加賀の里山逍遥
 2005.04.より登山順

[加賀] 小松火燈山 480.92m (小松市中ノ峠町)89
第10回 2020.05.08. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 9回 2019.03.23. 三坂トンネル小松市側より往復。

第 8回 2018.05.04. 三坂トンネル小松市側より往復。

第 7回 2015.12.02. 三坂トンネル小松市側より往復。

第 6回 2015.05.16. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 5回 2013.02.28. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 4回 2011.02.13. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 3回 2011.11.20. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 2回 2010.04.07. 三坂トンネル小松市側より往復。
第 1回 2009.02.07. 三坂トンネル小松市側より往復。

  2020年05月08日(金)10回目



 小松近郊の低い藪っぽい山ばかり、ちょこちょこと徘徊している。3日連続で歩き、1日開けてその後4日連続である。今日はS女史と「小松火燈山」である。





 待ち合わせ場所の小松「なかうみの里」から「白山」が見える。手前左のなだらかな山は昨日歩いた「阿稜山」である。真ん中に見える山は、考えてみたら、5日前に歩いた「大岳山」の前半の山と思われる。今から登る「小松火燈山」は阿稜山の陰になっている。






 三坂トンネル小松市側に車を置く。トンネル右の道を少し入ると「火燈山登山口」の札があった。誰も登らない山だったが、登る人が出てきたようだ。9.15分。
 







 トンネル右側の斜面をジグザグに登る。向こうに「小松火燈山」頂上が頭を出している。







 杉林の中を登る。以前よりも道は良くなった感じ。









 杉林を過ぎると峠は近い。荒れた感じが好きだな。







 青やピンクのテープが続いている。









 峠の上から、左の尾根に入る。テープが続きけもの道が続いている。







 ノリウツギ          ツクバネウツギ        ヤマツツジ





 「大笠山」と「笈岳」が見える、と小さい札が下がっている。










 「白山」が見える場所もある。案内札もある。






 一登りすると今度は「奥獅子吼山」が見えだす。左が「奥獅子吼山」で右が「入道山」。真ん中の山は「宿ノ岩山」と私が名付けた山である。最近は「北の峰」ともいうらしい。








 平らな平地の横を通ると、最後の急登となる。ロープが提げてある。登り切ると狭い頂上に登り着く。11.05分。






 まず「白山」の展望。










 頂上で昼食。三角点がある。座っていても白山が見える。「小松虹蜺山学会」様の標識が多い。この山の開発をされているようだ。虹蜺とは「虹」の事らしい。








 三角点情報・「小松火燈山」
 三角点名・火燈山
等級・3等三角点
標高・480.94.m



 小松ドームと新幹線の線路。




 「大日山」




 「白山」とお別れして下山開始。










 三坂トンネル小松市側が見下ろせる。











 13.40分に車に戻り着く。





           ■次回登山は、5/11加賀「手塚山」へ■




  2019年03月23日(土)9回目



 S女史と
「小松火燈山」に登る事になった。自宅から近いので、最近は一人で登る事が多かったが、ツレのあるのは6年ぶりだ。9.10分頃より三坂トンネルの小松側の空き地に車を置く。三坂トンネルは白山市に入っており、白山市側から登るが、頂上は小松市と白山市の境にある。トンネルの右横の杉林の斜面を登る。杉林の手入れをした時の作業道を登るが、大分荒れてきてみちが判り難くなった。






 途中で左手に「小松火燈山」の頂上が見える所がある。ダンコウバイが咲いている









 杉林が無くなるとやがて峠の上に到着、







 両側が山だが、左のトンネルの上の方へよじ登ると、獣道がある。「府峠」と書き込みがある。こんな名前かも知れない。







 時々テープが下がっている。今の時期、葉が茂っていないので歩きやすい。一度下がった広い地点で「抹茶休憩」。ここからは広い尾根を段々と登って行く。登り切ると方向を左に変えてなだらかな尾根を行く。
ツバキが咲いている。白山市の方が見える。












 前方に頂上が見えてくる。あのピークが頂上である。一直線に道が付いており、急坂でロープが下がっている所もある。




 11.20分頃に頂上到着。振り返ると「白山」が辛うじて見える。








 小松ドームと柴山潟。




 小松市梯川の河口。高い地点は安宅町の「二堂山」で、住吉神社がある。







 ちょっと寒いが、それでも今日は暖かい。一時間以上も長居して昼食。展望を楽しむ。









 頂上にマンサクが咲いている。この尾根は「明神山」まで続いているはずだ。







 同じ道を降りる。キブシの花の先に、トンネル前に置いた自分の車が見える。








 トンネル入口に「地蔵さんの祠」が見えたので、降りた後写してきた。車で通り過ぎる時は気が付かなかった。14.20に車に到着。










  2018年05月04日(金・祝)8回目



 ゴールデンウィークの後半、昨日は「阿陵山」をさ迷った。今日は「小松火燈山」である。四日前に山中温泉奥の「火燈山」に登った。同じ名前の山が小松にもあり、地理院地図にも名前が載っている。区別するために小松の火燈山は
「小松火燈山」と区別してある。この山も登山路が無い。二日続けて、一人でさ迷う予定である。国道360号線で山に向かうと、小松市と白山市の境の「三坂トンネル」に出る。トンネルの手前50mほどの道路のふくらみに車を置く。11.30分。トンネルまで歩いて右側の荒れた林道を30m程入り込み、ピンクのテープが下がったトンネル横の斜面を登り出す。トンネルが無い時代に、ここから峠道があったのかもしれない。大きな杉が生えている斜面にジクザクに作業道らしきものがある。凄く荒れていてピンクのテープが頼り。











 途中で、火燈山の頂上ピークが見える場所がある。









 峠の上に登り着き、すぐ左側の斜面のピンクテープを登る。ここからは、本当の獣道を歩いてゆく。時々カモシカかイノシシの滑った跡がある。










 トンネルの上を通ってぐるりと戻るように登る。最後は急坂を登ると、狭い頂上に着く。三角点がある。新調山札を下げる。



 白山は残念ながら今日は見えない。




 霞んでいるが、加賀平野も見える。
















 頂上に40分ほど居て、同じ道をぶらぶらと下りて、15.35分にトンネル横に降り立つ。連休なのに誰一人も登らない山である。







   ■活動時間 4時間14分 Ⓢスタート11.21→(1時間51分)→火燈山13.12-13.51(39分)→
         (1時間44分)→Ⓖゴール15.35
   ■活動距離 2.6km  ■高低差 276m  ■累積標高上り/下り 366m/361m


          ■次回登山は、5/5南砺市「高落場山」へ■






   2015年12月02日(水)7回目


 ずーっと時雨れて天気が悪い。冬本番である。ところが天気予報では、二日だけお日様マークが出ている。夕方より仕事があるので、近くの白山が見える場所を考えて「小松火燈山」を歩いてくることにした。うまくゆけば白山が望めるかも知れない。


 朝起きたら晴天だった。コンビニで菓子パンを買って、9.40分に三坂トンネル手前の、道の広くなったところに車を置く。トンネル右の道に入り、30m位で左の斜面を登り出す。峠に近ずくと、左手向かいに、火燈山のとんがった頂上が見える。





 10.15分に峠まで登り着き、左の尾根に入る。登り口に「府峠(御坂峠)、火燈山まで1時間」の小さい札が下がっていた。府峠とは初めて聞いた名前である。一度降ってまた登り出す。




 11.15分に頂上に登り着く。小松方面は木が茂っていてよく見えないが、木が無ければ海までの展望が広がる。




 山側は木が切ってあり、白山方面展望が素晴らしい。小春日和で寒くない。





























 白山を眺めて40分も居た。三角点の横に座り込んで、パンをかじっていても、白山が見える。























 11.55分に下山開始。13.20分に車まで降り立つ。白山が見えて大満足。











     
●次項2015年第80回登山は、 12/5「大倉岳」へ●




  2015年05月16日(土)6回目




 明日は横山岳に誘われているが、今日は独りで何もない。昨日から雨だったが、予報では午後より晴れの予想。ちょっと近くを歩こうと思って
「小松火燈山」の登り口、三坂トンネルの前の空き地に10.50分到着。自宅より30分も掛からない。







 暖かいし雨は降らない予報なので、雨具は持って来なかった。これは失敗。下藪が雨に濡れていて、すぐズボンがびしょ濡れ。







 木に掴まると、雨のように雨粒が降り注ぎびしょ濡れ。この山はほとんど登山者が入らないので、藪が酷い。標識類は一切ない。そこがまた魅力。杉林の斜面のジグザグ作業道を見極めて登って行く。





 11.30分に峠の上に登り着く。まっすぐ作業道は鳥越の方へ真っ直ぐ降りて行っているようだ。たぶんトンネルの中にある出口に通じていると思われるが、まだ降りた事が無い。ここから左の尾根を進む。






 作業道ではなくて、踏み跡の獣道になる。だいたい尾根になっているので、登る分には高い方へ進めばよいので何とかなる。これも道である。









 これも道である。ピークが幾つもある。最後に左側が平になった地点より一登りで頂上三角点に登り着く。12.40分。





 パンをかじりながら、タブレットを取り出し、タブレットよりEメールの送信の稽古である。大阪のN女史の携帯メールの住所をタブレットに移し、自撮りの写真を添付してみた。明日はよろしくと書いたら、返事か来た。なんとか届いたようだ。年寄りには設定までには、大仕事である。










 本当は白山の絶好展望地なのだが、今日は霧が掛かり何も見えない。タブレットの設定で1時間近くも頂上に居た。13.30分頃に下山開始。途中で見付けた小さな標識。尾根分岐点と書いてある。この辺りだけが開けた地点である。以前相棒K君が、ここから鳥越の方へ降りてしまい、トンネルを歩いて戻ったと云っていた地点だと思う。下りは用心しないと、何処へ出るか判らんぞ~。







 フタリシズカ         ヤマボウシ



 15.10分頃に車を置いたトンネル入口到着。湧泉寺の温泉に入って帰る。


         
●次稿2015年第34回登山は、5/17滋賀県「横山岳」へ●






  2013年02月28日(木)5回目


 2日前の尖山は立山が良く見えて良かった。S女史に良かったヨと云ったら、今日は白山の見える所へ登ろうと云う事になった。まだ天気が続いている。急に春が近ずいてきた感じ。11.25分「なかうみ道の駅」で待ち合わせ
「火燈山」を登る事にする。11.35分に三坂トンネルの手前の空き地に車を置く。カンジキを持ってトンネル右の斜面を登り出す。





 杉林を半分ほど登って、雪が多くなってきたのでカンジキを履く。向かい側に火燈山の丸いピークが見える。









 12.30分、杉林を抜けて峠の上に到着。








 結構雪が深い。だいぶ前の踏み跡があるようだ。幾つも小さなピークを越えて行く。頂上かと思うとまだ先がある。一度広くなった平の場所を過ぎると最後の登りになる。ここが一番の急坂。木の枝につかまって登る。





 13.45分頂上到着。2時間ちょっと掛かっている。





 白山。火燈山は最高の白山展望地点だ。




 珈琲のいい香りがしてきたぞ、いつも済みません。ありがとうございます。







14.25分。
1時間も白山を眺めて下山開始。






 今年初めての「マンサク」発見。小さいが確実に咲いている。春は近い。




 16.00時に、国道に降り立つ。


                      **次回登山は、3/2「茶臼山」へ**






  2011年11月20日(日)4回目



 昨日は鳥越の大岳山に登った。今日も天気が悪い事は解かっていたが、昨日登った「大岳山」近くの
「小松火燈山」に、N女史と歩きに行く。小雨の中を元気なものだ。三坂トンネルの、小松側の道路の広くなった所に車を置く。軽四が一台留めてある。10時に歩き出す。この山も登山の山とは認められていない。トンネルに向かっての、右側の斜面をジグザグに登って行く。作業道はほとんど藪化している。昨日の雨ですべって困る。峠の上あたりが紅葉している。





 峠まで登って左の尾根に入る。ここからは獣道になる。昨日大岳山で、ナメコが採れなかったが、今日は人が登らない山だから、期待していたが意外と見つからない。時期的に遅いのかなとN女史嘆くこと。


 上から男性が一人降りてきてびっくり仰天。この山で初めて人に遇った。登る人が居るのだ!。








 大きなナメコを発見。帰りに採ろうと思っていたが、帰りは雨がひどくなり、採り損ねてしまった。








 11.30分、頂上の三角点に到着。以前に提げた山名札は見つからなかった。展望ゼロ。








 ようやく登ったので、せめてコーヒーでも飲もうと、コーヒーを点てて貰っていたら、雨が大粒で降ってきた。慌てて立てったままコーヒーを飲み、お菓子を食べながらすぐ下山を始める。





 途中丸い山の左に、平野がちらりと見えた。





 この「ムラサキシキブ」は、茎に直接、実が付いているようだ。


 滑りながら降りる。峠に戻るまでは獣道で、尾根の上を歩くのだが、途中広い場所に出ると、尾根の先の方向が判らなくなる。用心しないといけない。相棒K君がほかの人を案内して登った時、別の尾根に入り込み、トンネルの鳥越側に、藪を漕いで出たそうだ。





 13.10分、悪天候を車に到着。N女史いわく。今日は鍛えられて、少しベテランになった気持ち・・・・だとか・・






  2011年02月13日(日)3回目





 連休に表日本に雪が降ると大騒ぎである。北陸は昨日は大荒れであった。今日もどれくらい荒れるか判らないので、朝集まって様子を見て、どこへ登るか決めようと云う事になった。8.30分「なかうみの里」に集まったのは二人だった。とても寒かったが、時々青空も覗いたので、
「小松火燈山」に登る事にした。三坂トンネルの小松側の道の広い所に車を置く。8.50分トンネル右側の林道に入り込む。








 林道に入ってすぐカンジキを履く。こんな時期、誰も登る人が居ないと思っていたのに、なんと足跡がある。猟師かなと思ったが、頂上まで続いていた。
 林道を入って30mくらいで杉林の窪地を登る。急な斜面になると、ジグザグに着いている林道の跡を登る。








 昨晩の軽い新雪が積もっている。その下は重い雪となっている。カンジキを着けていると、思ったより登りやすい。左手のトンネルの向かい側に、火燈山の頂上が見えてくる。










 杉林を抜けて峠の上に近ずくと、加賀の平野が見えてきた。丸いピークが真ん中に見えるが、名前が判らない。家に帰って地図を眺めても良く判らないが、中峠町の西の295mピークかなと思う。







 峠の上まで登ると、その先直進はは鳥越の方へ降りてゆく。ここで左の尾根をゆく。以前付けた赤いテープが、辛うじて雪の上に顔を出している。尾根道は広くなったり細くなったり、登ったり降ったりして歩く。




 9.50分、登りだして1時間で、トンネルの上を通過。真下に国道が見下ろせる。置いた車は杉の木の下で見えないが、丁度、車を置いた辺りが見下ろせる。






 お天気は変わりやすい。晴れたかと思えば、粉雪が舞う。大きな広い斜面を登り切ると、尾根は左に曲がって行く。奥獅子吼の方面が見えてくる。
 ヒラタケを発見。カチカチに凍っているようで、採りにくい。最後のピークは雑木が密で少し登りにくい。











 11.15分。頂上到着。うまい具合に雪が止んだ。








 案外狭い頂上。西と南は切り立っており、下が見えない。北は、前回藪で気が付かなかったが、尾根がずーっと続いている。案外楽に進めそうだ。西には平野が見える。




 東は鳥越の道の駅から、釜清水トンネルを越えた、吉野谷の平野が見える。








 火燈山は展望の良い山だ。360度見渡せる。丁度雪が止んで、風も無く、S女史にお湯を沸かしての、お汁粉を頂く。加賀の平野はまだ真っ白だ。











 今年も登った鳥越城山が、意外に低く下に見える。復元の建物が雪に埋もれている。

 








 岳峰や笠山、高倉山が見える。その上の白山は今日は見えない。











 11.55分、名残惜しいが下山開始。足跡をたどって降りる。足跡が無ければ、広い斜面で方向を間違えそうだ。








 広い斜面を降りてきたら、陽が射してきた。振り返ると雑木林が輝いていた。




 峠まで下り、杉林の急斜面になると、ジグザグのの道をカットして、シリセードで滑る。何べんも滑ったので、合羽のズボンの尻が擦り切れないかと心配だ。

















 13.10分、車を置いたトンネルまで降り立つ。







  2010年04月07日(水)2回目





 
「小松火燈山」は2回目である。前回は2月で積雪があり三角点は雪の下だった。登る人がいるようで山名札が幾つも下がっていた。今回は前回と同じメンバーで、三角点の確認と花はあるかなー?、の山歩きである。
 9.15分、三坂トンネルの小松側100mほど手前の、左に道が広くなっているので車を置く。3台くらい置ける。








 トンネルの右にある林道に入り、3-40m入ったところから、斜面にある作業道を登る。杉林でガタガタの荒れた道である。










 登り切ると峠で、この先降ってゆく。此処から左の尾根に入り、トンネルの上を横切ってゆく。「イワウチワ」が咲き出していた。今日は小雨で残念。








 椿の木も多い。尾根から降りないように進む。道はあるような、無い様な。前回付けた赤いテープが頼りになる。前回登った後、相棒が単独で登り、降りに道を間違え、トンネルの鳥越側にたどり着いたらしい。長いトンネルを徒歩で戻ったらしい。








 10.50.頂上到着。急な最後の登山路の、登りきった目の前に三角点は鎮座していた。小雨が上がったので、相棒のK君に抹茶を点ててもらって、抹茶タイム。今回は天気が悪く、展望が無いのが残念。









 今回のメンバーは70才超え老人コンビと、ハッスル女性SNコンビ。記念撮影して11.45.下山開始。相棒は花粉症でマスクだ。









 前回は「白山」がドカット見えて感動したが、今回は「岳峰」がようやく見えてきた。










 小松側のトンネルの上に差し掛かる。国道が見下ろせる。12.35.車に到着。










 まだ時間が早いので、ついでに「遊泉寺砂山」でも登ろうかと、登山口の銅山記念公園まで来て、食べ損ねた昼食を桜の下で、花見をしながら食べたら、満腹で動きたく無くなり、ここで解散となった。










  2009年02月07日(土)初登山


 昨年の9/15日に「越前甲山」に登ったとき、登山路の無い小松市の新保から登ってきた、男の人に出合った。小松の国府の男と名乗った。10日ほど前、その男の人から自宅のポストに、資料が届いた。手紙によれば「ホームページを見て参考にしています。越前甲でお合いしました、国府の男です。記事を見ていますと、ガイドブックに載っているような山は、ほとんど登っているように見受けられましたので、道がある下記の山を紹介します。1.
火燈山。2.向谷山。3.長尾山。4.入道山。5.笠山。6.大峰(別の道)。」


 私が「加賀の里山逍遥」の掲載山数を、100山にしようとしている事を知って、教えてくれたのに違いない。嬉しくて早速、全部の山を地理院のネット地図で調べた。そのうちに全部登るつもりだ。


 「火燈山」は何処にあるか知っていた。近くの遺水観音山や岩倉観音山、鳥越城山、大岳山、岳峰を登る時の地図にいつも表れた。三坂トンネルの上の山である。三角点があり、山名も載っている。何時か登ろうと思っていたが、登山路が無い。鉄塔があるので、巡視路の登り口も見付けたが、頂上より大分離れている。藪漕ぎで登るとすれば何処からだろうと考えていた。


 氏に教えてもらった山の、登山第一弾に、この火燈山を選んだ。富士写ヶ岳の隣にある福井の火燈山と区別する為に
「小松火燈山」と私は命名した。頂上は小松市と白山市に接しており、登山口は小松市側にある。





 鳥越の道の駅「一向一揆の里」で待ち合わせ。8.50分相棒K君とSN女性コンビの、いつもの四人が揃った。駐車場からは、越えてきたトンネルの上の「火燈山」が見える。頂上はもっと小松方面にあるのかも知れない。初めての山に女性を誘ったのは、ちょっと冒険だったかも知れない。









 三坂トンネルを戻り、小松市側のトンネル入口横の、空き地に車を置く。2.3台留める事が出来る。白山市の看板が見えるが、向き合って小松市の標識もある。ここが境界らしい。今まで気が付かなかったが、ここに山裾を巻くように道があった。9.05.に入り込む。入るとすぐ斜面に旧道があるとの事だが、ハッキリとしない。少し先まで調べて、又立ち戻り、国道から30mほど入った所の、斜面の踏み跡らしきをよじ登る。






 最近杉林を間伐しているようで、大きな太がゴロゴロがっている。それでも斜面に工事用らしい案外広い道が何度も折り返して付いている。段々残雪があったりして歩きにくい。8.45.ようやく杉林を抜ける。










 杉林を抜けたら、小松方面の平野が見えて来た。岩倉観音山らしき山の間に海岸線まで見える。9.50.頃、峠の上に到着。広い峠で一面の雪田だが、雪が凍っていて歩きやすい。峠を越えて、鳥越の方へ道は降りている様に見える。登りやすい右手のピークに登っていった相棒を呼び戻す。相棒が登ったのは地図に349mの記入があるピークで、赤いテープが下がっていたという。




 火燈山の頂上へは、峠より左の尾根に入る。X氏の資料に寄れば「かすかな山道があり、このけもの道が頂上まで続いている」との事である。あとは尾根伝いに高い方高い方と目指す。急坂があったり、細い尾根があったり、少し下りがあったりするが、道はちゃんとあるようだ。けもの道ではなく、人間の通る登山路になっているようだ。最後の急坂は明らかに手入れがしてある。急な斜面に真っ直ぐに木を刈って道をつけてある。登り切ると10.50.頂上到着。案外、狭い尖った頂上だ。









 案内本に載っていない山だが、登る人が大勢居る様で、火燈山の山名木札が3種類も下がっている。最近良く見かける「低山徘徊部」のもある。木が少し刈ってあって見晴らしが良い。








 まず目に付くのは、鳥越の雪の積もった田圃の上の白山である。お天気が良くて、逆光気味で写真には写っていなかった。しかし肉眼では良く見えた。素人の腕ではこの白山を撮るのは難しい。色々画面をいじっていたら、少し白山が見えてきた。







 この写真は、一緒に登ったS女史が、メールで送ってきたものである。上手に撮れているので載せさせてもらった。これで白山が良く見えるということは証明されよう。実にここは、白山の好展望地点である。











 南の方も木が刈ってあり、大日山方面が良く見える。先まで出ると加賀平野が良く見える。笈・大笠は少し木の陰になるが、途中の尾根でよく見える地点があった。







 三角点を探してみたが、雪の下で発見できず残念。
三角点情報「小松火燈山」
三角点名・火燈山
等級・三等三角点
標高・480.92m
所在地・石川県白山市三坂町








 お天気が良い。眺めが良い。80分近く食事をしながら長居をした。12.10.頃より同じ道を降りる。雪が解けてごぼるようになった。










 杉のゴロゴロ転がる道は、やがて整備されて登り易く成るだろう。13.15.登山口に降り立つ。









 国道から少し入った地点で、お湯を沸かして抹茶を頂く。初めての山だったが素晴らしい山だった。教えてくれた国府の氏に感謝。花の咲く頃にまた登ってみたい。







 失敗談を一つ。頂上で、X氏の資料には「こけもものみち(苔桃の道)」と書いてあったから、夏には苔桃がいっぱい咲くのかも知れないね、と話したが、帰って資料を読み直したら「このけものみち(この獣道)」だった。まったくの早とちりに一人で大笑い。




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