時粟津村にあった、蓮如上人のお弟子を開祖とする長円寺の住職兄弟が、ここで柴田勝家の手兵に殺されたらしい。左に尾根を少し登ると、鷹落山への分岐があり下に広場が見える






 10.43分。広場に降りると覆いのある「墓碑」がある。当時の信長の信州門徒討伐で兄弟が殺されたとき、蓮如上人よりたまわる真筆、その他経巻ともども焼失したという。後に西俣の同行衆が遭難の地近くのこの地に墓碑を建てたという。







 分岐まで戻り鷹落山の方へ登ると「蓮如山史跡」の碑があり、周りにベンチがあり展望が良い。平野と海岸線が見える。10.47分。






 ここが
「蓮如山」の頂上だろう。東の方には「白山」が見える。白山の左手前が「鷲走ヶ岳」。手前の右が「大倉岳」だと思われる。


 ここから急坂を登りきると「展望台」の上へ出る。11.00時。展望が良い。キャンプ地からの登山路が合流している。












 大きな椿の木に花がいっぱい咲いている。最近どこの山も椿に花が咲いて居なかったのでなんとなくうれしい。




 広いよく整備された縦走路を行くと、次々と椿の木が続き、花も咲いて居る。
































 11.25分に西俣自然教室へ下山分岐。所々、平野の方が切り開かれていて、小松ドームが見える。東にも白山が見える所にあった。真ん中が「大倉岳」、右に「白山」、左に「鷲走ヶ岳」。蓮如山からは白山が真ん中だったが、ここまで歩いて来ると白山が右になる。







 頂上が近くなった12.15分に、朝、登山口を案内した女性が降りてきた。頂上には誰も居ませんでしたよ。ところで「蓮如山」が何処だか判りませんでした。何処だったのですか?。しばらく立ち話。さようなら。




 12.40分にようやく頂上到着。昔の山名札が地に落ちていたが、また取り付けて写す。




 2等三角点と白山。空がもっと青いと良いのだかがな。








 マンサクの花の、向こうに「笈岳」と「大笠山」が見える。




 海の方は海岸線がハッキリと見える。








 小松の街も良く見える。




 風が無く日が照って温かい。ゆっくりと景色を眺めて昼食。平日なので誰も登ってこないだろうと思っていたのに、男が一人で打木コースの方から登って来た。通りの東屋辺りに車を置いて来たらしい。それぞれ別の方を向いて食事、しばらくウトウトしていたらもう男は居なかった。







 暢気なもので、1時間20分も長居した。自分で記念撮影して、14.00時にもと来た道を下山開始。










 熊野神社コース分岐を過ぎた少し先、14.55分に打木の方の林道に降りる斜面の大杉に、「うつぎ→」と書いてあるのを発見。以前林道を登り詰めて、藪を漕いでこの辺りに登り着いたことがある。まだ道にはなって居無い様だ。



 15.20分に展望台に到着。天気はますます良くなり空も青くなってきた。白山が良く見える。








 ここからキャンプ場へ直接降りることにした。倒木が多く少し荒れている。「ダンコウバイ」を今年初見。16.08にキャンプ場に降り立つ。車までの車道歩きで「キクザキイチゲ」「リュウキンカ」等を見付ける。16.25分に車に到着。
































































 久し振りにお天気が良くて温かかったので、山を降りるのがもったいなくて、1時間20分も頂上で長居した。暇なので頂上の写真を友達にメールで送った。S女史にもメールしたのだが、帰っ翌日の新聞のお悔やみ欄で、S女史のお母上のお亡くなりになられたのを知った。お悔やみ申し上げます。お忙しいときに暢気に写真を送ったりして、申し訳ありませんでした。



          
★次項2016年の第22回登山は、3/20日「中海山」へ★






  2015年06月09日(火)15回 打木より林道詰めて「鷹落山」




 久ぶりにS女史と歩きに来た。娘さんの出産真近だが順調のようで、息抜きに「鷹落山」でも歩こうと云う事になった。昨日から雨だが9.00頃から曇りの予報。9.00にせせらぎの里で落ち合い打木町の林道に入り込む。途中の登山口のある林道分岐には、黄色い鎖が張ってあった。仕方がないのでこの三叉路に車を置いて歩き出す。9.15分。今日は登山口を通過して、林道を登り詰め藪を漕いで尾根上の登山路に登り着く予定。3年前に一度歩いた事がある。




 ギボシ            ウツギ           マタタビ




 ガクアジサイ         ウリノキ          トリアシショウマ






 ヘビイチゴかクサイチゴか判らないが、赤い実は甘くてとてもうまかった。


 黄色い小さな花は?









 林道が突き当りで無くなり、そのまま杉林の藪の中を登り始める。枝打ちをした倒木が藪の下にゴロゴロ。非常に歩き難い。雨は降っていないが藪が雨粒いっぱいでびしょびしょになる。30分以上も藪漕ぎに費やした感じ。ようやく尾根の登山路に登り着く。右のピークを越えた先の鞍部が、西俣からの合流点だった。疲れてしばらく休憩。10.50分。



 ツルアリドオシ        ギンリョウソウ






 幾つものピークを越えて登って行く。
 










 11.50分に動山の分岐に出る。今日初めてのササユリ。他に頂上に3.4本あり。











 12.00時に鷹落山の頂上到着。急に雨粒が落ちてきた。木の下に入って昼食。展望無し。























 12.30分にポンチョをかぶって下山開始。雨気味でまたカメラの具合が悪くなった。少し降りに掛かると、小松ドームと木場潟が見えた。この写真は頂いたもの。






 この登山路は非常に急坂だ。ロープの下っている場所が多い。まったく雨の跡はロープが無いと危なくてしょうがない。








 ようやく林道に降り立つ。登山口付近に作業道が出来、何の気なしに入って行くと登山路と離れてしまう。入ってすぐ右側の尾根に取り付くべし。

 林道を歩いて、14.00時に車に戻り着いた。





 車に着いてからタブレットで今日の集合写真をとる。せせらぎの湯に入って帰る。



               ●次稿2015年・第41回登山は、6/13「西山」へ●






  2014年03月12日(水)14回 熊野神社より「鷹落山」を往復 



 突然に気温が高くなり、今日だけ晴れの予報。明日からは雨が降るそうだ、それでも気温が高いらしく春が来たようだ。介添えさんが都合が悪くなり一人で「鷹落山」である。3時ごろまでに帰りたいので、西俣の熊野神社から登る事にした。ここが一番近そうだ。ここへ下山した事は何回もあるが、ここから登るのは初めてかもしれない。




 9.00時に西俣町の熊野神社に着いた。神社横の三叉路は広いので車が置ける。










 横の深い溝の側面に、今年初めてのフキノトウを見付けた。手が届かない。






 神社前の橋を渡って、墓地の裾を周り、杉林の中の、谷沿いの登山路を歩き出す。暖かくなったので谷川が勢いよく流れている。しばらくで谷の分岐に出る。ここで川を渡渉して、右の谷筋に入り込むのが登山路だったが、記憶にもないし、雪が積もって登山路が見えないし、川を渡るのが大変そうだったので、そのまま直進する谷に入り込んだ。ここが一番歩きやすいように見えた。




 所が、谷は段々左に入って行くので、地図を眺めて、少し戻って、直進する小さな谷に取着いた。道を間違えているらしいと気付いたが、尾根の上まで登れば縦走路に出る確信があったので、木の枝につかまりながらよじ登った。雪の下が朽ち葉や笹なので、斜面は実に良く滑る。足ではなく腕が痛くなってきた頃、尾根上に到着。ところが在る筈の広い登山路が無い。右に瘤まで登っていったら、ようやく登山路を見付けた。10.30分。途中の藪漕ぎで、いつの間にか安物サングラス紛失。残念。




 広い縦走路は、だいたい雪に覆われているが足跡がある。しかも新しいから今日だと見た。しかも単独者ではなく二人だろうと思った。登山路の右に鷹落山が見えてきた。








 もう頂上も近いなと思った12.00時に、上から女性二人が下山してきた。立ち話。今日はこの二人がラッセルをして登ったらしい。カンジキを履くほどでもないが、大変だったかも知れない。







 12.15分、頂上到着。三角点は顔を出している。周りで休んだ跡がある。








 晴れてはいるが、白山の方は、春霞が掛かっていて遠くの山は見えない。








 微かに小松ドームが見える。
 







 12.30分頃、下山開始。途中で出会った女性軍は、キャンプ場へ降りるらしい。私は足跡を辿って急斜面を降っても良かったが、サングラスを諦めて尾根上の、正規の登山路分岐まで降りた。






 西俣自然教室へ降りる道は、悪そうならば、女性軍の足跡があるキャンプ地へ降りる心算だった。足跡は無かったがなんとか良さそうなので、13.30分に西俣の方へ降りに掛かる。途中に一ヵ所だけ梯子が掛かっている。急斜面のジグザグ道は良く滑る。何度も尻もちをつく。谷の合流地点の谷を渡渉して、朝の足跡に合流。14.15分に車まで戻り着く。




 帰ってから、ナビに残っていた登山軌跡を眺めていたら、地理院地図上の点線登山路は、使われていなくて、200m程蓮如山の方が峠分岐になっていた。今まで気が付かなかった。とにかく登るときは、最初の谷分岐を右に入る事だ。無雪期ならば道は判るのだろう。藪漕ぎしないように。




 登山口の案内看板。打木町から林道を登り詰めて、峠まで登った事(12.04.15)があるが、峠近くは道が無い。




 今日北陸で、全国最初の「春一番」が吹いたと、新聞に載っていた。


              
●次項2014年・第17回登山は、3/16「西山」へ●






  2012年04月15日(日)13回 打木より林道詰め「鷹落山」



 早くも今年2度目の
「鷹落山」である。山が初めての「Xさん」が参加との事で、比較的楽で、白山が良く見えて、花が咲いていそうな、この山を選んだ。今回は打木町林道から入り、登山口に車を置き、いつもの急坂の登山路は下山に使う予定。まだ歩いた事の無いこの林道を登り詰めて、西俣町の神社からの登山路の尾根上に合流する予定。地図には林道は記入されていないが、昔の登山路が書いてある。





 9.10分、いつもの林道の、登山口の広場に車を置く。単独登山者が急坂を登って行った。我々は、ここからは初めての林道を進む。途中からは藪漕ぎもあるかもしれない、と思っている。









 さっそく「カモシカ」のお出迎え。子供のカモシカで、横を通っても動かない。








 「キクザキイチゲ」。お天気が良くて開いている。林道が無くなり、作業道がUターンしている。前方に尾根の上が見えるので、作業道に入らず直進するガタガタの谷道を選んで進む。








 また作業道に戻るが、その道も無くなり、杉林を登り詰めたら、尾根上の見慣れた登山道に登り着いた。









 登山路を右に100mほど進んだら、西俣町に降りる分岐点に到着。9.50分。この峠に直接登り着くのかと考えていたが、少しだけずれていた。しかし案外と楽に到着したので一安心。







 ここからは気持ちの良い、好きなコース歩きとなる。コブシもようやく咲き出した。あちこちにコブシの木がある。









 「ミツバツツジ」の花も咲いていた。









 「ツバキ」の花がいっぱい付いた木があった。今年はツバキに花があまり付いていない、と感じていたのでうれしい。







 「クロモジ」の花があった。ちとかわいい。











 下界は桜満開。開花宣言より2日ほどで満開となったようだ。






 左手に木の間から「白山」が見えてくる。







 10.40分、頂上到着。登山口であった人が一人だけいる。登り口で道を間違えてまた戻った、と云っていた。作業道が出来たりで、取っ付きが少し判り難い。右の急な尾根に取り付けば良い。









 「コブシ」の向こうに小松の街が見える。










 今日のメンバー4人で記念撮影。初参加もN女史で、N女史二人になった。






 今日は白山が良く見える。




1時間半も長居して、食事をしてコーヒーを飲む。12.10分下山開始。直接急坂をロープにぶら下がりながら、40分くらいで車まで降りた。



 今日の、林道を登り詰めて一周するコースは、なかなか良いコースだと思う。少し道の無い所があるが、藪は大したことが無い。きっと歩く人が増えると思う。





 せせらぎの郷で解散。すぐ帰るつもりだったが、新聞の、法皇山遊歩道にカタクリが咲いた、の記事を思い出した。カタクリの写真も載っていた。今年は未だ「カタクリ」を見ていないのでちょっと寄ってみた。










 遊歩道を、標識1番から15番まで、抜かさずにひと回りした。








 「オドリコソウ」や「イヌノフグリ」がある。










 「スミレ」も咲いているが、肝心の「カタクリ」が一本も見付からない。








 ようやくひと回りして、入り口の案内板の後ろの斜面に、たった一本の「カタクリ」を見付けた。たったの一本である。








 資料館の案内女性と話をしていたら、やはり新聞記事を見て「カタクリ」を見に来る人が大勢居るようだ。何処に咲いているのかと尋ねられるが、はっきりと答えられなくて弱っているとの事。遊歩道から外れた東の方にあるらしいとの事。彼女自身も何処かはっきりと判らないらしい。


 私が一本見付けたと云ったら、どこにあるか教えてくれと云われ、すぐ近くだから案内した。見付けてくれて、あんたは偉い。と褒められた。


 




  2012年04月02日(月)12回 打木より「鷹落山」を往復


 明日の北陸地方は、台風並みの爆弾低気圧が通過するとの事である。所が嵐の前の静けさ、今日は良く晴れている。




 仕事が午前で済んだので、「白山」の見える山に登ろうと、急に思い立ち昼飯を慌てて掻き込み、今年初めての
「鷹落山」へ急ぐ。瀬領町から打木町を抜けた所で左に林道に入る。通行止めになっていないかと心配したが、入り込めた。途中の分岐に鷹落山登山口の標識がある。右の林道に入るのだが、覗くと木が倒れ込んでいて通れないようだ。この分岐に車を置く。12.35分。12.45分林道を歩き出す。





 家を出るとき肥満児の息子が、どこへ行くのと云うので、一緒に行こうかと云ったら、珍しく付いて来た。最近減量しょうと一生懸命なので、減量に役立つと思ったのだろう。小学生か中学生の頃、白山も立山もつれて登っている。それ以来かな。13.00時登山口に到着。






 登山口には「鷹落山頂上1.5Km」と書いてある。登り口の杉林は下刈がしてあり、右の尾根に取り付く道がちょっと判り難くなっている。尾根に登り着いて、段々登って行くと、道ははっきりとして広くなる。頂上まで800m地点通過。








 登山路は一直線。細い尾根を上へ上へとまっすぐ続く。600m地点を13.26分通過。ここら辺りから急登が続く。ずーっとロープが下がっている。息子がだんだん遅れだした。











 13.36分、400m地点通過。一度傾斜は緩くなるが、またまた急坂となる。だいぶ下の方だが姿が見えたので、先へ急ぐ。


















 急坂が済んで登山路が緩くなると道に残雪が現れ出す。頂上まで200m地点通過。14.10分。リュックの中の携帯が鳴り、息子の戦線離脱報告。足が痛くなったので頂上を諦めると云う。





 私は頂上目前。写真を撮ってから降りると伝える。14.23分頂上到着。小松ドーム方面は良く見える。









 晴れているのだが、空の色が白くて、山があまり目立たない。今年は遠くの山の雪が、多いような気がする。






 白山も良く見えるのだが、空に溶け込んで写真には写っていなかった。デジタルなので色々といじっていたら、ようやく白山が姿を現した。







 15.28分、三叉路に置いた車まで到着。息子、減量してまた挑戦だと、のたもう。
 4月と云うのに、花が何一つない。マンサクが無い。ツバキの花も見かけない。異常だ。



    
▲次回登山は、2012.04.04「鞍掛山」▲ 






  2011月12月07日(水)11回  キャンプ場より「鷹落山」往復




 12月に入ると、北陸特有の天気で、ほとんど毎日しぐれている。近くの歩き慣れた山を選んで歩いている。今日はN女史の付き添いで、
「鷹落山」。まだ通った事が無い西俣のキャンプ場から登る予定。9.25分、せせらぎの郷で待ち合わせ。9.45に鱒留の滝の先のキャンプ場に着く。







 9.55分、キャンプ場の中を歩き出す。「森林浴歩道・展望台まで55分」と書いてある。キャンプ場を横切った先の杉林に登り口があった。標識と熊に注意の立札がある。






 しばらく右の方へ捲いたかと思ったら、直登の木の階段になった。どこまでも木の階段が続いている。









 子供が作った可愛らしい札が掛かっている。







 10.30分、展望台に登り着く。ここは段々周りが切り払われて、展望台らしくなってきた。N女史にコーヒーを点てて貰って休憩。







 海の方も、山の方も見える。






 20分休憩して10.50分に鷹落山に向けて出発。尾根道を忠実に歩く。違った二本の木が、下で繋がっている木を見付けた。N女史に命名を頼んだら「国際結婚の木」と云った。随分とまともである。人間的にいやしい私には、もっといやらしい名前ばかり浮かぶ。







 この縦走路は、鉄塔巡視路ではないのに、実に良く整備されている。二人横に話をしながら歩けるくらいだ。









 11.07分に峠を通過。地理院地図には、打木町よりここまで登山路の記入がある。打木町よりの登山路の、車を置く林道を登り詰めれば良いようだ。一度歩いて見るかな。12.04分、頂上到着。ここのコースは長い。峠より一時間掛かった。








 悪天候を覚悟していたのに、思ったより天気が良くて暖かい。昼食。







 遠くに見えるのが「鷲走ヶ岳」。その上あたりの「白山」は雲の中。真ん中の右は「大倉岳」で左は「作事嶺」。この間歩いたばかりだから判る。ここから見ると二つの山とも、堂々として良い山だ。




 12.45分下山開始。登って来た道をそのまま降る。キャンプ場到着14.20分。

 





  2011年04月16日(土)10回 「蓮如山」より「鷹落山」-キャンプ場




 天気が悪い。予報では、昼頃から雨マークが消えて曇りとなる。あまり寒くないので登ろう、という事になった。
「鷹落山」にもそろそろいろんな花が咲きだす頃だ。8.50分に、滝上集落の「鱒留の滝」に車を置く。


 今日の滝は水量が多い。









 9.00分、蓮如山へ向けて登りだす。この山は「ツバキ」の木も多い。










 「イカリソウ」が咲いている。この花はどうゆう訳か、いつもピンボケに撮れる。









 9.25分、蓮如山史跡公園に着く。記帳のノートがあるので記入。少し戻って
「蓮如山」の頂上を通過。一度峠まで降る。「コブシ」が多い道である









 実に手入れされた歩きやすい登山路である。「ダンコウバイ」も咲いている。










 11.00分に
「鷹落山」頂上到着。頂上に着いたら雨が上がる予定だったが、反対に強く降り出した。食事も出来そうでないので、すぐ下山する事に決定。








 峠まで下りて、熊野神社の方へ降りる。12.10分、平地に出たら、「フキノトウ」がいっぱい。これは「ヤマルリソウ」かな。



 とうとう西俣オートキャンプ場に入り込み、屋根のある炊事場で、お湯を沸かしてもらって昼食。





 国道わきの「十二ヶ滝」の写真を撮って帰る。
 






  2010年01月17日(日)9回 打木より「鷹落山」往復



 今年は雪が多い。きのう虚空蔵山でカンジキ歩行訓練をして今日は
「鷹落山」を目指す。今日は踏み跡は無いだろう。9.30にせせらぎ郷で待ち合わせ。すぐ近くの打木町を抜けた所の林道入り口に向かう。大きなブルが置いてあり少し駐車場所がある。用意していたらハンターが現れて、さっき下見にいったら大きな猪が居たから、後で狩猟に出る。静かに驚かさないように行けと言われる。




 9.45.ハンターの歩いたカンジキ跡を辿る。大きな猪の足跡が横切っている。小さいのもある。さっきオドカされたので、猪が襲ってこないか心配である。林道分岐より先は踏み跡が無い。全員カンジキを着ける。




 だいぶ歩き方が堂に入ってきたぞ。










 雪道は暇がかかる。11.05.に林道の登山口につく。いつもはここまで車が入る。1時間20分も掛かっている。お菓子を食べて早速抹茶休憩30分。


















 雪が柔らかい。急坂は真に歩きにくい。尾根にたどり着くまで一苦労。遠くに平野が見えてきた。












 このコースから登る鷹落山はまことに急坂の連続である。急坂はカンジキでは実に登り難い。









 雪が柔らかいとラッセルも暇が掛かる。先頭は男性だと思ったが、女性のほうが元気が良い。後半はほとんど女性軍がラッセルの先頭を勤めた。すみません。老人は役立たずです。








 ようやく急登部分が過ぎ緩やかになった。今度のピークこそが頂上かと思いながら3っも4っも越えてゆく。下手に踏み抜くと腰まではまって、カンジキを抜くのに一苦労する。




 13.50.頂上到着。林道終点地点より2時間15分か。いつもより倍近く時間を要した。




 標識の頭が少し出ている。方位盤のやぐらが見えない。白山方面は灰色であまり見えず。西は車であがってきた平野が白く見える。









 もう2時近い。雪を踏み固めて慌てて昼食。風は無いが汗が冷えて寒い。















 私より背の高い標識の上に腰掛けて記念撮影。








 去年の夏の頂上標識




















 50分居て、14.35.下山開始。小松の平野が少し見えてきた。15.20.林道に降り立つ。ここから林道歩きが長い。16.10.ようやく車にたどり着く。所々に猪の血痕みたいなものがあった。どうも撃ちとめられたようだ。








 せせらぎの郷で風呂に入って帰る。久しぶりに疲れた。





 

  2009年08月19日(水)8回 打木より「鷹落山」往復




 一人前にお盆は忙しく、しばらく歩いていない。名古屋での気の張る仕事済み、午前中が空いたので、S女史に老人介助の同行を頼む。半日で登れる山
「鷹落山」だ。8.00.に「せせらぎの郷」で待ち合わせ、打木町の先より林道に入り、登山口の広場に車を置く。途中窓を開けて走っていたら、小蝿くらいの虫の大群が窓からドカット入り込み肝を潰す。駐車場で虫に車を占領された状態で飛び降りる。









 虫の退治は下山後にして8.10.上りだす。彼女はこの道は初めてらしい。
 小さな「ツルリンドウ」が咲いている。














 9.20.頂上到着。周りの木に白い房の花が咲いている。どうも「リョウブ」と言う木の花らしい。コーヒーを沸かして飲んですぐ下山。

















 これは「ママコナ」と言う植物らしい。








 小さい花を見つけた。「ハグロソウ」らしいと彼女が調べてくれた。珍しいものかもしれない











 これは「ヤマトウバナ」と言うらしい。彼女がいろいろ調べてくれる。


 車に着いて、車の中で蚊取り線香をしばらく焚いていたら居なくなった。






 

  2009年04月11日(土)7回 「蓮如山」より「鷹落山」-熊野神社







 N女史が未踏の「鷹落山」を目指す。今日は3人パーティ。国道脇の「十二ヶ滝」の駐車場待ち合わせ。桜は散りかけ。「烏帽子岩」の横を通り「鱒留の滝」より登り出す。「 」で囲んだのは西尾八景だ。今日は四箇所いっぺんに見ることが出来る。









 キャンプ場少し先の、熊野神社に車を置いてきて、戻ってきて鱒留の滝より登る。ここには車1台のスペースしかない。9.15.滝の反対側の民家の間より登り出す。








 9.45.「蓮如山史跡公園」に到着。桜が咲いている。「経墓」が在り、加賀一向一揆の悲しい話が伝わっている。住職兄弟が、蓮如上人の真筆共々ここ殺されたらしい。それを痛んで建てられたのが「経墓」であり、赤坂山が蓮如山と呼ばれるようになった由縁とか。









 公園より少し戻って、高みに登った所が蓮如山頂上である。そこをさらに登ると、展望台があり、ここが蓮如山の最高地点である。加賀平野がよく望める。キャンプ場からの登山路もここに合流している。




 10.05.ここに陣取って抹茶タイム。天気が良くて気持ちが良い。以前よりも展望台らしくなった。白山、大倉岳。コブシ満開、ツツジも咲き出した。N女史「コシアブラ」を見つけておおはしゃぎ。私は山菜としての名前は聞いていたが、採ったことが無かった。分けて貰って天麩羅にして食べてみたがイケル。







 10.30発。ここから鷹越山までの縦走路は、尾根歩きで気持ちの良い道である。コシアブラを探しながら歩く。「コブシ」がまことに多い。












 10.45.西俣下山路の分岐。11.30.動山への分岐。ここにもコシアブラがある。








 11.40.鷹落山頂上到着。誰も居ない。三角点を入れて記念撮影。
三角点情報「鷹落山」
三角点名・鷹落山
等級・二等三角点
標高・494.37m
所在地・石川県小松市瀬領町




 三角点は下の部分がだいぶ出ている。見晴らしの良い山なので、二等になっている。今日は白山が良く見える。暖かい日が続いたので、白山は真っ白ではなく、地肌が見え始めた。
昼食していたら、大杉青年の家より動山経由で往復すると言う青年が現れた。私には考えられない健脚だ。三角点めぐりの老夫婦が現れて、三角点談義。我々よりだいぶ年上でびっくり。




 打木町への下山路のほうは「コブシ」のトンネルになっている。その向うに小松方面が見える。








 遠くに大笠・笈がまだ白い。1時間半も長居して下山に掛かる。












 分岐まで戻って、西俣熊野神社の方へ下る。「ヤブヘビイチゴ」かな。14.25.車を置いた神社にたどり着く。






 




  2008年03月25日(火)6回 青年の家-「動山」-「鷹落山」-打木





 5日前、中大杉町から動山登山中に、女性三人組が青年の家から登ってきて追い越していった。私は未だこのコースを歩いていないので、相棒と、上大杉町の青年の家から「動山」に登り、「鷹落山」まで縦走する事にした。










9.30分に打木町より林道に入り、いつもの鷹落山登山口に相棒の車を置く。上大杉町の青年の家に10時、私の車を留める。









 5日前にあった登山口の雪はすっかり消えている。全日本鉄人レースの標識が残っている。大杉町で行われる鉄人レース登山は、ここが出発点らしい。歩き出しすぐ右の斜面に取り付き尾根上にでる。地図記入の登山路登山口と少しずれている。








 今年初めて「イワウチワ」を見つける。そろそろ咲き出した。嬉しい。











 「スミレ」も咲き出した。










 尾根から急な斜面の登りになる。地図には462mのピークを通る登山路が記入されているが、ピークは通らず右に巻いてゆく。11.10分、三叉路に標識がある。直進すれば段々降りてゆくようで、多分五百峠の方へ降りる道のようだ。標識に拠ればこの先960mに「展望の丘」が有るらしい。三叉路を左折して戻るように、ピークを巻いて残雪のある崖道を行く。





 少し登ると頂上まで2Kの標識があり、前方にようやく動山が見えて来た。




 ピークを巻いて一度下り、なだらかな尾根をしばらく行くと、左から中大杉からの道が合流してきた。11.40分。ここから先は5日前歩いた道となる。陽だまりで抹茶一服の休憩。地理院の地図に記入されている登山路は、現在の道とは大分違うようだ。




 12.50分に頂上到着。5日前とは大違い、雪が消えて地面が出ている。お天気が良いので小屋へは入らずに、外の陽だまりで昼食。




 春は急ピッチで近ずいている。純白の白山は何時見ても神々しい。コーヒーカップを片手に、頂上を歩き回り眺望を楽しむ。一時間ほど居て鷹落ち山に向けて出発。
 青年の家から頂上まで170分。でした。
























 13.45分、動山を出発して
「鷹落山」に向けて出発。三角点より、北の斜面の道を降りる。北に向いているので雪が残っている。10分ほど降りるとシャクナゲの木の側を通る。動山の項に載せた2006.4月のシャクナゲだが、あの時よりも蕾の数が少ない。数える程しかない。
 14.10分に鞍部に降り立つ。相棒はここを「イタヤカエデの鞍部」と言う。標識の付いた木がある。ここから緩やかな尾根道となる。加賀地方の国道8号線を走っていると、動山より鷹越山の稜線がいつも見える。動山の方が高いので下り道のはずだが、思いが違った。ピークが幾つもありアップダウンが思ったより激しい。







 鷹越山は大きなピークが3っあり、その一番北のピークに三角点があり頂上である。しかもピークの中で一番低い。だから動山から縦走すると頂上が見えない。頂上かと思うピークを5.6回も通る。やっと「蓮如山」の分岐に着き、左折して8分で頂上に着く。









 今日は未だ展望が良い。












 15分程居て、前回、積雪の中を降りた道を降りる。もう全然雪はなし。40分ほどで朝置いた車にたどり着く。16.40分。


 上大杉青年の家から動山頂上まで170分。
 動山より鷹越山頂上まで90分。
 鷹越山より車まで40分掛かりました。結構長いコースでした。





 

   2008年02月02日(土)5回 打木より「鷹落山」往復






 この間「おくりび山」に登った。この雪の調子では「鷹落山」にも登れそうなので、10時に「せせらきの郷」でK君と待ち合わせ。打木町を抜けた先の「うつぎ大橋」の駐車場に車を置く。










 辺りは旧橋の下に滝があり、親水のための遊歩道がある。林道を歩く。車の轍がある。林道の途中で右に折れ、登山口の駐車場に着く。無雪期はここまで車が入る。今回はここまで35分くらい掛かった。








 杉林のジグザグ道を登る。尾根に出ると急坂が続く。ロープが下げてあるので助かる。











 途中一時尾根が緩くなるがまた急坂になる。だんだん雪が多くなる。50-60センチはある。歩くのが少し難儀になる。カンジキを車に残してきたのが悔やまれる。K君が先頭を替わってくれ、道を付けてくれる。少し楽だ。




 12.30、頂上到着。方位盤のそばで昼食を作る。白山も見えて嬉しい。




 下界も良く見える。1時間ほど居て、寒くなってきたので下山開始。急坂の下山は手こずるかと思ったが、雪が足掛かりになり、思ったほど滑らなくて難無く下山。途中カモシカが降りてくる我々を登山路に出て見上げていた。






















 県道脇の東屋で抹茶を一服して、せせらぎの郷で温泉に入って帰る。



 県道脇駐車場より頂上まで135分位掛かった。
 頂上より車まで70分位掛かった。

 




  2007年02月27日(火)4回 打木より「鷹落山」往復




 急に
「鷹落山」を思い立ち自宅を出て25分ほどで登山口に着いた。林道は通行止めになっているかと思ったが、打木の村を過ぎ、打木大橋の手前で左に林道に入る。1キロほど入ると右に林道の起点がある。「鷹落山」の矢印がある。此処を曲がりさらに1キロほどで登山口に着く。何の障害も無くここまで入れた。林道も荒れていない。








 広くなった道に車を置き10時に登り出す。初めは杉の林を登るが細い尾根に出ると急登でである。ロープの下げてある場所が連続である。ここもロープが新しい。最近整備しなおした様で嬉しい。10時40分、頂上まで400mの標識。急登は一段落すると緩やかになるが、一息つくとまたロープの連続となる。





 歩き出して1時間15分、ようやく揺るかになり頂上着。三角点があり方位盤がある。誰も居ない。この山は加賀平野からよく望める山である。だから此処からもまわりの展望が良い。




 真下に打木の村、其の向うに瀬領の村、そして上には小松の町である。








 2月にしては暖かい。平日で誰一人登ってこない鷹落山の頂上で、1時間30分も食事を作ってのんびりと過ごす。人恋しいくせに孤独が好きな変な男である。









 周りをよく観察していたら「マンサク」の花を見つけた。まだ咲き出したばかりで、よく見ないと花が咲いているかいないか判らない小さな花である。








 春に、まず咲くから「マンサク」というらしいが、今年初めて花を見かけて嬉しい。よく見ると頂上付近にマンサクの木が多い。











 12時40分に下山開始。13時25分に車まで到着。瀬領温泉の「せせらぎの郷」で風呂に入って帰る。













 

  2006年04月30日(日)3回 「蓮如山」-「鷹落山」-「動山」-弘法水




 3回目の
「鷹落山」はK君と二人で、蓮如山・鷹落山・動山の三山縦走と決め、車一台を下大杉の弘法水前に置き、せせらぎの郷の横より国道416号線の布橋に抜ける。



 国道脇の十二ヶ滝には、端午の節句も近いので、鯉のぼりが泳いでいる。






 9時半滝上集落の鱒留メ滝の前より登り始める。セメントの石段が続き、「稚児ユリ」、「イカリソウ」が目に付き、長円寺住職遭難碑を過ぎ、由来碑を見て30分で蓮如山頂上に着く。咲き出したツツジの向こうに平野と小松ドームが見える。反対側には大倉岳が近い。



 蓮如山の碑より後の展望台までのぼりここより縦走となる。一度上大杉より打木に抜ける峠まで降り、また登りになる。尾根上より外れている鷹落山の頂上が右に見えてくるとあとわずかだ。新芽が吹き出した尾根は気持ちがよい。






 尾根筋より右へ5分ほど入ると鷹落山の頂上である。何時来ても眺めのよい山である。白山は霞んで見えないが大倉岳から獅子吼方面がよく見える。蓮如山より1時間20分掛かった。



 今日はこれより動山まで縦走の予定である。










 3度目の
「動山」は鷹落山よりの縦走である。鷹落山には大きなピークが3つある。その一番北のピークに三角点がある。昼食は動山で食べる事にして出発。縦走路まで戻り初めて歩くコースに歩き出す。3つ目の大きいピークを越えて少し降りると、それからはほとんど平坦な尾根が続く。向こうに動山の頂上が段々近くなってくる。







 動山より縦走してきた女性のパーティが、すぐ其処にシャクナゲが綺麗に咲いていると、口々に教えてくれる。それを励みに頑張って歩くが、なかなか現れない。さっきの若き女性のパーティがシャクナゲだったのか、と思うくらいだ。動山への最後の急坂をほとんど登った頃、やっと「シャクナゲ」が咲いていた。






 鷹落山を出発して1時間半の、午後1時に「動山」の頂上に着く。振り返ると越えてきた鷹落山が大きい。




 黄砂の影響かはっきりしないが白山も見える。まだ純白の大日山が兜山や鈴ヶ岳の向こうに見える。白山ではなく大日山をバックに記念撮影。




 鞍掛山の向こうに加賀市の平野も見える。180度眺望の良い山である。富士写岳、大倉岳、奥獅子吼山など全部見える。満足してお湯を沸かしてゆっくりと昼食。




 1時間ほど居て下山開始。日曜なのに頂上は我々二人だけだった。途中ロックガーデンを回る。下に観音像の置いてあるのが「観音岩」。大きな庇のある岩が「こもかけ岩」と言うらしい。


































 1時間で、朝置いた車までたどり着く。


 蓮如山登山口の滝上町に置いた車を取りに戻り、せせらぎの郷で温泉に入って帰る。






  2005年07月05日(火)2回 打木より「鷹落山」往復





 今年2度目の
「鷹落山」は大杉谷側より直接登ってみた。自宅を車で出て20分。おくりび山のある瀬領町をすぎ、打木町を越えた所に打木大橋があり、この手前を左に折れ林道に入る。この打木大橋の上から滝が見え駐車場がある。









 梅雨に入って昨日は警報が出た大雨、今日は曇りで日中は雨が一休みということで出てきたのだが、林道へ入って1キロ、道路の真ん中に倒木がドカリ。横の川が土手を削って倒れたらしい。押してみたが動かない。






 仕方がないから車をバックさせて滝の駐車場に置く。倒木の下をくぐって500メートルほど行くと、案内板があり右の林道に入る。さらに1キロほど歩くと、道の右に登山口がある。道が広くなっているのでここまで車で入ってきて駐車出来る。滝より30分掛かった。






 杉林を登り出すといきなり急登の直登。これが頂上まで続く。杉林が済むと楢の雑木林で、滑りやすい岩の尾根が時々現れロープが下がっている。岩の部分は無くなるが相変わらずの直登である。ようやく登りが緩やかになってきたら頂上に飛び出した。登山口より1時間10分も掛かっている。






 今日は曇りながら平野の方は視界が利く。小松ドームの白い屋根が見える。動山まで縦走路があるが、木が邪魔になって西方は良く見えない。白山の方はガスの中。


 頂上に小一時間も一人きりで居て、もと来た道を下山した。登山口まで50分。車まで30分。倒木は大きな建設省の車が来て、切り取って運んでゆく所だった。




 朝、林道で動く物を見て、一瞬リスかなと思ったら茶色のウサギだった。カメラを取り出したら逃げられた。ところがすぐ、今度は向こうから黒い動物が走ってきた。小熊かと思いヤバイと思ったがどうもタヌキらしい。写真を撮って一寸驚かしたら、その逃げ足の早いこと。一目散に走り途中で草むらの中に飛び込んでいった。驚かせてごめん。


    ◎次回は、7/9「寺尾観音山」へ◎





 

  2005年05月31日(火)初登山 「蓮如山」より「鷹落山」往復






 
「鷹落山」は初めてだ。小松の自宅を車で出て、山に向かって国道416号線を一走り、岩上の集落で右に折れ滝上の集落に着く。ここまで25分くらい。道の横に「鱒留メの滝」がある。村の名前もここからきているのだろう。滝の横の狭いスペースに車を置く。









 滝の反対側の民家の間に。「蓮如山史跡公園」の石碑がある。苔むしたコンクリートの階段をぐんぐんと登ってゆくと、了順兄弟の遭難碑に出る。道は左に曲がり暫くで、史跡公園と蓮如山頂上の分岐に出る。







 真っ直ぐ行くとすぐ覆いの付いた古い石碑がある。400年も前に建てられた石碑で、一向一揆の頃、柴田勝家の軍勢に、蓮如上人の真筆や経典とともに死んだ、長円寺の住職兄弟を弔ったもので、地元の人たちが建てたものらしい。ここから真っ直ぐ下って行く道があり、林道に繋がっていた。鷹落山に行く道と勘違いして先へ大分進んだが気が付いてあわてて戻った。








 史跡公園より少し戻り、分岐のすぐ上が蓮如山の頂上である。登り始めてからここまで30分位。木の間から平野や山が見えるが、今日は天気が悪くてパッとしない。鷹落山はこの頂上を越えて進んでゆく。尾根伝いにだんだん登ってゆくと高台に着く。蓮如山頂上よりも展望が良い。加賀平野が望める。ここへ西俣オートキャンプ場よりの道が上がってきている。








 25分ほど尾根を歩くと、杉林の中、峠の鞍部に出る。左より西俣自然教室からの道が上がってきている。右へ下る道は踏み跡程度。










 この峠より比較的揺るやな尾根を行く。鷹落山の頂上は尾根より外れているので、右に頂上が見えてくるともう近くだ。標識があり、直進すると動山への縦走路で、右へ曲がるとやがて頂上だ。







 峠より1時間で初登頂。三角点があり、方位盤もあり、広く刈り込まれて展望が良さそうだ。残念ながら今日は曇っているので何も見えない。反対側より打木町からの登山道が上がってきている。




 一人きりで頂上を独占し、おむすびを食べ満足して下山。峠まで戻り西俣自然教室の方へ降る。杉林の急降下が続く。頂上より1時間20分で熊野神社の前に出た。車道をぶらぶら20分ほど戻ると、西俣オートキャンプ場を過ぎて、車にたどり着く。




 誰にも遭わない静かな山だ。
                 
     







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