加賀の里山逍遥 
2005.04.より登山順

[加賀]  動山  604.25m  (小松市大杉町)11
第20回 2023.06.04. 弘法水より往復。
第19回 2020.06.02. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山。

第18回 2018.12.16. 下大杉町弘法水より往復。

第17回 2017.04.23. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山。

第16回 2016.02.22. 下大杉町弘法水より往復。
第15回 2015.02.07. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山。

第14回 2013.11.30. 下大杉町弘法水より往復。
第13回 2013.01.13. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山。
第12回 2011.12.23. 下大杉町弘法水より往復。
第11回 2011.10.22. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山。
第10回 2010.05.27. 上大杉町青年の家より往復。
第 9回 2010.01.10. 下大杉町弘法水より往復。
第 8回 2009.08.24. 西俣町より往復
第 7回 2008.11.12. 西俣町より往復。
第 6回 2008.03.25. 上大杉町青年の家より登り、鷹落山へ縦走。
第 5回 2008.03.20. 中大杉町足比売神社より登り、下大杉町弘法水に下山。
第 4回 2007.01.30. 下大杉町弘法水より登り、中大杉町足比売神社に下山
第 3回 2006.04.30. 鷹落山より縦走。下大杉町弘法水に下山。
第 2回 2005.07.18. 中大杉町足比売神社より登り、 下大杉町弘法水に下山。
第 1回 2005.05.16. 下大杉町弘法水より往復。  

  2023年06月04日(日)20回 弘法水より「動山」往復




 久しぶりに「加賀の里山逍遥の会」ノ三人で「動山」に登る事になった。大坂のN女史が少し遅れると云うので、足の遅い私だけが、一人で先に登る。下大杉町の弘法水迄車を入れる。車は一台も無し。10.20分。








 弘法水から橋を渡って出発。








 1番の標識。








 2番の標識。若い人が追い抜いてゆく。








 3番の標識。








 4番の標識。








 5番の標識









 6番の標識。 未だ二人は追いついてこないな。







 ツルアリドオシ        コアジサイ         ササユリ








 こもかけ岩の標識。









 平らな大きな大岩。誰かが登っている。「展望岩」と勝手に名を付けていたが、今ではこの岩が「こもかけ岩」???。こもかけ岩は別にあるぞー。








 ここから巨岩の続く登山路。巨岩の横を通ると石像が置いていある。「観音岩」と呼ばれていた。










 昔は登山路の途中に「ロックガーデン」の入口の標識があった。そこを入って岩のあいだを降りてゆくと、最期に「こもかけ岩」あった。何度も訪れている。


 「こもかけ岩」。この写真は、2006年4月30日に、今は亡き相棒K君と訪れた写真。


 右の「こもかけ岩」は、2013年11月30日、S女史と登ったもの。岩の頭が少し欠けていた。









 頂上まで200mの標識。









 7番の標識。








 「動山」に登り着いた。12.40分。








 方位版の下に三角点。「3等三角点・動山・604m」








 白山の方に雲が出た。先着男性二人食事中。









 男性二人が下山していって、入れ替わりに仲間のN女史とS女史が登って来た。さっそく昼食。








 タイマー手記念撮影。下山開始。



          トリアシショウマ













 ナルコユリ         ヤマボウシ           ウリノキ





 こもかけ岩に寄りたかったが、入口も判らず、道も悪そうなので止めた。同じ道を降りた。


 足の速い二人には先に降りてもらい、せせらぎの湯に急いで貰った。


 弘法水まで戻った。急勾配の道でしばらく敬遠していたが、何とか登れて老人は大満足。


        ■次回登山は、6/10「白兀山」へ



  2020年06月02日(火)19回 弘法水-「動山」頂上-中大杉





 「動山」が初めてという女性二人組の車と、一緒に弘法水駐車場に到着。9.25分に出発










 ほぼ毎年登って居る地元の山だが、去年は登って居なかった。なかなか急坂である。






 コアジサイ          ナルコユリ          ササユリもあるぞ。






 新緑の季節である。









 4番通過。







 女性二人に追い抜かれる。









 10.40分になんとか6番に到着。ここは「ロックガーデン」の入口である。荷物を分岐に置いて入り込む。





 あまり人が入らぬようで、ほとんど藪漕ぎである。










 向こう遠くに大岩が見えるが、登山道横の登れる展望岩かな?









 大きな岩の下のくぼみを通り抜ける。
















 お目当ての大岩は一番奥にある「コモカケ岩」。庇が付いた大岩である。S女史は岩の下まで降りて行ったが、老人はここから眺めて、満足して帰る。コモカケ岩の周りの木が大きくなって、岩が見えにくくなってきたぞ。










 
 分岐まで戻って出発。
 






 すぐ上に登れる岩、名付けるなら「展望岩」がある。相棒はサッと登って行くが、老人は手掛かりが少なく怪我しそうで最近は登らない。情けないな。この岩を「コモカケ岩」としている記録もあるが、どうなんですかねェ。どっちが本当?。






 下に石像がある岩を通る。この岩は「観音岩」と云うらしい。










 ツルアリドウシ        ツクバネウツギ       ギンリョウソウ




 11.25分に頂上到着。三角点がある。
 三角点情報・「動山」
三角点名・動山
等級・3等三角点
標高・604.26m
 








 昼食。頂上標識は8番だった。








 二人組は中大杉の方へ降りて行った。








 頂上近くで降りてきた男性1人に逢った。車が無かったので聞いたら、水場よりも奥に入って停めたらしい。今日の登山は、我々を入れて5人だった。







 我々も中大杉町の方へ下山開始。ツクバネウツギかな?と思ったがピンク色をしている。別の花かな?。ジャコウソウ?。


 白い花は、サワフタギかな?。









 番号表示は中大杉町のコースに続いていた。10番を通過。急坂を降りる。









 11番通過。







 中大杉町と上大杉町との分岐に到着。右に少し登る。








 標識14通過。








 動山の頂上の見える展望ピークに到着。あそこで昼食して、右側のりょうせんを下山してここまで廻って来た。水汲み場はこの目の下である。






 標識16番通過。










 標識18番の杉林を降りると神社の裏に着く。






 「足比売神社」と云う古社らしい。


 15年前に来た時は境内に「夫婦杉」があった。その後、一本枯れて立っていたが、今日見たらその一本も枯れたようで、木株だけになっていた。この神社から車道を歩いて、水汲み場の車まで戻らねばならない。





 オカタイトゴメ        ハコネウツギ         




 車道の鬼さんもマスク     車道の登山口、ここから水汲み場まで歩く。後1km。









     ■次回登山は、6/6能登「高州山」へ








  2018年12月16日(日)18回 弘法水-「動山」往復



 12月のこの時期になれば、私にはもう高い山は無理である。今年まだ登って居ない、なるべく低い山を探して
「動山」を見付けた。今日はS女史が付き添いをしてくれるので何とか登れそうだ。それにしても雪の状態が判らない。長靴も用意する。




 8.30分に瀬領町の「せせらぎの郷」で合流して、下大杉町の、動山登山口の「弘法水」に9.00時に到着。水汲みの車が一台だけ止まっているだけ。登山の車が一台も留っていない。あまり雪が積もっていない。長靴は歩き難いので、いつもの登山靴で登ることにした。一番に出発。







 しばらく登ると、次から次へと人が追い抜いてゆく。やはり日曜日の人気の山だけの事はある。








 何人も「焚き木・薪」を背負っている。「今日は頂小屋でパーティでもあるんですか?」と聞いたら、別にそうゆう訳ではないが、ストーブを使わせてもらうので、と言う事らしい。置いてある薪は自由に使っても良い事らしいぞ。




 今日は久しぶりに天気が良い。右手に鈴ヶ岳・大日山から富士写ヶ岳まで見えるが、木の枝が邪魔で良く見えない。




 S女史が巨岩の上に登って居た。私も登った事があるので、今回も登ろうとしたが、雪があって危ないので、やめておいた。情けない。




 そこからまた少し登った所の大岩には簡単に登れた。そこからは「白山」が見えた。白山は頂上まで行かないと見えないものと思い込んでいたが、ここから木の枝の間に見えるのだ。




 さらに20分ほど上ると、11.10分頃に頂上に着く。もちろん白山が見える。




 小屋の中にいる人も含めて15人くらい。天気が良いので外にも何人も食事中。








 頂上を歩きまわる。中大杉の方へ降りた人はいない様だ。足跡が無い。





 食事中、隣の単独登山の男性と話をした。お湯を分けてもらったりしてお世話になった。



 ところが驚いた事に彼は、私の能楽仲間のシテ方であるY師の、甥っ子だった。



 Y師が来年一月の定例能にシテを勤めて、私が囃子方としてお相手する事ななっており、その立ち合い稽古を四日ほど前に行ったばかりだ。



 またどこかの山でお逢いしましょう。





















 12.15分頃に下山開始。下りは滅茶苦茶難儀した。靴は前々からすり減っていて、前々から買い替えようと考えていた。斜面になると実によく滑る。朝慌てて滑り止めを付けずに登ってしまった。おまけに雪も少し溶けてきて、落ち葉も良く滑る。30回位も尻餅を付いた。全く恥ずかしい。恐る恐る降りているので尻餅位だが、あれから4日ほど経っているのに、尾てい骨がまだ痛い。
 14.20分頃に弘法水汲み場まで戻り着いた。







   
■活動時間 5時間27分 Ⓢスタート8.53→2時間17分→動山11.10-12.15(1時間5分)→            2時間5分→Ⓖゴール14.20
   
■活動距離 2.3km  ■高低差 418m  ■累積標高上り/下り 466m/452m




  2017年04月23日(日)17回 弘法水-「動山」-中大杉 



 一年ぶりの
「動山」に一人て出かけた。今日は天気は良いらしい。自分にとっては久しぶりの山らしい山である。水飲み場から往復の予定で、一人だから休み休みで何とかなるだろう。疲れたら途中で戻ればよい、と暢気なものである。小松市の「せせらぎの郷」のそばを通り、赤瀬ダムを遡り、下大杉町の中より「弘法水」の林道に入る。天気の良い日曜日なので、駐車場の満杯を心配していたが楽に入れた。9.25分。すぐ尾根まで登るとすっかり新緑である。




 右手に大日山が見える。何処まで行っても木が邪魔になる。




 尾根を登り詰め左に水平道に入ると、やっと展望地点がある。左より「大杉甲」「鈴ヶ岳」「大日山」「加賀甲」「小大日山」と続いている。







 この色の「ツツジ」が多い。











 「チゴユリ」と「イカリソウ」チゴユリは今年初見。





 2時間かけてようやく頂上のふちにたどり着く。今日は「白山」が見える。4.5人居る。




















 一人でコンビニおにぎりを食べていたら、裏側から登って来た女性に声を掛けられた。能楽仲間のyabu師の社中の者であると名乗られた。人の名前と顔を覚えるのが大苦手の私なので、存じ上げない人だったが、能楽師シテ方Yabu師の社中機関誌に「能楽古跡紹介」を毎月書いているので、私の事をよく知っているらしい。特に最近富山県の「白鳥山」に登り「山姥の洞」を紹介したのが、山女の彼女に気に入られたらしい。今月Y社中の発表会に私も呼ばれているので、また声を掛けてください。





 そのあとまた一人の男性に声を掛けられた。写真の男性はまさしく初対面の方で、しかも大阪の方であるが、私の事をよく知っていてビックリである。ひょっとして加賀里山逍遥の方ですか?と声を掛けられ、後姿が似ているので声を掛けましたと云う。私の名前まで知っている。ホームページも見てくれているらしい。話を聞いてびっくり。なんと私の山仲間の大阪の「N女史」の知り合いだった。小松に居たN女史は今大阪に帰って、大阪の山サークルに入ったと聞いていたが、そのサークルの山仲間だったのだ。大阪で私とあそこの百名山に登ったとか、あそこの山に登ったとか、北陸の里山は良いよぃとか、と喋ったらしい。しかもこの男性の奥さんが小松の人で、しかも鷹落山の麓近くの人らしい。今日も小松へ来た機会に、鷹落山から縦走して動山まで来たらしい。それにしても不思議な出会いである。なんだかうれしい出会いである。其の内にN女史に写真を送っておきます。今後ともよろしく。。



 1時間もゆっくりと過ごして、大阪の人と左右に分かれて下山開始。12.25分。自分としては登って来た道を降りる予定だったが、天気も良いし気分もよいし、予定を変更して遠回りの中大杉へ降りることにした。ロープの下がった急坂が続く。白山から笈・大笠まで見える。








 ぐるりと大回りをして展望地へ出る。目の前の頂上から、尾根伝いにぐるりとここまで回り込んできた。








 一人黙々と、おずおずと下りる。年寄りは転んで怪我するのが怖い。15.00時にようやく神社へ降りて表通り出た。ここから下大杉町まで戻り、林道を水汲み場まで戻る。15.30分に車に到着。下りに3時間掛かった。長かった。


      ■次回登山は、4/26-27「琵琶湖能楽古跡」へ■
 



  2016年02月22日(月)16回 弘法水より「動山」往復




 20日に東京の国立能楽堂で発表会があり、私の社中のお弟子さんも出演したので、3日間東京にいた。3日目は孫を久しぶりに抱いて来た。しばらく歩かなかったので、歩きたいなと考えていたらS女史よりお誘いのメールが来た。前回の西山登山の時、西山か動山で西山に登ったと書いたら、今度は
「動山」に登る事になった。10.50分に「弘法水汲み場」に到着。積雪を心配していたが、難なく到着。水汲みに車が来た。




 他に車が無いから登山者はい無い様だ。カンジキも不要とみて車に置いてゆく。




 まだ「マンサク」は咲かないね、と話しながら登ったが、「弘法水登山口」上の「展望地」を寫そうとしたこの写真に、なんと!、マンサクの花が写っているではないか!。右端に二輪ほど写っている。気が付かなかったなー。春は近い。




 12.15分に、ロックガーデンに近づいたら、巨岩の上でS女史が手を振っていた。私も登り方を教えてもらって、四つ這いで何とか巨岩に登る。登って来た方角の展望が良い。











 巨岩の上










 何とか転ばずに岩より降りて、12.45分に頂上到着。期待していなかったのに「白山」が見えた。












 小屋の中に入って昼食。そのあと頂上散策。鞍掛山も頭を出した。白山は食事の間に雲の中に。








 13.30分に下山開始。頂上近くだけ雪が多いが、足跡を歩けばカンジキ必要なし。







 14.50分に車に到着。せせらぎの郷は休館日だったので、家に帰って入浴。


 昨日撮ってきた写真を1枚。






      
★次項2016年・第16回登山は、2/24北国街道「治郎平山」へ★




  2015年02月07日(土)15回 弘法水-「動山」頂上ー中大杉



 私は冬は暇である。土日は空いている。ところが天気予報は土曜日だけが晴れ、日曜は大きく崩れて雪模様らしい。土曜日に近くを歩こうと考えて、「動山」を提案してメールで呼びかけたら、金沢N氏の方が3人、小松のS女史の5人となった。雪の状態が判らないので、連れがあると大変ありがたい。鈍足で仲間に迷惑をかけるのは、目に見えているのだが、いつもの事なので勘弁願いたい。おまけに今日はカメラを持ってくるのを忘れてしまった。今日の写真はすべて携帯のカメラで撮ったものである。携帯カメラはあまり慣れていないので、上手く撮れるかな?。





 せせらぎの郷に、8.20に集合して車2台で、下大杉町より弘法水の方へ入り込む。除雪して無ければ大通りから歩くつもりだったが、難なく弘法水の駐車場まで入り込めた。先着車は無し。








 8.40分に橋を渡って登山開始。積雪があるが人気の山で、以前の足跡がありカンジキ無しで楽に歩ける。有難い。






 登り出してすぐの、岩でゴツゴツの急な坂も、雪があるとクッションがあるようで案外と歩きやすい。其処を過ぎると緩やかな尾根となり気持ちが良い。だいぶ皆より遅れたぞ。




 気温も今日は上がるようだ。木の種類が変わって来て、尾根を登り切り斜面にたどり着くと左に戻るようにして山腹をトラバースする。




 急な斜面もあるので少し緊張するが、展望が開ける。左より兜山・鈴ヶ岳・大日山・小大日山。




 後方から男性二人組が登って来て立ち話。確かどこかでお会いしましたね?。この山の小屋?、鞍掛山の小屋?、大倉岳の小屋?。いずれにしてもこの辺りの山小屋の主らしいぞ。







 ロックガーデン通過。ロックガーデンの中へ入り込む足跡は無いようだ。









 ロックガーデンを登り切ると頂上台地の端にたどり着き、緩やかな道となる。
 





 10.45分に頂上到着。「白山」が見える。積雪が多く、三角点の上の方位盤が何処にあるか判らない




 頂上標識も頭しか見えない。白山方面。




 「大杉兜山」から「富士写ヶ岳」の山並みが見える。







 白山の左には、「笈岳」と「大笠山」が真白である。









 頂上までカンジキを履かなかったが、食事を済ませてカンジキを着けて歩き廻る。気持ちが良い。





 海の方面。右のピーク「円行山」に生雲の建物・真ん中は「三童子山」左の奥「鞍掛山」




 小松ドームも見える。




 天気が良いので皆外にいる。今日の頂上、我々5人。小屋主2人。単独おじん2人。夫婦らしい2人で合計11人。






 12.30分に中大杉の神社へ降り始める。この日このコースを降りたのは我々だけだった。何日か前の足跡があるが、雪が深いので全員カンジキ装着。初めはしばらくなだらかだが、とたんに急坂になる。夏道は大きく切り返してジグザグが有ったような気がするが、足跡は直降下している。一番最後なので、踏み跡の急な所は合羽のまま滑り降りる。






 急坂が済み尾根をしばらく進んだ後、ピークを一つ越え方向を右に変え、急な坂を降りると、青年の家と大杉中町との分岐に出る。12.30分。標識が顔を出していて良かった。青年の家の方へは足跡は無いように見えた。






 ぐるりと回り込んで降って行くと、先っきまで居た頂上が右に見えてくる。







 13.00時に展望地点を通過。13.40分に杉林の急坂を滑り落ちて、大杉中町の足比売神社にたどり着く。











 カンジキを外して乾いた道路を歩く。下大杉町の林道入口にリュックを置いて、弘法水の駐車場まで歩く。駐車場に14.05分に到着。皆様お待たせしました。自分としては思ったより良く歩けた。



          ●次稿2015年・第11回登山は、2/15「西山」へ●




  2013年11月30日(土)14回 弘法水より「動山」頂上往復



 時雨れる日が多くなった。N氏の情報では先週奥医王山に登ったら30cmの積雪だったという。そろそろ雪の季節、小屋のある山が良くなった。と云う事でS女史と
「動山」へ登る事になった。小屋もあるし、ひょっとすると雪もあるに違いない。8.30分、せせらぎの郷で待ち合わせ。8.55分に弘法水駐車場。車三台。







 初めは全然雪は無かったが、少し登ると雪が出てくる。









 兜山が見え、鈴ヶ岳が見え、大日山も見える。今日は予報より天気が良い。







 頂上近くのなだらかな直線登山路。ゆっくりゆっくりと登ったので1時間40分もかかって頂上到着。10.35。







 小屋には7.8人の大パーティが入っているようだ。加賀平野の方は晴れている。ドーム、木場潟。









 那谷寺奥の「円行山」の建物が目の下だ。








 小屋もドーゾお入りと云われたが、あまり寒くないので外で食事。








 小屋には新しいドラム缶ストーブが入り、煙突が外へ出ている。今から冬は快適かな。薪は持参すべきか。









 11.25分、能美市のグループに別れを告げて先に下山開始。


 11.35分、登山路にある「観音岩」。下に観音像が置いてある。S女史はこの岩を「こもかけ岩」と思っていたらしい。この下のロックガーデンには入り込んだことが無いらしい。


























 ロックガーデン入り口にリュックを置いて、「こもかけ岩」を案内する。一番奥にあるのが「こもかけ岩」だと思う。立札は風化しており読めない。




 この岩がこもかけ岩だと思うが、別に子供たちがいっぱい乗っている岩に「こもかけ岩」と書いたブログも見た事がある。




 久しぶりにせせらぎの郷で風呂に入る。



             **次回登山は、12/7「別所山」へ**




  2013年01月13日(日)13回 弘法水-「動山」頂上-中大杉




 
今年の新年会登山は「動山」になった。待ち合わせの瀬領町の「せせらきの郷」の「冬桜」、期待していたのにほとんど全滅。全然咲いていない。なぜだろう?。今日集まったメンバーは5名。一番元気のN氏はインフルエンザでダウンらしい。一方風邪でダウンしていた相棒K君復帰。







 雪で水汲み場まで入れないと思っていたのに、難なく入り込めた。我々の車だけである。用意している間に水汲みの車が到着する。







 9.15分歩き出す。思ったより積雪が少ないし、ちゃんと道が付いている。おまけに予報が外れて天気が良くて暖かい。9.50分、久しぶりに相棒K君宗匠の抹茶休憩。8人のパーティが追い越して行った。







 10.50分、ロックガーデン到着。大きな岩の上に人が手を振っている。コモカケ岩に入る道はいつの間にか通り過ぎてしまった。








 小屋は満員で入れないなーと考えていたが、暖かいので小屋の中より外の方が気分が良い。我々5人、他に8人のパーティが外。小屋の中にも数人。単独登山も2名くらい。





 薄曇りだが白山はバッチリと見える。





 我々も白山の見える所に陣取って、ノンアルコールで乾杯。今年も宜しく。鍋に舌鼓。S女史、いつもありがとうございます。1時間40分も長居して下山開始。戻るか中大杉下山口の方へ進むか迷っていたが、単独登山者がカンジキを履いて先へ進み、大パーティもカンジキを着けて先へ進んでいった。我々も中大杉へ降りる事にした。






 大勢歩いたあとなので、我々はカンジキを着けなくても楽に歩ける。13.25分、青年の家と中大杉との分岐に到着。8人のパーティは青年の家の方へ降りたようだ。中大杉への道はカンジキ跡が一つになる。13.50分展望地点に到着








 谷を隔てて、さっきまで居た動山の頂上が目の前だ。14.25分、下の足比売神社に降り着く。中大杉より下大杉まで20分。林道を10分登って朝置いた車に到着。14.55分。カンジキ初体験の予定のH女史とN女史、今日はとうとうカンジキを履かなくて終わってしまったね。


 せせらぎの郷で温泉に入る。



               **次回登山は、1/14「鳥越城山」へ**
 



  2011年12月23日(祝)12回 弘法水より「動山」頂上往復




 
「加賀の里山逍遥の会」と私が勝手に名づけた会も、なんとか存続している。会員も5人に固定されたようだ。しばらく全員そろって登っていないので、今年の山歩き納め忘年会を計画。小屋のある「動山」に登る事にした。クリスマス寒波の襲来で全国的に大荒れの予想。平地でも積雪するとの事だったが、朝起きたら街には積雪が無かった。9時にせせらぎの郷。車2台に分乗して大杉町の弘法水まで入り込む。もう水汲みの車が入り込んでいて、その轍を踏んでなんとか入り込めた。







 9.30分登山開始。車は置いてないが、今日登った足跡がある。







 積雪は10-15㎝位か。昨夜降ったらしい。細かい枝に雪が積もって綺麗。







 ロックガーデンの入り口を過ぎて、登山路は大きな岩の横を通る。下にいつも小さな地蔵さんが座っている。今日はなぜだか特に可愛らしい。この先で男性二人組が下山してきた。足跡の主らしい。朝が早くて弘法水まで車は入らなかったようだ。








 10.50分、頂上到着。積雪50㎝くらいか。1時間20分掛かって最後尾で到着。早くも小屋で火を起こしていた。








 今日は寒くて誰も登ってこないだろうと、小屋を貸し切って料理開始。







 部屋の隅に置いてある雑木を切ったのを使わせてもらう。まだ半分生木で火が付きにくいし、煙もうもうで、入り口の戸は開け放し。それでも小屋の中は随分暖かい。







 火の回りに集まって立食パーティ。豚汁とホルモンと野菜の炒め。いつも食べるばかりで、コンロや材料用意など、全然手伝わなくて誠にすまないと思っています。今年一年楽しい山歩きを有難う御座いました。来年も宜しくと、アルコール無しのビールで乾杯。記念撮影。




 下山しようとしたら入れ替わりに男女二人のパーティが登ってきた。
このHPを参考にされているとの事で恐縮。案外とこのHPは人気があり、見られているかもしれないぞ。



 12.40分頃下山開始。寒波で気温は低いが、歩いていれば何とか寒くない。小雪が降ったり止んだりで、枝の雪がまだ残っていて綺麗だ。降りるスピードの速い事、30分くらいで先頭は降りたようだ。私は最後尾で40-50分掛かった。それでも早い早い。




 全員せせらぎの郷で温泉に入って解散。来年もまた歩きましょう。温泉の横の冬桜は、雪の中でもまだ咲いている。良いですよ、ぜひ見てほしい。4-5本はありますよ。




 

  2011年10月22日(土)11回 弘法水-「動山」頂上-中大杉



 表日本は大雨、北陸もだいぶ降るらしい。朝起きたらやっぱり雨だ。それでも少しだけ歩いてこようと
「動山」に出掛ける。一週間ほど前H君がこの山に登って、情報をメールでくれた。それを読んで久しぶりに登りたくなった。天気が悪いので今日は一人だ。
 8.50分、弘法水に到着。誰も居ないし車も置いてない。さすが今日は登る人は居ないようだ。それでも雨が止んできた。地理院地図には、この林道を直進して峠まで上がる道が記入してある。今は無いようだ。




 9.00時に歩き出す。急な岩尾根を登り、横にトラバースすると、大日山方面が開けてくる。9.50分。雨が上がり雲が湧いてきて、幻想的な雰囲気だ。左から大杉兜、鈴ヶ岳、大日山は雲の中、右端は富士写ヶ岳。




 10.10分。分岐に荷物を置いてロックガーデンに入る。藪が切り拂われていて、以前より大きな岩が良く見えるようになっている。一番奥の岩が、左の「コモカケ岩」である。














 10.30分頂上到着。雨だから小屋に入って食事と考えていたのに、晴れてきて暖かい。外に陣取ってパンをかじっていたら、段々白山が見えてきた。




 小松市街の方も晴れてきた。




 北の方にも山並みが続いている。こちらは山がごちゃごちゃとあって、判別が難しい。





 山の上に大きな建物がある生雲の「円行山」が見え、その右が「三童子山」で、ずーっと尾根を辿ったら、木の間からようやく「鞍掛山」が見えた。


 西俣町から「鷹落山」を経由して、若い男性二人が登ってきた。朝、雨だったので、まさか登山者が居るとは思はなかった、と彼らは云った。こちらも同じ思い。





 「奥三方」に登る予定だったが、雨なので、小屋のあるこの「動山」に登ったという二人だけが、今日の登山者だ。二人とも私と同じ小松市在住だ。どうもこのホームページを見た事があるらしい。再会を期して記念撮影。学生さんかな?。これからまた「鷹落山」まで戻るのだそうだ。大変だ。






 1時間半以上も長居して、中大杉に向けて下山開始。急坂を降り、青年の家への分岐を右に登り、細い尾根道を行く。頂上が見渡せる地点で休憩。そこから少し降りると分岐の標識がある。中町へ0.4㎞・神社へ0.4㎞と書いてある。H君の情報とは、この中町へ降りる道は、途中で藪になっているから降りないようにとのメールだった。





 そういえば数年前には、ここにロープが張ってあり、通行止めになっていたような気がする。今はそれが無くなっている。彼は藪を漕いで国道まで出たようだ。入り込まない方が良い。




 13.50分、足比売神社の横に降りる。13.50分。なんと鳥居前の「夫婦杉」が一本になっている。倒れたので切った模様だ。かわいそうに、私と同じ身・・










 30分掛けて弘法水まで車を取りに戻る。民家の庭の「ホトトギス」がきれいだ。







  2010年05月27日(木)10回 青年の家より「動山」頂上往復





 運動のため低い里山ばかり歩いている。自分が暇だとメールで声を掛けて、同行者を募る。老人の相手で迷惑かもしれないが、皆様付き合ってくれて感謝している。運動ですから少々の雨でも出かけることが多い。今日も小雨。だんだん止んでくるはずだが。
「動山」の青少年の家コースは、まだ一度しか登っていないので、復習のために選んだ。せせらぎの郷で待ち合わせ。九時に上大杉の青年の家に到着。








 青年の家は無人。ここを閉鎖して移転するらしい。中大杉の少年の家に新しい青年の家が併設されるようだ。
 建物右の登山路は、竹薮だ。荒れた竹薮で、竹の子を掘った痕が多数。









 尾根まで上がると「ナルコユリ」がブラブラ。そのほか「フタリシズカ」もある。










 10.20.中大杉の神社から上る道が、合流する地点通過。









 大きなつぼみの「ササユリ」を多数見かける。











 11.05.頂上到着。記念撮影。今日は三名である。








 小屋に入って昼食。雨は止まない。コーヒータイム。
12.25.下山開始。










 14.00.車に到着。青年の家の玄関先で「抹茶タイム」。お茶を頂いていたら、玄関先のポストに、郵便集配のバイクが来た。このポストまだ生きているようだ。








  2010年01月10日(日)9回 弘法水より「動山」頂上往復





 きのう鞍掛山に無事登れた。それならば
「動山」も登れそうだ。9.20に瀬領町のせせらぎの郷で待ち合わせ。老人コンビとN女史の3人パーティ。9.40下大杉町の道が広い所に車を置く。弘法水までの林道は轍があるが、どうも通れるか危なそうだ。9.50林道に入り込み、10.05.弘法水に着く。小さなショベルカーが入って除雪の最中だ。









 登山路に入ると踏み跡が続いている。思ったより歩きやすい。いつの足跡だろうか。










 10.30.緩やかな所に出たので抹茶休憩。30分。ここらあたりでカンジキを装着した跡がある。












 それにしても夏道は判らないが、ふみ跡はベテランらしく夏道に正確のようだ。雪が深くなった。新雪がきれいだ。




 一度折り返して斜面を巻くが、もし踏み跡がなければどこが道か判らないだろう。















 大きな岩の横を通る。ロックガーデンが始まったようだ。










 11.45.こもかけ岩への分岐通過。12.10.ようやく最終で頂上の一角に到着。雪原で避難小屋がうずもっている。方位盤が全然雪の下だ。








 一番遅れて到着したので、みな小屋に入って誰もいない。私も中に入って驚いた。先客がいた。おっさん五人と犬二匹。酒盛りの最中である。きのうの足跡かと思っていたのに、今日の五人のふみ跡だったのだ。道理で我々が歩き易いはずだ。








 炭火があり、河豚ヒレ酒にぶどう酒、自家製の薬草精力酒、私が飲めないと断ると、焼き芋に焼き鳥と熱いのが出てくる。飲める相棒は出来上がりそうだ。いずれもベテランらしい。山談義に話が弾む。いずれも近くの人で鈴ヶ岳を愛する会の人らしい。









 どうも「笈岳」で遭難を起こしかけて、ニュースに成った事があるようだ。一人滑落し、翌日無事見つかって事なきを得て、方々謝って歩いたらしい。そういえばそんな新聞記事を読んだ覚えがある。








 頂上の標識は私より高いはずだ。積雪は170-180㎝はあるようだ。この先踏み跡がない。まだ誰も歩いていないようだ。















 一時間半も騒いで、お先に下山開始。13.35.分。










 こもかけ岩分岐に荷物とN女史を残して、腰までのラッセルで写真を撮ってきた。




 その間に五人組は先へ行っている。平茸を見つけて少し降りたN女史に、みんなが指示の声を掛けている。




 少し明るくなって背後の稜線が見えてきた。









 15.10.弘法水に到着。ここまで除雪されたようだ。水を汲む人の為に除雪するようだ。20分林道を歩いて車まで戻る。15.30。

 一日子供のように雪の中を転げまわった。雪道は疲れるがなぜか楽しい。








 

  2009年08月24日(月)8回 西俣町より「動山」頂上往復



 テレビを見ていたら、小松の西俣の自然探訪を放映していた。涼しい滝の話である。「西俣大滝」。そして「十二ヶ滝」も映った。そしてこの滝の近くのドームのある喫茶店「花・水・樹」のマスターも画面に現れて喋っていた。このマスターにはお世話になったことがある。「波佐羅」と言う三角点を探しに行き、帰りに迷子になりこの喫茶店に辿り着いたことがある。そしてマスターに山に置いた車まで送ってもらったことがある。所で「十二ヶ滝」の駐車場に「西尾八景」の紹介の看板がある。七景は尋ねたが、この中の「西俣大滝」だけはまだ観た事が無い。






 そこでその「西俣大滝」を見て、同行のS女史がまだ登っていない、西俣から
「動山」に登ることになった。今回も半日登山で、12.00.に「せせらぎの郷」で待ち合わせ。布橋へ抜けて岩上町から右へ西俣町の方へ入る。町を抜けると道は「動又林道」になり基点の標識がある。「西俣大滝」の矢印標識もある。少し走ると左に「西俣林道」が分岐している。動又橋を渡って入り込む。野菊が咲いている。「シラヤマギク」かな。






 700mほど入り込むと案内板が建っていた。「ここより500m、徒歩八分。滝は50mあり四段になっている。上から15m、20m、8mと連続的につながっている。展望台よりは下の滝しか見えないが、秋には上の滝が見えることがある。」と書いてある。




 12.30.滝に到着。もっと大きい滝を想像していたので、小さくてびっくりする。水も少ない。下の滝しか見えない。少し拍子抜け。 









 小さい白い花があちこち咲いている。「ゲンノショウコ」だと思う。














 赤白の「ミズヒキソウ」も咲き出した。


















 黄色の「キンミズヒキソウ」もいっぱい咲き出した。




 車まで戻り今度は動又林道を進む。左に水谷小屋がある。小川に掛かる橋は直して渡れるようになっていた。小屋にはトイレがあるらしい。







 先を進んで右に登山口の林道分岐まで来たが、なんとなく様子が違う。登山口の標識が無い。はてな、と林道をもっと進んで先まで行って見るが、やはり間違いが無いので、戻って分岐に車を置く。










 13.20.「オトコエシ」が咲いている道を歩き出す。凄く荒れた林道が済むと、杉林の中の登りと成る










 登り切ると尾根の上の登山路に出る。13.45分。我々が登ってきた登山道はほとんど使われていない様だ。








 ここからは良く歩かれたいつもの道となる。
 「シュロソウ」と言うらしい。赤くなっている。

 すぐ急なロープの下がった急坂になるが、あとは段々と登って右手東側の展望が開けてくる。大倉岳が目の前だ。










 14.40分頂上に到着。白山は見えないが展望は良い。大日岳が良く見える。右より加賀甲、大日、手前の鈴ヶ岳、越前甲、大杉兜だろう。







 ゆっくりとお湯を沸かしてコーヒーを入れて、同じ道を下山する。車到着16.20.



 

   2008年11月12日(水)7回 西俣町より「動山」頂上往復





 10月末に、五百峠から大倉岳に登ったとき、帰りに五百峠より「西俣・創造の森」の標識のある「林道・動又線」を降りてみた。林道は細いが舗装はしてある。大日岳が見える「大日展望台」を通り「創造の森」に出た。案内図があったので眺めていたら、動山の登山路が小さく書き込んであった。気をつけて車を走らせていたら、林道分岐に登山口の標識を見つけた。








 今回はこの登山路で
「動山」に登ってみようと、相棒K君に同道を頼む。7.45.せせらぎの郷で待ち合わせ。私の車で、せせらぎの郷から横の林道を越え、布橋へ出て、岩上の集落より西俣の道に入る。鷹落山の下山路を過ぎ、段々山へ入ると左に「水谷小屋」らしきものがある。トイレもあるはずだが、渡る橋は通行止めになっており、荒れ果てているようだ。その先700メートルに、右に戻るように林道が分岐している。車で入り込んでみたが、道が細くて荒れ果てていて、通行不能で50mでまた戻って林道分岐に車を置く。






 林道分岐に、草に埋もれて標識がある。動山1680m。水谷小屋700m。展望の丘1450mと書いてある。8.25.歩き出す。ほぼ山に向かって真っ直ぐに道は続く。荒れた林道が細い登山路になり、杉林の斜面を登ると尾根の上にたどり着いた。8.45.。










 登山路は何処に続いているか心配だったが、たどり着いた尾根は、見覚えのある場所だった。ちゃんと標識がある。動山頂上980m。展望の丘1690m。今登ってきた道のほうへ1440mとあるが、標識が熊にかじられていて字が読めない。すぐ側に、上大杉の青年の家と、中大杉の足比売神社に降りる道の分岐がある。以前ここで休んでお茶を飲んだことがある地点だった。




 思ったより頂上に近い地点だ。ここからだと弘法水から登るより近いかもしれない。尾根道は紅葉している。段々お天気が良くなってきた。




 9.45.頂上到着。白山は頂上に雲が掛かっているが、天気が良くなってきているので、待てば晴れるかもしれない。まず紅葉の下で、相棒K師匠のお手前で薄茶を一服。平日で頂上は貸切だ。




 平野もすこぶるよく見える。鞍掛山、三童子山。柴山潟、木場潟。日本海。方位盤の下に三角点。






三角点情報「動山」
三角点名・動山
等級・三等三角点
標高・604.25m
所在地・石川県小松市大杉谷町




 早めにお湯を沸かして食事にする。





 白山の頂上に掛かっていた雲が取れてきた。なんと2時間も長居していた。11.45分、下山開始。12.25分、尾根上の下山路分岐。12.40分、車に到着。










 帰りは五百峠まで登って尾小屋経由で帰ることにする。創造の森中心部に着く前に、林道の右側が広くなって駐車出来る所がある。そこにも「動山登山路」の標識がある。斜面を降って行く様な道で、覗き込んで見るが藪に覆われている。
 

 創造の森の中心部に「滝上小屋」なるものがある。やがて大日岳方面が望める「大日展望台」を通って五百峠に着く。ここから先頃まで居た動山がよく見える。





 家へ帰ってから、デジカメで撮ってきた「創造の森案内図」の看板を拡大して読んでいたら、なんと「展望の丘」の記入があった。それは帰り道に寄った「動山登山路」の標識が立つ駐車場の事だった。展望が利かない場所なので気が付かなかった。相棒に「大日展望台」が「展望の丘」かも知れないねと話したのは間違いだった。青年の家から登ったとき、「展望の丘へ980m」の標識があったが、ここに通じていたのだ。これで展望の丘の疑問はすべて解けた。





  2008年03月25日(火)6回 青年の家-「動山」-「鷹落山」




 5日前、中大杉町から動山登山中に、女性三人組が青年の家から登ってきて追い越していった。私は未だこのコースを歩いていないので、相棒と、上大杉町の青年の家から「動山」に登り、「鷹落山」まで縦走する事にした。










9.30分に打木町より林道に入り、いつもの鷹落山登山口に相棒の車を置く。上大杉町の青年の家に10時、私の車を留める。









 5日前にあった登山口の雪はすっかり消えている。全日本鉄人レースの標識が残っている。大杉町で行われる鉄人レース登山は、ここが出発点らしい。歩き出しすぐ右の斜面に取り付き尾根上にでる。地図記入の登山路登山口と少しずれている。








 今年初めて「イワウチワ」を見つける。そろそろ咲き出した。嬉しい。











 「スミレ」も咲き出した。










 尾根から急な斜面の登りになる。地図には462mのピークを通る登山路が記入されているが、ピークは通らず右に巻いてゆく。11.10分、三叉路に標識がある。直進すれば段々降りてゆくようで、多分五百峠の方へ降りる道のようだ。標識に拠ればこの先960mに「展望の丘」が有るらしい。三叉路を左折して戻るように、ピークを巻いて残雪のある崖道を行く。





 少し登ると頂上まで2Kの標識があり、前方にようやく動山が見えて来た。




 ピークを巻いて一度下り、なだらかな尾根をしばらく行くと、左から中大杉からの道が合流してきた。11.40分。ここから先は5日前歩いた道となる。陽だまりで抹茶一服の休憩。地理院の地図に記入されている登山路は、現在の道とは大分違うようだ。




 12.50分に頂上到着。5日前とは大違い、雪が消えて地面が出ている。お天気が良いので小屋へは入らずに、外の陽だまりで昼食。




 春は急ピッチで近ずいている。純白の白山は何時見ても神々しい。コーヒーカップを片手に、頂上を歩き回り眺望を楽しむ。一時間ほど居て「鷹落山」に向けて出発。
 青年の家から頂上まで170分。でした。
























 13.45分、動山を出発して
「鷹落山」に向けて出発。三角点より、北の斜面の道を降りる。北に向いているので雪が残っている。10分ほど降りるとシャクナゲの木の側を通る。動山の項に載せた2006.4月のシャクナゲだが、あの時よりも蕾の数が少ない。数える程しかない。
 14.10分に鞍部に降り立つ。相棒はここを「イタヤカエデの鞍部」と言う。標識の付いた木がある。ここから緩やかな尾根道となる。加賀地方の国道8号線を走っていると、動山より鷹越山の稜線がいつも見える。動山の方が高いので下り道のはずだが、思いが違った。ピークが幾つもありアップダウンが思ったより激しい。







 鷹越山は大きなピークが3っあり、その一番北のピークに三角点があり頂上である。しかもピークの中で一番低い。だから動山から縦走すると頂上が見えない。頂上かと思うピークを5.6回も通る。やっと「蓮如山」の分岐に着き、左折して8分で頂上に着く。









 今日は未だ展望が良い。












 15分程居て、前回、積雪の中を降りた道を降りる。もう全然雪はなし。40分ほどで朝置いた車にたどり着く。16.40分。


 上大杉青年の家から動山頂上まで170分。
 動山より鷹越山頂上まで90分。
 鷹越山より車まで40分掛かりました。結構長いコースでした。


 

    2008年03月20日(木)5回 中大杉-「動山」頂上-弘法水





 今年最初の「動山ゆるぎやまは4日前に奥城山からに登ったとき決めた。雪が見えなかったのでカンジキは必要なしと思われる。















瀬領町のせせらぎの郷で、相棒と8.40分に待ち合わせ。お天気は良くないが予報では段だん良くなるという。下大杉町の「弘法水」に車を一台置き、中大杉町の「足比売神社」の夫婦杉に車を留める。神社の左横の階段を9.05分に登りだす。













 マンサクが咲いている。もう春だ。マンサクは春にまず咲くが語源らしい。【これはマンサクではなかった。ダンコウバイらしい。】







 9.55分、動山が見渡せる展望台で休憩。抹茶を一服。動山に弘法水からの登山路が俯瞰できる。頂上はガスが掛かっている。地図を眺めていたら、この展望台の真下が弘法水であることが判明。


 所で「展望の丘」という標識が尾根の縦走路に建ててある。今までここが展望の丘だと思っていたが、どうも間違いらしい。ここは単なる展望台で「丘」は別にあるらしい。推測では大倉岳方面へ下りる道らしい。





 10.30分、縦走路の尾根に到着。右に降れば「青年の家」と矢印があるがまだ歩いたことが無い。左に頂上を目指す。途中で女性3人が、あっという間に追い抜いていった。初めは子供達かと思ったが、そうではなかった。それでもこのやや若い女性3人組は、青年の家から登ってきたという。道は登り易いとのたもう。









 頂上が近ずいてきたら、さすが残雪が多い。彼女たちの足跡を辿る。










 彼女たちが早くも降りてきた。入れ替わりに我々が11.20.に頂上到着。結構残雪が多い。










 小屋に入って昼食。1時間以上も長居する。遠望は利かないが近くの山はまずまず見える。休日なのにほかに登山者は登って来なかった。








 12.30分下山開始。弘法水へ降りる。途中ロックガーデンを廻り、こもかけ岩に挨拶。13.35分に弘法水に到着。





 大杉中町より頂上まで135分。
 下り弘法水まで65分。



 このあと彼女たちが登ってきた「青年の家」へ寄って見た。ここからまだ登ったことが無いので登山口の確認の為である。青年の家の建物の右の雪の中に「頂上まで3.4k」を見つけた。ここが登山口らしい。今度ここから登ってみよう。


 郷は春だ。この花は梅か桃か杏か?。


 


   2007年01月30日(火)4回 弘法水-「動山」頂上-中大杉



 一月の厳冬期ののハズだが、今年は雪も無いし暖かい。4回目の
「動山」に登ることにしたが、積雪の具合が判らない。多分カンジキも要らないだろうと、K君と小松市瀬領町の「せせらぎの郷」立ち寄り湯の広い駐車場で待ち合わせ。8時20分に私の車に乗り換え、8時40分にはもう大杉町の「弘法水」の水汲み場に着いた。県道のバス乗り場から歩く覚悟だったが、林道の脇にチラホラと雪が残るだけで水汲み場まで難なく到着。今日はまだ誰も登っていない様だ。しばらくして老夫婦の水汲みの車が入ってきた。



 8時45分登山開始。K君は長靴か登山靴か迷っていたが、頂上は雪が多いだろうと長靴を履く。私は年がら年中のキャラバンシューズ、冬用の靴なんて持っていない。








 急な直登の岩尾根は陽が当たり、まるで初夏のようだ










 少し登ると右手に大日山が見えてくる。左より、大杉兜、鈴ヶ岳、大日山、加賀甲、小大日と並んでいる。いずれも去年歩いた山ばかりだ









 9時40分、ロックガーデンの分岐点に到着。ここまでほとんど積雪無し。コースより外れてロックガーデンを周遊する。ここに入り込むと雪が残っている。






 登山路に戻ると積雪があるようになった。足跡があり靴が潜るようなことは無い。






















 10時10分。前方に頂上三角点の上に立つ、方位盤が見えてきて動山頂上着









 まさに快晴、加賀平野も良く望める。誰も居ないと思っていたのに先客がひとり居た。我々がロ
ックガーデンを回っていたときに追い抜いたとの事。




 圧巻はやはり「白山」だ。純白でまさに神々しくて、見飽きない。








 ゆっくりと抹茶を一服して、其の後時間を掛けて昼食することにする。雲ひとつ無い快晴、小屋の中ではもったいないと、外の雪の中に座り込む。











 頂上は全部雪に覆われている。笈・大笠・奥獅子吼方面もよく見える。








 2時間近くものんびりと過ごして、中大杉町の足比売神社に向けて降り始める。
白山に向かって歩き、右に回りこみ急坂を降りる。尾根歩きになる。途中登山路が右にUターンするような所がある。瘤を巻いているのだろうが、戻る感じになるのでハテナこれで良いのかと感じる。




 
 頂上より45分くらいで、青年の家と中大杉への分岐に出る。ここより20分で展望台の丘に着く。今まで居た動山の頂上が谷を挟んで目の前だ。目を凝らすと登りの登山路も俯瞰できる。












 展望の丘より30分ほどで、中大杉町の神社の横にたどり着く。足比売神社と言う変わった名前の神社だ。境内に大きな夫婦杉がある。




 下大杉町までぶらぶらと20分ほど戻り、又、車を置いた弘法水まで10分ほど歩かねばならない。















 
せせらぎの郷の温泉に入って帰る。



 

  2006年04月30日(日)3回 蓮如山-「鷹落山」「動山」-弘法水





 3回目の
「鷹落山」はK君と二人で、蓮如山・鷹落山・動山の三山縦走と決め、車一台を下大杉の弘法水前に置き、せせらぎの郷の横より国道416号線の布橋に抜ける。



 国道脇の十二ヶ滝には、端午の節句も近いので、鯉のぼりが泳いでいる。





 9時半滝上集落の鱒留メ滝の前より登り始める。セメントの石段が続き、「稚児ユリ」、「イカリソウ」が目に付き、長円寺住職遭難碑を過ぎ、由来碑を見て30分で蓮如山頂上に着く。咲き出したツツジの向こうに平野と小松ドームが見える。反対側には大倉岳が近い。




 蓮如山の碑より後の展望台までのぼりここより縦走となる。一度上大杉より打木に抜ける峠まで降り、また登りになる。尾根上より外れている鷹落山の頂上が右に見えてくるとあとわずかだ。新芽が吹き出した尾根は気持ちがよい。






 尾根筋より右へ5分ほど入ると鷹落山の頂上である。何時来ても眺めのよい山である。白山は霞んで見えないが大倉岳から獅子吼方面がよく見える。蓮如山より1時間20分掛かった。



 今日はこれより動山まで縦走の予定である。










 3度目の
「動山」は鷹落山よりの縦走である。鷹落山には大きなピークが3つある。その一番北のピークに三角点がある。昼食は動山で食べる事にして出発。縦走路まで戻り初めて歩くコースに歩き出す。3つ目の大きいピークを越えて少し降りると、それからはほとんど平坦な尾根が続く。向こうに動山の頂上が段々近くなってくる。







 動山より縦走してきた女性のパーティが、すぐ其処にシャクナゲが綺麗に咲いていると、口々に教えてくれる。それを励みに頑張って歩くが、なかなか現れない。さっきの若き女性のパーティがシャクナゲだったのか、と思うくらいだ。動山への最後の急坂をほとんど登った頃、やっと「シャクナゲ」が咲いていた。






 鷹落山を出発して1時間半の、午後1時に「動山」の頂上に着く。振り返ると越えてきた鷹落山が大きい。




 黄砂の影響かはっきりしないが白山も見える。まだ純白の大日山が兜山や鈴ヶ岳の向こうに見える。白山ではなく大日山をバックに記念撮影。




 鞍掛山の向こうに加賀市の平野も見える。180度眺望の良い山である。富士写岳、大倉岳、奥獅子吼山など全部見える。満足してお湯を沸かしてゆっくりと昼食。




 1時間ほど居て下山開始。日曜なのに頂上は我々二人だけだった。途中ロックガーデンを回る。下に観音像の置いてあるのが「観音岩」。大きな庇のある岩が「こもかけ岩」と言うらしい。
































 1時間で、朝置いた車までたどり着く。


 蓮如山登山口の滝上町に置いた車を取りに戻り、せせらぎの郷で温泉に入って帰る。


 

  2005年07月18日(月)2回 中大杉-「動山」頂上-弘法水





 今年2度目の
「動山」登山は中大杉町より登ってみた。弘法水登山口の白山神社の前を通り過ぎ、次の集落、中大杉のバス停の百m手前が、道路が広くなっているので車を置く。すぐそばに林道の入口があり、100mほど入ると「村社、足比売神社」があり鳥居前に夫婦杉がある。









 この足比売神社の左に「大杉防雪の森」の案内板があり、動山登山道の標識もある。








 いきなりの急登で防雪の森を抜けると、なだらかな気持ちの良い尾根の雑木林になる。途中左に台形の動山頂上が望める所がある。右の林の間より、兜山、鈴ヶ岳、大日山と望める。歩き出して1時間で、頂上より大杉青年の家へ降りる主尾根にたどり着く。左折して頂上を目指す。最後はなかなかの急坂である。





 今日あたりから梅雨が明けそうで、日差しが暑くて、足がはかどらない。分岐より1時間でようやく頂上にたどり着いた。先客は1名。珍しく若い人である。やがて青年の家の方へ降りていった。


 一人きりの頂上は、「ナツツバキ」の大きい木が多くある。この前来た時は気付かなかったが、今は木下に花がいっぱい散っている。白いツバキもいい物だ。






 頂上から見た、左より、兜山、鈴ヶ岳、大日山の三山。6月に兜山に登ったので、識別出来る様になった。













 ロックガーデンをゆっくり回って弘法水まで1時間20分でした。冷たい水をたらふく飲み、車まで30分かけて歩く。


















     ◎次回は、7/20「粟津岳山」へ◎


     
 

  2005年05月16日(月)1回 弘法水より「動山」頂上往復






 
「動山」ユルギヤマともユルギサンともいうらしい。小松の自宅を出て、国道416号線を山に向かい、途中、長谷町で尾小屋方面よりはずれ、右に大杉町に向かう。30分で下大杉町に着く。左側の白山神社の前に、動山登山口の石碑がある。四角い石の真ん中に四角い穴のある変わった石碑である。









 乗り入れると神社の横を通り、暫くで「弘法水」の前に出る。由来板によれば、「この先に大岩在り、1200年前に山より雪崩と共に落ちてきた。そのとき美女がその上で舞っていた。ゆえに女郎岩という。春になり若き修験僧来たりてその上で修行する。ややあって彼方に石楠花を見つけ、近寄ってみれば根元の岩より水が滴り落ちていた。僧は金剛杖にて突けば清水昏々と湧き出した。僧は若き日の弘法大師であり、水は今日まで村人に重宝されている。」







 弘法水の前に車を置き、前の小橋を渡り杉林の中を登る。尾根に取り付けばゴツゴツの、岩のむき出しの直登の道である。どんどんと標高を上げてゆく。大日山が見える。














 1時間で左にロックガーデンの入口分岐に出る。入ってみると大きな岩がどかどかとある。この岩は「こもかけ岩」である。山名の動山(ゆるぎやま)もこの巨岩群に由来するのだろう。また戻って登り始めると少し緩やかになり20分で頂上にたどり着く。













 他の山から動山を見ると台形に見えるように、頂上は広い。まず目に付くのは「白山」。今日は天気が良くてよく見える。大日岳もまだ雪が残る。鷹落山へ続く道が方位盤の横より降りている。









 振り返れば日本海の方も見晴らしがいい。この山が人気なのはこの眺望によるものだろう。











 方位盤と避難小屋があり、今日の先客は子供一人連れた若き夫婦だけだ。さっきから鶯が啼きっぱなしである。三角点は方位盤の下にある。






 おむすびを頬張り、又の登山を心に期して同じ道を降りた。車まで60分。
            


         ◎次回は、5/21「鳥越城山」へ◎


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