能登の里山逍遥
2005.04.より登山順

[能登]  宝達山 637m (石川県宝達志水市)99
第6回 2024.07.31.  車で登山。
第5回 2020.06.21.  東間町のこぶしの路より徒歩、「宝達山」頂上を往復。

第4回 2017.01.08.  車でドライブ。
伝説のモーゼパークと、車で「宝達山」頂上まで上がる。
第3回 2012.10.02.  東間町のこぶしの道より徒歩、「宝達山」頂上を往復。
第2回 2009.10.20.  車でドライブ。「宝達山」頂上まで登る。
第1回 2009.09.24.  車でドライブ。「宝達山」頂上まで登る。

  2024年07月31日(水)6回 山の竜宮城より「宝達山」散策

 能登の山は地震でしばらく遠慮しているが、新しい「山の龍宮城」も出来たようだ。暑い時期の老人の健康登山は、もちろん車登山。東間の「こぶしの路登山口」の先の林道から上った事があるので行ってみたら、通行止めになっていた。戻って宝達志水町の宝達から県道75号線を上がった。途中一ヶ所工事地点があるが、係員がいて通してくれる。

 



 新しい「山の龍宮城」に到着。以前と場所が変わった様だ。11時過ぎ到着。東側に大きな駐車場。龍宮城の手前に昔のトイレあり使用可能。そこに車を置く。








 車は数台のみ。ここから頂上まで反射板鉄塔が続いている。車道もあり頂上まで車で行ける。







 我々は歩くのが目的。車で上って来た道を戻る。左側に昔の龍宮城があったハズ。








 少し戻ると、東間からの「こぶしの路」が合流地点している地点に出る。







 車道を横切って「こぶしの路」が続いている。ここから宝達山の頂上を目指す。








 登ったり降ったりの険しい道。








 中々の登山路。








 左側が切れ落ちていて注意。








 まだ着かないな。








 案内板のあるのは、車道との結合地点。車道に出た方が歩きやすいが、帰りに車道で戻る予定。







 車道に出れる部分は2ヶ所ある。頂上に登っているはずだが、なんだか降りになる場所が多い。








 木の鳥居を潜ると車道に出る。








 ここで「こぶしの路」は終わり。








 向かい側の「手速ヒメ神社・上社」の鳥居を入る。








 手速ヒメ神社境内の、ブナの木の下に陣取り、昼食の予定。12.20分。横にも前にも電波塔。







 宝達山頂上。誰も居ない。三角点がある。









 山頂標識。戻って昼食。







 昼食を済ませて「ブナ林游歩道」を歩く。三角点近くに入口がある。








 ブナ林。




























 ブナ林は気持ちが良い。小さくブナ林の中を一巡り。









 平野の左側に「二上山」。富山湾の新湊の橋が見える。







 立山・剣岳・白馬岳も見えるらしい。今日は見えず。








 「1等三角点・点名は宝達山・標高は637m」。オートバイか1台上がってきた。それ以外誰にも遇わない頂上だった。






 下山開始。舗装道路を降りる。電波塔が幾つも立っている。










 こぶしの路から比べると、とても楽な降り道。





 ヘクソカズラ         クリ             オカトラノオ



                ハギ







 千里浜の海岸線が見える。










 山の龍宮城まで戻ってきた。






 リュックを車に置き、龍宮城の海側を通ると下に降りる階段がある。「夫婦池遊歩道案内図」に出る。時間が早いので少し探索の予定。赤い遊歩道が書き込まれている。







 「雄池」の方へ長い階段を降りる。一度来ているが覚えていない。








 あまり人が来ないようで荒れている。








 池が見えてきた。








 「雄池」に到着。








 少し歩くと荒れたあずま屋。入り込んで休憩。








 少し登って「雌池」の方へ様子を見に行く。雌池を時計回りに歩く道の記入があったが、藪になっていた。時計の反対廻りは急坂で登る気がしなくて戻る事にした。







 雄池のあずま屋まで戻ってきた








 同じ道で山の龍宮城まで戻ってきた。龍宮城に入る。自販機が一台。トイレも中にあり、あとは何も無し。無人の休憩所。階段を登ると大きなドアがあり、外へ出ると建物の四角い頭の部分に出る。周りを一周出きる展望台になっている。
 こちらは「西側の千里浜海岸方面」。





 こちらは「北側の宝達山頂上方面」。










 こちらは「東側の広い駐車場方面」。








 こちらは「北側の夫婦池方面」。

 下に夫婦池案内板が見える。道路は県道75号線の富山県方面も、林道東間登山口線方面も通行止めになっている。只一つ通れる石川県側の県道75号線で戻る。




   ■次回登山は、8/11地元の「清水山」へ■


  2020年06月21日(日)5回 こぶしの路で「宝達山」を往復



 大坂のN女史か久しぶりに、小松に来るという。ついでにどこかに登りたいと云うので、S女史と「宝達山」を案内する事にした。N女史は初登山、我々は8年ぶりの「こぶしの路」での登山である。小松を8時に出発。宝達志水町東間の登山口に9.20分に到着。大きな案内看板があった。






 日曜日ではあるが駐車してある車の多さにびっくり。上の駐車場を混ぜると30台以上。何かあるのか?。









 こぶしの路を入るとすぐ、水汲み場があり車がボトルに水を入れている。その先から登山路が始まっている。






 道が深くえぐられた所を通る。よく歩かれた古道に時々見掛けるな。









 早くも登山者が降りてきたぞ。








 10.20分、一時間ほど歩いて鉄塔の下を通る。頂上尾根がちょっと見える。地図を見るとまだ半分にも到達していないぞ。急な坂は無いがなかなか遠いな。







 降る道もあるぞ。もったいないな。










 休憩。金沢の5人パーティに追い抜かれる。






 車道に登り着く。こぶしの路は車道を横切って向かい側に続いている。車道を右に進むとすぐ竜宮城と云う建物があり、車道を歩いて頂上へ行ける。その方が楽であるが、ここは我慢してこぶしの路に入る。道は細くなり荒れていて登ったり降ったりとなる。







 鳥居が頂上への出口である。









 すぐ「手速比咩神社上社」の鳥居がある。登り口にある神社の奥の院と思われる。







 その先の広場が頂上広場で、車でここまで登ってこれる。電波塔がある。隅に一等三角点がある。能登で一番高い山だぞー。12.20分。







 三角点情報・「宝達山」
 三角点名・宝達山
等級・1等三角点
標高・637.11m






 富山平野が見える。上に剱・立山の北アルプスが見えるはずなのだがな。









 「手速比咩神社上社」








 神社の周りの大きなブナの木の下で昼食。



 コーヒーをはじめ美味しいものが次々と出てくる。有難うございます。







 神社の後ろ辺りにブナ林があり、遊歩道がある。なかなか気持ちの良いブナの林である。






 ブナ林を一周して下山開始。車道で竜宮城と云う建物がある広場まで降りる。大きな駐車場あり、トイレがある。








 竜宮城は閉鎖されていた。その横から千里浜辺りの海岸が見える。







 車道を少し歩いて、登って来たこぶしの路を降りる。








 なかなか遠い。15.45分にようやく駐車場に戻り着く。こぶしの路では登山者か思ったより少なかった。朝の車は何だったのかな。





 見かけた花。ツルアリドオシ。タテヤマウツボグサ。イチヤクソウ。




      ■次回登山は、6/24能登「金蔵山」へ■



  2017年01月08日(日)4回 モーゼの墓と、車で「宝達山」



 昨日は「寺尾観音山」。今日は米寿の昔の山友達とランチをしようと、当てもなく能登の方へ車を走らせていたら、前方に
「宝達山」が見えた。全然雪らしいものも見えず、車で登れるのかもしれないと、ナビに行く先を入れた。のと里山海道の「今浜」で降りて「河原」という集落で「モーゼパーク」の看板を見付けた。昔の映画「十戒」の主人公「モーゼ」の墓が能登にある事は知っていた。ちょっと寄ってみた。


 神より十戒を授かったモーゼが、宝達山の山麓、三ッ子塚古墳群の中に葬られているという奇想天外のミステリー。モーゼは40年の歳月をかけ、ユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後、シナイ山に登った。そこからモーゼは天浮舟に乗り、能登宝達山にたどり着いたという。その後、583歳までの超人的な余生を宝達山で過ごし、三ッ子塚に埋葬された。




 看板を読み違え、駐車場の地図が拡大されているのに錯覚し、すぐ近くだと思って入り込んだら、森の中の遊歩道がめちゃくちゃ遠い。ロマンの径からミステリヤードに入ったが、長い階段が見えてきたので、車に残してきた山友が心配するかと思って、そこから引き返した。途中で「モーゼクラブ」のパンフレットを置いた場所を見付けた。墓は後日また見に行こう。




 宝達山の方へ進んだら、右に登頂口看板に見付け入り込んだら通行止めになっていた。戻ってナビの通りに直進し、宝達集落の先から右に入る林道には、は通行止めの表示が出ていなかった。ここから登る車はあまり居ないので、看板を出してなかったらしい。林道は段々細くなりちょっと心細かったが、頂上に近づくと道が広くなりやっと安心。富山からの道と合流したが富山方面は通行止めになっていた。「山の竜宮城」は戸が打ち付けられ閉店していた。広い駐車場には車が一台も無い。竜宮城に展望台が出来ていた。登ったら
「白山」が見えた。この山からが見えたのは初めてである。




 ついでに「立山」方も寫して来ようと、頂上三角点がある場所まで車で入り込む。登山者が4人いた。「こぶしの路」を登って来たのだろうか。




 毛勝三山から、剣・立山と薬師岳と、何とか見える。初めて見えた。








 県道75号線を降りた。この道は広くて心配ない。しかしこの道の登り口にも通行止めの表示があった。登りの時にあった表示だった。今は冬季でこの山は閉鎖されていたのだが、なんとなく登ってしまった。白山・立山が見えて満足。イオンモールかほく、という施設でランチして帰る。





 翌日、1/9日に「石川県立金沢能楽堂」で今年初会があった。「翁付・西王母」に息子が出演したので後見に私も出た。「翁」という曲は特別の曲で、能楽の始まり以前の曲である。古式ゆかしく、囃子方も時代劇そのままの衣装を着ける決まりになっている。頭に烏帽子も着ける。めったに出ないので、衣装を着けるのに一苦労。翁の面に飾られたお神酒を頂いて出演し、無事今年の能楽界も始まった。














                 ■次回登山は、1/26「和田山古墳」へ■



  2012年10月02日(火)3回 こぶしの路で「宝達山」を往復



 S女史との平日休日一致して、何処へ登りたい?と云ったら、
「宝達山」に登ろうと云ってきた。私もまだ歩いて登った事が無いので、さっそく登りに行くことになった。以前ドライブしていて、偶然に登山口のある林道を通った事がある。記憶を思い出して、地図で登山口を調べる。




 7.30分に、小松市民病院の駐車場で待ち合わせ。高速に乗り、金沢東ICで降り、国道8号の津端バイパスを走り、そのまま国道159号線に乗り、宝達志水町に近ずいたら、「宝達山東間口」の信号を右折して山に向かうと、東間と云う集落に出る。集落の裾に「手速比咩神社下社」がある。その先に左に入る林道があり、「こぶしの路」の標示がある。






 林道の先が少し広いので、車を置き用意して戻る。林道はそのまま進めば、宝達山頂に出る。登山口の反対側にトイレがある。8.50分歩き出す。








 林道はすぐ行き止まり、神社の方へ降り曲がっている。降り曲がった所に水場があり、ここまで車で水を汲みに来るようで、駐車場になっている。登山路はまっすぐ山に向かって入って行く。






 登山路は、古い道に見られるように、溝状になっている所がある。杉林を抜けて、雑木林の尾根を登って行く。柔らかい土の道で歩きやすい。








 ずーっと林の中で、展望は無いが、気持ちが落ち着く良い道である。「宝達山歩こう大会」という標識がある。大会があったらしい。







 「バアソブ」が咲いている。









 栗の木が多いのか、イガがいっぱい落ちている。ほとんど空だが、実の残っているのもある。







 「アケビ」まだ熟していない。









 9.55分、鉄塔に出た。初めて少し展望がある。前方の山に鉄塔が見える。あのあたりが頂上付近らしい。







 ここにも「バアソブ」。









 10.45分、舗装道路に飛び出す。県道75号線らしい。もう頂上近くの駐車場らしく、舗装道路の先に、「山の竜宮城」の建物が見える。






 道路を横切って、「こぶしの路」は続いている。入り口からして藪で、嫌な予感。今までの道と違って、藪っぽい登山路となる。ここまで来たら舗装道路で、頂上を目指す人が多いのだろう。







 山の斜面を通って行く。笹に覆われている部分もある。海の方が見える地点があった。








 「ヤマシロギク」が咲いている。すぐ近くの舗装道路に繋がっている地点もあったが、我慢してこぶしの路を歩く。






 11.15分、林道から30分かかって、鳥居のあるこぶしの路の終点に到着。東間登山口の「手速比咩神社下社」の奥ノ院、「手速比咩神社上社」がある。








 神社の裏の、ブナ林遊歩道案内図がある。ここは634m、スカイツリーと同じ高さ、の標識が建てられた。







 神社前の広場で昼食。







 一等三角点が在る。
 三角点情報・「宝達山」
三角点名・宝達山
等級・1等三角点
標高・637.11m
 




 少し雲が出てきて、立山・剣は見えない。白山も見えない。頂上の大きな電波塔の後ろが、ブナの林になっている。




 ぶらぶらと散策する。涼しくて気持ちの良い空間である。






 降りは舗装道路を、山の竜宮城まで歩く。デカい駐車場の横より、宝達山頂公園の夫婦池へ散策にでかける。12.30分、「雄池」に到着。あまり人が来ないようで、あずま屋などは荒れている。








 12.45分、「雌池」に到着。途中のトイレ舎も壊れている。







 池の周りを周れるようだが、あまり時間が無いので
戻って、竜宮城竜宮城のテラスで海を写して下山開始。舗装道路より登ってきた道を降りる。13.10分。







 14.20分に登山口に着いた。トイレに「宝達山東間登山口公衆トイレ」と書いてあった。









 東間の村の道端に「ヒガンバナ・曼珠沙華」が真っ赤に咲いていた。






 宝達山には車道が何本もあるが、登山路は一度車道を横断するだけで、後は静かな登山が味わえる、良い山だった。





  2009年10月20日(日)2回 こぶしの路横の林道で「宝達山」車登山



 七尾のОさんという方よりメールを頂き、宝達山の話をしていたら「こぶしの道」という登山路があるとお聞きした。小生遊んでばかりで申し訳ないが、氷見温泉へ行く途中暇があったので、また「宝達山」に車で登った。





 倶利伽羅の方から国道471号線を走ったら、県畜産試験場の傍を通った。その先で右折れてしばらく走ったら「こぶしの路」という標識を見つけた。横に立派なトイレ舎がある。ここが宝達山に登る登山路の基点らしい。山に登る林道は、一月前に登った林道よりも、もっと南にある林道だ。道は舗装してあるが狭い。









 山の龍宮城という施設でトイレを借りる。











 千里浜が見える様だ。









 三角点横の展望図には、朝日・雪倉・白馬・唐松・剣・立山とずらりと名前が書き込んである。晴れていれば全部見えるらしい。









 神社の裏のブナ林は少し色付いてきた。











 神社の前に「こぶしの路」の標識があった。下から歩いて登ると、ここに到着するようだ。是非一度歩いて登りたいものだ。









  2009年09月24日(木)1回 車で「宝達山」の頂上へ




 和倉温泉から帰るドライブの途中に、
「宝達山」に登る標識を見つけ、そのまま林道に入り込んだ。前にも一度登った記憶がある。能登の最高峰である。この山は加賀の平野からでも良く見える。医王山などからは目の前に見える。能登の山に入っているが、加賀の里山にも入れても良い位だ。少し細いが舗装してある林道をぐんぐん登る。やがて「山の龍宮城」という休養施設に着く。前に大きな駐車場がある。その隅に使われていない大きな建物がある。向こうにアンテナの立つ頂上が見える。







 龍宮城の前より頂上に向かう林道を見つけて入り込む。電波塔を二つほど過ぎると突き当たりに鳥居が見えてきた。宝達山頂・手速比咩神社上社の碑がある。











 なんと車で三角点のある頂上まで上れた。









 立山の方面だが今日は見えない。白山も見えるとの事である。










 神社の横の、駐車場広場の隅に三角点が在った。一等の三角点である。
三角点情報「宝達山」
三角点名・宝達山
等級・一等三角点
標高・637.11m







 神社の後ろにブナの林が広がっていて、遊歩道が下りている。












 少し降りて、山の龍宮城という小屋に入る。小屋の裏からは海が見える。千里浜方面らしい。







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