2005.04.より登山順
医王山北部の三山
①「箱屋谷山」 ②黒瀑山、③岩崩山は下の項です
[加賀60] 箱屋谷山 685.09m (金沢市二俣町) | ||||
第13回 2024.05.14. しがらくびより「箱屋谷山」を往復 第12回 2023.05.04. 西尾平より「箱屋谷山」を往復 第11回 2022.05.18. 西尾平より 第10回 2021.04.26. 医王山ビジターセンターより大池平。地蔵峠より「箱屋谷山」、ビジターセンターへ降りる。 第09回 2020.06.10. 西尾平より、「箱屋谷山頂上」。地蔵峠より大池平。覗に登り返す。 第08回 2019.05.06. 医王山ビジターセンターより「箱屋谷山頂上」。地蔵峠より大沼・三蛇滝。林道でセンターへ下山。 第07回 2018.06.24. 医王山ビジターセンターより「箱屋谷山頂上」。地蔵峠より大沼・三蛇ヶ滝・三色泉・センター下山。 第06回 2015.05.20. 医王山ビジターセンターより大池三蛇滝。地蔵峠より「箱屋谷山頂上」経由ビジターセンター下山。 第05回 2010.03.14. 医王山ビジターセンターより直接「箱屋谷山頂上」往復。 第04回 2008.03.04. 見上峠より西尾平。ここより初めての林道を歩き覗、地蔵峠、「箱屋谷山頂上」。往復 第03回 2008.02.23. 見上峠より友情の丘まで行き戻る。。 第02回 2007.08.25. しがらくびより地蔵峠経由。帰り地蔵峠より大沼・三蛇ヶ滝・覗経由 第01回 2006.09.17. しがらくびより地蔵峠経由。帰り地蔵峠より大沼・鳶岩・白兀経由 |
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2024年05月14日(火)13回 しがらくびより「箱屋谷山」往復 久しぶりにS女史を「サンカヨウ」を見に、去年一人で歩いた「箱屋谷山」のサンカヨウロードを案内したら、花は終わってすべて実になっていた。残念? しかし箱屋谷山の頂上に「ヒメシャガ」を見付けて嬉しかった。 見上峠から入ったが西尾平の駐車場は満車。しがらくびの駐車場も満車。その先の道の広い所車を置く。 10時半。 少し戻って、しがらくび登山口より登る。 尾根の旧道を白兀山の方へ少し進み、分岐を裏の作業道に降りる。 「覗休憩所」の方へ進む。笹藪の中から人が出てきた。ススダケ(ネマガリダケ)の筍が取れるらしい。 シオデ ユキザサ 小さなスミレ 覗休憩所に出る。この休憩所の横からも大沼に下りられる。今日はここでは無く「覗ピーク」から降りる予定。 地図に「覗・697m」と載っている地点の分岐から大沼の方へ降りる。 ツクバネウツギ 白い花 サンカヨウ この道は去年初めて歩いたが、サンカヨウが多く咲いていた。しかし今年は去年より10日ほど遅れただけなのに、もうすっかり花は散り実になっていた。 この道は大きく蛇行していてだいぶ遠回りになるが、その分坂が無くて歩きやすい。 大きなサンカヨウの群落も、すべて花は終わっていた。 ユキザサ ハンショウヅル 地蔵峠から大沼への遊歩道に合流。大沼の方へは降りず、地蔵峠の方へ登り返す。 ここに展望テラスがある。絶好の昼食場所。13時。 大沼の上のトンビ岩が見える。 昼食を済ませて地蔵峠の方へ登る。 富山県の方が見える。 小矢部市かな ? 地蔵峠に登り着く。峠の地蔵さんがある。ここから「箱屋谷山」を往復する。 ヒメシャガを見付けた。 古今和歌集に「陸奥の安積の沼の花かつみ かつみる人の恋や渡らん」と載っているそうな。芭蕉が奥の細道で、福島県郡山市の安積の沼辺りで、花かつみ花かつみと尋ね歩いたが誰も知らなかった。 ビジターセンターへ降りる分岐がある。通過。 私が芭蕉の追っかけで安積の沼の「安積山公園」に行った事がある。そこで初めて幻の花「花かつみ」が「ヒメシャガ」と認定されたことを知る。ヒメシャガを見るたびに、芭蕉の事を思い出す。 突き当りの小さな沼。この横を登ると頂上。 「箱屋谷山」の狭い頂上に到着。行き止まりで三角点がある。 「3等三角点・点名は箱矢谷・685m」 三角点の前にも後ろにも「ヒメシャガ」 能登の宝達山が見える。 昔作った山札が残っていたので提げた。下山開始。 地蔵峠より直進して覗休憩所の方へ登り返す。 チゴユリ ササユリ アケビ 覗きの分岐ピークを通過して 覗休憩所まで戻ってきた。 同じ道で「しがらくび」まで戻ってきた。15.30分。車は一台も残っていない。 サンカヨウは終わっていたが、ヒメシャガが見られ良かった。 ■次回登山は、5/18「おまい山」へ■ 2023年05月04日(火)12回 西尾平より「箱屋谷山」往復 「サンカヨウ」は大好きな花。今日は介添え人無しの単独行。サンカヨウに限ったコーいを考えて徘徊してきた。 西尾平に車を置く。一台だけ空きがあった。10.50分。 ここから三本のコースがある。車道・旧道・作業道。外側の作業道に入る。 早くも前から戻ってくるパーティー。 前方に「白兀山」が見えてきた。 スミレ ツバキ エンレイソウ 覗休憩所に到着。作業道はここまで。 休憩所の裏なら富山県の平野が燃える。 少し降るような登山路に入る。 キクザキイチゲ アケビ ミツバツツジ 「覗」という分岐に着く。地図には697mと載っている。直進すれば「地蔵峠」。右に降りれば「大池平」。今日は初めて大池平への道を降りる。 いつもは地蔵峠から大池に降りるのでこの道は通らない。今日は途中から地蔵峠に登り返し箱屋谷山に登る予定。緩やかな道だ。 お目当ての「サンカヨウ」が次々と現われ大満足。 この道にもサンカヨウが咲くと確信していたが、まさに命中。 サンカヨウの大きな株が多い。 サンカヨウ ふきのはな 小さなスミレ 道は大きく蛇行して遠回りの感があるが、その分急坂は無くて老人向き。 地蔵峠から大池に降りる道の分岐に到着。12.40分。ここからまた箱屋谷山の方へ登り返す。 このコースにも「サンカヨウ」が多い。 エンレイソウ 絶景の展望テラスは先客あり。トンビ岩が見える。昼食は地蔵峠にしよう。 この道からも富山県が見える。南砺市かな。 エンゴサク マムシグサ チゴユリ 地蔵峠のベンチで昼食。13.10。 昼食を済ませて箱屋谷山に登り出す。ビジターセンターへ降りる分岐地点。 箱屋谷山の頂上に到着。3等三角点・箱矢谷・685m。 小さな空間。木が茂って展望無し。 地蔵峠まで戻って今度は直進して覗休憩所の方へ。 下山なのだか一つ小山を越える。 覗きの分岐点迄戻った。 覗きの分岐まで戻った。 「しがらくび」へ繋がる分岐に入り、旧道で下山する。 下にしがらくびの駐車場が見える旧道直進。 途中に右へ入る分岐あり。登ると「前山」の標識あり。地理院地図に前山の記入あり、ここが山として認定された。展望無し。 近くの登山路の石仏。 この旧道は深くえぐられたような所が多い。 登山路は突然に西尾平の駐車場に飛び出す。 ■次回登山は、5/16「大岳山」へ■ 2022年05月18日(水)11回 西尾平-「箱屋谷山」-大池平-覗 なぜか箱屋谷山の「ヒメシャガ」が見たくてやってきた。西尾平満車、しがらくびも満車。さらに進んで、道端のベンチのある杞憂刑事に車を置く。このベンチは何時も人が居ない。10.15分。 しがらくびまで戻り、ここから山に入る。 旧道を白兀山に入るの方へ進み、裏の作業道の方へ降りる。作業道を歩く。 ハンショウヅル チゴユリ 「覗休憩所」に着く。横に登山道が登ってきている。帰りはここへ登ってくる予定。 富山県の平野が見える。小矢部市かな。 地理院地図の「覗」という地点通過。ここにも分岐がある。 アケビ シオデ エンレイソウ ユキザサ スミレ スミレ 地蔵峠に降り立つ。ここから「箱屋谷山」を往復する。お目当ての「ヒメシャガ」が咲いているだろう。 芭蕉が東北奥の細道の旅で「花かつみ」を探して旅している場所がある。その「花かつみ」という花が「ヒメシャガ」らしいと言う事になっている。 お目当ての「ヒメシャガ」がすぐ咲いて居たぞ。素敵な花である。大好きである。 まだ頂上にも咲いているはずだ。ビジターセンターへ降りる分岐を過ぎるとすぐ頂上だ。 頂上の「3等三角点」。点名は「箱矢谷」、標高「685m」、狭い頂上の周りにもヒメシャガが咲いている。 海の方が少し見える。 狭いので昼食は後回しで地蔵峠へ戻る。 ビジターセンターへ降りる道に変形ブナがある。 地蔵峠から「大池」の方へ降りる。この道は「サンカヨ咲くので好きな道である。 キジムシロとホウチャクソウ さっそくサンカヨウが出てきたぞ タニウツギ 豆粒のスミレ 途中のテラスが開いていたので昼食。今日は暑い日だが、風が通ってあまり暑いと感じない。12.30分。 トンビ岩をアップで撮る。 大池平まで降りてきた。ああ池平からトンビ岩を見上げる。 大池 滝へは行かず、大池の横から白兀山の方へ登り出す。 大きな木の間を登って行く。なかなかの急坂で階段が続く。 ユキザサ サンカヨウの実 エンレイソウ トンビ岩から続く尾根まで登り着いた。少し緩やかになる。 ブナ林。この先の分岐を、覗休憩所に至る道に入る。 この道は平たん。登山道の脇に「サンカヨウ」の大群落があった。 しかもまだ全部花が残っていた。この道もサンカヨウロードだな。 覗休憩所が近づいて来た。 作業道を降りてゆく。 同じ道で舗装路林道に出る。 車道を夕霧峠の方へ歩くといた車が見えてくる。向こうは峠から奥医王山だ。 ■次回登山は、5/25加賀の「大岳山」へ■ 2021年04月26日(月)10回 ビジター-大池平-「箱屋谷山」-ビジター 今日は一人、老人の単独徘徊。金沢大学を抜け医王ダムからビジターセンターに上がる。途中の林道が細くていやだね。前方から車が来てバックを余儀なくされた。ビジターセンターは閉まっている。月曜だが登山者は居る様だ。 老人は楽をして、まず林道歩きで大池を目指す。ここに来たのはヤマップで「いちにい」さんが、サンカヨウを見るために地蔵峠を往復されている記録を見て、私もサンカヨウが見たくなったのである。 桜がまだ残っているが、あっという間に新緑の季節になったぞ。 林道から分岐を、大池平の遊歩道の方へ入り込む。今日は地蔵峠から箱屋谷山に登り、一周して戻る予定だ。 ちょっと入り込んだら、早くもお目当ての「サンカヨウ」が咲いて居たぞ。 サンカヨウ エンレイソウ 水たまりみたいな池がある。 川が流れていて、橋が掛けてある。 大平平の遊歩道に合流。左に「三色泉」の方へ進む。 左に分岐があり「三色泉」まで5分の標識がある。谷へ降りてゆく。 伏流水が湧き出している泉がある。上流は川は無い。 ここから流れ出た水で、川が始まっている。苔が美しい。 チャルメラソウ スミレ エンゴサク 遊歩道まで戻って進むと、大池に突き当たる。三蛇ヶ滝は今日はパスをして、小屋の方へ進む。小屋の近くからのトンビ岩。辺りは今日は静かだ。アベック1組だけ食事中。 地蔵峠の方へ登り出すと、お目当ての「サンカヨウ」続々。咲いたものが多い。 途中のテラスは誰もいなかったので、貸切で昼食。今日は天気が良いのだが、風が冷たくて寒いね。 トンビ岩のアップ。誰も登って居ないな。 キクザキイチゲは寒くて閉じている。 ツツジ 富山県の方が見える地点がある。 地蔵峠に到着。 狭い「箱屋谷山」の頂上に到着。「3等三角点」、点名は「箱矢谷」、標高は「685m」。 海の方だけに展望がある。すぐ下の分岐から、直接にビジターセンターの方へ降り始める。 ミヤマシキミ ショウジョウバカマ イワウチワ ブナの新緑。下から若い人が登って来た。コンニチハ。登山中初めての発声。 降りは急坂の階段が続く。老人は記を抜けない。慎重に、慎重に。 最近は老人老人と威張っている。80歳を越えているから威張らせとけ。やっと到着だな。 ■次回登山は、4/30加賀の「蛇谷公園」へ■ 2020年06月10日(水)9回 西尾平-「箱屋谷山」-大池平 「箱屋谷山」は最近、ビジターセンターの方から登って居るが。久しぶりに今日は「西尾平」から登る。相棒の老人介添え人S女史と、9.50分に西尾平に到着。隣の男性と話をしたら、昨日医王山で富山県の女性が行方不明になったらしい。今から捜索の手伝いに行くという。私と同い年の82歳の女性らしい。 旧道に入り歩き出す。「白山」が見えたぞ。ヘリコプターが飛んでいる。捜索機か?。 新緑の、よく歩かれた登山道。 ササユリ フタリシズカ 緩やかなピークに石仏 石仏の先に「前山・724m」の札が下がる頂上に至る小道があった。展望なし。ピークらしくない。 「しがらくび」からの登山路が合流し、その先分岐で「箱屋谷山」の方に降りる。 作業道に合流し進む。 「覗・休憩所」に到着。裏に大池平からの登山路が登ってきている。南砺市の方が望める。昔は金沢市の方も見えたが、今は木が茂り見えない。 箱屋谷山の方へ縦走開始。ひと山越えると大池平に降りる分岐のある地点通過。地理院にはこの地点に「覗」と記入してある。もうひと山越えると「地蔵峠」に降り立つ。 「地蔵さん」が祭られている。 ここから一登りで「箱屋谷山」に至る。頂上近くでビジターセンターからの道が分岐している。 11.40分に頂上到着。昔提げた山札が残っていた。冷たいノンアルが出てきた。ありがとう。乾杯。
狭い頂上だが誰もいないので昼食。5年前に登った時、三角点の周りに「ヒメシャガ」がいっぱい咲いてして、今回も花が残っているかもと期待していたが、花はとっくに終わっていた。代わりに「ササユリ」が何本も咲いていた。海の方だけ少し見えるが、何処だか判らない。 「地蔵峠」まで降りて、大池平の方へ降りだす。去年登った時は「サンカヨウ」ロードだったが、今はすべて実がなっている。 途中から「トンビ岩」が望まれる。 降り道は大好き。 13.10分に大池平の休憩所に到着。 池の真ん中に大岩があり「座禅石」と云うらしい。 池の横から白兀山の方へ登り出す。トンビ岩経由の道もあるが、もう年寄りには不向きだ。なかなか急な登り道である。凄く大きな木がある。 トンビ岩からの道に合流。14.25分。 14.40分に、覗休憩所への分岐。今日はここから、白兀山へは登らず、覗の方へ下山開始。 覗への道は緩やかに巻き道で、前方に休憩所が見えてくる。 休憩所からは旧道を通らず、最後まで作業道を歩き駐車場に戻った。 ■次回登山は、6/13加賀「宇谷山」へ■ 2019年05月06日(祝)8回 ビジターセンター-「箱屋谷山」-大池 10連休の最終日。令和元年5山目。「箱屋谷山」に登る事になった。N女史も大阪からきている。金沢の角間の近くで相棒と合流、私の車に4人でビジターセンターに出発。 ビジターセンターへ入る道はややこしい。車のナビの通りに走ったら、いつもと違う道で、さらにややこしい。やはりトンネルを抜けた所でダムの方へ降りた方が良かったみたい。9.15分頃広い駐車場に到着。 箱屋谷山の方へ入る。 突き当りから階段の登りとなる。右が「原石山」と云うらしい。道は無く、その昔相棒が登って迷ったらしい。 「イワカガミ」あり 松の股に松葉、エッチ 「チゴユリ」 初めは急坂だが登り切ると快適の尾根歩きとなる。第1ベンチを過ぎ、第2ベンチで抹茶休憩。10.20分 11.00時に「箱屋谷山」に到着。 三角点があり、西の方だけ展望がある。「宝達山」が見える。抹茶休憩のお菓子で腹が減らない。先へ進む。 「地蔵峠」まで降りる。祠に入った地蔵がある。直進する目の前のピークを越えると「覗」へ出る。 ここから左へ、大池の方へ降りてゆく。 「サンカヨウ」が次から次へと咲いている。 登山路に作られた「展望テラス」のテーブルで、昼食とコーヒータイム。 「鳶岩」が見える。向こうの山は「黒瀑山」かな?。 「サンカヨウ」と「エンレイソウ」と「キクザキイチゲ」と「ネコノメソウ」と「マムシグサ」 サンカヨウの咲く道。 12.45分に大池到着。鳶岩がそびえている。みんながトイレへ行くので、先に滝へ行っているよ、と伝えたつもりが、伝わらず。 滝で待っていたが誰も降りてこない。三人は「三色泉」を周ってきたようだ。 大池ヒュッテで無事に仲間と遭遇。あとは林道をぶらぶらと、ビジターセンター迄降りるだけ。タンポポがいっぱい咲いている。14.20分に車に到着。 ■活動時間 5時間0分 Ⓢスタート9.20→(1時間41分)→頂上11.01-1.22(21分)→ (2時間58分)→Ⓖゴール14.20 ■活動距離 6.4km ■高低差 268m ■累積標高上り/下り 762m/757m? ■次回登山は、5/8「臼ヶ峰往来」へ■ 2018年06月24日(日)7回 ビジターセンター-「箱屋谷山」-大池 今日は一人。3年ぶりに「箱屋谷山」へ登りに来た。標高差が無くて有難い山である。小松から加賀産業道路を走り、そのまま金沢山側環状線に入り「イオンもりの里」より「金沢大学」を抜け、「県道27号殿様街道」を走る。トンネルを抜けた所に「医王山ビジターセンター」への標識ががあり、右下へ降りると「医王ダム」が見える駐車場がある。自宅から一時間強で着いた。 ダムより奥新保町を通り医王山ビジターセンターまでの林道を登って行く。くねくねとして細い林道は、何度来ても判り難い。?こんな道だったかな、と考えているうちに広い広い駐車場に着いた。9.05分。車が多く留めてある。登山者が多いな。 今回は3年前のコースの反対周りで、直接に箱屋谷山へ登る予定。9.10分に歩き出す。センターの向こうに見える谷に入ってゆく。ちょっと藪っぽい。突き当りから左の階段を登り出す。階段を登り切ると尾根になる。緩やかになると9.40分に「第1ベンチ」。早速休憩。暑いので熱中症が心配。この登山路はあまり人が歩いていない。 途中で上から電動ノコギリを持った7.8人の人が、登山路の草刈りをしながら降りてきた。まことにご苦労様です。おかげさまで楽しく山歩きを楽しんでいます。 10.10分に「第2ベンチ」に到着。またも腰かけて水分を取って休憩。この登山路は木が茂っていて、見晴らしはあまりないが、涼しくて良かった。 10.40分に分岐に到着。「箱屋谷山5分・地蔵峠10分」の標識あり。 左へ進み、10.45分に箱屋谷山の頂上に到着。海側の方が少し開けて海まで見える。 狭い頂上の隅に「三角点」がある。誰も居なかったがしばらくして、おっさん一人到着。私と反対周りで登って来たらしい。20分居て私は下山開始。 11.20分地蔵峠。ここは十字路である。大池の方へ降りてゆく。緩やかな下りである。 途中で「トンビ岩」が見える。家でアップで見ていたら、トンビ岩の下に人影が見えた。 12.00時。大池の休憩所でトイレ借用。三蛇ヶ滝まで降りてゆく。12.25分に滝到着。先着3人。ベンチがあるが直射日光で暑い。早々に退散。 滝よりまた坂を登り返し、右に途中の「大池平周遊コース」を入り、途中の「三色泉」への道を降りる。13.10分、ここは谷底の、水の湧き出る小さな和風庭園な感じの場所である。 分岐まで登り返してさらに進むと、右に分岐がある。「林道経由原石山」の標識がある。直進すると「大池」の方へ戻ってゆく周遊路のようだ。原石山とはビジターセンターの向かいのピークらしい。右に分岐を入り、林道に合流する。この方が帰るには近道である。13.55分に林道に合流。 舗装のしてない林道をぶらぶらと、40分近くも歩いて降りてくると、駐車場が見えてくる。もうほとんど車は留まって居ない。14.35分に車に到着。 ■活動時間 5時間30分 Ⓢスタート9.08→(1時間37分)→箱屋谷山10.45-11.05(20分)→ (3時間33分)→Ⓖゴール14.38 ■活動距離 6.8km ■高低差 270m ■累積標高上り/下り 520m/521m ■次回登山は、6/27南砺市「八乙女山-大寺山」へ■ 2015年05月20日(水)6回 大池-「箱屋谷山」-ビジターセンター 「箱屋谷山」はしばらく登っていない。標高も独りで歩くには丁度良いくらいだ。ビジターセンターの方から、積雪のある頃一度入っているが、まだ直接に大池平まで歩いた事が無い。今回は直接大池平に出て「三蛇ヶ滝」まで行き、戻って「地蔵峠」まて登り、箱屋谷山を経由してビジターセンターへ戻る予定。 前回は山側環状から金沢大学を通り、県道27号線で医王ダムに出た。 今回は高速で森本ICより国道304号線を走り、途中で二俣町の方へ廻り、県道27号線へ出て医王ダムのふちを通り奥新保町から林道を上り9.30分にビジターセンターの駐車場に着いた。好天気が続く。車は2.3台ほどしかない。林道をブラブラと歩き出す。 タニウツギ ニガナ タンポポの実 タンポポ ワサビ? 小さなスミレ スミレ マムシグサ サンカヨウの実 10.10分、大池平が近くなった頃、左に「大池平周遊コース」の標識があり、遊歩道か分岐していたので入り込む。 10.40分に、そのまた途中に「三色泉」への分岐があったので池まで往復。 モリアオガエルの卵 ? エンレイソウ チゴユリ ムラサキサギゴケ 「三色泉」。大沼やいろんな池の水が、伏流水で湧き出て泉になっているようだ。時間や季節により泉の色が変わるのだそうだ。 ユキザサ シライトソウ 11.10分に大池の側に出る。11.25分に「三蛇ヶ滝」に降りる。誰も居ない。ベンチに腰を掛けパンをかじりながら、タブレットで滝の写真を撮りメールを仲間に送る練習。届いたかな?。 12.25分に大池平まで戻る。大池平だから「大池」かと思ったが「大沼」と云うらしい。トンビ岩が上に見える。 子供たちの集団が居た。遠足らしい。「これから三蛇ヶ滝の方へ行きます。足場が悪いので気を付けるように」と言っている。大池平を横切って「地蔵峠」へ登り出す。 峠が近くなると展望台がある。トンビ岩の岸壁が見える。その向こうの横に長い山は去年登った「黒瀑山」だろう。 13.10分に地蔵様がいる「地蔵峠」に登り着く。単独登山者が箱屋谷山の方から降りて来た。 少し登ると13.20分にビジターセンターへの分岐。右へ5分ほど登ると箱屋谷山の頂上に着く。分岐から頂上に掛けて「ヒメシャガ」がいっぱい咲いていてうれしい。 頂上の三角点の周りにも「ヒメシャガ」が咲いている。いつの間にか曇って来て展望は無かったが、ヒメシャガがずーっと下山路にも咲いていて真にうれしかった。 ツツジ イワカガミ ハルジオン 途中で下に長い橋が見えた。いろいろ考えたがひょっとすると「新幹線」かもしれない。 尾根の緩やかな登山路で快適に歩けるが、最後は急な階段が続く。14.25分に車まで戻り着く。 ●次稿2015年36回登山は、5/29山梨県「大菩薩嶺」へ● 2010年03月14日(日)5回 ビジターセンターより「箱屋谷山」往復 何時も金沢の相棒に、小松付近の里山にお付き合いをしてもらっているので、一度金沢の方面の山に登ろうと思った。「箱屋谷山」へは医王山ビジターセンターから登る登山路をまだ歩いていないので、相棒K君に案内を頼んだ。待ち合わせ場所は、金沢の山側環状線のジャスコ横から、金沢大学の方へ曲がり、1㌔ほどほど入ったコンビニの駐車場。小松からは加賀産業道路と直結しているので、以外と早く40分くらいで着く。ここから金沢大学を通って富山県の福光へ抜ける県道27号線が通っている。医王ダムを過ぎたところで、右に荒山町のほうへ降りる。奥新保町町より林道に入る。お天気は良いが前夜は冷え込んで、山では雪が降ったようだ。林道では段々と道の両側に残雪が見え出した。そのうちに急坂の曲がり角で、私の車が滑って登れなくなった。車が登った跡があるが日陰で未だ凍っていた。気が早くてスノーをはずしてしまっていた。まだスノータイヤを履いている相棒の車に乗り換え、もう少し進む。 9.35.林道の分岐で、突然雪の原となった。林道の分岐地点で箱屋谷山へは、ここから左に入る。「大池平国民休養地・医王山ビジターセンター、1.4k」の看板がある。雪が多いのでびっくり。ちょっと甘く考えていたようだ。場所が広いのでここに車を置き、身支度してカンジキをぶら下げて歩き出す。 足跡がある。寒かったので雪が締まっていて、ゴボらずに歩ける。久しぶりの日光で気持ちがよい。林道を進む。 1.4㎞なんて、たいしたことは無いとタカを括っていたが、やはり雪の上は歩きにくい。なかなかビジターセンターに着かない。登山者二人戻ってきた。大池平のほうへ行ったが、危ないところがあり戻ってきたらしい。 1時間も掛かってようやくビジターセンターが見えてきた。一面真っ白は大きな駐車場らしい。今日のメンバーは、いつもの老人コンビとハッスル女性コンビの4人。三人とも先に行き、センターの前のたて看板までたどり着いている。10.35.小屋着。 25分ほど恒例の抹茶タイム。11.00カンジキを履いて出発。ビジターセンターの裏より、大池平へは左へ山裾を回りこんで林道があるが、箱屋谷山へは右の谷に入り込む。しばらくで谷は行き止まり状態になり、左の斜面を登りだす。 斜面とも尾根ともつかぬ場所をよじ登る。中々の急斜面で悪戦苦闘。ようやく登りきると、ここから尾根が始まり、お天気が良く気持ちの良い尾根を進む。 左手の山側に、谷を隔てて「箱屋谷山」の頂上が見える。尾根は遠回りをして戻るように続いている。 右手の海側は、金沢市街。遠くに海岸線まで望める。 尾根は左へと曲がってゆく。曲がり地点から「戸室山」と「キゴ山」が見えてきた。 やがて地蔵峠からの道と合流する。医王山が見えてくる。 左に折れ高みを目指す。12.55.ようやく頂上到着。 持ってきた、小さな山名札を提げる。熊にかじられた標識の頭が出ている。三角点は深い雪の中。 天気が良くて寒くない。 頂上は海側が切り開かれている。通ってきた尾根が見渡せる。 反対側は医王山だ。頂上直下に小さな池があるはずだが、単なる雪の原。 お湯を沸かして昼食とコーヒータイム。 医王白兀山をバックに記念撮影。 海側の平らな尾根は登ってきた尾根だ。 大池平らが見下ろせるが、今年は大雪だ。小屋が埋まっているし、大池が見えない。 赤い「マンサク」があった。もちろん黄色い「マンサク」もある。 こんな雪の箱屋谷山はなかなか来れないだろうから、あちこち頂上を1時間も遊び回り下山開始。 自分たちの足跡をたどり降りる。最後の急坂は難儀した。足を滑らすと大怪我をしそうだ。ほかの三人は足が速い。もうビジターセンターの前に到着している。15.00に私も到着。林道を40分歩いて車に到着。15.40分になった。 2008年03月04日(火)4回 しがらくびより「箱屋谷山」往復 10日程前の、リベンジ登山である。「箱屋谷山」を選んだのは、「しがらくび」から歩くとあまり起伏が無く、反対に降る様な感じである。スノーシューで歩くには持って来いのコースと思ったからだ。 しかしこれは大間違いだった。「見上峠」から「しがらくび」までが滅茶苦茶に長かった。雪に足跡があり凍っていて案外歩きやすい。前回断念の友情の丘を快適に通過。8.30分より歩き出し9.40分に西尾平の埋もれた休憩所に到着。 西尾平より「しがらくび」の方へ足跡がいっぱいある。白兀山を目指す人がほとんどの様だ。我々は箱屋谷山を見指すので、ここより林道を変えて左に回りこむ。目の前の尾根の左側に回りこみ、この尾根の反対側の斜面に付いた林道を歩く。この尾根の両側に平行して林道があるのだ。 この林道に入ったとたん、積雪が深くなった。なるほどこちらの林道は北斜面だ。スノーシューを履く。僅かに足跡があるが雪が深い。バランスを崩してストックを付くと、ストック全部が雪にめり込んで斜面を転がり落ちた。相棒が見かねてトップを変わってくれた。前方に白兀の頂上が見える。 11.10分、覗休憩所にたどり着く。休憩所は雪の中。夏は開放した休憩所だが、冬は板戸がしてあり中に入れない。お天気なので小屋前でお湯を沸かして抹茶を頂く。 休憩所の前に腰を降ろしていても、金沢の市街が望める。ここはこんなに展望の良い場所だったのだ。 「抹茶休憩」。 11.40分、箱屋谷山の頂上へ向けて出発。ここから先は足跡が無く足跡をつけて進む。頂上は一番向うのピークだ。手前のピークの方が標高が高い。両側が見渡せて快適な尾根である。 ピークを越えて地蔵峠降りる。先に降りた相棒が手を振っている。スノーシューは下りは少し使いにくい気がする。踵が利かない。12.10分、峠に到着。石の祠の地蔵様は雪の下である。 峠を越えて最後の登りに掛かる。夏道は全然判らない。とにかく高い所を目指す。12.40分頂上到着。西側が開けているからここに間違いが無い。熊にかじられた標識も雪の中で見当たらない。いつもは見えない白兀の頂上が見える。 風が強くて寒いので窪地に降りて昼食。ここは夏ならば小さな池のあるところだろう。昼食していたら雪が降り出した。それでも小一時間過ごして、13.40分、もと来た道を、自分の足跡を忠実にたどる。忠実すぎて、登る時バランスを崩して転がった所で、またも転がった。 西尾平からスノーシューをはずすが、朝より雪が緩んでいて、時々ガボッと踏み込んでまことに歩きにくい。医王の里を通る頃にはだいぶ日も傾いてきた。17.00時に見上峠に到着。よく歩いた一日だった。 見上峠より箱屋谷頂上まで4時間10分。頂上より見上峠まで3時間20分。雪の上を歩くのは時間が掛かる。 2008年02月23日(土)3回 見上峠-友情の丘で敗退 スノーシューで新雪の上を歩くのは楽しい。相棒のK君はもう医王山に何度も入っている。私も「箱屋谷山」に連れて行ってもらう約束。前日までの好天気がくずれて今日より大荒れとの予報だが、ひょっとするとまだ崩れないかも知れないと思い、見上峠で待ち合わせ。やはり雨が強く降ってきた。 空模様を見ている車があったが諦めて帰っていった。我々の車二台だけになった。1時間近く車の中で話し込んでいたら、少し小雨になり、雪に変わってきた。ためしに少し歩いてみようと歩き出す。まことに呆れ果てた70歳コンビである。 車道はしっかりと雪がある。医王の里辺りから本格的な雪降りとなる。 40分ほど歩いて、医王の里の少し先、「友情の丘」を過ぎた所で登山を断念。 屋根のある、医王の里休憩所に入り込み、お湯を沸かして昼食。屋根の雪が落ちて廻りは雪の壁だが、天気予報は的中して大嵐。雪が吹き込んで寒くて震えあがる。早々に退却。12.50分、見上峠の車にたどり着く。 峠にはだいぶ積雪がしてきた。湯涌の方へ降る心算だったが、道の悪いのを心配して、山側環状まで戻り、そこから湯涌に行って温泉に入って帰った。 2007年08月25日(土)2回 しがらくび-「箱屋谷山」-大池平 相変わらず暑いので簡単な山を探す。偶然K女史と同道することになる。女史は最近夕霧峠より奥医王まで往復したことがある。体力をつけて鳶岩に登るのが夢との事である。さあらば鳶岩を見に行くようになった次第。まず「箱屋谷山」を目指す。 9.10分、「しがらくび」に車を置く。すぐ西尾平からの林道に入る。「キンミズヒキソウ」と「オトコヘシ」がいっぱい咲いている。 9.30分、覗の休憩所に到着。金沢の平野が望める。また福光あたりの平野もかすかに見える。 9.50分に地蔵峠通過。「箱屋谷山」の頂上に10.08分到着。頂上直下の小さな池は水が無く泥場と化している。三角点がある。地図を見ていたら、登る途中の瘤の方が標高が高い。「しがらくび」より此処までほとんど登りらしい登りが無い。展望は富山県境の丘が望めるが、どこかはっきり判らない。
地蔵峠まで戻って大池平の方へ下る。11.00分、大池のトイレのある休憩所に到着。一休みして、まだ寄ったことの無い三色泉を尋ねて、大池探索路を行く。11.15分「三色泉」に到着。池かと思っていたが、水の湧き出している小さな流れだった。 11.48分、「三蛇ヶ滝」に到着。すぐ子供のラグビークラブの団体が到着。父兄付いて来ていて、途端ににぎやかになる。我々も昼食。子供たちも昼食。昼食が済むと子供たちは水遊び。水着持参の子も居て、滝つぼに飛び込み賑やかである。水が冷たいので寒い寒いと騒いでいる。 12.40分、一時間近く居て、子供たちより先に出発。12.56分、鳶岩の見える大池に戻り、休憩所の前から「白兀山」に登る道に入る。 13.47分、急なジグザグ道を登りきり、鳶岩から白兀山に続く尾根に登りつく。尾根を少し進むと、覗乗越の鞍部に出る。この鞍部の少し上から右に覗の休憩所に至る道が分かれている。ほとんど水平道で、14.10分に覗休憩所に到着。14.20分に「しがらくび」に置いた車に到着。 見上峠より湯涌の方へ降り、「湯楽」の立ち寄り湯に入って汗を流して帰宅する。K様、鳶岩に登る自信は付きましたか? 2006年09月17日(日)1回 しがらくび-「箱屋谷山」-大池-「白ハゲ」 午後から雨が降るらしい。まだまだ暑いから少々降られても大丈夫と、「箱屋谷山」に雨具を持って出かける。K君と8時15分に「戸室山」登山口のどんぐり食堂前の広場で待ち合わせ。金沢山側環状線が開通して、小松自宅より50分で着いた。 帰りに湯涌の温泉に寄ろうと見上峠に車を置き、車1台で医王の里を通り西尾平に着く。ここの案内図でK君に今日の予定のコースの解説を受ける。彼にとってはここは我が家の庭みたいなものだ。 なるべく歩かないでも良い様にもう少し林道を上って、「しがらくび」に車を留める。車5.6台止められる駐車場がある。9時より歩き出す。林道より登り口を少し入ると、すぐ「白兀山」への道が右に分かれる。ここを直進するとまた広い道に突き当たります。左は見上峠へ降る道、右に折れる。秋の七草の「オミナエシ(女郎花)」は知っていたが、これは「オトコエシ(男郎花)」と言うらしい。K君が教えてくれる。 歩き出して15分で「覗休憩所」に着く。辺りが開けてきた。ここで道は二つに分かれている。小屋の右手に覗乗越を経て大池平に降りる道。左は地蔵峠を経て箱屋谷山に至る道。 左に入り箱屋谷山を目指す。尾根道を行き、瘤を越えると前方に箱屋谷山が見えてくる。 覗より15分。少し下って「地蔵峠」に到着。セメントで作ったお堂の中に地蔵が赤い前掛けをつけて鎮座。地蔵があるから地蔵峠。左から二俣町からの登山路が登ってきている。右は大池平へ降りる道である。昔は二俣町から医王山に入るのが表登山口であった。室生犀星もここから登山しているという看板がある。戸室山・キゴ山が良く見える。 尾根を直進すると頂上は近い。左に原石山ビジターセンターへ降りる道が分岐し、その上の小さな池の上が頂上である。峠より15分掛からずに着いた。三角点があり西の方が切り開かれ平野が見える。 地蔵峠まで戻り大池平の方へ降りる。途中大池平が見下ろせる所に、テラス状の展望台がある。遠くに鳶岩が見える。峠より30分くらいで大池平の休憩所に着いた。 すぐ側に大沼がある。その上に鳶岩がそびえている。ここまで誰にも遇わなかったが、ここは人気の場所で休憩所はも満員である。すぐに三蛇ヶ滝の方へ向かう。 10時50分三蛇ヶ滝に到着。ここには誰も居なかった。上のほうが三段に分かれているので三蛇ヶ滝と言うという案内板がある。室生犀星がこの滝を作品に登場させているらしい。 誰も居ないし、少し早いがここで昼食にする。K君が滝の横の湧き水を沸かして、薄茶のお手前。もちろん菓子持参。まったく風流である。 周りに白い小さな花がいっぱい咲いている。「ゲンノショウコ」の花だと彼が言う。彼はまったくの物知りで尊敬しちゃう。 1時間近くもゆっくり休んで、鳶岩に登りだす。危険だから初心者は登るべからずと書いてある。私もその初心者に入るのではないかと、少々不安である。 三蛇ヶ滝より大沼の方へ少し戻った所に、鳶岩に登る道がある。昔登った記憶があるが、こんな急だったとは思わなかった。鎖の下がった崖を登ってゆく。斜面角度45度と書いてあるがもっと急勾配に思える。滝より30分くらいで鳶岩に到着。岩はさっき登ってきた箱屋谷山を背景にそびえている。 実は10日ほど後にK君と、四国の石鎚山に登る予定でいる。NHKの日本の名峰という番組で、石鎚は人気名峰の2位に入っていた。おまけに鎖場が3箇所も有ると言う。その小手調べにここを経験しておこうと、彼に勧められて鳶岩に登っているのである。 鳶岩の上は狭くて、周りが切り立っており非常に怖い。若い頃の写真が残っておりこの上で立って居るが、70才近くの今は怖くて立てない。へっぴり腰でカメラに収まる。こんな事で石鎚山に登れるだろうか心配だ。 細い尾根を白兀の方へ進むと、大池平が見下ろせる場所がある。絶景である。大沼のほとりや休憩舎に登山者が、蟻のように見える。前方に「白兀山」の頂上が見える。結構登らなくてはならない。 途中大池平へ降りる分岐を過ぎて、鳶岩より1時間20分で小兀に飛び出す。南側が開けた岩の瘤である。戸室山・キゴ山が近くに見える。しがらくびからの道が登ってきている。ここからから頂上まで5.6分だ。荷物を置いて頂上に向かう。 頂上13時53分。誰も居ない。大きな石仏と小さな石仏がある。後ろに展望櫓があり登ってみる。2月に来た時はこの上の方位盤だけが雪より顔を出していた。結構積雪があったのだ。あの時は砺波の平野の上に、立山連峰がみえた。奥医王も目の前だった。今日は雲が出てきて何も見えない。 午後は雨の予報だったがまだ降ってこない。小兀まで戻り直接しがらくびに降りる。30分で車までたどり着く。こんなに近かったのだ。途中登って来る人が3人居た。 見上峠14時50分。湯湧温泉「湯楽」で露天風呂に入って帰る。雨がポツリと降り出した。 追記。 四国「石鎚山」に登ってきました。お天気にも恵まれ快適。中々いい山でした。写真一枚載せさせてください。天狗岳頂上です。この上まで登ってきました。スケールが違いますが、医王山鳶岩と同じスリルを味わってきました。 |
[加賀60] 黒瀑山 712m (金沢市医王山) [加賀60] 岩崩山 648m (金沢市医王山) [加賀60] 三千坊 789m (金沢市医王山) |
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第2回 2023.10.30. 奥医王山より降りて「三千坊」と「岩崩山」を歩く。 第1回 2014.09.06. 「三千坊」に車を置き「黒瀑山」と「岩崩山」を歩く。 |
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2023年10月30日(月)2回 奥医王山より降りて「三千坊」と「岩崩山」 奥医王山より降りて車に乗り車道(百万石道路)を「三千坊」の方へ。途中に展望台あずま屋がある。砺波市の展望が良い。その先に「三千坊」に上がる道が分岐している。舗装してあるが道が細く、途中の急カーブはハンドルを切り返さねばならぬ。 展望台がある駐車場に何とか上り着く。頂上祠。 展望台に登る。小矢部市の方面。 登って来た「奥医王山」の方面。 展望台より降りて登山路を少し進むと、昔の展望台が残り、その下に三角点がある。「三等三角点・黒滝・789m」。金山という標識あり。ここが三千坊の頂上だな。 戻って車に乗り、国見ヒュッテに移動。 国見ヒュッテの横に大きな駐車場がある。ここから「岩崩山」を往復する。ヒュッテの管理人に岩崩山の道を確認し出発。ヒュッテ前の何かの建物の方へ降りる。「祖谷道下山口・岩崩山展望台」と書いてある。 193段の階段を降りると林道に出る。祖谷道は横をさらに降って行っている。岩崩山は林道を行く。 国見ヒュッテの人が、避難小屋と言っていた建物通過。 岩崩山までは、ほとんど降り道。 岩崩山の展望台に到着。展望台はあまり展望が無い。 展望台の横に三角点。「4等三角点・竹内・648m」9年前の三角点札が残っていた。 下山開始、と言っても登り道である。途中の広場に展望がある。登りには寄らなかった。 帰りは193段の階段が嫌で、林道で戻った。思っていたよりだいぶ遠回りになったな。 国見ヒュッテの出発点まで戻ってきた。方位版がある。「牛嶽」「八乙女山」が見える。今度登ろうと計画中の山だ。14.40分。 すぐ前が駐車場。帰りは富山県側に降りて、殿様街道で金沢大学、山側環状線で帰った。 ■次回登山は、福井県「三室山」へ■ 2014年09月06日(土)初歩き 「三千坊」-「黒瀑山」ー「岩崩山」 「黒瀑山」の名前は知っていた。医王山の一部である。三蛇ヶ滝の近くにある。地図を眺めているといつも山名があり、クロタキヤマと仮名が振ってある。登山路の記入がないので、誰も登らない山だと思っていた。所が今年の春、奥城山で遇った女性と話をしていたら、先頃「黒瀑山」に登ってきたと云う。案外簡単だったから登って見なさいと勧められた。 そんな事を覚えていたので、黒瀑山に登りに来た。この夏はあまり調子が良くない。調べてみて一番楽なコースを選んだ。8.00時に小松の「なかうみの里」でS女史を乗せ、加賀産業道路から金沢山側環状線にはいり、見上峠から林道に入り、夕霧峠まで一気に登った。小松から1時間の9.00時に着いた。金沢の平野が見える。 続いて県境の百万石道路を走り、三千坊の展望台に登る。道路の左にみちが分岐しているのを入る。途中の急カーブは一度では曲がれない。切り返して登ったら大きな展望台に出た。 ここの小さな駐車場に車を置く。県境地蔵が鎮座している。9.15分。 展望台に登り南を振り返ると、白兀山、ダオ山。奥医王は手前の名無しピークよりちょっと覗く。 西の方に微かに金沢市街方面が見える。 北の方は砺波平野、東には南砺の平野が見える。天気は良いが霞んでいる。手前の林の中に、よく見ると、昔の鉄製展望櫓が頭を出している。 その鉄塔櫓の下の隅に「三角点」が在る。「黒滝」と云う名前の三角点である。黒瀑山より取った名前だと思うが、黒瀑山より大分離れている。
靴を履き替えて、9.35分に出発。旧展望櫓を通って段々と国見平へ降りてゆく。今から行く黒瀑山は、三千坊より低い。登るのではなく降りてゆくのだ。9.50分に分岐に到着。ここは金山峠と云うらしい。右の堂辻という所から、左の梯子坂から三蛇ヶ滝に降りる道らしい。左に梯子坂の方へ進む。 なだらかな、地理院地図に国見平と云う記入のある部分を歩く。地図には登山路がはっきりと記入されていないので、良く判らない。ブナの林がある。 アキギリ ツルリンドウ モミジバハグマ 10.15分にまた分岐に出た。右に金山峠登山口、左に大池平と書いてある。この道は国見平を大きく回る遊歩道のようだ。 しばらく歩くと、道は三蛇ヶ滝の方へ、左の方へ降りてゆく。ここから三蛇ヶ滝へ降りる道は、案内板に依ると非常に危険だから初心者は通らぬようにと書いてある。その手前に右に尾根が続いている。ここから黒瀑山の方へ入り込む。登山路が無いので標識も無し。しかしはっきりとした獣道が続いている。尾根は木が生えているが結構細い尾根だ。木が生えて居なかったら怖いかも。 ママコナ ホツツジ 食べられないコケ 右手に南砺市の平野が見える所がある。 幾つも小さな瘤を過ぎて、広い台形の中に切り開きがあり、「黒瀑山」の標識を見付けた。標識の裏に「金沢三角会」と書いてある。金沢三角会は、三角点を探しに行くと赤い布に三角会と書いたものを良く見かける。10.55分。 しかしこの山には三角点が無い。この先の斜面を降って行くと大分離れた所に三角点マークがあるが、踏み跡はここまでで、この先道はないようだ。記念撮影。しばらくいて元の道を戻る。 ツリフネソウ キツリフネソウ オトコエシ これから、国見ヒュッテの先より伸びた尾根の、その先に有る三角点を探しに行く予定。地図には三角点まで実線が記入されているので、道は確実に在る筈である。11.35分、分岐より外回りで広い遊歩道で林道に出る予定。高低差が無く広い遊歩道を行く。 12.00時に舗装した林道に出る。ここは堂辻と云う地点らしい。少し上へ登って行くのが細い旧道で、下の広い道が遊歩道。この遊歩道を降りて来た。先で合流するが、距離は遊歩道が2倍ほど長いようだ。 「バアソブ」がぶらぶらと咲いている。まだつぼみのもある。 堂辻付近に道の広い所があり、ここに車を置いて山に入る人も居るようだ。一台泊まっている。 12.15分に「医王権現」に着いた。道の反対側にトイレがある。 医王権現社の前は「国見公園」になっていた。片隅に展望台がある。道宗道の山々だろう。 福光辺りだろう。手前左の丸いピークが、これから行く三角点のあるピークと思われる。 12.20分。公園の少し先に「国見ヒュッテ」があった。管理人が駐在しているようだ。案内板を見ていたら「医王山県立自然公園 ふるさと歩道」と書いてある。医王山は石川県の山だと思っていたが、ここは富山県の公園だった。案内板にはこれから三角点を探しに行くピークに「岩崩山」と書いてある。この山には岩崩山と云う山名があったのだ。 案内板を眺めていて、近くにいた登山者にいろいろ聞いた。三角点を探しに行くと云ったら、その人も三角点好きらしく、色々と教えてくれた。林道を遠回りしなくても、直ぐ横のコテージみたいな建物の横を降りて行けば、近道と聞く。 坂を降り切ると祖谷下山口の道標がある。南砺市祖谷町へ出るようだ。舗装路を少し進むとキャンプ場に出る。キャンプ場は今は閉鎖しているようだ。 そのまま舗装路を進むとキャンプ場を横切り、林道になり、岩崩山に続いている。突き当りが頂上で変わった屋根のあずまやがあった。12.40分。 あずま屋でお湯を沸かしてもらって食事。あずま屋のすぐ横の高みに三角点が在る。
標高が、6㎝ほど、以前より低くなったようだ。国土地理院の記録が今年春から書き換えられた。 もう萩が咲いている。 帰りに「国見ヒュッテ」に寄った。お茶を出され、山談義や三角点談義をした。また来てくださいと言われた。 14.40分に三千坊の車に帰り着いた。南砺市の方へ降り医王ダムから金沢大学へ出て、山側環状線で戻った。 ●次項2014年第61回登山は、9/13「大嵐山」へ● |