2006.9.より登山順
[百名山] 五龍岳未踏 2814 m (長野県大町市)105 [県外] 小遠見山 2007 m (長野県白馬村) 白馬五竜高山植物園 |
第4回 2021.07.21. ゴンドラとリフト、地蔵の頭経由で小遠見山。降りは高山植物園経由。 第3回 2019.07.30. ゴンドラとリフト、地蔵の頭経由で小遠見山。降りは高山植物園経由。 第2回 2014.08.02. ゴンドラとリフト、地蔵の頭経由で小遠見山。降りは高山植物園経由。 第1回 2013.06.27. ゴンドラで登り、白馬五竜高山植物園散策。 |
2021年07月21日(水)4回 リフト終点より「小遠見山」往復 里山専門の山歩きだが、夏が来ると高山植物の咲く山を歩きたくなる。コロナで泊りがけの登山はちょっと難しい。半ボケ老人には歩ける所もほとんどない。そして「小遠見山」を思い出した。 S女史と5時に小松を出て、糸魚川から国道148号で南下一直線。白馬村を過ぎ、「白馬五竜」の信号で右折、スキー場へ上がって行く。「白馬五竜テレキャビン」乗り場の駐車場に車を置く。ゴンドラとリフト往復で2600円。 一つ目の建物を通り抜け、二つ目の建物がゴンドラの乗り場である。ゴンドラは8人乗り。登山者は少ない感じ。一直線に稜線迄登って行く。中々高いぞ。 ゴンドラから降りると目の前に「唐松岳」で、左が「五竜岳」。8.50分。 少し下にリフト駅が見える。前方の尾根は「八方尾根」である。お花畑の中を降りてリフトに乗る。 リフトで高山植物園のそばを登って行く。 リフト終点は「地蔵の頭」の下である。 「地蔵の頭」まで184段の階段を登る。トレッキング地図に184段と書いてあるが、数えたわけではない。頂上に地蔵様のいる大きなケルンがある。展望が良いが早くも雲が湧いてきた。9.20分 「地蔵の頭」ピークから一度降りてブナの木の混じる林の中の、急坂の階段を延々と登る。今日は暑い。林の中で風が無い。汗がだくだく。早くもへたばり気味。ようやく「見返坂」に登り着く。振り返ると「地蔵の頭」が目の下だ。大きなケルンである。9.50分。 ここから尾根歩きとなる。 八方尾根を見ながら登る。 「一ノ背・髪」という地点を通る。前方に「小遠見山」のピークが見えてきた。 ここから余り急坂は無い。 「二ノ背・髪」という地点に到着。なかなか「小遠見山」が近づいて来ない。S女史はとっくに頂上に着いて首を長くして待っている頃。バテ気味なのでここに荷物をデポして頂上に登る事にする。 慌てるには訳がある。最終ゴンドラが16.00時で、それまでに戻らなければならない。少しの荷物で出発。「五竜岳」が良く見えてきた。 五竜岳の左に「鹿島槍ヶ岳」が見えてきた。 「小遠見山」と「五竜岳」の分岐まで来た。小遠見山はまっすぐ登る。五竜岳は小遠見山を通らずに行くが、小遠見山を通っても行ける。 上から降りてきたご夫婦が、相棒がお待ちかねですよ、と声を掛けてくださる。 何とか11.30分に小遠見山頂上に到着。男性4人ほど居る。コーヒーを入れて待ってくれていた。ホットで持ってきたビスケットで昼食。五竜岳と鹿島槍ヶ岳。 ここは3度目だが、今までで一番「五竜岳」が良く見える。五竜岳はまだ未踏。初心者向きではない。眺める山である。 隣は「鹿島槍ヶ岳」だ。双耳峰だが、ここからだと重なっていて一つに見える。深いカールがある。若い頃に一度だけ「爺岳」から登った事があるぞ。 鹿島槍ヶ岳の左が「爺岳」らしい。そのずーっと様に「槍ヶ岳」らしきものが見えるという。S女史は目が良い。老人は判別出来んなー。 記念撮影をして下山開始。滞在時間は20分未満。頂上に三角点らしきものがあり、三角点と字が見えるが、調べてみたら昔の三角点らしく、今は使っていない様で地図にも三角点マークが無い。 途中で利物を拾って尾根を降りてゆく。 見返坂まで降りてきた。 地蔵の頭との鞍部から「アルプス平自然歩道」に入る。 シャクナゲ ニッコウキスゲ シモツケソウ 高山植物園に入るとコマクサ満開。ヒマラヤの花もある。 ヒマラヤの青いケシ。 何とか15時すぎのゴンドラに乗れた。 また家まで3時間以上走るが、何とか明るいうちに戻ることが出来た。 里山専門の老人だが、真夏だけはチョット高山気分が味わいたくなる。 ■次回登山は、7/29-30「別山」へ■ 2019年07月30日(火)3回 リフト終点より「小遠見山」往復 今年は高山植物の咲くのが早いような気がする。日程の関係で、花の咲くのを見逃したようだ。一人で白馬五竜高山植物園へ出かける。5.30分に家を出て、白馬町のコンビニでおにぎり購入。白馬五竜テレキャビンというゴンドラの乗り場に到着。8.30分。ゴンドラ、リフト往復2.200円だったかな。 広い無料駐車場に車を置く。ゴンドラへ登る道から花が咲いている。 ゴンドラ終点駅に登ると、そこはもう高山植物園の一部である。唐松岳のに早くも雲が掛かりまことに残念。 リフト乗り場は少し下がった所にある。 植物園のふちを登って行く。 リフトを降りて、坂を登ると「地蔵ノ頭」に登り着く。ピークであるが、雲の中になった。 10.45分、一ノ背髪。10.10分、二ノ背髪。 11.30分に小遠見山到着。 誰も居なかったが、おにぎりを食べていたら、登山客が来た。景色が見えないので、みんなネットに夢中の様だ。 少し下ったら少し霧が晴れてきたようだ。 地蔵の頭のケルンが見えてきた。 降りは地蔵の頭を通らずに巻いてゆく。 「地蔵沼」 高山植物園へ入って行く。 ハッボウウスユキソウ クルマユリ ギボウシ ママコナ ゴゼンタチバナ ショウマ カラマツソウ キンコウカ コメツヅジ ママコナ リョウブ ヤマハハコ ノリウツギ ギボウシ ウツボグサ ニッコウキスゲ シモツケソウ ミヤマボクチ コマクサ ウルップソウ マツムシソウ シロウマアサツキ オタカラコウ ハクサンオミナメシ イブキジャコウ ホタルブクロ ササユリ ホトトギス 本場のエーデルワイス エーデルワイス ヒオウギアヤメ ヒマラヤのケシ ヒマラヤトラノオ クガイソウ ハクサンフウロ 15.00時頃にゴンドラで降りる。 ゴンドラ乗り場の広場にも、花がいっぱい植えてある。 駐車場にバスか5.6台も留まっていた。人気の高山植物園らしい。梅雨は晴れたはずだが、大気が不安定とかで、周りの山が見えなくて誠に残念。 ■次回登山は、8/3-4「尾瀬・至仏山へ」■ 2014年08月02日(土)2回 リフト終点より「小遠見山」往復 五龍岳に登った訳じゃない。五龍岳登山口の「テレキャビン」と云うゴンドラに乗って、標高1500メートルまで上り、五龍岳登山路の「小遠見山」まで往復のトレッキングをしただけである。 里山歩き専門だが、夏の間だけは高山植物見たさに、ロープウェーなどに乗って花の咲いていそうな所を歩いている。今回もメールで呼びかけたら5人になった。しかも私以外は全員女性の熟女軍団。凄いね。凄いよ。 早朝4.30分、小松の市民病院駐車場で待ち合わせ3人載せて、徳光SAで1人拾って、計五人。糸魚川インター下車で、国道148号を走る。二日前一人で栂池自然園を走ったのと同じコース。 栂池への分岐も過ぎて、白馬山麓に登り着くと、八方尾根が見え、白馬三山が見えてきて歓声を上げる。JR白馬駅前を過ぎ、「白馬五竜」の信号を右折すると、直ぐゴンドラ駅の広い駐車場に着く。8.00時。一段高い所の駐車場まで乗り入れた。ゴンドラと展望リフト往復で2.200円。 8.15分。ゴンドラを降りると、アルプス平駅・白馬五竜高山植物園で、八方尾根が目の前に見える。 展望リフトの乗り場は、高山植物園の「ヤナギラン」の咲いている横を少し降る。 植物園を眺めながらリフトで登ると、アルプス平自然遊歩道の入口に着く。8.30分。アルプス平を周るのは帰途の予定。直接「地蔵の頭」に登る。 地蔵の頭ピークは展望が良い。リフト終着駅を振り返る。 大きなケルンがある。 目の前の八方尾根には、早くも雲が出てきた。一度ピークを降りて、トレッキングコースを登り出す。 シナノオトギリ 白いギボウシ ツリガネニンジン 9.10分に「見返り坂」に登り着く。 見返ると、先頃まで居た「地蔵の頭」が目の下に見える。その先に白馬の町が広がる。 キンコウカ コメツツジ 9.45分、一ノ背髪通過 稜線歩きとなるが、ガスが出てきた。 ママコナ 10.05分、二ノ背髪通過 ヤマハハコ ハクサンオミナエシ タテヤマウツボグサ 10.20分、小遠見山到着 頂上は満員。我々はここが終点だが、五竜岳小屋まで登る人も居るのだろう。五竜岳5時間の標識がある。 目の前に五竜岳が見えるはずだが、上は雲に覆われている。手前のピークは「中遠見山」らしい。 ようやく空いたベンチで昼食。我らが熟女軍団。バックに平野が見える。 頂上の片隅にある碑は、どれも遭難碑のようだ。 記念撮影して下山開始。11.05分 ガスの尾根道を降る。 見返り坂を降りて「アルプス平自然遊歩道」に入り込む。「地蔵沼」付近より、稜線が見える。右が唐松岳で、左に五竜岳に続く。一番低い所に有るピークは「大黒岳」と思われる。 地蔵沼は小さい沼だった。水芭蕉が咲くらしい。 「シモツケソウ」 「クガイソウ」「ヤマブキショウマ」「シモツケソウ」 八方尾根の向こうに「白馬岳」が頭を出した。左より白馬鑓、次が白馬杓子、白馬は雲の中。 高山植物園を歩いて降りる。花は時期的に遅くて、終わってしまった花が多い シロコマクサ エーデルワイス ヒマラヤの青いケシ ヒマラヤの? シナノナデシコ ホトトギス 段々きりが晴れて、左に五竜岳が見えてきた。右は唐松岳である。 14.00時にアルプス駅に到着。コーヒーを入れて貰って、又ゴンドラで降りる。 道の駅小谷で温泉に入って帰る。 ●次項2014年・第57回登山は、8/14長野県「蝶ヶ岳」へ● 2013年06月27日(木)初歩き 「白馬五竜高山植物園」散策 五龍岳に登った訳ではない。五龍岳登山口の「テレキャビン」というゴンドラに乗って、標高1500メートルまで上がり、「白馬五竜高山植物園」を一回りしてきただけである。百名山の五龍岳は辛そうだからまだ登った事が無い。80歳でエベレストに登る人が居るので、私にもまだ登る機会があるかもしれないと、一項を起こした。 白骨温泉に泊まり、翌日、松本市の方へ抜け、糸魚川に出て帰る事にした。お目当ては「白馬五竜高山植物園」。一日目は雨だったが今日は止んだ。青木湖を過ぎて道の駅白馬を過ぎた所で、白馬五竜スキー場へ登って行く。広い駐車場に車を置いてテレキャビン・ゴンドラに乗る。往復で1600円。降りた所がアルプス平駅で、目の前の斜面が高山植物園である。遊歩道があり登って行くと小さなピークに「白馬五竜岳・1560M」の標識があった。 この高山植物園に登ってきたのは初めてだが、なかなか広くていろんな花が咲いており良かった。 今日のお目当ての「シラネアオイ」。昨日の雨で花が傷んでいるのは残念。 「クロユリ」 「ミヤマアズマギク」 「ノビネチドリ」 「ゴゼンタチバナ」 「コマクサ」園が広い。 「コマクサ」に白花があるとは知らなかった。 「コマクサ」赤と白のコラボ。 「ウルップソウ」 「チングルマ」 「コバイケイソウ」。乗らなかったが展望リフトがこの上まで上がっている。唐松岳の方が見えてきた。 「オダマキ」 「ミヤマハンショウヅル」。今まで見た事が無い。 「ノウゴウイチゴ」。この間登った能郷白山の能郷らしい。江戸時代の本に能郷白山に咲いている、と載っているらしい 「アオノツガザクラ」 「ヒオウギアヤメ」 「ミヤマキンポウゲ」 「シモツケソウ」 「シラネアオイ」も多い。北陸ではどこに咲くのだろう。富山県の僧ヶ岳に咲くと聞いた事があるが。 7月に入るとまた違った花が見られそうだ。小遠見山へのトレッキングのパーティが歩いている。晴れていれば展望が良さそうだ。 **次回登山は、6/29「西山」へ** |