2005.04.より登山順
金沢の里山医王連峰
[加賀] 医王/白兀山 895.7m (金沢市)42 [加賀] 奥医王山 939.13m (金沢市) 火打坂三角点 |
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第15回 2023.10.30.夕霧峠より「奥医王山」往復。その後「三千坊」と「岩崩山」へ 第14回 2023.06.10. しがらくびから「白兀山」「ダオ山」夕霧峠より下山。 第13回 2019.11.17. 林道より「白兀山」を直登、「ダオ山」-「奥医王山」へ。林道を降りる。 第12回 2018.07.03. しがらくびより「白兀山」-蛇尾山(医王山)-夕霧峠-林道を戻る。 第11回 2016.08.24. 夕霧峠より「奥医王山」往復。 第10回 2015.10.03. 西尾平より「白兀山」往復。 第09回 2013.09.21. 林道より「白兀山」を直登、「奥医王山」へ。林道を降りる。 第08回 2011.01.09. 見上峠より西尾平までを往復。 第07回 2011.09.23. しがらくびより「白兀山」を経由して「奥医王山」。林道を降りる。 第06回 2009.06.20. 夕霧峠より「奥医王山」往復。さらに「白兀山」を往復。 第05回 2009.01.18. 見上峠より「白兀山」往復 第04回 2007.06.12. 「白兀山」を経由して、夕霧峠より「奥医王山」登り、菱池小原に降りる。 第03回 2006.09.17. 大沼より鳶岩に登り「白兀山」へ。しがらくびへ下山。 第02回 2006.06.27. 夕霧峠より「奥医王山」往復。 第01回 2006.02.25. 見上峠より「白兀山」往復。 |
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2023年10月30日(月)15回 夕霧峠より「奥医王山」と三千坊と岩崩山 見上峠から夕霧峠まで車で上がり、車を置き「奥医王山」を往復。車に乗って「三千坊」の展望台に上がる。次に国見ヒュッテ駐車場に車を置き「岩崩山」を往復した。この三っつのピークにはそれぞれ三角点がある。S女史と健康徘徊。 見上峠から林道を上がる。月曜日なので車が少なく、スムーズに上がれた。夕霧峠ヒュッテの上の展望台に上がる。紅葉している。金沢市街の方面。 南砺市の方面。 これから登る「奥医王山」の方面。 支度をして出発。10.15分。 少し坂を降りて。 登山口より登る。「見返り杉まで288段・浄土坂」 登り切ると「見返りの大杉」に到着。 振り返ると「白兀山」と「医王山(ダオ山)」。 医王山の右に南砺市が広がる。低いピークは「岩崩山」か? 少し緩やかになる。ピークを越えて少し降ると、 鞍部に「竜神池」が見える。 ブナの木が現われる。 二つ程緩やかなピークを越える。途中に「風のナウシカベンチ」なる物あり。 紅葉していて気持ちが良い。 頂上への最後の階段。 「奥医王山」の頂上に到着。もうS女史が展望台に上がっている。展望台下に三角点。誰も居なかったので展望台下で早い昼食。11.40分。 「1等三角点・医王山・939m」。一等三角点は石川県に16箇所しかない。 下山開始。同じ道を戻る。 思ったより紅葉していて満足。 夕霧峠ヒュッテに置いた車が見える。 夕霧峠より車に乗り「三千坊山」と「岩崩山」へ。 ■この続きは「箱屋谷山・黒瀑山・岩崩山」へ■ 2023年06月10日(土)14回 林道-「白ハゲ山」-蛇尾-夕霧峠 先月サンカヨウが見たくて箱屋谷山に登った。今日は近くの「白兀山」へ「ヒメシャガ」を見に、S女史と健康登山。花はもう残っていないだろうなー。しがらくびの近くの道の広い所に車を置く。 しがらくびから登山路に入る。 尾根道を行く。木が茂り暗い感じ。 ニガナ 白いニガナ ササユリ ヤマツツジ ササユリ ナルコユリ サワフタギ ヤマボウシ 細くて暗い、細い道。トンビ岩へ降りる道の分岐通過。 小兀にでる。戸室山とキゴ山。 奥医王山のほうめん。 すぐ「白兀山」の頂上。展望櫓に登る。 富山県の方面。縦走開始。 イワカガミ コメツツジ アザミ リョウブ ウスギヨウラク 縦走。 やはりヒメシャガは無かった。 この上ダオ山の標識で右に登る。「蛇尾山」に出る。昼食。 「蛇尾山」は地図に無し。地図には医王山となっている。 戻って縦走開始。ブナ林を通る。 段々と降って林道に降り立つ。右が夕霧峠。 すぐ夕霧峠の建物に出る。二階が展望台。登る。 すぐ下が「イオックス・アローザ」のスキー場。 奥医王山の方面。スキー場に降りる道は通行止め。 林道を降りる。 ホウ ヤマブキショウマ ヤマボウシ 林道に置いた車が見えてきた。 芭蕉の「奥の細道」に、芭蕉が「花かつみ」を探して歩く場面がある。花かつみ花かつみと探したが見付けることは出来なかった。私も花かつみ花かつみと探したが見付けられなかった。芭蕉探した「花かつみ」 は「ヒメシャガ」だと云われている。 ■次回登山は、6/14「西山」へ■ 2019年11月17日(日)13回 林道-「白ハゲ山」-蛇尾-「奥医王山」
所が獣道はあるがピークには登って行かない。昔ならば藪を漕いで登ったが、今日は靴も履き替えていないし手袋もしていない。ピークの向こう側の旧登山道に降り立ち、登りやすい地点を探したが、見付からないので断念して、旧登山道で西尾平駐車場に出て車に戻った。 西尾平は車でいっぱい。しがらくびの駐車場も車でいっぱい。さらに進んで、「白兀山」に直登する林道の広い所に車を置く。10.15分。お天気は良いと思われていたが、曇ってガスが掛かってきた。 はじめは緩やかだがすぐ急坂になる。ブナの林になる。 尾根の上の縦走路に登り着く。ここは十字路になっており、中尾新道分岐もある。初心者不向きと書いてあるので歩いた事は無い。まず白兀山を往復。 続いて、戻って夕霧峠に縦走。 途中で「蛇尾山」に登る尾根道に入る。「ダオテラス」と書いた札が下がる展望台がある。今日は霧。 11.30分に蛇尾山に到着。地理院地図には、このピークの横に「医王山」の活字が載っている。どう見てもこのピークは地図で見る限り「医王山」である。しかも白兀山よりもここの方が高い。奥医王山には奥医王山と活字がある。そんなことは分かっていていて、去年わざと提げてきた「医王山・920m」の山札には、ここは医王山ではありません。ダオ山ですとの落書きがしてあった。 ブナ林は霧がかかり、幻想的である。 11.50分に夕霧峠の一階小屋に入り昼食。いつもは二階の展望台で食事だが、今日は天気が悪くて寒い。先客は2グループの7.8人。 12.20分に奥医王に向けて出発。はじめは急階段であるが、見返りの大杉まで登ると緩やかになる。
奥医王山の三角点に到着。石川県に16個ある一等三角点である。誰も居ない。展望が無いので下山開始。 下山しだしたら少し晴れてきたような感じ。 見返りの大杉の展望台まで降りてきたら、平野の方が見えた。キゴ山、戸室山の上に金沢市街が見える。 こちらは南砺市の方面だ。 夕霧峠より、紅葉の林道を歩いて車まで戻る。前方稜線の一番低い所が、したから直登した尾根だ。あの下の林道に車を置いてある。 これは白兀山らしい。ブナの木の葉は落ちているが、白い枝が幻想的である。14.25分に車に到着。 帰宅で、山側環状線から加賀産業道路に入り、小松に近づいたら、白山が顔を出した。冠雪したこの冬の白山を初めて見た。 ■次回登山は、11/24「取立山」へ■ 2018年07月03日(火)12回 しがらくび-「白ハゲ山」-蛇尾-夕霧峠 発表会も近づき何とか忙しいが、午前を主にちょっと歩こうと「白兀山」へやってまた。見上峠より林道へ入り「しがらくび」まで登る。9.20分。先着2台。向こうのピークが白兀山の頂上らしい。 登山路は良く踏まれて、溝状になっている所が多い。ササユリが咲いている。 10.10分。頂上の手前の小兀に着く。金沢平野が望める。 今日は「白山」も望める。 10.25分に頂上到着。先着女性二人。山札を提げる。 展望櫓に登ると「剣岳」が見える。 先着女性二人は、この加賀の里山逍遥ホームページの事を知っていた。ありがとうございます。今日はこれから「大池平」の方へ降りて、まったりとお過ごしの事。いっていらっしゃい。 我々は夕霧峠の方へ縦走を始める。振り返ると、先ほどまで居た「白兀山」 下に林道が見える。向かいは「奥医王山」 前方のピークがこれから向かう「医王山」ピーク。前に一度登山路の分岐からピークに登った覚えがある。地理院地図にはこのピークの横に「医王山」の名前が記入されている。今日はこのピークに登って山札を提げてくる予定。 登山路は、このピークのすそを巻いていて、通常は誰も登らないが、夕霧峠方面に直登の登山路があったはず。このたび歩いていて、この医王山ピークを通過する縦走路が出来ていた。入り込んで登って行くと、三角点みたいな石がある頂上に出た。「蛇尾山」の標識が架かっていた。 ヤマボウシの実 このピークは「蛇尾山・だおやま」というのかも知れないが、「医王山」としているものもある。医王山山系の中で、奥医王山に次いで二番目に高い。頂上は林の中で展望は全然なし。白兀山ピークよりこちらのピークの方が、ちょっだけ高い。 頂上は、ぽっかりと空いている。かたはらのブナの木に山名札を提げて提げてきた。11.20分。 素敵なブナ林を覗ける所がある。 11.50分。夕霧峠の2階建ての展望塔に登り昼食。南砺市が見下ろせる。立山・剣の北アルプスは雲の中になっていた。 冷たいノンアルが出てきた。今日はここまでて林道をぶらぶらと歩いて降りた。林道はガクアジサイが満開。色々な色がある。ホタルブクロの群落もあった。オカトラノオ、ウツボグサも。 13.15分に車に到着。 ■活動時間 3時間56分 Ⓢスタート9.19→(1時間2分)→白兀山10.21-10.48(27分)→ (25分)→医王山11.13-11.38(25分)→(11分)→夕霧峠11.49-12.37(48分)→ (38分)→Ⓖゴール13.15 ■活動距離 4.0km ■高低差 218m ■累積標高上り/下り 331m/330m ■次回登山は、7/17-18「尾瀬沼」群馬県福島県へ■ 2016年08月24日(水)11回 夕霧峠より「奥医王山」往復 26日-27日と木曽駒ヶ岳を登る約束がある。しばらく歩いていないので不安だ。暑くてゴロゴロしていて身体が重い。何処でもちょっだけ歩いて来ようと、場所を探していて、玄関に「奥医王山」の山名札がぶら下がっているのを見付けた。札を作ったが提げるのを忘れていたものだ。 山名札を持って10.50分に家を出た。加賀産業道路より金沢山側環状道路より、見上峠。12.00時丁度に「夕霧峠」に登り着いた。車が一台留まっていた。 少し登ると「ススキ」の向こうに、南砺の平野が見える。秋の花が咲き出していた。 バアソブ モミジバハグマ ホツツジ クルマバハグマ カメバヒキオコシ リョウブ 「見返りの大杉」 「龍神池」 「ブナの大木」が何本もある。 「ツクバネソウ」が黒い実を着けている。羽子板で突く「羽子」そのままである。 ツクバネソウ オオイワカガミ アキノキリンソウ 頂上着、12.45分 一等三角点 櫓に山名札を下げる 怖い先客が居た。 アキノキリンソウ モミジバハグマ 先着の「マムシ」が日向ボッコをしている。登山者は誰も居なかった。夕霧峠まで戻り、峠の展望櫓に登り写真を撮って帰った。これは「南砺市方面」 これは「金沢市方面」 もっと暑いかと思っていたが、風があり思ったほど暑くなかった。山に登るより、登山口へ行くまでのドライブの時間が長い山行きだった。 ★次項2016年56回登山は、8/26-27長野県「木曽駒ケ岳」へ★ 2015年10月03日(土)10回 西尾平-「白ハゲ山」-覗 人に会う約束があり、家を出たのが9.45分。加賀産業道路から山側環状線に入り、大乗寺の丘陵を下りてトンネルを抜けて、案内板により田上町信号を右折して「医王山」に向かう。見上峠から林道に入り「西尾平」の駐車場に11.00時到着。休憩所がありトイレがある。駐車場の区画は満杯で、休憩所の前になんとか留める。 駐車場の山側にある案内板の横に、登山路がある。この登山路は見上峠登山口から登ってきている。 少し上ると右手が開けた所がある。下に夕霧峠に登る道が通っている。左にも、覗休憩所に通ずる林道がある。つまり三本の道が並行して走っている訳である。 地蔵さんがある。やはり旧道だ。雰囲気が良い。いつもは「しがらくび」迄車を乗り入れている。 前方に初めて「白兀山」の頂上が見えた。この先で「しがらくび」のすぐ近くを通る。十字路。 「オオカメノキ」の赤い実。 「ムラサキシキブ」の実。 昔からよく歩かれた道らしく、U字溝がめちゃくちゃ深いところがある。 「大池平」へ下りる道の分岐があり、その上に「小兀」という展望台がある。金沢市街が見渡せる。真ん中が戸室山である。 そのすぐ上が「医王・白兀山」の頂上である。12.20分に到着。 展望台があるので登る。南の方に「奥医王山」が目の前で、その上に「白山らしきものが見える。 たぶん「白山」に間違いないだろう。 東に目を凝らしたら「剣岳」が見えた。立山の方は木が茂っている。 頂上で休んでいる人の中に、高齢のおばあさんがいらっしゃいました。医王山に名物おばあちゃんがいらっしゃることは聞いていたし、ごく最近も新聞の投書欄に、「88歳になったが、もっともっと頑張って医王山に登るつもり」という記事があった。 平気で展望台にも登っている。連れの人は息子さんらしい。ちょうど誰も居なくなったのでしばらく話をした。本当に88歳。冬でも登るらしい。小松の者だと言ったら、小松の山をいくつも挙げて、昔はよく登ったものだ、とおっしゃった。写真を撮らしてもらった。 一緒に小兀まで下りて、私は大池平の方へ下りた。おばあさんの背中のリュックに、金沢の住所と電話番号と名前が大きく書かれていた。S・K様、これからもお怪我をしないように、山歩きをお楽しみください。来月で私は78才。彼女は私の10才年上である。私ももう少し頑張ってみたい。 「クルマバハグマ」 ブナの林もある。大池平まで降りてしまうと、また登り返すのが大変だ。「覗乗越」で、左に折れて、覗を目指す。 覗休憩所までは、ほとんど平らで、楽な広い登山路である。「サラシナショウマ」が咲いていた。 「覗休憩所」に入って一休み。見晴らしの良い場所である。13.45分。 北の方に見えるのは、小矢部市の方らしい。 ここからは舗装されていない林道を、ぶらぶらと歩いて西尾平まで戻った。時々所々海まで見える。気持ちの良い道である。栗の木が多く、殻がいっぱい落ちている。昔この林道を通って、雪のある時期に「箱屋谷山」に登った事がある。 林道は西尾平で終点である。14.40分に車まで戻りついた。 ●次項2015年64回登山は、10/6小松絆の森「茶臼山」へ● 2013年09月21日(土)9回 しがらくび-「白ハゲ山」-「奥医王山」 フランスの、パリ日本文化会館で、会館と金沢市が共催で「加賀百万石-金沢に開いたもう一つの武家文化展」が開かれることになった。10月02日より12月14日迄である。そのオープニングに加賀宝生の能楽を紹介するイベントに参加する事になった。こんな機会は無いので、ついでに自主的に観光を取り込んで10日間ほど出かける事になった。9月24日からである。まだ用意が出来ていない。ちと気忙しい。 そんな中で半日の「医王山」に歩きに来た。2年ぶりと云う事になる。12.00時に「なかうみのの里」でS女史を乗せて見上峠より西尾平を越え「しがらくび」の駐車場に車を置く。13.10分。今回はまだ登った事がない夕霧峠への途中にある、白兀山へ直登する道を登る事にする。20分ほど車道を登ったら登り口の標識があった。 ブナ林を抜けて15分ほどで尾根の上に着いた。5.6分ほど左に戻ると白兀山の頂上に着いた。13.52分。展望櫓に登って金沢市街を写す。 夕霧峠の方へ尾根を歩き、14.40分に夕霧峠に到着。展望台に登り散居村を写す。 荷物を峠において「奥医王山」を往復する。登り口の壊れかけだった鳥居は、完全に壊れて撤去になっていた。 15.05分より登り出して、頂上到着は15.30分。 1等三角点のある山にしては、展望が無く、何となく雑然とした感じの頂上である。 ハギ・ススキは秋の七草 クルマバハグマの線香花火 ホツツジ アキノキリンソウ ? オトコエシ アキギリ カメバヒキオコシ 「龍神池」は龍神が居そうな雰囲気。 見返りの大杉広場からは今日歩いた稜線が全部見える。車道を歩いて16.40分に車に到着。 **次回登山は、10/14富山県「立山」へ** 2011年01月09日(日)8回 見上峠より西尾平-白ハゲ山断念 昨日の粟津岳山は、思いがけず晴れた。岳山の頂上より、相棒K君に携帯電話を掛けた。明日医王山へ登るぞー、と、はっぱを掛けた。これで明日の「医王山」は、「里山逍遥の会」全員集合の新年会と云う事になった。 ところが朝起きたら、寒くて雪が降ったり止んだり。それでも8時に「なかうみの里」に3人集合。車一台で見上峠へ急ぐ。雪が心配だったが、9時に見上峠に到着。相棒が合羽を着て待っていた。車も10台ほど留めてある。すぐN氏も到着。これで全員そろった。とにかく途中まで歩こうと出発。林道分岐まで戻らずに、いきなり斜面をよじ登り、ショートカットで林道に出る。 林道は重機で除雪がしてある。歩きやすい。医王の里の施設も休業だろうから、何のための除雪か?。まさか登山者の為、と云う事は無いだろう。 20分程で、医王の里の、キャンプ場のあずま屋に着いた。 9.20分で早いが、相棒に、久しぶりに抹茶を点てて貰って、抹茶休憩。雪が降り出して、気温もだんだん下がってきた。 それでも、晴れ間を見て、西尾平まで行ってみようという事になった。医王の里から上も、除雪してある。こんな事は初めてである。「友情の丘」よりも大分登った所に、大きな重機が、道の真ん中に置いてある。除雪はここまで。 ここからは、踏み固まった雪の道を歩く。スキーの跡もある。 林道の山の斜面に、大きなツララが下がっている。寒いはずだ。二人連れが戻ってきた。西尾平から戻ってきたと云う。西尾平から先は、風が凄いらしい。 10.25分、西尾平の小屋に到着。大きな荷物を持ったパーティが居る。昨日は山の上でキャンプをして泊まったらしい。 星稜高校のパーティが、スノーシューを付けて上がってきた。雪上ハイクらしい。誰も荷物は持っていない。しばらく休んで降りて行った。雪がひどくなってきた。粉雪である。風も出てきた。我々もここで戻る事にした。相棒は、今年初登山で、いきなり未踏では癪だ。踏み跡があるから、登れそうだと、未練たっぷりだったが、私には無理だと言って、あきらめて貰った。 吹雪の中を下山開始。 11.10分、先ほどの「あずま屋」に戻って、昼食の用意。 今日は新年会と云う事で、N女史がトン汁の用意をしてくれている。ところが今日は、気温が低くて、吹きさらしでは、火力が強くならず、大騒ぎ。じっとしていると寒いので、あずま屋の中を、ぐるぐる回る。 熱い豚汁に舌鼓。それにしても今日は寒い。手が凍える。 12.30分、林道から峠に置いた、車が見えてきた。雪に埋ずもっている。ショートカットして、車まで急斜面を降りる。 外側環状線から、医王山の分岐にある「しあわせの湯Ⅱ」と云う風呂で、温まって解散。 この5人が「加賀の里山逍遥の会」の、最近のフルメンバー。相棒との70歳コンビと、ハッスルSN女性コンビ。それにN氏である。今年も元気で、加賀の里山を、歩き廻りたいね。 2011年09月23日(祝)7回 しがらくび-「白ハゲ山」-「奥医王山」 運動の為、楽な里山ばかり歩いている。8.00分、なかうみの里で、S女史と待ち合わせ。なるべく一人で山に行くな、と周りがうるさいので、なるべく仲間に声をかけて付き添いをお願いする。いつもすみません。産業道路から山側環状線と、医王山は近くなった。9.00分には「しがらくび」に着いた。すぐ「白兀山」へ向かう。「クルマバハグマ」が咲いている。 「シキミ」に実が付いているが、まだ白いのもある。 「ヤマボウシ」に赤い実がなっている。最近までこれがヤマボウシの実とは知らなかった。S女史は食べられるというので食べてみる。甘くて意外と美味しい。9.45分、白兀山頂上に到着。展望台に登り写真を撮る。 金沢市街の中心部を写してみる。 内灘の方面も良く見える。病院も、橋も。 国土地理院の地図を見ていると、この辺りに「前山」「白兀山」「医王山」「奥医王山」と、4っの山名が並んでいる。展望台のあるのが白兀山で、ここから夕霧峠へ縦走する登山路の、最後のピークに医王山と記入されている。案内板には「大ザラ」と記入されているが・。登山路から外れているので登ったことが無かったが、登山路より分岐があったので登ってみた。一番高い所に、三角点とそっくりの石が鎮座していた。展望ゼロだが、白兀山より高いのでここが「医王山」の本当の頂上かも知れない。 11.00分に夕霧峠。鳥居をくぐって「奥医王山」に向かう。鳥居が朽ちて壊れかけ、頭の上に崩れてこないか怖い。誰かが写真を撮っていた。聞いたら小さなトンボだと言う。かわいい。 龍神池の近くで「ツルリンドウ」を見付けた。 一等三角点が在る。この標識は「医王山」となっている。これは山の名前ではなく三角点の名前である。さっきの大ザラピークを「医王山」としたので、ここは地図の通り「奥医王山」だと思う。 これは「カシワバハグマ」だと思う。 「ツクバネソウ」。真ん中の玉が落ちて無い。 頂上で昼食。小雨がパラパラと来たが、いつの間にか止んだ。12.20分、下山開始。夕霧峠まで戻って、林道をぶらぶらと歩いて降りる。 「アキギリ」 これは名前不明。 【金沢の、見知らぬS様よりメールを頂きました。ジャコウソウだと思われるとの事です。有難うございました。】 私も調べてみます。 「ジャコウソウ」は初めて見た。 夕霧峠から南砺市へ林道が続いている。「スキー場イォックスアローザ」の方へは一度降りた事がある。「百万石道路」の方はまだ通った事が無いので、入り込む。医王権現辺りに展望台があった。眺めが良い。遠く富山まで見える。 国見平に広場があり小屋があった。南砺市よりの医王山登山基地のようだ。医王ダムから金沢大学角間キャンパスを通って、山側環状線に出て帰った。 2009年06月20日(土)6回 火打坂-「奥医王山」-「白ハゲ山」 今日は余り疲れたくないので、N女史がまだ登っていない「医王山」へ、車登山で山名札を提げに行くことになった。8.00.に小松のロードパーク「なかうみの里」で待ち合わせ、産業道路を走り金沢の山側環状線に入り、長いトンネルを抜けたところで、医王山の表示で右に曲がり、次の信号を表示を左に曲がると、後は一直線で見上峠まで着く。ここで左に林道に入ると9.00.前に西尾平に着いた。 ここで相棒のK君と合流。我が「加賀の里山逍遥の会・私が勝手にでっち上げた」のメンバー四名全員が揃った。 まずはこの西尾平から歩いて「火打坂」の三角点を探しに行く。地元医王山の主みたいな相棒も、こんなところに三角点があったとは知らなかった。最近私が三角点に興味があっていろいろ調べた。いつも通っている林道のすぐ上である。道が無ければ藪漕ぎ覚悟である。 西尾平に車を置いて、舗装路を300mほど戻ったら、道路脇の斜面の木に赤いテープが下がっており、けもの道が斜面に付いている。車で通っていると全然気が付かない。よじ登るとすぐ分岐があり、左の高みに登る道に入ると50mほどで三角点に着いた。 やはり三角点愛好者は多いらしい。ここだけ周りが刈ってある。 ①▲火打坂 三等三角点
ところで、三角点探訪愛好者は何人もいらっしゃいますが、石川県の一等三角点と二等三角点を全部探訪したと云う猛者がいらっしゃいます。私よりも年上で時々ホームページを拝見していたのですが、僻地や離島や高山に三角点があり、いろいろ苦労なされたようです。その「くろゆり」様より最近メールを頂き恐縮しました。私の、このつたない「加賀の里山逍遥」のページでも見ていただく人が居て嬉しいです。 ついでに三角点のことに付いてもう一言。昨日あたりより「剣岳・点の記」という映画上映が始まったようです。剣岳に三角点を建てる話のようです。「点の記」という言葉を知らなかったのですが、国土地理院の三角点の情報を見ていると、「点の記」を閲覧するときはここをクリックと書いてあります。許可を得てクリックすると、手書きの書類のコピーが映し出されます。明治何年とかに、誰々がここに三角点を建てた。それは誰々の土地であるとか、場所の手書きスケッチなどです。映画も見たいですね。 藪の中に「ササユリ」が何本も咲いている。ここの花は真っ白だ。 相棒はこの三角点のある小山を「西尾平山」と命名した。登った山数が一山増えたと喜んでいる。登り口にあった分岐は、見上峠より西尾平に続く旧道に出るだろうと思われたので、入り込んだらやはり旧道に出た。旧道を歩いて駐車場の車まで戻る。 西尾平の三角点を確認して、そのままここ「夕霧峠」まで車で上がる。天気は良いが梅雨の最中、遠くの山は見えない。9.35. すぐ鳥居をくぐって「奥医王山」の頂上を目指す。10.05.到着。30分で登れる山だ。 頂上はなんとなく雑然としていて、展望やぐらに登らないと見通しが無い。大きな一等三角点が鎮座している。6日前の「荒島岳」に続く一等三角点である。石川県には17点の一等三角点が在るらしい。
私の石川県一等三角点は4点目確認である。 やぐらに登ると木の間から「白山」が見えた。 小さい山名札を提げる。自分でマジックで書いてくる。何年持つか判らない。 暑いので、鉄塔の下の日陰で抹茶タイム。後から登ってきた人が、ごめんなさいと声を掛けて鉄塔に登った。 この後は夕霧峠まで戻って、「白兀山」に登る予定。 奥医王山から下りてきて、今度は「白兀山」に向かう。車より50mほど南の、この地蔵さんより登る。11.10. 奥医王から眺めると、峠より3ッ目ののピークが白兀山である。一つ目のピークは頂上を通らず南側の中腹を巻いている。途中にピーク頂上へのピークへの分岐が左にある。相棒一人で往復してきた。何も無いそうだ。それでも「大ザラ」とかの頂上を極めたとかで、またまた一山増えたと喜んでいる。雪のあるときは頂上を越えてゆくが、夏道は初めてらしい。 二ッ目のピークは稜線の上の南側を通る。笹状になり斜面がはげているところがあり見晴らしが良い。さっきまで居た奥医王山は目の前である。 11.40.白兀山頂上に到着。ここで昼食。前回1月に登ったときは展望やぐらの上だけ出ていた。暑いので少しある木陰に入り込む。展望全然なし。 食後のコーヒーはまことに贅沢。N女史の入れてくれる本格ドリップコーヒーお変わり自由。感謝。山名札提げる。ここには三角点無し。 展望台の上から「ヤマボウシ」の花か見えた。少し赤く見えたので傍まで行ったら、こんな花だった。 13.10.夕霧峠まで戻り、見上峠より湯湧温泉の方へ降り。湯楽の立ち寄り湯に入って帰る。 2009年01月18日(日)5回 見上峠より「白ハゲ山」往復 一月の厳冬期である。今年初めての金沢方面の山だ。 「白兀山」は私の力量では無理だろうから、戸室・キゴ山の予定だった。小松からS女史を乗せて産業道路を走って、山側環状線に入る。お天気が良い。キゴ山の駐車場で待ち合わせ。相棒はきっと、白兀山に変更しようと言うだろう、と思っていたら、やはりそう言った。8.50.すぐ見上峠にまわる。峠はなんと満車。だいぶ先の離れた所に置く。折からベテラン組らしいパーティが出発してゆく。今日は奥医王を周って小原へ降りますと指示している。凄いなぁー。 9.00.に歩き出す。林道は除雪がしてあり歩きやすかったが、医王の里の手前で除雪が無くなった。9.25.医王の里を通過。林道の足跡を辿る。中々雪が深いが、踏んであるのでカンジキは履かない。 10.15.西尾平休憩所。10分休憩。 10.55.しがらくびに到着。踏み跡はここから山の斜面に取り付く。ここでお湯を沸かして、K相棒のお手前で抹茶を一服。 11.20.林道より外れて急な斜面に取り付く。踏み跡はあるが、雪が深くなったのでカンジキを履く。辺りが開けてくる。12.00.前山の頂上到着。 ここは通常「前山」と称しているが、地図上に前山と書いてあるのは、もっと下の方のなだらかな岡である。ここは頂上の一部のピークである。一度下って又登る。同行のS女史は、もうあんなに先を歩いている。その上は夕霧峠と奥医王への道。 12.10.頂上到着。方位盤の乗った展望台の上が、顔を出している。前回は方位盤しか顔を出していなかったので、今年は積雪が少ない。越えてきた前山と、その左に戸室山。その先に金沢市街が見える。 前山の上に登山者が二人、金沢平野の方を眺めている。早くも降りてゆく人達だ。 一時は30人ほど登ってきていたというが、今は10人程。我々も風を避けて、北斜面で雪を踏み固めて食事。東の方は砺波の平野らしい。田圃に雪がある。 西の方は小矢部の平野らしい。こちらは田圃に雪が無い。能登の山が見える。 70分ものんびりする。ほとんど人が下山して行った。今日はお天気が良いが、北アルプスは残念ながらよく見えない。 奥医王山の上辺りに、白山が見えるはずだが、見えるような見えないような。 13.20.記念撮影して下山開始。二人だけが頂上に残っている。14.00.しがらくび。14.50.医王の里。15.05.見上峠の車に到着。あんなに有った車も残り少ない。 湯楽で一風呂浴びる為に。峠より湯涌の方へ降りる。途中、菱池小原の村あたりで、奥医王山を越えてきたパーティーが、峠に置いた車に戻るのにすれ違った。朝一緒に出発したパーティーだ。皆様凄い健脚だ。これから又見上峠まで登り返さねばならない。ご苦労さんです。 2007年06月12日(火)4回 「白ハゲ山」-「奥医王山」-小原 夕方より用事があるのでそれまでに帰ろうと、K君と湯涌の湯楽で7.20.に待ち合わせて白兀山を目指す。自宅より50分だ。此処より見上峠に上がる県道を行くとヘアピンカーブの先より、菱池町に入る道がある。しばらくで橋を渡る。分岐には小原登山口の標識あり。菱池小原町を過ぎて左に林道を折れた先に日吉神社がある。ここに車を一台置く。以前登り口の調査をしたとき、もっと入り込んだが道が狭いので此処までとする。此処に下山の予定である。 7.35.に車を置き、一台で見上峠を越えて、西尾平を過ぎてしがらくびの駐車場に到着8.05分。1台駐車あり。途中の林道より先月登った大門山が見えた。加賀富士というだけあって美しい。この山を見分けられて嬉しい。 8.15.歩き出し、8.45.に小兀に到着。戸室山の向うに金沢の平野が広がっている。 8.53.白兀山の頂上到着。40分足らずでこの山は登れるのだ。鉄製のやぐらの展望台に登る。これから降りる夕霧峠と、その右に奥医王山が聳えている。 展望台の奥より9.10分.尾根伝いに夕霧峠の方へ出発。私はこの道は初めてである。一度下り登り返すと、大ザラと呼ばれるガレ場を通る。ここでヒメシャガを見つける。山で見かけたのは初めてである。「奥の細道」に芭蕉が古歌に詠まれた、花かつみを尋ねてあるく話が載っている。古歌に詠まれているのにどんな花か判らないのだと言う。最近の研究でこの「ヒメシャガ」が「かつみ」という事になったらしい。旅行をしたとき仙台駅で「芭蕉の奥の細道に出てくる花かつみのヒメシャガ」として展示があった。ここ医王山のヒメシャガと同じものであった。 ブナ林を過ぎダオ山という瘤の左を巻いて急降下すると、夕霧峠にある大きな展望台のそばの林道に着いた。9.45分。この林道は百万石道路と云うらしい。 大きな展望台は下はトイレで上が屋根つきの展望台である。真ん中に方位盤があり、北アルプスが望める事になっているが、今日は霞んで見えない。この稜線は石川と富山の県境である。眼下にイオックスアローザのスキー場が広がり、福光の平野が近い。30分ほど休んで、K宗匠に抹茶を御馳走になる。でかい外車が止まり中から出てきた紳士とご婦人が、着替えて白兀山の方へ登っていった。次に三重県の車がやってきて、老夫婦らしいのが登山準備をしている。ここへ来るのは2度目と聞いてなほびっくり。 10.15分に「奥医王山」に向かって出発。登山口の鳥居の前から振り返ると、今まで居た展望台が見える。 10.30.見返りの大杉に着く。小さいピークで地蔵さんがある。見晴らしが利く。杉の木があるが大きくは無い。 5分ほど少し下ると右に龍神池がある。水溜りみたいな池で龍神が住んでいるらしい。 10.55.「奥医王山」の頂上到着。展望台に登る。展望良し。昼食にする。これから下山予定の小原道より登山者一人到着。良い道ですよと教えてくれる。 男は福光の方へ降りていった。我々は11.45.菱池小原に向けて出発。直ぐ小原道と栃尾道の分岐に出る。右に小原道に入り延々と降りる。初めはブナの林である。いろんな花が咲いていて楽しい。今年はじめて見た「シライトソウ」。 「ナルコユリ」も多い。葉の下に花がぶら下がるので写真に撮り難い。 頂上付近はつぼみだったが大分下がると「ササユリ」も開花している。 「サンカヨウ」はもう実が付いている。 「フタリシズカ」も花が付き出した。 「ヤマボウシ」も綺麗だ。縁が少しピンクだ 。 13.15.舗装した林道に降り立つ。どうも車を置いた林道では無いようだ。最後の分岐で道を間違えたようだ。林道をぶらぶらと村のほうへ下ったら、朝、車を置くために登っていった林道を見つけた。13.35.車を置いた神社に到着。近くの民家に「クリンソウ」が咲いていた。 頂上に小原登山口まで100分と書いてあった。我々は110分、まあまあかな。このあと、しがらくびまで車を取に行き、また湯涌まで降りて、湯楽の温泉に入って帰る。 2006年09月17日(日)3回 大沼-トンビ岩-「白ハゲ山」 この稿は、第60番「箱屋谷山」より続く 三蛇ヶ滝より大沼の方へ少し戻った所に、鳶岩に登る道がある。昔登った記憶があるが、こんな急だったとは思わなかった。 鎖の下がった崖を登ってゆく。斜面角度45度と書いてあるがもっと急勾配に思える。 滝より30分くらいで鳶岩に到着。岩はさっき登ってきた「箱屋谷山」を背景にそびえている。 実は10日ほど後にK君と、四国の石鎚山に登る予定でいる。NHKの日本の名峰という番組で、石鎚は人気名峰の2位に入っていた。おまけに鎖場が3箇所も有ると言う。その小手調べにここを経験しておこうと、彼に勧められて鳶岩に登っているのである。 鳶岩の上は狭くて、周りが切り立っており非常に怖い。若い頃の写真が残っておりこの上で立って居るが、70才近くの今は怖くて立てない。へっぴり腰でカメラに収まる。こんな事で石鎚山に登れるだろうか心配だ。 細い尾根を白兀の方へ進むと、大池平が見下ろせる場所がある。絶景である。大沼のほとりや休憩舎に登山者が、蟻のように見える。前方に「白兀山」の頂上が見える。結構登らなくてはならない。 途中大池平へ降りる分岐を過ぎて、鳶岩より1時間20分で小兀に飛び出す。南側が開けた岩の瘤である。戸室山・キゴ山が近くに見える。しがらくびからの道が登ってきている。ここからから頂上まで5.6分だ。荷物を置いて頂上に向かう。 頂上13時53分。誰も居ない。大きな石仏と小さな石仏がある。後ろに展望櫓があり登ってみる。2月に来た時はこの上の方位盤だけが雪より顔を出していた。結構積雪があったのだ。あの時は砺波の平野の上に、立山連峰がみえた。奥医王も目の前だった。今日は雲が出てきて何も見えない。 午後は雨の予報だったがまだ降ってこない。小兀まで戻り直接しがらくびに降りる。30分で車までたどり着く。こんなに近かったのだ。途中登って来る人が3人居た。 見上峠14時50分。湯湧温泉「湯楽」で露天風呂に入って帰る。雨がポツリと降り出した。 追記。 四国石鎚山登ってきました。お天気にも恵まれ快適。中々いい山でした。写真一枚載せさせてください。天狗岳頂上です。この上まで登ってきました。スケールが違いますが、医王山鳶岩と同じスリルを味わってきました。 2006年06月27日(火)2回 夕霧峠より「奥医王山」往復 二日前25日の日曜日、T師の会が早く終わり、Hさんと夕食前のドライブで、いつの間にか山の方へ向かって走っていた。 今年2月に登った見上峠まで来て、あの時歩いた雪の林道に入り込んだ。西尾平のゲートも開いているのでもっと進んだら、なんと「夕霧峠」の上まで登れた。其処に鳥居があり、奥医王山の登山口、頂上まで30分と標識がある。頂上までこんなに近いんだと驚く。夕方6時なのにこんなに明るい。奥医王山の頂上を眺めながら、今度登ろうと湯湧温泉のほうへ降りて、途中食事をして帰った。 その2日後、能楽堂の仕事が早く終わったのですぐ夕霧峠に向かう。16時20分峠着。名前の通り今日は夕霧の漂う峠の上である。 峠から福光に降りる道は、崩壊とかで封鎖されている。百万石道路のほうもバリケードがある。鳥居を潜って山道に入る。 早速「ササユリ」の出迎えがあり嬉しい。 もくもくと霧の中を20分で頂上に着いた。三角点、標識、展望台、ケルン風の標識、離れた所に小屋みたいなものと雑然とした感じだ。 展望台に登ったが深い霧で何も見えない。見えたのは足元に咲いている「ヤマボウシ」だ。 霧の中のブナ林は幻想的である。誰一人遇わなかった短い山行きだった。 次回は晴れて見通しのよい時に登りたい。 2006年02月25日(土)1回 見上峠より「白ハゲ山」往復 本当は明日の日曜日に、一日掛けてのんびりとK君に医王山の「白兀山」をスノーハイクに連れて行って貰う予定だった。ところが快晴は今日の夕方までで、明日は雨の予報。急きょ今日に変更し、午前の子供能楽塾の終わりの11時半、能楽堂で待ち合わせ、彼の車で見上峠まで行く。 金沢市内からいつでも医王山が望める。白兀山と奥医王の大きなピークが二つ見え、その真ん中の夕霧峠を林道が富山県に抜けている。戸室山が二つのピークの手前にどんと鎮座している。この戸室山を回り込んだ裏が見上峠である。峠付近は道路わきに駐車で一杯。40台位は停めてある。丁度昼12時で、車の陰で湯を沸かして昼食を取る。 この見上峠から夕霧峠を越える林道がスノーハイクの道である。ここからは除雪がして無いので、いきなりの2mの雪上歩きである。カンジキは用意してきているが、大勢のふみ跡であまりごぼらないので、カンジキは不使用。12時45分より歩き出す。下山の登山者と何組もすれ違う。30分で医王の里というキャンプ場や池のほとりを過ぎる。 また30分ほど歩くと前方に白兀の頂上が見えてくる。カーブミラーの頭だけが出ている。 医王の里より1時間15分で西尾平の休憩所に着いた。すっぽり雪に埋まっている。夏ならばここに車の駐車場が在るらしい。 さらに20分くらい歩いて左の尾根に取り付く。シガラクビと呼ばれる地点らしい。しばらく歩いて前山への登りとなる。 カンジキ跡を忠実に辿る。奥医王の稜線の上に白山が見えてくる。 急登30分位で前山の頂上に着く。 振り返るとキゴ山、戸室山が足元になり、その向こうに金沢市街が広がり、海岸線も望める。能登半島の方も見えてきて宝達山も足元だ。白兀の頂上は少し下がってひと登りの次のピークだ。 見上峠より歩き出して2時間半、ようやく白兀山の頂上に着く。なだらかな丸い瘤の頂上である。もう午後3時を廻っている。 方位盤の表面だけが雪面に覗いている。周りに四角のステンレスのパイプがある。状態が良く判らないのでK君に聞けば、これは展望台の上にある方位盤で四角いパイプは展望台の手摺。両側から梯子で昇るらしい。無雪のときは木に囲まれていて、展望台に登らないと何も見えぬらしい。積雪は3mから4mくらい。 越えてきた前山の向こうに、戸室山とキゴ山が見え、その先は金沢市街で海岸線まて望める。 砺波平野の方が俄然開けてくる。加賀平野はもう雪は無いが、砺波平野の田圃にはまだ雪が残っている。その向こうに剣・立山連峰と、薬師岳が浮かんでいる。風は無し快晴。まことに気分が良い。 この先の夕霧峠より戻ってきた青年に記念撮影をお願いする。30分近くも名残を惜しんで下山に掛かる。途中頂上に一人残してきた青年に抜き去られ、しんがりを務めて1時間40分かけて車までたどり着く。峠に一杯停めてあった車は一台も無かった。 |