2005.04.より登山順
西尾元気の里周辺
①「西尾観音山」 ②「梅ノ木山」は下の項
[加賀] 西尾観音山 210m (小松市観音下町)23 波佐羅三角点 |
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第10回 2024.02.03. 観音下町より往復。 第 9回 2023.02.22. 観音下町より往復。 第 8回 2022.01.10. 観音下町より往復。 第 7回 2020.05.15. 観音下町より往復。 第 6回 2019.01.30. 観音下町より往復。 第 5回 2016.03.10. 観音下町より往復。 第 4回 2009.04.18. 三日前の「波佐羅三角点」探しの続き。 第 3回 2009.04.15. 観音下町より往復。 続いて近くの「波佐羅三角点」を探しに行く。 第 2回 2006.12.11. 観音下町より往復。 第 1回 2005.07.21. 観音下町より往復。 私の初登頂。 |
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2024年02月03日(土)10回 観音下町より「西尾観音山」往復 あいも変わらずごく低山への健康徘徊。今日も天気が良いぞ。 観音下町の日吉神社の横の、石切り場案内板近くに車を止めようと思ったら、作業中。先へ進み資材置場みたいな所に留めさせてもらう。少し先に登山口が見える。この先車が通っていないので入るのをやめた。 ここは西尾八景。町の名前は観音下町(かながそまち)で、山の上の観音様の下の町である。 登山口より石段の583段。この町は石材の産地、地元の日華石での階段である。 登り口の「お守り観音」 10時半。 地蔵菩薩堂もあり、地蔵さんがいる 地元の石の階段は、あまり滑らないので有難い。 250段目。 途中の中間点辺りは少しなだらか。 西国三十三所の観音石像が、所々に置いてある。大正時代に奉納されたものもある。 350段目。 今日は長靴登山。 頂上が近くなった。 553段目で尾根の上に到着。 右が御本堂、左が遊園地の石標。灯篭が倒壊りている。 大きな岩があり、御成婚記念観音像が収めてある。この横の高い地点が「西尾観音山」の頂上。 まず観音堂にお参り。少し下りだが階段があるので、最終583段。大きな岩窟があり、奥に小さな祠が収まっている。 300年頃前に観音像が盗まれたことがある。それ以来山の上の岩窟に納められた。大地震の後で中に入るのが怖い。遠くから拝む。 岩窟の前から下の方が見える。 御成婚記念観音像の前から西尾観音山の頂上によじ登る。踏み跡がある。 登っても何も無し、展望無し。2005年以来10回目の登頂。 登って来た西尾観音山。本堂のある岩窟の、上辺りになる。 遊園地と書いてある広場へ行く。 大倉岳が見える。雪不足でスキー場は休みらしい。 ベンチで昼食。11.30分。 西尾八景・日本海を見下ろす観音山。 確か日本海が見える。 同じ道を下山開始。登り口まで降りてきた。 置いた車を通り越し、交差点の横から「プルーク階段への道」の標識を入る。100m2分。 プルークとは人の名前。イギリスの女性「ジュリー・プルーク」さんが造った「上昇」という作品。 石切り場の大岩壁。大岩壁に続く下の階段が彼女の作品。この階段により、大岩壁に目が湧くようになる。 フキノトウを一つだけ見付けた。 帰りに西尾八景の「十二ヶ滝」に寄ってみた。雪解けで水量が多い。 ■次回登山は、2/4「チハカ山」へ■ 2023年02月22日(水)9回 観音下町より「西尾観音山」往復 S女史と「西尾観音山」散策。西尾八景「日本海を見下ろす/観音山」の案内板がある。登山口まで車を乗り入れる予定だったが、車跡が無かったので町中の「昔の石切り場案内板」の前に車を置く。10.00時゛。 町中に案内板。 昨夜少し雪が積もった。 すぐ観音山の登り口に着く。 急な階段は、地元の観音下石で敷かれており、あまり滑らない。 この山には「西国三十三ケ所霊場」の観音像が全部揃っている。 今日は久しぶりの好天気。 西国三十三所霊場は、全部廻っている。掛け軸にした。 周りの木に雪が残っている。 観音石像の頭にも雪。 途中で坂は一段落。 450段目。 555段目で尾根の上。 大きな岩の横で分岐。右が観音堂、左が広場。 道は無いがこの岩の横から、いつも最高地点に登る。 すぐ頂上。展望無し。 ここが「西尾観音山」の頂上。 分岐を右の観音堂。少し降る。 降りの階段も数えて、最終583段で観音堂に到着。 泰澄大師作の、一木彫聖観音像とかとか。 岩屋の前より、昔の小学校が見える。 今度は広場へ行く。昔の石柱は遊園地になっている。 大倉岳のゲレンデ。 海まで見える。 昼食。11.30分。 下山開始。 登山口まで降りてきた。 フキノトウ。今年初めて。 自動車の手前に「プルーク階段への道」と云う案内板。入ってみる。 「プルーク階段への道」とは、英国の女性アーティストが造った階段。前回登った一段上の広場に接続しているのかと思ったが、接続なし。戻る。 車に荷物を置き、神社横から広場に登る。 同じ風景。 町の方が見える。向こうの山は「波佐羅三角点」のある山。 帰り道に「花立地蔵」に寄る。地蔵に見えない。 「西尾八景・十二ケ滝」にも寄る。 滝の対岸に梅満開。 「古道・長嶺(木場道)」の案内板から白山を撮る ■次回登山は、2/27「岳峰」へ■ 2022年01月10日(祝月)8回 観音下町より「西尾観音山」往復 2年ぶりの「西尾観音山」、今年2つ目の観音山である。雪の具合が判らない。低い山を選ぶ。国道416号を大倉岳スキー場の方へ走ると「観音下町・かながそまち」を通る。山の上に「観音堂」があるので観音下町なのだろう。町に入ると標識があり登山口の先の駐車場に着く。「お守り観音」が迎えてくれる。 登り口には「お地蔵さん」もいらっしゃる。 観音下町は石材産地。頂上まで石段が続く。 石段はしっかりと出来ているが、雪があって滑りそうで怖い。 西国33ヶ所観音霊場に因み、33体の観音像が建てられているらしい。これは何番か不明。 急坂は途中で一度緩くなる。この観音像も欠けていて何番か不明。 細い尾根道。雪は長靴で大丈夫。 「ソヨゴ」の赤い実。 今日も晴れたぞ。 遊歩道の上に着いた様だ「555段」のプレートがある。 右に「観音堂」へ降る道。左に降りると「広場」がある。 「御成婚記念」の石像が収まる大岩の横から、道は無いがピークによじ登ると、一番高い地点に着く。 見晴らしの無い小さなピーク。昔はアンテナがあったが今は無し。山札やテープがある。簡単に登れるから登ってみても良い。 大岩より観音堂までは下りであるが、石段があるので「583段」で観音堂に着く。岩の大きな凹みに小さな観音堂が収まっている。木彫りの「聖観音立像」らしいが、恐れ多いので扉を開けて拝んだ事は無い。 洞窟は西の方へ向いており、下の平地が少し見える。戻って大岩より「広場」の方へ進む。 この石観音は「播磨国25番・播州清水寺」と読める。 広場に到着。あちこちに観音石像が建つ。 風が無くて全然寒くない。今日は久しぶりに「抹茶休憩」である。頭が大分禿げたな。 西の方が開けている。遠くに海が見える。下の雪原に、農口直彦研究所や廃学校などがある。 日向ぼっこをしながら昼食。 摂津国「24番・中山寺」の十一面観音像。 竹生島の「30番・宝厳寺」千手千眼観音像。 若狭国「29番・松尾寺」馬頭観音像。松尾寺に「青葉山」の登山口がある。 馬頭観音の後ろに大倉岳が見える。 下山開始。同じ道を戻る。石段で転ぶと大変。老人一歩ずつ確実に。ようやく登山口が見えたぞ。 車に乗って白山神社近くまで戻る。案内板の横から、昔の石切り場に上れるようになったようだ。 ここを登るのは、初めてである。今日の足跡がある。 岩の間に階段がある。 石を切り出した露天掘りの垂直の壁がある。 階段の下に石段が続いている。案内板によれば「イギリス人女性の【上昇】という芸術作品として、この石段を付けて完成したようだ」、 こちらは、ノミで掘り出した昔の壁のようだ。 セメントが出来て、石の需要が無くなってしまったる。 通り道の「布橋十二ヶ滝」による。12本滝がある様だ。「西国三十三所観音霊場」は全部周って掛け軸にした。二本目の掛け軸はまだ途中。なんだか急に残りのお寺を周りたくなったなー・。 ■次回登山は、1/15地元の「岩倉観音山」へ■ 2020年05月15日(金)7回 観音下町より「西尾観音山」往復 家に居ろと言われるが、不良老人今日も又健康維持のため、お弁当を作りお茶をペットボトルに詰めて、山で昼ご飯を食べようと「西尾観音山」へやってきた。登山口の少し先に駐車場がある。ここから先は林道に鎖が掛かっている。 とにかく初めから終わりまで階段の山である。登り口の観音下町は石の産地。階段はお手の物である。 石段に番号が打ってあり「555番」で尾根の上に到着。 大きな岩に「御成婚記念・観音像」が祀られており、その横に最高地点に登る獣道がある。 頂上は展望なし、座る所無し、三角点無し。「加賀の里山ファンクラブ」様のの山札一枚。 ピークより戻り「観音堂」の方へ降りてゆく。大岩の凹みは天然なのが、掘ったものなのか、奥にお堂が安置されている。 泰澄大師の掘った観音像が入っているらしい。非常に威厳に満ちた所なので、まだ開けたことが無い。岩が崩れ落ちないかと心配して拝む。 石段は555段で終わりかと思っていたが、観音堂へ降りる石段にも番号があり、全部で「585段」でした。今度は広場に移動して昼食だ。 階段の下から広場まで「西国33か所観音霊場」の観音像が祀られている。西国観音霊場は全部回ったので掛け軸にしてある。二本目の掛け軸は、途中で足踏み状態。石仏の向こうに、かすかに日本海が見える。 ■次回登山は、5/18加賀「西山」へ■ 2019年01月30日(水)6回 観音下町より「西尾観音山」往復 今年に入って早くも9座目の「西尾観音山」である。9座と云っても山らしくない山ばかりの散策である。寒くてパソコンの前ばかり座っているので、ちょっと腰が痛い。無理はできないのでS女史と相談してここになった。観音下町に入ったら初めて見る看板があった。「古丁場」と書いてある。大正時代からの石切り場の跡らしい。その先の登山口まで積雪は無かった。 10.15分に550段の石段を登り出す。雪は少しあるが、石段がしっかりしているので登りやすい。スパイク付きの長靴で登って居る。 登り出して25分で、大岩の下に安置された、小さな「観音堂」に到着。泰澄作の観音像が収められているとの事である。300年も昔からここにあるようで、この町「観音下町・かながそまち」の名前もここからきているのでしょうね。 ここまで登って来たのだから、頂上まで登ろうと、荷物を置いて大岩の前から踏み跡をたどる。70mほどで尖がったピークに到着。地図に標高210mの記入があるが、展望は無し。 頂上から降りて「広場」へ移動。 11.15分。思わぬ好天気になった。西の方は海岸線が見え。平野も見える。白い四角の建物が見える。家でアップ写真を見ていたら。小松空港の「管制塔」らしきものが見えた。安宅の工業団地辺りが見えるようだ。 南に白く雪の見えるのは「大倉岳高原スキー場」のゲレンデらしい。昨日あたりから開業らしい。ゲレンデに続く左が「大倉岳」だ。 風もなく暖かい。絶好の日光浴日和。まずは「抹茶タイム」。だいぶお手前が上達したぞ。 続いて昼食で、また「コーヒータイム」。 12.00時に下山開始。12.30分に車に到着。 帰りに「大峰」方面の道路情報視察。光谷越の道路は麦谷林道分岐まで入れた。 「十二ヶ滝」の冬景色を写し、せせらぎの郷でゆっくりと入浴し、帰りに小松ゴルフ場への道に入り「白山」を撮った。 2016年03月10日(木)5回 観音下町より「西尾観音山」往復 夕方より仕事があるので、それまでにちょっと歩いて来ようと、久しく歩いて居ない「西尾観音山」に来た。10.05分に家を出る。7年ぶりかな。国道8号線の東山インターを降りて、国道416号線を尾小屋町の方へ進む。観音下町に着くと道路に面して案内板がある。10.30分。 10.40分。登り口まで車を入れる。登り口側に一台置けるが、以前溝に脱輪した事がある。前方に空き地が見えたのでそこまで車を持ってゆく。この先の林道は鎖が掛かっている。地図を見ると、この林道を突き抜けると五十谷村に着くようだ。 今年初めての「フキノトウ」発見。少し採取して天ぷらにして食した。 ここは石材の産地である。日華石の石段の階段が続く。 250は階段の数。西国33ケ所の観音石像がある。寺名が削れて判らぬ石像もある。 300段を過ぎると、しばらく平坦で階段がなくなる。クマよけの鐘が下がっている。 また急な石段が続き、550段と555段で終わりになる。ここは分岐で、観音堂は右に少し下がってゆく。左に入ると園地広場に行ける。またご成婚記念の大岩の下の観音石像の前から頂上へ行ける。 まず観音堂にお参りする。大きな岩の下に小さな観音堂が鎮座している。 観音堂はそばへ寄ってみると、まことに精巧に作られたお堂である。 続いて園地広場の方へ行ってみる。遠くに海岸線のある平野が見える。 椿の木は多数あるが、広場のまん中の椿の木だけが、花を多く着けている。周りの木には数えるほどしか花を着けていない。 ベンチがあり、持ってきた菓子を食う。「何」のつぼみ?。「マンサク」の花も見付けた。「ヤブツバキ」と札の下がった木もある。 広場の海側に見える山は、「波佐羅」三角点のある山だろう。一度探しに行き方向が判らずなり、徘徊したことがある。 今度は御成婚記念の観音像の前から、踏み跡をたどって頂上に登る。 この地点は地理院地図に標高の記入がある、210mのピークと思われる。展望はないが丸い尖ったピークである。7年前に提げた山名札がまだ残っていた。マジックの字は消えていた。 下山開始、20分で降りられる。石段が続くのでこけたら大変。雨の後は滑りそうで怖いだろうな。 11.50分に降り立つ。登り口の前に梅の木があり満開。 なんと小さな「スミレ」を見付けた。春は近い。 帰りに「大峰」の情報が欲しかったので、布橋町から光谷越で鳥越へ抜ける道に入ってみた。池城町の外れで通行止めの柵があったが、半分空いている。入り込んだら旧の光谷村の跡まで、難無く入り込めた。 |
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2009年04月18日(土)4回 「波佐羅三角点」の再訪 下の項より続く。三日前「波佐羅」三角点にたどり着いたが、藪で迷ってしまった。里に近い山なので、半分楽しんで迷ったのだが、それでも少し癪だ。お世話になった喫茶「花水樹」のマスターにお礼方々、もう一度確認の為登ってみようと思った。相棒は都合が悪くなり、一人だ。 9.00.に「せせらぎの郷」より布橋に抜ける舗装路に入り、しばらくで右に「林道・湯の谷線」に入り、三叉路を左に「林道・千山谷線」には入り、続いて右に「瀬領町タキダン」に入る。国土地理院の地図に実線で載っている。行き止まり林道の、少し手前の道の広くなった高みの地点に車を置く。靴を履いていたら、夫婦の乗った軽四トラックが着いた。ここは自分の杉林で、手入れに来たという。三角点のあるピークを尋ねたが、知らないようだ。 この前と同じ藪に入る。高みまで登ったら、遠くに雪のある山が見えた。白山とは格好が違う。大笠山のようにも見える。ひょっとすると大日山かも知れない。早くも方向が定まらない。早くも迷ってるぞ。 それでも今日は遠くが見通せる所がある。こちらに平野が見える。気分的に楽だ。先日自分の付けたテープを頼りに、順調に藪を漕ぐ。最後に登りつめる尾根歩きは、案外歩きやすい。 11.10.頂上到着。木の間から観音下方面の田圃が下に見える。また反対側は平野が見え、海岸線も見える。樹が無ければ展望の良い山だ。 三脚を立てて証拠写真を撮る。ここまでわざわざ登る人は多く無いだろう。教えてくれたコマQさんに乾杯。 そのコマQさんが先ほど、前回迷った記事を見て、心配してメールをくれたが、私は楽しんで迷っているので心配ない。いつもの山歩きの近くに、三角点が在ると覗いてくるだけだ。遠くの山奥の三角点まで探すのは、方向音痴の私には無理な事は分かっている。それでも地図を眺めて、何処から攻めようかと考えているのは楽しい。 下りは無事下山できた。それでも、はてな? はてな? の連続である。地図とコンパスは持っていったが、全然使いきれない。おまけに地図は藪の中で落としてしまった。12.40分に車に到着。丁度、杉林の手入れの夫婦も戻ってきて、食事をしている。三角点は在ったかと聞かれ、お菓子を貰った。 このあと「せせらぎの郷」まで戻り、自動販売機でお茶を買って、「おくりび山」の近くの三角点「瀬領」を確認して、布橋町の「コーヒー&ギャラリー、花・水・樹」に寄った。ガラクタ、いや、骨董品がゴロゴロ置いてあり、屋根がドームになっている。 マスターにこの間、車まで送ってくれたお礼を言い、コーヒーを飲んで帰る。コーヒーは一杯ずつサイフォンで入れるから美味い。場所は「十二ヶ滝」の近くで、国道筋にある。 三角点「瀬領」探索は、「おくりび山」の稿に載せる。 2009年04月15日(水)3回 「西尾観音山」に続き「波佐羅点」探索 午前中時間が空いたので、S女史がまだ登っていないと言う「西尾観音山」に登りに行く事になった。ここは簡単なので、ついでに近くにある、三角点「波佐羅」も確認してこようと言う事になった。瀬領の「せせらぎの郷」で待ち合わせ。布橋へ抜けて、9.05.観音下町の右奥の登り口に着く。登り口の大きな地蔵さんに手を合わせ、550段と言う石段に登りに掛かる。 天気が悪くて時々パラパラと雨粒が落ちる。石段は滑りやすくて神経を使う。20分で頂上近くの岩屋の下の観音堂に着く。お賽銭をあげてお参り。彼女は信仰心が強い。財布を忘れた私は、お賽銭を立て替えてもらう始末。 ドウダンツツジだと言ったが、ウラジロヨウラクかも知れないな。花の名前は難しい。 観音堂の反対側に広場がある。ここにも観音石像が置いてある。天気が悪くて展望無し。もどって、ご成婚記念の石柱がある大きな岩の横より、一番高い所に登り山名札を提げてくる。下りはすべるので、登り以上に神経を使う。 続いて「波沙羅三角点」を探しに行く。 波佐羅三角点の探訪 西尾観音山より見下ろすと、下を走る国道の向かい側の山の上に、三等三角点がある事になっている。その辺りでは一番高い山だ。山の名前は無い。三角点の名前は「波佐羅」となっている。波佐羅山にして一山増やそうかと思ったが、ここ西尾観音山の稿に、三角点情報を載せる事にする。 地図を見ると、観音下町の隣の、波佐羅町より大堤を越えて真下まで林道がある。ところがメールを頂いた事のある「コマQ」さんのHP記録では、「せせらぎの郷」から布橋に抜ける道路の途中から、長い林道に入り込んで最上部まで行き、西側から登っている。なるほどこちら側からだと、標高差があまり無いので登り易そうだ。西尾観音山から、その容姿を眺めてみたかったが、霧が掛かってよく判らなかった。 西尾観音山から下りて、登山靴のまま車に乗って 「波佐羅」点を探しに行く。コマQさんの記事では、難なくすらっと登っている。我々はそうは行かない。すぐ林道が見付かると思ったが、何本もある。どれにも山菜取りの車が入っている。あっちこっち出たり入ったりで、なんとなくここかなぁと思う地点に着いた。細い林道で車の底を擦りながらたどり着いた。11.45分になっていた。 そこだけ広くなっていた。まだ先へ林道が続いている。赤いテープを付けながら、林道右の杉林に入る。とにかく高みに登り、その先の高みを見付けようとした。三角点のある地点はこの辺りで一番高いはずだ。所が天気が悪くて見通しが悪い。樹が茂っていて見通しが利かない。 ようやくそれらしきピークを発見。それは独立峰みたいに見えた。藪をこぐ事1時間弱、谷に降り、また上り返し、ようやく三角点にたどり着く。そこは思ったより開けた地点だった。コマQさんの黄色いテープの書き込みと、赤い布の金沢三角会と言うのがある。
夕方から用事があるので、証拠写真を撮って下山に掛かる。所が迷ってしまった。赤いテープの通りに下りてきたのだが、登る時に少しウロウロしたので、方向が取れなくなった。一度林道に出たのだが、別の林道のような気がして、このまま降りると、とんでもない所へ出そうで、また登り返したりした。方向音痴もいいとこだ。 とうとう間違っていると判っていて、降りやすい谷を下りたら、そこは国道416号線で「布橋町」だった。少し先にドーム型の喫茶店「花・水・樹」が在ったので、コーヒーを飲みながらタクシーを頼んだら、喫茶店のマスターが、俺が送ってゆくと言ってくれた。小さな軽四は林道をぶっ飛ばし、あっという間に車を置いた地点まで登ってくれた。お蔭で、てっきり間に合わないと思っていた夕方からの会合に間に合った。これは観音堂にお賽銭をあげた効用に違いない。 同行のS女史と、喫茶店のマスターに、色々迷惑を掛けた「波沙羅三角点」探しだった。 「西尾観音山」には三角点は無い。この波佐羅三角点は、西尾観音山より国道416号を隔てた、向かい側の山の中にある。 上の項に続く |
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2006年12月11日(月)2回 観音下町より「西尾観音山」往復 去年は12月の今頃より雪が降って山には入れなかった。今年はまだまだ暖かい。午後2時半に家を出て20分で、「西尾観音山」の登り口の石段前に着いた。林道はここで鎖がしてあり入れない。車1台分の空き地があるので、車を寄せたら前の左の車輪を、隠れていた小さな溝に落としてしまった。ガックリ。 携帯を持ってこなかったので、ぶらぶらと村まで戻る。幸いここは観音下町の裏山である。山奥だったら大変な事だった。庭に居た村人を捕まえて電話を頼んだら、すぐ側の公民館の中の電話を貸してくれた。JAFに電話したら30分で来てくれるという。ありがたい。 お礼を云って、国道まで出てJAFの車が到着するのを待つことにした。国道に出て振り返ると観音山に西日が当たっている。下は石切り場の跡である。3時40分。 国道より登り口までJAFの車に乗せて貰った。若い彼氏は車の下を覗き込んだ後、私にエンジンを掛けさせ、バックするように命じた。はてな?と思ったがその通りにしたら、彼は車をエイやと持ち上げ、サット脱輪に成功。さすがプロ。到着して3分もかからない。会員になっているお蔭で無料ですんだ。 冬の日は短いので登山は諦めていたが、明るいうちに戻れそうなので登り始める。 20分で小さなお堂に到着、お参りする。広場からは眺めが良い。国道の案内看板に、「日本海が望める観音山」と書いてあるが、なるほど微かに日本海が見える。 2006年、今年の山歩きはこれでお終いだろう。 |
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2005年07月21日(木)初登山 観音下町より「西尾観音山」往復 観音山という山は多い。「観音下町」「かながそまち」と読む。ここの観音山は、私が勝手に他と区別するために、「西尾観音山」と勝手に命名した。理由は「西尾元気の里」の案内看板に、「西尾八景・日本海を見下ろす観音山」とあったからだ。 自宅から20分、国道416号線を山へ向かって走ると観音下町の集落を通る。名前の通り観音山の下にこの村はある。村の右奥の林道の入口に登山口がある。看板によれば石段550段と書いてある。ここは日華石の産地で登り口にも採石場がある。石段はお手のものだ。登ること20分、頂上のすぐ下に大きな岩があり、下がえぐられていて、奥に観音を納めた小さなお堂があった。 由来によれば「西尾村の伝説によれば、300年前、観音下の観音像が盗まれた。ところが観音像が段々重くなり、盗賊は川に捨てた。越前の旅人が拾い上げ大切に奉祀した。村人と相談し安全な山の上の岩窟に収め、新しい観音像に作り変えた。今の堂は1865年に再建した。」 岩窟のそばに切り開かれた広場があり、見晴らしが良い。本当の頂上は、大きな岩の横を少しよじ登ると登頂出来るが、アンテナがあるだけで、見晴らしは全然無い。 登山道の石段に、西国33ヶ所の観音霊場めぐりの趣向で、33体の石仏が置かれている。その全部にペットボトルの水が供えられている。 昨日と今日2日間続けて、観音霊場めぐりをした感じだ。ご利益があるかも知れないな。 |
[加賀] 梅ノ木山 205.12m (小松市原町)23 |
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第5回 2022.12.03. 梅ノ木山林道ため池より巡視路を登り 梅ノ木山を往復。 第5回 2019.02.18. 梅ノ木山林道ため池より巡視路を登り、梅ノ木山-最高地点-林道へおりる。 第4回 2016.03.13. 梅ノ木山林道ため池より巡視路を登り、梅ノ木山を往復。 第3回 2009.03.08. 沢原林道途中より分岐林道終点へ、最高地点より頂上。帰り直接林道へ降りる。 第2回 2009.02.28. 梅ノ木林道の送電線巡視路を登り、北側より藪漕ぎ頂上到着。帰りは前回の最高ピークを経由。 第1回 2009.02.24. 梅ノ木林道終点より最高地点を目指す。 |
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2022年12月03日(土)6回 林道‐巡視路‐「梅ノ木山」往復 地元の山「梅ノ木山」を3年ぶりに登る。小松市金平町の国道416号より、梅ノ木学園を通り、右の住宅の間の林道を走ると、大きなため池に出る。ため池の近くに車を置く。林道はこの先未舗装となる。10.40分。 ため池に影が映って綺麗だ。 林道は通行止めになっていないので、もう少し入り込める。 途中に鎖。ここまで入り込める。広場もある。 その先の広場から左手に「加賀東金津71番」の鉄塔が見える。登り口に鉄塔標識がある。 急坂の谷道。川と道が重なりぐちゃぐちゃ。太いロープがさがっている。71番鉄塔に登り着く。登って来た方面の72番が見える。 これから行く山側に70番鉄塔が見える。右側の尾根を登る。 右側の尾根の緩やかな道。 突き当り方面から「梅ノ木山」が見える。この辺りから獣道がある。今日は先に「70番鉄塔」まで行き昼食の予定。方向を変えて巡視路を行く。 S女史が、白山が見えるという。木の間からかすかに山が見える。老人には良く見えないな。 ヒノキ林を降りてゆく。ヒノキの林の笹を刈っているようだ。音がする。 「加賀東金津線70番鉄塔」に到着。ここで昼食。地図を見るとこの鉄塔は、山側は「遺水観音山」まで一直線に続いている。 とすると、あの山は「遺水観音山」と思われる。 とすると、海側に続く鉄塔の先は「鞍掛山」と思われる。 昼食を済ませて同じ道を戻り、広い尾根を梅ノ木山の方へ入る。獣道を歩き一度コルに降りる。 ここから目の前のピークによじ登る。藪は薄いが急坂で、昨夜の雨で良く滑る。藪が薄いとつかむ木が無くてまた滑る。 少し広い頂上に、ほとんど埋まった「3等三角点・梅ノ木・205m」がある。 可愛らしい山名札がある。 海岸線が見える。同じ斜面を下山開始。落ち葉で良く滑る。お尻が泥だらけになった。 「71番鉄塔」まで戻ってきた。 後はロープの下がった急坂を降りるのみ。緊張する。 林道をぶらぶらと戻る。置いた車が見えてきた。 ■次回登山は、12/10「直江谷健康の森」へ■ 2019年02月18日(月)5回 林道-巡視路-「梅ノ木山」-最高地点 どうも今日だけ晴れそうだ。午前の用事を済ませて、11.00時にせせらぎの郷で待ち合わせ。S女史と金平町の梅ノ木学園(特別支援学校)の前を通り、右に折れ、600mほど入るとため池があり、ここで舗装路が終わり林道となる。ここに車を置く。S女史は10年ぶりの「梅ノ木山」である。11.10分。 荒れた林道を進んでゆく。途中に大木で林道が閉鎖されて車は入れないようになっている。頭の上を電線が横切っている地点で、左に鉄塔巡視路に入る。11.35分。「加賀東金津線71番」と標識がある。急な谷道で最後はロープが下がっている。10分くらいで71番鉄塔に到着する。 続きの70番鉄塔が見えてくる。今日はあの70番鉄塔まで行って休憩の予定。 ここから70番鉄塔への巡視路は、右に尾根伝いに続いている。実に広い巡視路で気持ちが良い。初めは梅ノ木山の方へ向かって進んでいくが、途中で方向を90度変えて北の方へ進む。 やがて70番鉄塔に到着。ここは見晴らしが良いので、日向ぼっこをしながら「抹茶休憩」。 70番鉄塔から続く送電線の先は「遺水観音山」だと思う。たぶん間違いない。 辺りを散策していて今年初めての「マンサク」の花を発見。春が近い。 このつぼみは何?。タムシバの冬芽?。 30分程いて、巡視路を戻り「梅ノ木山」を目指す。戻る道から「梅ノ木山」が見える。 道が90度に曲がる地点から山に向かって「藪漕ぎ」に突入。最初は「けもの道」が続き歩きやすい。 一度降り、最後の坂を登り出す。道は無いので歩きやすい所を登る。三角点のある頂上は雑木の間から平野が見える。到着13.25分。 もし木が無ければ金沢の方も見えるような感じである。地図に名前が載るくらいだから、展望の良い地点なのだろう。昼食とコーヒータイム。 この地点は3年前に来ているが、今日は隣のピーク迄藪を漕ぎ、そこから林道まで降りる予定。ここからは10年前の記憶が頼り。初め東の尾根を降り始め、先にピークが見えない事に気き、地図を眺めてまた頂上まで戻る。以前の記憶が全然無い。 今度は少し南の尾根に入る。今度は間違い無い。ようやく左手に、木の間から「白山」をちょっだけ写す。全部開けて見える場所がない。 「大笠山」と「笈岳」も見えた。ここから白山は見えない。 14.50分頃に隣のピークに着いたが、全然地形が記憶にない。10年前に、林道からここに登り着いて、またここから林道へ降りたのだが、覚えていない。歩きやすい尾根を歩いていて、そこから谷に向かって藪を滑り降りたのだが、どうも10年前とは別の谷を降りたようだ。背丈以上の笹の斜面を降りて、ようやく作業道の痕跡に降り立ってホッとした。ぶらぶらと歩くと林道の突き当り地点に出た。あとは車まで歩くだけ。結構長い。久し振りに本格的の藪漕ぎだった。昔を思い出した。昔はよく藪ばかり漕いていたものだった。16.05分頃車に到着した。 ■活動時間 4時間57分 Ⓢスタート11.12→1時間56分→梅ノ木山13.08-14.21 (1時間13分)→1時間48分→Ⓖゴール16.09分 ■活動距離 5.4km ■高低差 157m ■累計標高上り/下り 293m/309m ■次回登山は、2/16「水無山」へ■ 2016年03月13日(日)4回 林道-巡視路-「梅ノ木山」 コマQさんの影響で、三角点巡りや、いろんな里山を見付けて今でも歩いて居る。最近は、大峰、トガン岳、西尾観音山、大岳山、おくりび山と、近くの里山ばかり歩いて居る。今日は「梅ノ木」である。7年ぶりである。11時過ぎに家を出て、昨日と同じく国道416号を走り、金平町より「うめのき学園」の方へ入る。施設を抜けた所より右に折れ、ため池のほとりで車を留める。ここまで舗装してある。右に分岐があり「鉄塔73-74へ」と標識がある。11.35分。 舗装してない林道を直進する。車でもまだ入り込める。途中に右に分岐があり「鉄塔72へ」の標識がある。 11.55分。頭上に送電線が横断する真下辺りに、左に巡視路の登り口がある。「加賀東金津線№71番」の標識がある。登り出すと急坂で、巡視路が川と重なっていて、ドロドロで歩きにくい。 そんな中で今年初見の「ショウジョウバカマ」を見付けた。うれしい。 71番鉄塔が見えてくると、急坂なのでロープが提げてある。つかまってよじ登る。 「71番鉄塔」に12.10分到着。山側に70番鉄塔が見える。 登って来た海側に、72番鉄塔が見える。 尾根伝いに、梅ノ木山へ巡視路を進む。 「ヤマザクラ」が咲いていた。これも今年の初見である。今年初めての花見である。楽しい。 昔自分で付けた「赤テープ」のある地点に出る。ここから「梅ノ木山」への尾根が続いている。巡視路は左に折れて続いている。今日は先に70番鉄塔まで行くつもりなので、巡視路を行く。右手に梅ノ木山が見える。 ヒノキの林の中を行く。 12.35分に「70番鉄塔」に到着。 山側に69番の鉄塔が続いている。所でこの鉄塔がどこから来ているのか調べたら、「加賀東金津線№55番」が、遺水観音山の頂上の鉄塔と判明。まさか向こうの山は観音山では無いでしょうね。 鉄塔より戻って、13.00時に赤いテープより梅ノ木山への尾根に入り込む。登山路は無いが、獣道が続いていて、歩きやすい。藪漕ぎの実感はない。 一度降って、谷になっている峠に降りる。ここからが「梅ノ木山」への登りとなる。13.13分。山の斜面を眺めて、登りやすい地形を見定めて登り出す 急斜面を見当着けて登り出す。久しぶりの藪漕ぎ。あまり深くないので助かる。自分が7年前に提げた赤テープが時々現れて心強い。道は無いが同じ人間だから同じような所を選んで登るのだろう。13.32分に頂上到着。丸い尖った頂上。低山徘徊部の太田様の三角点名札がある。 自分の提げた山名札は無くなっていた。三角点と久しぶりに再会。昼食をしようと、折り畳みイスを出そうとしたら、藪漕ぎ中に落としてきたことが判明。さあ大変。あのイスはS女史からの頂き物。70番鉄塔で座っていたし、落としたとすればこの最後の急坂の藪漕ぎに違いない。 三角点から少し離れた所に、三角点と同じ格好をした石がある。三角点ではなくて境界点らしい。その石に腰かけて昼食。降りは前回間違えて登った近くの最高点のピークに登り、林道突き当りに降りて戻るつもりだったが、予定変更。落とし物を探しながら元の道を帰ることにする。 梅ノ木山は展望の良い山なのだ。雑木が無ければ素晴らしい展望の山と思われる。目を皿にして降ってゆく。登って来た道を探りつつゆっくりと慎重に。谷に降り着くちょっと前に、黄色い折り畳みイス発見。良かった良かった。ホッと一安心。 71番鉄塔から、また泥んこ道を降りているとき、枯葉の中から「ショウジョウバカマ」を又見つけた。 ぶらぶらと林道を歩いて帰る。今日も誰一人とも出逢わない山歩きだった。15.00時に車に到着。 ★次項2016年の第21回登山は、3/16「鷹落山」へ★ 2009年03月08日(日)3回 原-沢町林道より「梅ノ木山」往復 前回この道の無い「梅ノ木山」に登ったとき、頂上に札がいっぱい下がっているかな、と思っていたのに、あまり人は登っていないようだ。それならば我々の札を提げてこようと、阿稜山に札を提げた後、原町からすぐ、沢町に抜ける林道に入る。一回目の時、帰りにこの道は視察済み。車のナビに「梅ノ木山」の名が現れると、林道の左が広くなる。ナビの表示からすると、目の前が目的地の山のように思える。林道が山の方に分岐しているが、鎖がはってあり入れない。その前に車を置く。 林道を入ってゆく。梅ノ木山は右にあるはずなのだが、斜面が急で取り付けない。谷もあるが険しそうで入る気がしない。林道は行き止まりで、植林組合が、このあたりに植林をしている旨の看板があった。右に工事用の道が付いており、その先が左右に分かれており、左が尾根にすぐ登れそうなので、とにかく尾根上まで登る事にした。登り付いたのは、なんと隣の最高地点ピークだった。このピークには縁が有る様だ。今回で3度目だ。 これで道は判った。頂上へ向かって一度下がる。途中の展望地点では、今日も白山が綺麗だ。前回ここは、藪の連続だったが、少し東側の斜面は、植林がしてあり、藪漕ぎの苦労が少ない。13.20.頂上到着。三角点の近くの木に、小さな札を提げる。この山の名前を書いた初めての札だ。此処でお茶にする。 ここに新しいテープを付けてあるのを発見。「コマQ」さんのテープで日付けが入っている。なんと今日の日付けである。少し前までここに居たらしい。このコマQさんのテープはあちこちで見かける。三角点を尋ねている人のようだ。テープを巻きつけた上に、マジックで書き込んである。月惜山とか奥城山の城山とかで見かけた。ひょっとするとこの山は、私のページを見て尋ねたのかも知れないな、と勝手に想像する。ごめんなさい。 帰りは、さっきの鞍部まで降り、植林してある急な斜面を降りる。谷に着き、谷沿いに下ったら、林道に出た。さっき歩いた林道だ。30分で車にたどり着いた。 【後日、この「コマQ」さんからメールを頂いた。小松のQさんかと思っていたら、金沢の人だった。やはり私のページを見て、私の赤いテープを頼りに容易に登れた、との事。この日は13.03分まで頂上に居たという。我々が頂上に着いてのは13.20.。タッチの差のすれ違いでした。私のホームページを見てくれる人が、案外居るんだなと嬉しかった。ところでコマQさんのページを、教えてもらってびっくり。山登りから三角点探しから、その他情報ビッシリ。私もこれから読ませていただき、新しい山を探してぜひ登ってみたい。】 2009年02月28日(土)2回 林道-巡視路-「梅ノ木山」 4日前のリベンジである。「梅ノ木山」だと思って登ったのは、隣のピークだった。大笑い。今度は少し様子が判っているから、間違えず三角点にたどり着くぞと、12.20分に瀬領町の、せせらぎの郷で待ち合わせ。今回はS女史も同行の3人組である。12.30分には梅ノ木林道の終点に車を置く。 少し進むと、頭の上を送電線が横切っている。その下の71番鉄塔の表示に入る。左の斜面に急な道が付いている。 赤い布が下がっている。急な坂道が直登している。10分ほど登ると、鉄塔の下に出た。 西側の斜面は植林で、新しい木が植えてある。南の「梅ノ木山」の方へ、尾根伝いに登山路が延びている。しめしめ、これは頂上まで続いているかも知れないと、入り込む。12.45分。 前方に丸いピークが見える。あれが頂上らしい。その右の小山は、我々が4日前に登ったピークらしい。 道は突然方向を変えて、左に曲がり、東に向かって広い尾根に進んでゆく。おかしいな、おかしいな、全然方向が違うと思っているうちに、相棒は下がっている赤い布に誘われて、どんどん先に行ってしまった。 赤い札が幾つも下がっていたが、梅ノ木山に登るものではなかったのだ。ひょこんと鉄塔にたどり着いた。13.05分。70番の鉄塔かも知れないな。又同じ道をバックする。道が方向を変えた地点まで戻り、赤いテープをつけて、藪漕ぎを始める。なるべく尾根を辿り、一度鞍部まで降りる。 そして最後の斜面を登りだす。三人それぞれ登りやすい所を選んで登る。13.35分に頂上到着。私が一番遅れた。思ったより狭い頂上。周りは雑木に囲まれ、展望は利かない。それでも林の間から海岸線が見える。真ん中だけが木が疎らで広場みたいになっている。三角点は大分埋もれているので掘り出して確認。近くにもう一つ三角点に似た石が埋まっている。
思っていたより、人が登った形跡が無い。小さな赤いテープが一つだけ。山の標識や三角点探訪の札も下がっていない。藪の中にもテープ類は無かった。あまり登った人は居ないのかも知れない。 上手い具合にお天気が良い。抹茶とコーヒーでゆっくりと休憩。14.20分出発。今度は南に、先日登った「間違いピーク」を目指す。 又も藪漕ぎで、なるべく尾根らしい所を通って、一度鞍部まで降り、そこからまた登りだす。ようやく見覚えのある地点に出る。ここは東のほうが望める。先日見えなかった純白の白山が見えて嬉しい。 これはS女史よりメール添付の白山。上手く撮れている。白山は今頃が一番きれいに見える気がする。 北の方に見えるのは遺水観音山で、その右肩の向こうに「大笠山」など県境の山が見える。 15.05分、四日前に登ったピークに到着。ここが梅ノ木山だと思って昼を食べた場所だ。すぐに前回と同じ道を下山する。印に付けた赤いテープが頼りだ。 15.45分、車にたどり着く。この時期、知らない低い山を、道を探して歩くのは、なかなか楽しい経験である。今日もせせらぎの郷でお湯に漬かって帰る。 2009年02月24日(火)1回 梅ノ木林道終点より「梅ノ木山」未踏 この間、小松の国府の人に、教えてもらって登った「火燈山」は楽しかった。小松の里山記録が一つ増えた。獣道を歩くのも楽しかった。もう一つ、地図をながめていると、いつも目に付く山がある。「梅ノ木山」である。200mの低い山だが、地図にはきちんと載っている。冬だから近くの低い山にしようと、私が言ったら、相棒はすぐにこの「梅ノ木山」を持ち出した。彼も地図で見かけて名前を知っていたのだ。登山路の無い山は、あまり登らないが、それでも最近藪漕ぎで、阿稜山、瀧波山、火燈山と三角点を見つけた。木の葉の茂らない今が、登頂のチャンスだと、相棒と「梅ノ木山」に挑戦する事になった。 ネットで、登った記録が無いか調べても、何も見付らなかった。25.000分の地図では、東側に林道が通じている。沢町から梅ノ木山の下を通って、原町まで続いているが、まだ通った事が無い。又金平町の福祉施設、うめの木学園の横から、林道が入り込んでいる。こちらの方が入り易そうなので、ここから入る事にする。 8.45.瀬領町の、せせらぎの郷で待ち合わせ。相棒を乗せて、布橋の方へ抜け、国道416号線を少し戻って、金平町の中を小松養護学校の方へ入る。学校の隣がうめの木学園だった。学園を過ぎたところで、右に林道に入る。途中の溜池までは舗装されている。その先は、梅ノ木林道と書いてある。しばらく走ると広場になり、その先は道があやふやとなる。ここに車を置く。9.15.歩き出す。 右手に梅ノ木山があるはずだが、とりあえず林道の突き当りまで行ってみる予定。送電線の下を通り抜け、突き当りまで行ってみる。どの斜面を登ろうかと考えて、右手の斜面に取り付く。二つのピークの間の尾根まで登り、ここから左のピークに取り付く。 段々と笹が背高く茂ってきて、完全なる藪漕ぎとなる。登り切ったら、東側斜面が杉林になっており、下刈りがしてあり、笹が低くて感じが良い広いピークである。梅ノ木山の南側から登っているので、方向を変えて、もっと北に進むべきだった。ところがようやく登り着いて、周りに高い山が無くて、どう見てもここが一番高い頂上だった。頂上だと思い込んでしまった。10.10分。 まず恒例の抹茶を頂き、三角点が無いか調べる。南斜面は雑木林で、その中の高みを藪漕ぎして、三角点が無いか調べるが無い。北側に緩やかな、長い尾根が張り出している。先まで行って見る。東側が杉林の中より覗ける。白山方面だが見えない。手前の山は、この間登った「火燈山」だと思うが、違うかな? その左に「奥獅子吼山」がみえる。これは間違いない。鉄塔が続いている。 尾根の先まで行ったら、その先に、一度降ってから登る、小さなピークが見えた。ここより大分低い。相棒はあそこまで行って見るか?といったが、大分下るのでやめとこうと言った。(今考えると、あれが梅ノ木山だった) 又、頂上だと思い込んだピークに戻り、食事を作って食べる。三角点ハンターや、ピークハンターの札がいっぱい下がっていると思ったのに、何も無い。やはり此処は梅ノ木山では無いらしい、と感じたが、記念写真を撮って下山した。林道を戻りながら、地図を眺めて方向を定めていると、やはり我々が登ったピークは、方向が少し違う。林道の送電線下を通るとき、送電線巡視路の入口に赤い布が下がっていた。リベンジはこの巡視路から入り、北側から登ろうと決めた。4日後の28日、12.30分、せせらぎの郷集合。と決めた。 帰りに、沢町から梅ノ木山の東側を通る、林道に入り込んでみた。沢原林道の表示があった。細いが舗装してあり快適に走れる。カーナビに梅ノ木山が現れ、開けた場所で、丸い「梅ノ木山」が見えた。山のほうに入る林道があるが、柵があり「自然保護のため立ち入り禁止」の看板が立っている。自然保護というのは、山菜を取るなという事だと思うが、本当に此処から入ってはいけないのだろうか。ここからでも登れそうな気がする。 そのまま直進したらすぐ、国道360号の原町に出た。林道は完全に舗装されていた。ぐるりと回って、せせらぎの風呂に入って帰る。帰って地図を見ていたら、我々が登ったピークは最高地点で、215.mはある。 梅ノ木山はそれより低くて205.m。一番高い所が梅ノ木山の頂上だと思い込んでいたのが間違いだった。 |