加賀の里山逍遥  
2005.04.より登山順

鞍掛山の地図を参考までに作ってみました。


[加賀]  鞍掛山 477.71m (小松市滝ヶ原町)6
第29回 2023.11.22. 登りは北電鉄塔コース。降りは西ノ谷コース。
第28回 2020.07.29. 登りは北電鉄塔コース。降りは西ノ谷コース。

第27回
 2019.11.05. 鶴ヶ滝コースで往復。
第26回 2018.08.18. 登り、西ノ谷コース。下り、行者岩コース。
第25回 2018.03.07. 西ノ谷コースで往復。

第24回 2017.04.09. 登り、西ノ谷コース。下り、行者谷コース。

第23回 2016.01.01. 登り、下り、とも鶴ヶ滝コース。
第22回 2015.11.10. 登り、下り、とも塔尾コース。
第21回 2015.03.03. 登り北電新道コース。下り西ノ谷コース。
第20回 2014.09.02. 登り中ノ谷コース。下り西ノ谷コース。
第19回 2014.03.04. 登り行者岩コース。下り北電巡視路コース。
第18回 2013.01.12. 登り、西ノ谷コース。降り、行者岩コース。
第17回 2012.04.04. 鶴ヶ滝コースを往復。
第16回 2012.02.22. 西の谷コースを登り、降りは、とのお新道-巡視路-関電コースで2Pへ降りて町まで歩く。
第15回 2011.12.11. 2Pより関電コース北電コース、とのお新道で頂上。降り展望岩よりTSコース夫婦滝へ降りる。
第14回 2011.03.31. 登り西の谷コース。降り北電コースより関電コースで第二Pに降りる。
第13回 2010.08.25. 登り中の谷コース。下り北電コース。

第12回 2010.05.01. 登り鶴ヶ滝コースより展望岩。降り頂上より行者岩コース
第11回 2010.02.17. 登り北電新道コース。下り西ノ谷コース。
第10回 2010.01.09. 登り降りとも、西ノ谷コース。
第09回 2009.01.05. 登り下りとも、西ノ谷コース。

第08回 2008.11.26. 登り降りとも、搭尾コース。
第07回 2008.04.09. 登り降りとも、鶴ヶ滝コース。
第06回 2008.03.12. 登り、西ノ谷コース。 降り、中ノ谷コース。
第05回 2007.01.05. 登り、西ノ谷コース。 降り、水谷コース。
第04回 2006.05.06. 登り、加賀とのお新道。 降り、行者岩コース。
第03回 2005.08.16. 登り、行者岩コース。 降り、水谷コース。
第02回 2005.06.12. 登り降りとも、鶴ヶ滝コース。
第01回 2005.04.23. 登り、中ノ谷コース。 降り、西ノ谷コース。 

  2023年11月22日(水)29回 北電コース-「頂上」-西ノ谷コース



 天気が良さそう。S女史に近くを歩きませんか?、と相談したら、鞍掛山はあまり熊騒動も無いしいかが?。と云われた。そういえばしばらく登っていない。三年ぶりだ。



 S女史は滝ケ原の住人。第一駐車場で待ち合わせ。平日なのに満車。最後の一枠にすべり込む。遅れまして申し訳ありません。9.45分。











 コース案内板が新しい。「とのお送電線コース」は手書きで載っている。今日はこのコースで登る予定。










 西ノ谷コースの分岐を通り過ぎると、送電線コースの登り口がある。







 急坂を登ると「北陸電力・110番鉄塔」に出る。









 送電線の下の木を切ったらしい。







 ウラジロシダの道を登る。









 尾根の上。「関西電力・鉄塔巡視路」が合流。第二駐車場に下りられる。






 しばらくは緩やかな尾根道。

















 二番目の鉄塔に着く。「北陸電力・111番鉄塔」。向こうに鞍掛山頂上。。休憩。







 通ってきた「110番鉄塔」。









 分岐。北電巡視路は右へ降りて行く。「松賀山」と名付けられたピークに登る。







 松賀山ピークを越える。展望無し。降る。









 鞍掛山ピューポイントの札がある。








 富士写ヶ岳。今日は思いもよらぬ好天気。暖かい。








 「とのを新道」と合流ピーク。








 「あせび台」展望地点。海が見える。








 小松ドームと木場潟。








 また「鞍掛山ビューポイント」。まだ遠いな。








 石仏のある展望地点。








 午後1時を廻って「後山」に登り着く。白山が見えてうれしい。ベンチで昼食。後山は鞍掛山(前山)より10mほど低いが、白山は良く見える。








 白山と別山。








 大汝峰の陰に「剣ヶ峰」が見えるような。








 へたばっていたので1時間ものんびりして、小屋の方へ降りる。







 避難小屋が増設されていた。増設部分は山の学校。入口か小屋の後ろ。部屋は繋がっていない。








 鞍掛山の頂上。方位版の下の三角点。「2等三角点・鞍掛山・478m」







 頂上よりの白山方面。









 大笠山と笈ヶ岳。







 柴山潟。








 木場潟。








 西ノ谷コースで下山開始。老人は下山が危なくて怖い。ロープに掴まりそろりそろり。







 やっと舟見平。









 晩秋は日が短い。夕日で紅葉が奇麗。







 少し暗くなって16.40分に駐車場。我々以外の車は同時に到着。先に帰ったので我々が最後。滅茶苦茶時間が掛かった。普通の人の三倍くらい。恥ずかしい。迷惑かけてすみません。S女史は滝ケ原の住人。野菜を頂いて帰る。いつもすみません。





              ■次回登山は、11/26敦賀「天筒山」へ■


  2020年07月29日(水)28回 北電コース-「頂上」-西ノ谷コース



 今度の土日に一晩泊まって、白馬山麓を歩く予定。その足慣らしに、遅くから「鞍掛山」に登る事にした。10.50分に滝ケ原の第1駐車場でS女史と待ち合わせ。S女史は滝ケ原の住人。






 西ノ谷コースの登山口を素通りして、そのまますすむと、








 右に鉄塔巡視路がある。「とのお・送電線▲登山道」という標識があった。今まで標識は無かった。







 しばらくで「一番目の鉄塔」に登り着く。向かいは「船見平」だろうな。









 続いて「二番目の鉄塔」に到着。11.40分。見晴らしの良い所にある。






 登って来た方を振り返ると「一番目の鉄塔」が見える。遠くに平野も見える。




 鞍掛山は「ウラジロシダ」が多いね。







 谷を隔てて「鞍掛山」が見える。この道は右側の「後山」へ最初に登り着く。まだ遠いな。









 12.30分に「とのお新道」に合流する。右側からとのお新道が登ってきている。左へ「後山」の方へ登り出す。






 「あせび台」という地点を通る。柴山潟と木場潟が見える。








 後山が智被いて来たら、新しい石像があった。初めて見た。








 13.45分に「後山」に到着。昼食。








 「後山」から降りて「鞍掛山」を目指す。鞍部の避難小屋の近くが切り開かれている。避難小屋拡張のためのヘリポートらしい。







 小屋には誰もいないな。










 14.40分に「鞍掛山」頂上到着。





 「柴山潟」






 新しい「鞍掛山(別名舟見岳)由来碑」があった。これも初めて見た。










 少し下山しだしたら、下から登って来た登山者と遭遇。声をかけられる。話をしていて思い出した。4年前に山中温泉奥の「菅倉山」に単独でシャクナゲ探索登山をした時、頂上の4人すべてが単独行の男性だった。それも何かの縁と、記念撮影に入ってもらい、ホームページに載せてある。お互いに名前は知らず小松市二人加賀市二人である。その内のお一人だった。今も時々ホームページを見てくださるようで、相棒S女史を言い当てた。



 今日はトレーニングの鞍掛山登山だとおっしる。頂上からすぐ降りて来て、追い越して下山していった。そして下からまた登って来たぞ。しかも我々がモタモタしている間に、また頂上から降りて来て追い越して消えた。今日は2回で、3回の時もあるらしい。ヒェーーー。16.00時に舟見平。









 世の中には元気な人が居るものだね。私は暑くてへとへと、ようやく登山口が見えてきたぞ。








          ■次回登山は、長野「栂池自然園」へ■



  2019年11月05日(火)27回 鶴ヶ滝コースで「頂上」往復




 手術から三年目と云う事で、この間から内視鏡やCT検査や血液検査があり、結果説明が今朝あった。結果が良ければ、三か月ごとの通院が、六か月ごとの通院になる予定だったが、今日に限って血液検査で引っ掛かった。二か月後の血液検査を命ぜらた。なかなか世の中はうまく行かないものだ。

 診療が早く済んだので、天気も良いし、気分転換に、今年はまだ登って居ない「鞍掛山」に一人で歩きに来た。

 11.00分に山中温泉荒谷町の、石川県内水面水産センター近くの、鶴ヶ滝への駐車場に車を置く。


 鶴ヶ滝不動明王にお詣り。石の鳥居があり石の祠がある。横から「鶴ヶ滝」が見える。滝壺が何段もあり、複雑な滝である。




















 滝に近づく道がある。そのまま上の林道へ登る。林道をそのまま登って行くと登山口がある。木橋が掛かっている。11.30分



















 杉林を過ぎて登りに掛かると、太いロープが現れる。尾根の上までロープは続き、急坂である。





















 地理院地図はここから尾根道になるが、現在は斜面に付いたトラバース道である。左が急斜面で落ちないように慎重に進む。


















 塔尾コースと合流して、杉林を登る。段々と急になると、尾根に到着。12.45分。右へ行くと「三童子山」への縦走路、左に「鞍掛山」の方へ登ると、「後山」への分岐に出る。入り込むとすぐ、後山に登りつく。13.00時に到着。









 









 「白山」がちょっと覗いている。




 後山と鞍掛山の間が、切り開かれている、鞍掛山と金沢の方の山が見える。避難小屋を建て替えるという話を聞いた事がある。




 13.00時に鞍掛山頂上到着。丁度誰も居ない。小屋付近には数人いた。







 昔作った山名札が出てきたので提げた。










 避難小屋の前からでも、加賀平野が見えるようにしてある。




 下山の途中で男性1人登って来た。15.35分に駐車場に戻り着いた。秋は日の暮れるのが早い。樹林帯に入ると暗くて、少し不安な感じになる。用心しなくては。途中で遇った男が戻ってきた。おいてあった車は関西の車だった。話はしなかったが、このコースを登る人は少ないのに、遠い人は特に珍しい。



        ■次回登山は、11/10「火燈山」へ■



  2018年08月18日(土)26回 西ノ谷コース-「頂上」-行者岩コース



 豪雨が去って急に涼しくなった。秋のさわやかな感じだ。しかしこの涼しさもここ2.3日で、また元の酷暑に戻るらしい。この涼しさでは山歩きは出来ると
「鞍掛山」にやってきた。今年2度目である。10.25分。車がいっぱい。まことに人気の山である。人気を避けて北電コースを登ろうと、西ノ谷コース登山口を過ぎて、北電コースの送電線巡視路まで来たら、なんと「進入禁止」の立て札がある。「巡視路」と「とのお新道」に、危険な場所があるらしい。10.35分、しょうがないからまた西ノ谷コースの入口まで戻る。11.30分に船見平まで登り着く。空気はからりとして涼しいが、それでもやはり暑い。



 船見平からしばらくは登りが無いが、頂上に近づくと急な根っこの道と岩場の道が続く。年寄りは時間を掛けてゆっくりと登る。






































 12.35分頃、鞍掛山の頂上到着。白山は見えなかったが海の方は良く見える。頂上は暑いので少し下の木陰で食事中が一組。




 13.05分頃、暑いので避難小屋まで降りて昼食休憩。ここからも下界が覗ける。周りに賑やかにパーティがいたが皆下山していった。






 私も「行者岩コース」を降り始める。13.45分頃「行者岩・トンビ岩」の下に到着。行者岩の下のくぼみに「鞍掛山千手観音」の石像が安置されている。



 涼しいのでまたここでのんびり休憩。



 後は下まで降り、川沿いにぶらぶらと下りる。澄み切った水が見えると、飛び込んで体を洗いたくなる気持ちが起きる。



 林道に珍しい植物を囲ってあった。何だっけなー。思い出した「ツチアケビ」だ。14.50分に車に到着。


















   ■活動時間 4時間30分 Ⓢスタート10.25→(1時間56分)→鞍掛山12.21-12.51(30分)→
         (2時間4分)→Ⓖゴール14.55
   
■次回登山は、8/26岐阜県「乗鞍岳」へ■






   2018年03月07日(水)25回 西ノ谷コース「頂上」往復



 今年の冬は雪も積もり、とても寒かった。それでも三月に入ってようやく、晴れの日が現れ出した。所が老人にはなかなか春が来ない。前歯の一本が虫歯で欠けた。治療中に他の前歯の差し歯が、抜けて無くなってしまった。この無くなった歯の、隣の歯も抜いて二本続けてブリッジにすると医者は言う。前歯三本抜けたお化けみたいな顔、痛め止めを飲みようやく落ち着いた。昨日は晴れていたので、1/20に鳥越城山の林道で、雪の中に無くしたストックの先端部分が、雪解けで見つかるかも知れないと、午後遅くから林道迄行ってみた。林道はその後の積雪で、以前よりも雪が多くて見付からなかった。その帰りに、
「鞍掛山」の登山口の様子を見に寄った。滝ケ原の町を抜けた所で、通行止めになっていた。丁度山から降りてきた人に聞いたら、カンジキは必要なかったと言った。


 8.40分頃に町はずれの広い所に車を置く。この先で通行止めになっている。いつもの駐車場まで1.5kmほど余計に歩かねばならぬ。林道は積雪が残っているが、踏み固めがあり、昨夜寒かったので凍っていて、ゴボル事はない。一緒に出発した人が、ほかの人とあいさつしていた。今年に入って何回目だ?と言っている。話を聞くと、あの人は去年306回鞍掛山に登った人らしい。凄いね。写真を撮ろうとしたら、中にメモリカードが入っていなかった。今日の写真はタブレットで撮ったものである。9.30分西ノ谷コースの登山口に着く。






 尾根に登り着くと思ったほど雪が無い。










 船見平に登る急坂。






 船見平よりの「鞍掛山」頂上。ゆっくりと腰かけて休憩。



 鞍掛山の最後の登りは、雪が凍っていて緊張する。ロープが張ってある。背後に加賀平野が広がる。











 11.30分頃頂上到着。もっと人がいると思ったのに、二人の男性が昼食中。小屋にでも居るのかな?。











 お天気が良すぎて、白山は見えるのだが、なんとなく霞んで見える。










 30分ほど居て下山開始。用心して今日は登って来た道を降りる。


 船見平から下がった所で「マンサク」を見付けた。今年初めて。春は近いぞ。


 14.10分に車まで戻り着いた。




 
 所で山仲間のS女史とは、1/20日の鳥越城山より一緒に歩いて居ない。S女史の娘さんが出産のため帰郷されたようだ。S女史は滝ヶ原町の住人。鞍掛山に登ったので、地元の人に挨拶をしなければと、頂上よりメールしたら、三人目の孫が出来て賑やかになったと返事が来た。


   ■活動時間 5時間22分 Ⓢスタート8.48→(2時間43分)→鞍掛山11.31-12.00(29分)→
         (2時間10分)→Ⓖゴール14.10
   ■活動距離 5.8km  ■高低差 413m  ■累積標高上り/下り 689m/678m

   ■次回登山は、3/11能美市「遺水観音山」へ■






  2017年04月09日(日)24回 西ノ谷コース-「頂上」-行者岩コース




 今日は一人。朝は雨が降っていた。予報では雨が止むとの事なので、どこかへ登りたいと色々考えていたが
「鞍掛山」にした。滝ヶ原町のいつもの所から登る予定。去年の元日に登った以来である。時々老人登山をサポートしてくれるS女史はこの滝ケ原の住人である。今日はお孫さんの入園式か何かで、都会へ出かけているはずである。雨も止んだのでコンビニへ寄り、11.10分に滝ケ原の第一駐車場に到着。お天気が悪いのに登山者は居るようだ。今日は西ノ谷コースを登る予定。



 「タムシバ」がいっぱい開いている。新緑の葉も見られるようになった。




 12.00時に船見平に登り着く。平野の方は明るくなってきた。




 これから登る鞍掛山の頂上は、まだ霧の中だ。到着するころには霧は晴れるだろう





 「タムシバ」は雨に濡れている。「ショウジョウバカマ」がとても多い。




 「マサカキ」に花が咲いている。「すみれ」      「シキミ」の真ん中に一つ開く。




 途中で下山してくる人と3人すれ違った。あとは誰一人とも遇わない山歩きだった。


 13.10分、もちろん頂上にも誰も居ない。日曜なのに珍しい。霧が晴れる予定だったが、辺りは真っ白で何も見えない。お弁当を食べて、記念撮影をして、すぐ下山開始。













 下りは「行者岩コース」を降りる。避難小屋の後ろの木に、こいのぼりがあったが雨濡れて、巻き付いていた。13.30分。








 行者岩の突端の部分の横を通る。









行者岩はとても大きくて全体が撮れない。一番下の部分に凹みがあり、新しい石像が置いてあった。








 この降りは中々長い。


 底まで降りたら川沿いの道を降ってゆく。







 カタバミの花が付いていた。  イチゲの花        14.55分に駐車場に到着。



 滝ケ原の町も桜が満開である。人が集まっている。なにかある様だ。「鞍掛山」の頂上の雲はいつ間にか晴れていた。



 時間はかかったが、何とか鞍掛山も登ぼれたぞー。


     ■次回登山は、4/15「揚原山」へ■


 

  2016年01月01日(元旦)23回 鶴ヶ滝コース「頂上」往復



 元日から山歩きはあまりない。昨年の最終歩きが12/22日だった。ちょっと間も空いたし、暖冬で温かい。天気も今日が一番良さそうだ。急に思い立ち家を出た。ひょっとすると白山が見えるかも知れないので「鞍掛山」にした。



 正午も回って12.05分に家を出た。滝ケ原から登るつもりだったが、車を出してから、しばらく歩いて居ない「鶴ヶ滝コース」に決めた。12.40分に荒谷町の橋を渡った広場に車を置く。最終登山の蟹ノ目山より11日目である。蟹ノ目山の登山口のすぐ近くである。突き当りに鶴ヶ滝への分岐があるが、下の林道を歩く。林道には鎖が貼ってある。またいで渡る。






 滝は帰りに寄るつもり。滝の横を通って林道を歩く。左に橋が架かっている。
「所は下邳の川波に、渡せる橋に置く霜の、白きを見れば今朝はまだ、渡せる人の跡もなし」謡曲「張良の一節を思い出す。







 霜ではなくて雪が残っているが、ウサギか鹿の足跡だけで、人が渡った形跡が無い。13.05分。







 杉林の中を登ってゆくが、突然に小さな尾根に取り付く。階段が続く。太いロープが下げてある。落ち葉が濡れていてよく滑る。13.50分に尾根の上にたどり着く。標識が壊れて地面に落ちている







 ここから尾根の左側のトラバースになる。水平路で歩くのは楽だが、左が急斜面で、登山路が崩れかけ、落ち葉で滑り落ちそうで、気が抜けない。14.05分にようやく、「塔尾道」に合流してホッとする。ここからは前回の鞍掛山登山と同じ道となる。誰にも遇わないと思っていたが、男性一人降りてきた。立ち話、塔尾道を降りるらしい。



 後山に立ち寄らず14.25分に頂上到着。頂上は人で一杯と言っていたのに、3人のおじさんしか居なかった。




 木場潟。




 柴山潟。




 鈴ヶ岳から大日山。白山は裾だけ見えた。3人は降りて行って、一人になった。




 すぐアベックが登ってきて、雪だるまを造っている。白山の雲の取れるのを待ちたかったが、明るいうちに降りないと危ない。15.00に下山開始。




 小屋まで降りたら、小屋の横からも白山が見え、頭が見えそうになっていた。すぐ「後山」に登り写真を撮る。待っていれば雲は取れると確信したが、時間的に無理だな。











 トラバース場所を過ぎ、東に向いて降りかかると、灌木の間に純白の白山が見えた。雲は完全に取れているようだ。









 林道の上から「鶴ヶ滝」の真上に出る場所があったが、滝は撮れない。






 林道から滝へ下りる道はあるが、急坂で危ないので今回は滝の写真は断念。









 16.35分にようやく車に到着。登山路で一人とすれ違っただけの、いつもの通りの山歩きで、今年も始まった。





      ★次項2016年・第2回登山は、1/3「虚空蔵山」へ★



 

  2015年11月10日(火)22回 塔尾コース「頂上」往復




 昨日おとといと雨が降った。今日からだんだん晴れてくる予報。ほんのしばらく歩いてくる予定で
「鞍掛山」に来た。塔尾コースは7年前に一度だけ歩いたことがある。今日は早く帰りたいので塔尾コースにした。ここが頂上まで一番近い。国道8号線の「松山」交差点を山に向かって左折。ずうっと一本道で塔尾町入口の左の、鞍掛山登山案内の看板に出る。この林道を左折して一本道を突き進む。砕石場の先に「とのお新道」の登り口広場があるが、さらに直進すると、突き当りの塔尾登山口駐車場がある。10.05分に到着。一台留まっている。






 靴を履いて出発。川に沿って登ってゆく。昨日の雨で、岩の上に積もった枯葉が、滑ってとても危ない。この山岩が多い。川は一枚岩の長い滑滝が続いている。10.45分に「鶴ヶ滝コース」と合流。ここから杉林の急登となる。11.00時に尾根の上に到着。左が鞍掛山、右は縦走コースで「三童子山」まで続いている。






 後山ピークに寄る。鞍掛山頂上が見える。




 獅子岩に下りる。昔は獅子岩の突端まで進んだものだが、今は怖くて手前で写真を撮る。白山は見えず。鞍掛山スカイラインの山が紅葉している。




 11.45分に「鞍掛山」頂上に登り返す。珍しく誰も居ない。

















 一人で山を眺めて、みかんを食べて20分居た。この間に3人登ってきた。二人はこの山の主らしく見覚えがある。すぐ小屋へ行った。


 12.05分下山開始。避難小屋の横の「ソヨゴ」の木には、赤い実がふさふさとついている。


 13.05分に車に戻る。看板に登り45分。下り30分と書いてあるが、私は倍の時間が掛かる。



      
●次項2015年・第73回登山は、11/14「錦城山」へ●


 

  2015年03月03日(火)21回 北電コース-「頂上」-西ノ谷コース




 朝のテレビのグレートトラバースの田中陽希君に元気をもらい、昨日に続き春探しの山歩き。一人なので歩きなれた
「鞍掛山」にした。10.00時に滝ヶ原町の駐車場に到着。雪はとっくに消え、平日なのに車は10台以上ある。西ノ谷コースの分岐標よりさらに林道を400m程進むと、右に鉄塔巡視路の標識がある。この標識さえ見落とさなければ、このコースは判りやすい。





 110番鉄塔に10.16分。10.38分に111番鉄塔。巡視路は広く手入れされている。途中で「マンサク」の花を見付けた。今年最初の春の花。マンサクは「まず咲く」から来ているという。111番鉄塔より尾根を少し登ると分岐に出る。巡視路は山肌をトラバースして次の鉄塔へ降りてゆく。左にテープがいっぱい下がった尾根道に登って行く。ここから登山路になり、道も細くなり残雪が現われる。




  左手に鞍掛山の頂上が見える。左が頂上、右側のピークが後山、真ん中鞍部に小屋がある。ピークを一つ越え、その先の小さなピークで「とのを新道」に合流し左折して「後山」を目指す。




 12.05分に後山頂上に到着。期待していなかったのに「白山」が見えた。




 この辺りは残雪が多い。柴山潟方面。




 右に鞍掛山頂上。小松ドームから加賀平野方面。








 後山から避難小屋までは、残雪の上を歩く。12.20分。避難小屋は新しくなったようだ。中に4人ほど食事中。邪魔をしないで、温かいので外のベンチで、ポットのお湯でカップラーメン。昨日と同じ。






 12.40分に頂上。皆さんはもう下山したみたいで、誰も居ない。







 西ノ谷コースで下山。14.00時に駐車場に到着。言葉を交わしたのは、登りで追い抜いて行った男性1人と、下りで登ってきた若い女性1人だけだった。春らしきものはマンサクだけ。



        ●次稿2015年・第15回登山は、3/7「遊泉寺砂山」へ●


 

  2014年09月02日(火)20回 中ノ谷コース-「頂上」-西ノ谷コース



 元相撲取りの龍虎さんが亡くなられた。本名鈴木清氏。奥さんの貴子さんは、私の師の観世流太鼓家元の娘さんである。私が師の家へ稽古に出掛けたころは、貴子さんは中学生だった。その後龍虎さんと結婚された。お正月恒例の観世家の打初めに出席すると、龍虎さんも顔を出され一緒に飲んだものである。気さくな人であった。お悔み申し上げます。




 静岡県掛川市の事任八幡宮の石段で、心筋梗塞で倒れたらしい。他人事ではありません。実は私今年一月の、カテーテル手術のその後の、CT検査結果の報告を昨日受けた。まあ―なんとか冠動脈は通っているようだが、心臓は普通人の半分くらいの力しかない、と聞かされてガッカリ。


 まあ、それでも一人で山歩きに出掛けるのは「アルチュウ」歩き中毒である。



 今年8月は雨ばかりの異常気象だった。9月に入ってやはり天気は良くないが、今日だけは陽が差している。龍虎さんの事もあり二の足を踏んでいたが、お昼も近くなって、頂上でカップラーメンでも食べて来ようと
「鞍掛山」へ出かける。11.45分、第1駐車場は満杯の20台位。12時に中ノ谷登山道の入り口。とにかく心臓がパクパクしない前に休憩の、スローペース。このコースは久しぶり。




 林道から登山路に入り、谷沿いに登り、突き当りからロープの下った急登になる。




 頂上まで200mの標示にベンチがあり展望あり。その上さらにロープが続く。



 13.20分に頂上到着。誰も居ない。魔法瓶の熱湯でカップらーめんを食べる。






 白山の方は何も見えず。女性一人登ってきた。

















 記念写真を撮って、14.00時に西ノ谷コースを下山開始。舟見平14.35分。







 雨の日が多い為か、コケを良く見かける。ホツツジが咲いている。



 15.00時、駐車場には、ほとんど車は無し。


          
●次項2014年・第60回登山は、9/2「黒瀑山」へ●

 

  2014年03月04日(火)19回 行者コース-「頂上」-北電コース



 明日から又しばらくは冬に戻るらしい。今日だけは天気が良い。白山が見える所に登ろうと
「鞍掛山」にした。今年初めてである。10.00時に滝ヶ原町の駐車場に着いた。駐車場はいつの間にか綺麗に舗装されている。白い線まで引いてある。平日なのに15台位が停めてある。人気の山だ。雪が無いと見たので、長靴ではなくて登山靴を履く。今年初めて。歩きやすい。







 なるべく静かな道を歩きたいので直進、行者岩コースを行く。10.15分、中の谷コースの分岐通過。








 ずーっと谷を登り詰め、ようやく登りに掛かると「行者岩」に着く。11.10分。大岩の下が洞になっており、行者が修業していたのだろう。







 手前の斜面を登ると「トンビ岩」にでる。下が行者岩、上がトンビ岩、同じ一つの大岩壁である。









 11.30分に避難小屋の前の、観音像に登り着く。小屋の前が切り開かれて、加賀平野の方が俯瞰できる。






 11.40分頂上到着。7.8名食事中。純白の白山はバッチリ。別山も見える。







 小松ドームと、この間一周した木場潟。今日は温かい。白山を眺めながら、持ってきた菓子パンをかじり昼食








 片山津温泉と柴山潟。30分程居て下山開始。避難小屋まで戻り後山へ。加賀とのお新道を降りる。





 

 あせび平を過ぎて少し登った所に分岐がある。13.00時。とのお新道は直進するが、右に折れて目の前の丸いピークを越えて行く。送電線コースだが、標識は無し。






 どんどん降ると送電線巡視路に合流し、一つ目の鉄塔に出る。13.20分。休んでいたら4人のパーティが降りて来た。このコースで人に遇うのは珍しい。初めてだな。







 女性はマンサクの小枝を持っていた。すぐ上に在ったという。私は見逃した。登山路にソヨゴの赤い実があちこち落ちている。ソヨゴの赤い実も終わりのようだ。






 藪ツバキの花を見付けた。









 13.50分、二つ目の鉄塔を通る。ジグザグの斜面を降りれば林道に降り立つ。ブラブラと歩くと西ノ谷登山口に出て、すぐ駐車場である。14.05分。




         
●次項2014年・第15回登山は、3/8「粟津岳山」へ●

 

  2013年01月12日(土)18回 西ノ谷コース-「頂上」-行者岩コース



 今日は一人である。一週間前にキゴ山に登った時、雪が深くてカンジキが必要だった。人が登らない山だとラッセルで大変である。そこで人気の山「鞍掛山」なら足跡があるから登り易いだろうと考えた。それでも用心して、早くも今年登ったというS女史にメールをして雪の状態を聞いた。返事はカンジキは必要ありませんよ、との事。本当?。



 午後から天気が崩れて雨が降るとの予報。早目に登って降りようと、私としては早くの8.00時に家を出て、8.30分に滝ヶ原登山口の第一駐車場に着いた。町はずれで通行止めかと思っていたのに、すんなりと第一駐車場まで入れた。しかも一番乗り、車が一台もない。ちょっと不思議。用心のためカンジキをリュックに提げて、西ノ谷コースを登り出す。9.05分舟見平到着。雪は思っていたより少ない。本当にカンジキ不要だ。




 9.50分頂上到着。8号線を走っている時、逆光の白山が見えた。頂上に着くまで雲に隠れてくれるなよ、と祈って登ってきた甲斐があって、白山はバッチリである。一人で辺りを眺めていたら。おっさんばかり3人現われた。





 10.15分、行者岩コースより下山開始。行者岩で下からおっさんが一人登ってきた。今日4人目のおっさんである。






 登山者4人だから車は3台位かなと考えて駐車場に着いたら、なんと駐車場は満杯、林道まで溢れ出している。30台位。これもびっくり、やはり人気の山だ。11.15分到着。ゆめのゆの温泉に入って帰った。








 昔の鞍掛山写真を引っ張り出して載せておく。三角点の上で踊っているのは同級生だった「ワンちゃん」。1957.06.16.であるから20歳頃だ。三角点の上に櫓が組んである。




 
これは子供を連れて登った写真である。1979.06.28日の日付けがある。34年前か。やはり櫓が組んである。これも三角点用かな?。標識に「中ノ谷下山口」と書いてある。


 昔から「鞍掛山」は大好きな山である。



            **次回登山は、1/13「動山」へ**


 


  2012年04月04日(水)17回 鶴ヶ滝コース「頂上」往復



 昨日は、台風並みの爆弾低気圧が通過。石川県でも横風でトラックが横転。外出しないようにとの呼びかけで、ずーっと家にいた。我家は市街地の住宅密集地にあるので、風の被害なし。テレビの全国放送で小松市郊外の、砂煙の巻き上がる様子が放映されていた。



 今日は豆台風一過、北陸は日差しが戻ってきた。北海道の方が大変らしい。夕方まで空いたので、里山の春の花探しに
「鞍掛山」を鶴ヶ滝から登るのを思い付き家を飛び出す。4.5年前に、このコースで「雪割草」を見かけた事がある。ひょっとするとの思いがある。


 11.15分、荒谷町の「石川県水産試験場」に入る所の、鶴ヶ滝に至る広場に車を置く。新聞に「加賀東谷地区の伝統的建造物群保存地域に選定」の記事が最近載っていたが、案内板を読んでいたら、この荒谷町も東谷地区に含まれているようだ。


 鞍掛山は林道を歩くように矢印が出ているが、鶴ヶ滝の遊歩道からも登れるので滝に寄る。いつ来ても良い滝だ。


 遊歩道から林道へ登る急坂は、大きな木が倒れ込んでおり、そばの斜面をよじ登った。林道をしばらく歩いて、11.40分登山口の橋を渡る。杉林の中を歩き小さな川の橋を三度渡って、尾根に取り付く。昨日の大風で木の枝が落ちているのを、掃除しながら急坂を登る。


 12.10分に尾根の上に到着。ここから塔尾コースの合流点までの水平道で、以前雪割草を見かけた事がある。目を皿にして歩いたが咲いていない。


 リュックの携帯が鳴った。埼玉の息子が「風は大丈夫だったか?」と云った。テレビで小松の様子が出ていたので心配したようだ。私は山中に居る事は黙っていた。心配して電話を掛けてきているのに、山歩きで遊んでいて申し訳ない。息子は新婚、「まだ子供は出来んのか?」と余計な事を云う。



 12.25分、塔尾コースと合流。12.40分、縦走コースと合流。避難小屋のベンチにリュックを置いて、頂上に12.55分到着。誰も居ない。



 今年二度目の鞍掛山より、白山のある方面。





 平野の方面。波が高いのか海岸線が白い。







 小屋には炭を焚いておっさん二人。暇さえあればここへ来て居るらしい。病気だね、と、おっしゃる。私もコーヒーを沸かしてしばらく話。鞍掛山に花が少なくなったようだ。









 瀧の傍で見付けた、今年初見の「ショウジョウハカマ」








 一本だけあった「キブシ」の花。

 これだけが、今日みた花。今年は春は遅い。







   ▲次回登山は、2012/04/07「キゴ山」▲



 

  2012年02月22日(水)16回 西ノ谷コース-「頂上-北電-関電コース




 9.00時に加賀ゆめのゆで、N女史と待ち合わせ、今年初めての
「鞍掛山」に向かう。今日一日だけはお天気が良い予報。滝ヶ原町のはずれで、民家が途切れる所で除雪は終り。9.20分、ここに車を置く。4.5台は止める事が出来る。2台ほど留まっている。踏み跡はしっかりしているのでカンジキは着けない。







 20分かかっていつもの第1駐車場通過。









 西の谷コースを登る。舟見平を目指す細い尾根は、いつも気持ちが良い。10.20分「舟見平」通過。頂上を目指す斜面に掛かると、踏み固められた雪が固くて、滑り落ちそうで怖い。長靴のスパイクを利かせて登る。降るのは怖い怖いと云って男性が降りて行った。



 11.10分、頂上到着。360度の展望。まず「白山」。空の色が白っぽくて、白山が余り目立たなくて残念。




 「富士写ヶ岳」「蟹ノ目山」方面。6.7人居る。方位盤をテーブル代わりにして昼食。




 「柴山潟」「木場潟」方面。赤い帽子おそろいの二人は滝ヶ原の人らしい。




 「大笠山」「笈岳」真っ白だ。          「兜山」「鈴ヶ岳」「大日山」方面。














 12.00時出発。送電線コースを降りる予定。小屋まで降りてカンジキを履く。12.15「後山」通過。先発していった今日の登山者の足跡を辿る。12.45分「あせび台」到着。左のピークはこれから越えて行く名無しのピーク。ここからも平野が見える。13.00時に「とのお新道」と分れて、右に「送電線コース」に入る。




 送電線コースに入ると、先頃まで居た鞍掛頂上が右に見えてくる。ずーっと大回りして、谷を隔てた尾根を降りている。





 13.35分、初めての鉄塔通過。その先で関電の巡視路に入る。踏み跡も其方に続いている。高低差は無いが中々遠い。また鉄塔を二つ程通過して、尾根の突端より右に斜面を降りて、14.35分に田んぼにおり着く。左にあぜ道を歩いて、すぐ先が朝歩いた道だ。



 昨日の新聞に、小松の藤元さんと云う人の投稿が載っていた。御主人と鞍掛山に登り、帰りに「フキノトウ」を見付けたとの事。我々も探して歩いて、雪の林道の脇の、雪が溶けた水路で今年初めての「フキノトウ」見付けた。春は近いぞ。14.55分車に到着。もう他の車は残っていない。



   ▲次回登山は、2012/02/25「遊泉寺砂山」▲

 


  2011年12月11日(日)15回 関電-北電-頂上-STコース





 12月にもなると天気は悪いし、登る山が限られてくる。
「鞍掛山」は最も登山回数の多いの一つ。今回は春に発見した「関電巡視路」コースを登る予定。登るのは初めてである。9.30分に第2駐車場でS女史と待ち合わせ。今日の付き添い人S女史は、ここ滝ヶ原の住人。






 第二駐車場の奥に道があるが、登山路ではない。駐車場の入口の田んぼのあぜ道を、戻るように、田んぼを2.3枚戻ると、杉林の中に巡視路が始まっている。赤い火の用心と書いた札がある。矢印と161と書いてある。9.45分。






 しばらく登るとすぐ展望が開けて、小松ドームが見える。10.00時に「161鉄塔」の下を潜り、10.08分に「162鉄塔」を過ぎる。








 「163鉄塔」は、登山路が分岐していて、右の道の先の降った地点に見える。10.23分、この分岐を左に入り平らな尾根道を行く。ツツジの花が狂い咲きしている。5分ほどで、左から登って来ている北電の巡視路に合流する。





 10.38分「北電111」鉄塔が見えてくる。鉄塔の向こうに見える、二つのピークを越えて登山路が続いている。巡視路は手前のピークも通らず、横を捲いて降って行く。








 この辺りは展望が良い。平野が見えるし、反対側は鞍掛山が見の前である。景色に見とれていてピークに登る分岐を見逃して、段々前方が降っているので慌てて戻る。分岐は左にピークを登って行く。分岐にはテープが下がっている。





 11.05分、とのお新道と合流する。このコースは地図を見ていたら、小松市と加賀市と境界をほぼ正確に通っている。とのお新道との分岐には、「加賀とのお新道」と云う新しい標識の矢印があった。下山時に塔尾町と間違えて滝ヶ原町へ降りないように提げたようだ。11.42分「小獅子岩」に到着。富士写ヶ岳、蟹ノ目山や加賀平野の眺めが良い。






 小屋の前に荷物を置いて頂上12.00時。何も見えず、すぐ小屋に入る。









 小屋の中はおっさんでいっぱい。見た顔が多い。去年の正月に、この小屋か、動山の小屋で遇った筈だ。ここらあたりの主みたいな、楽しい人達だ。





 食事をして12.50分小屋を出る。下山のコースは展望岩よりの「TSコース」を降りる予定。この道は一度登っているが(三童子山の稿参照)、降りるのは初めてだ。13.16分展望岩に到着。展望岩の先よりテープを目がけて、急坂を滑りながら降りる。木の枝につかまりながら慎重に降りる。なかなかの急坂が結構長く続く。登山路はなんとなくあるようだ。尾根の上を降りてゆく。




 幾つもの瘤を越えて行く。前方に大きなピークが見える。このピークも越えて行く。その先に加賀平野が広がっている。







 シキミの群落、赤い実を着けている。











 ウラジロの群落の中を泳ぐように進む。





 このコースは長い。14.36分「中の谷B・P」の標識があった。コース初めての標識、中の谷登山口まで0.2㎞と書いてある。左の斜面を降りるようだが道が見えない。直進するのが本道の標識がある。第1P、第2Pへ下ると書いてある。どの標識も朽ちて無くなりそうだ。本道の尾根の上をどこまでも進む。以前、第1Pへ下る表示があったような気がしたが、気が付かなかった。15.00時、尾根の突端にたどり着いた。ここでTS登山口の朽ちた標識を見付けた。ここから先は道が無い。以前の記憶を頼りに、右側の斜面を降りる。谷まで下り笹をかき分けて進んだら、夫婦滝の横に出た。川の向こうに水谷林道が見える。水かさの多い滝の少し上を渡る。なんとかあまり濡れなくて渡れた。15.11分。ここから第2駐車場は目の前だ。15.20分車に到着。




 あまり人の歩かない「関電鉄塔巡視路」から登り、展望岩より直接の「TSコース」降りた、誰一人ともすれ違わなかった山歩きでした。





  2011年03月31日(木)14回 西ノ谷コース-頂上-北電-関電コース





 「鞍掛山」は最近、お正月に登るのが恒例になっていたが、今年は大雪の関係でなんとなく今日になってしまった。麓に住んでいる仲間のS女史の情報では、もう雪の影響はなさそうだ。今日は10.30分に、N女史と第1駐車場で待ち合わせ。鞍掛山にはまだ雪が見える。平日なのに駐車場には、15台もの車がある。びっくり。









 11.10分舟見平に到着。この近くにはマンサクが多い。S女史の話では赤いマンサクがあるとの情報だが、これだろうか。









 赤いと言っても、少し赤っぽいだけで、ちょっと判り難い。









 頂上近くになると、雪の上を歩くことになるが、頂上はほとんど地面が出ていた。12.00分着。










 白山は見えないが、平野の方はいつもの通り良く見える。コーヒーを沸かしてもらって、手作りのサンドイッチを頂く。御馳走様です。









 「背負いこ」の人が登ってきた。見せて貰ったら手作り品だった。立派な杖も手作りだ。ニスが掛けてあり光っている。今日は男性の単独登山者に良く出会う。12.40分下山開始。北電コースの予定。








 避難小屋を通ったら、満員で賑わっている。小屋から後山の間が残雪でいっぱいで、ちょっとびっくり。後山から「とのお新道」を降りる。振り返るとさっきまで昼食していた頂上が見える。13.00分。






 少し降ったら、だんだん雪が無くなった。13.20分「あせび平」に到着。名前の通り「アセビ・馬酔木」が多い。白い花を付けている。あせび平から少し登り返し、一番高い地点から右に「北電新道」に入る。少し降って、そこからピークを越える。










 13.50分、大きな鉄塔の下に着く。北電の111番鉄塔である。開けて気持ちの良い地点で、ここでまたお湯を沸かしてもらって「ぜんざい」をごちそうになる。甘くてまことに美味しい。







 ここから少し降りると分岐があり、手作りの半分壊れた標識がある。「関電○○第2P○○」と読める。関電鉄塔を通って第2駐車場へ降りれるようだ。この道は初めてである。北電道は右にだんだん降って行くが、左の関電道は尾根をまっすぐ進む。









 163鉄塔を左に見て、右に尾根を進むと162鉄塔に出る。綺麗に手入れされた、気持ちの良い巡視路である。さらに進むと161鉄塔に出る。さらに進むと右の杉林に入り、ジグザグ降りると田んぼに出た。14.50分。








 関電の赤い巡視路案内の標識がある。161と書いてある。田んぼのふちを戻ると第2駐車場に着く。ぶらぶらとフキノトウを探しながら、第1駐車場まで歩く。15.05分到着。今日降りた道は静かで気に入った道だ。今度はここから登ってみよう。





 



  2010年08月25日(水)13回 中ノ谷-頂上-北電コース






 暑い夏。なるべく簡単な山だ。
「鞍掛山」8.30.第一駐場集合。この町の住人S女史が野菜を届けてくれる。彼女は今日は仕事で欠席。最近登っていない中の谷コースを登る。距離は短いが急坂である。ウラジロが多い。









 1時間で頂上到着。今日は相棒K君とN女史の三人。N女史は日曜に「白山釈迦岳」に登ったとかで、筋肉痛が直ったら参加するのメールがあった。直ったらしい。








 木陰で抹茶休憩。それにしても今年は暑い。50分休んで10.35.に下山開始。今回は相棒の通った事のない、北電新道を降りる予定。









 後山から「とのお新道」を降りる。あせび台で休憩。その先5分ほどで新道の分岐に出る。特に標識は無いが、テープが何本も下がっている。少し入ると北電新道の札が下がっている。







 小山を一つ越えると、開けて鉄塔巡視路に合流する。右に見える鉄塔の方へ降りてゆく。鉄塔の下は見晴らしが良い。暑いが少しだけ風があるので、ここで昼食。この鉄塔は「加賀東金津線111番」らしい。二日前に登った遺水観音山の鉄塔から続いている事を発見。








 次の鉄塔110番に降りる途中、右へ分岐があった。「関電鉄塔から第2P」の標識がある。今度一辺降りてみよう。
 110番鉄塔のすぐ下が林道だ。12.45.駐車場に着く。ここの水場で体を洗い、たらふく水を飲む。








  2010年05月01日(土)12回 鶴ヶ滝-頂上-行者岩コース



 「鞍掛山」、今年早くも三回目登山。今回は鶴ヶ滝から登る。荒谷町の橋を渡ったところの、広場に車を置く。9.00.。鶴ヶ滝はいつ来てもいい滝だ。










 今日の女性陣は三名。男性は私МとN氏。計5名。











 相棒は連休で、日本百名山。赤城、皇海、日光白根らしい。お天気でうらやましい。滝を散策して林道に登り、9.25.橋を渡って山に入る。








 10.00.尾根に登りつき、水平道を進む。以前雪割草を見かけたことがあるが、時期が遅くて見かけない。











 この「スミレ」は色が濃い。種類が違うのかな。


 三童子山へのスカイラインに登りつき、展望岩まで往復することにする。途中、行者岩と小松ドームが見える。




 10.40.展望岩に到着。此処から見る鞍掛山は絶景。休憩。




 11.40.戻って鞍掛山頂上。昼食。           


  すぐ足元に「センボンヤリ」















 頂上で見知らぬ方より、声を掛けられた。里山逍遥の方?。あなたはS女史で、こちらがN女史。的確に指名されて、びっくり、目を白黒。今後ともよろしくお願いします。






 降りは「行者岩コース」。行者岩のてっぺんと、向こうのピークは、さっきまで居た「展望岩」である。













 このマムシ草は、中の花序の部分が真っ黒。「ムサシアブミ」かな。







 S女史お目当ての「ハナイカダ」を発見。私は始めて見た。葉っぱの上に、花が咲いている。花は開いていないようだが、葉っぱの上に花が咲くなんて、まことに不思議である。














 花が筏に乗っている、なんて、風流な名前だ。









 13.40.鞍掛山第二駐車場に到着。N氏に荒谷に置いた車まで送ってもらう。






 ところで後日、地元のS女史が、その後の花の写真を送ってくれたので、載せておく。花が数個のが雄花で、花が1個付くのが雌花との事である。秋に実になると花以上に可愛らしいとの事、又見に行かねば。


















 

  2010年02月17日(水)11回 北電-「頂上-西ノ谷コース



 「鞍掛山」は早くも今年2回目である。今回のパーティはハッスル女性軍と私の3人。相棒は前回車をぶっつけて修理中で休みである。鞍掛山はそこそこ全ルートを登ったと思っていたら、地元のS女史が、北電の鉄塔巡視路から登る道を案内するという。地図を眺めていたら、なるほど鞍掛山の西側に鉄塔が通っている。ここを通って「とのお新道」に合流するらしいと推測できる。



 前夜から又雪が降った。風が無いので木々の小枝に雪が積もって、目を見張るくらい美しい。第1駐車場まで入れるか心配だったが、新雪が柔らかく9.00に到着。女性軍の車だけが1台止まっていた。




 用意をして9.20歩き出す。西ノ谷コースの登山口を見送り、林道をそのまま直進すると、10分位で右の杉林に巡視路入り口の標示がある。









 加賀東金津線№110.111.と書いてあるようだ。杉林のジグザグ道を10分ほど登ると鉄塔に出た。110番鉄塔らしい。










 ここはまだ尾根ではなくて、尾根にいたる斜面のピークらしい。振り返ると鞍掛山が目の前だ。頂上ではなくて「舟見平」のピークらしい。










 尾根に登りついて新雪の中を尾根伝いに歩き出す。真に雪が美しい。










 西に加賀の平野が見えてきた。




 10.00時。2番目の鉄塔に到着。111番鉄塔かな。さらに進むと木に赤い切れが提げてあり、左のピークへと登山路が分岐している。巡視路は直進していて、段々と下ってゆくように見える。




 左手にいつもの鞍掛山が見えてきた。左が鞍掛山頂上で右が後山。その鞍部に避難小屋がある。









 10.45.とのお新道に合流する地点に、この新道で唯一の標識があった。「北電新道・第1駐車場まで1.6km」と書いてある。裏に2002年10月開通と書いてある。









 この、とのお新道の合流点でコーヒータイム。











 とのお新道は一度、下から登った事がある。11.10.「あせび台」に出る。平野がわずかに見える。ピークは越えてきたピークだ。11.45.登山路の右に小獅子岩があったので覗いてくる。登山路が急になる。11.55.後山に到着。




 後山から加賀平野が見える。すぐ小屋に向かう。




 小屋の手前で4人パーティとすれ違う。12時過ぎ避難小屋到着。







 小屋には4人ほど先客が居た。火か焚いてあり暖かい。どうも「鞍掛山を愛する会」のメンバーらしく、地元のS女史の顔見知りだ。オッカーに追い出されてここに来た、とか屈託が無い。この小屋が溜まり場なのだろう。









 13時、鞍掛山の頂上で記念撮影。




 かすかに平野が見える。




 西ノ谷コースを降りる。




 初めて登った「北電コース」は、変化があってなかなか良いコースだった。




  2010年01月09日(土)10回 西ノ谷コース「頂上」往復





 去年の正月以来一年ぶりの
「鞍掛山」である。人気の山である。仲間で地元のS女史は元日に登ったという。大勢登っていたという。70超え老人コンビとN女史の三人、9.30.に駐車場に集合。積雪があるが車の轍があるので、第一駐車場まで入り込む。予想に反して車が一台もない。除雪してないので車を前後に動かして道幅を広げて車を置く。9.45.歩き出す。









 西ノ谷コースに入る。足跡が続いているので歩きやすい。今年は例年より雪が多い。小雪がやんだ。10.25.舟見平に到着。ドームと柴山潟木場潟が見える。









 ここで抹茶を頂く。これから登る頂上は真っ白である。登山者が追い越していく。30分休憩。











 大きな荷物を担いだ人が追い越してゆく。聞くと小屋まで炭を担ぎ上げるという。その炭は誰が使っても良いのかと聞いたら、使っても良いという。ボランティアだという。自分で焼いた炭らしい。「鞍掛山を愛する会」のベテランらしい。








 11.30.頂上到着。3.4人登山者がいる。白山は見えず。今までで一番雪が多い。方位盤が頭を出しているが、ベンチはすべて雪の中で見えない。











 富士写ヶ岳あたりが見えてきた。中ノ谷コースは足跡がない。調べていると腰までもぐる。降りるのは無理なようだ。








 方位盤の下に三角点がある。避難小屋まで降りて昼食にする。途中で追い越していった人が炭火を起こしている。もうもうと煙っている。12.10.











 N女史が用意したトン汁を、先客二人も交じってご馳走になる。温まって美味しい。









 山の話に花を咲かせていたら、鞍掛山の常連らしい人が集まってきた。挨拶を交わしている。小屋がいっぱいになったので我々は退出した。









 登ってきた西ノ谷コースを降りることにした。小屋の前から頂上まで戻らずに、直接に西ノ谷コースへつながるバイパス道が出来ていた。急な直線の下り道は、尻セードですべる。実に楽しい。合羽に穴が開きそうで心配だ。








 13.55.車にたどり着く






 今回のメンバー3人。写真をもらったので載せて置く。





 

  2009年01月05日(月)9回 西ノ谷コース「頂上」往復



 調べていたら二年前の1月5日にも
「鞍掛山」に登っていた。雪があると山奥の山には、車が入れないので登れない。どうしても里に近いこの山になる。実はこの山の「元日登山」に誘われていた。朝起きたら家の前に雪が少し積もっていた。山に向かって行くには、積雪の事を考えると大丈夫かなと思って、メールで断って又寝てしまった。誘ってくれた鞍掛山地元のS女史より、登ってきましたとメールが届いた。20名以上の人が次々と登ってきたと言う。凄いブームになっていると感心した。年末にも、小松の山岳ガイドの上市さんが、500回目の登頂をしたと新聞に載っていた。とにかく人気の山である。



 今年の単独初登山。滝ヶ原の第1駐車場までは難なく入れた。駐車場は積雪があるが、車が出入りするので固められている。4台ほど留めてある。10.00より西ノ谷コースを歩き出す。舟見平に近ずくと加賀平野が広がってくる。あとから来た人が追い越して行った。











 10.25.舟見平着。頂上が見えるが思ったより雪が少ないようだ。









 11.10.頂上到着。追い越して行った人が一人だけ居る。海岸の方は良く見える。双眼鏡で覗くと金沢の街が見える。その上に能登の宝達山が見える。




 小松ドームの白い屋根の上辺りに、私の住んでいる小松の街が見える。




三角点情報「鞍掛山」
三角点名・鞍掛山
等級・二等三角点
標高・477.71m
所在地・石川県小松市滝ヶ原町


 三角点は方位盤やぐらの下にある。








 三々五々と人が登ってくる。白山は見えないが富士写ヶ岳、大日山、鷲走ヶ岳、大笠など見える。
 双眼鏡で1時間も辺りを眺めて、1時間掛けて同じ道を車まで戻った。











  2008年11月26日(水)8回 塔尾コース「頂上」往復




 昨日、S女史より鶴ヶ滝より
「鞍掛山」に登ったとメールを頂いた。今度は搭尾より登って見たいので、情報が欲しいと書いてきた。私は鞍掛山のコースはほとんど歩いている。「中ノ谷コース」「西の谷コース」「行者岩コース」「鶴ヶ滝コース」「とのを新道コース」「水谷コース」「主谷コース」「足谷コース」「展望岩TSコース」。


 ところが「搭尾コース」だけは歩いていなかった。歩きたいと思っていたのでこれを機会に登ろうと思った。






 珍しく快晴。9.00.に家を出る。9.30.搭尾の村の林道入口。2キロ走り9.38.採石場先の、とのお新道登山口。案内板がある。さらに2キロ直進する。この道は初めてである。舗装はして無いが、車の底を擦るほど悪路でも無い。9.50.突き当たりの駐車場に到着。駐車場だけは舗装してある。5.6.台は留められる。









 9.55.歩き出す。川に沿って登る。すぐ小さな滝がある。その上は滑滝になっている。川沿いなので少し道が湿っぽくて悪い。10.15.に鶴ヶ滝からのコースに合流。杉林を登り切ると10.30に、三童子の分岐に到着。







 10.45.頂上到着。歩き出して50分で到着した。このコースが鞍掛山の最短コースのような気がする。珍しく誰も居ない。快晴で白山は純白で輝いている。




 今日は頂上は貸切かなと思っていたら、あれよあれよと云う間に、十人ほどあちこちから現れた。お天気に誘われた人ばかりだろう。笈岳と大笠山も真っ白になっている。




 加賀温泉駅の前の、金色の大観音像が見える。




 11.25.下山開始。後山に寄ってみる。木の葉が散って、頂上と小松方面の平野が見える。




 ここからも、雲が出てきたがまだ白山はばっちりと見える。12.10.に車に到着。




 登り50分。降り45分でした。頂上まで一番近いが、ここから登る人は少ないようだ。






  2008年04月09日(水)7回 鶴ヶ滝コース「頂上」往復






 暖かくなった。山には花が咲く頃と思うとそわそわしてくる。急に思い立ち今年二度目の
「鞍掛山」に出かける。花が咲いていそうな鶴ヶ滝コースを選ぶ。国道八号線の小松バイパスとの合流点の先の松山交差点を左折。県民の森の方へ進む。荒谷町の石川県水産総合センターの方へ入る。








荒谷神社の裏に「シダレザクラ」が色づきはじめた。その先の鶴ヶ滝の入口に車を停める。10.15分。









 「スミレ」がいっぱい咲いている。












 登山標識は、鶴ヶ滝じゃなくて林道を歩くように指定されているが、かまわず滝の遊歩道を進む。滝を見学したら、崖を登る遊歩道に入ると、林道に出ることが出来る。林道を1kほど歩くと登山口の橋に出る。



































 左の川に掛かった橋を渡る。鞍掛山頂上まで2Kmとあり、別にこの橋の架けた日の、平成十七年六月十二日の標識がある。この新しい橋の出来た日に登って以来、このコースは2度目である。








 川の縁には「キクザキイチゲ」が咲いている。はじめ杉林を歩き急斜面を登り切ると尾根の上に出る。尾根の左斜面を平坦に巻くと、搭尾からの道に合流する。









 又、急坂の杉林を登り切ると、鞍掛→三童子の縦走路に登りつく。ちょうど上から2人連れが降りてきた。これから展望岩まで行くと言う。










 左折して頂上を目指す。後山の分岐を過ぎると頂上が見えてくる。11.50分、頂上着。いつでも登山客がいる頂上である。








 「キンキマメザクラ」の札が下がった山桜が満開。頂上で花見である。「コブシ」も咲いている。頂上に25分居て下山開始。








 下山の途中ピンクと白の花を見つけた。はじめイチゲかと思ったがどうも「ユキワリソウ」らしい。野生のユキワリソウを初めて見た。多分間違い無いと思う。










 白い花もある。日当たりの良い斜面に咲いていた。ユキワリソウだと思うが、間違えていたらごめんなさい。
 
雪割草と云う名前の花は無い。雪割草の中の「ミスミソウ」らしい。







 これは「キケマン」に間違いない。













 このお婆さんが、シダレザクラの下にある地蔵さんを丁寧に掃除していた。シダレサクラは1本でなく3本ほどある。遠くから見ると一本の大きな木に見える。桜見物の人に、この桜は自分の娘時代に植えたもので、60年位の樹齢だ。お蔭様で自分も長生きさせてもらっています。と話している。桜は案外大きくなるものだと思った。


 登り95分。降り70分、でした。


 


  2008年03月12日(水)6回 西ノ谷-頂上-中ノ谷コース






 急に思い立ち「鞍掛山」を目指す。鞍掛山山開きの新聞記事があった。この前の日曜日だったらしい。10.10分に滝ヶ原の第1駐車場に着いたら、車が5.6台置いてある。平日なのに人気の山である。










 同時に着いた二人組みの女性は、登山靴にしようか長靴にしようか迷っていた。私も雪の具合が判らず迷ったが、用心して長靴を履いた。西の谷コースを登る。登り口は全然雪は無い。








 40分も掛けて舟見平に到着。女性組も追いついてきた。











 舟見平より頂上のコースも残雪無し。頂上が近くなったら僅かに残雪がある。








 11.35分頂上到着。少し雪が残る。カップルが3組ほど休んでいる。快晴だが、春霞か黄砂であまり見通しが利かない。頂上で50分も長居して食事。昨日も登ったというオッサンが現れた。女性組との会話を聞いていたら、年間150回も登るという。話に聞いた伝説のオッサンかも知れない。







 帰りは、今までに登った事はあるが、降りた事の無い「中の谷コース」を降りることにした。先ほどアベックが降りていった。北斜面になる為か残雪が多くて、しかも急坂である。ロープにぶら下がって転がるように降りた。13.35分駐車場。










 登り、西の谷コースで頂上まで1時間25分。
 降り、中の谷コースで駐車場まで1時間10分。












  2007年01月05日(金)5回 西ノ谷-頂上-水谷林道




 K君と一緒の今年初登山。
「鞍掛山」。北陸の正月とは思えない快晴の天気である。9時に8号線の加賀市箱宮の「ゆめの湯」の広い駐車場で待ち合わせ。滝ヶ原の集落を抜けてトンボの池の先の駐車場まで車は入る。最悪の場合は滝ヶ原の村から歩くつもりだった。先客が居るし、多数の車の出入りの跡。さすが人気の山。今年も元日から多くの人が登ったみたいだ。
 9時20分登山開始。西ノ谷コース。日陰の場所になると、少し雪が残る。






 9時50分舟見平到着。天気は良し、風は無し、眺め良し、急ぐ必要は無し。30分登っただけで、早速ここで初釜を架ける事となる。和菓子を食べて、K師匠のお手前で抹茶を一服。まことに優雅なものである。







 折から下より、二人連れが、やっと少し酒の気が抜けたと云いながら登ってきた。上からも早くも一人が下山してきた。この3人にも抹茶を振舞って、K師匠は大忙しである。いずれも我々みたいな中高年ばかりである。30分のお茶会を終えて出発。








10時50分頂上着。舟見平より25分だ。雲ひとつ無い快晴。360度のパノラマである。


 お正月というのに山好きの人は多い。頂上に30分滞在した間に、中高年ばかり15人くらい現れた。





 やはりまず純白の「白山」。









 大日山、鈴ヶ岳、兜山が近い。白山の右で純白の山は、笈岳と大笠山だろう。










 食事をする人が多いが、我々は展望岩を昼食場と決めて出発。途中、後山の獅子岩で蟹ノ目山、富士写ヶ岳を眺めて一休み。今日は暖かくて気持ちよい。
































 「展望岩」に12時10分着。寄り道していたので頂上より50分かかった。さっきまで居た頂上は目の前だ。その右に加賀平野が広がる。




 「展望岩」よりの白山展望も中々のものだ。道路に座り込んでお湯を沸かして、1時間10分もかけて昼食をとる。展望岩の横に「展望岩コース」という小さな木札が掛かっている。下の谷間から新道を付けたらしい。其処へ一人の男が登ってきた。このコースを作った人らしい。怖そうな道ですねと言ったら、道は怖くないが、下で猪狩をしているので、鉄砲で撃たれるかと怖かったと答えた。そういえば真っ黒の服を着ている。







 縦走路は少し雪が残っている。15分ほど歩いて水谷コース分岐より、左に小さな尾根を下る











 14時、水谷林道の終点駐車場に降り立つ。ここまでは車が入っていない。
 雪の林道を歩く。段々雪が少なくなり、ハンターの車が入っている。小さなイノシシが犠牲になって横たわっている。



 今年は猪年なのにちょっと可哀想だ。林道を歩くこと40分で駐車場にたどり着いた。





 

 2006年05月06日(土)4回 とのを新道-頂上」-行者岩




 
「鞍掛山」4回目は、まだ登っていない塔尾方面からを、K君に案内してもらう。車が2台なので1台を滝ヶ原のトンボ公園の先の第1駐車場に置く。ぐるりと勅使の町を周って塔尾・山中方面に走る。塔尾の手前、須谷のバス停横に大きな鞍掛山登山口の看板があります。ここで左に折れ2k位で三叉路に駐車場があり、「加賀とのお新道」の案内板がある。林道を直進した突き当りが「塔尾コース」登山口らしいが、今回はここに車を置き、「とのお新道」を登ることにする。







 9時10分に出発、三叉路を左の林道に入り100mで、右に登山路がある。初めしばらく小さい川に沿って登るが、やがて右の斜面をジグザグに登り20分で送電鉄塔の下に出る。鞍掛頂上の二つのピークが見え、下界も開けてくる。







 これより比較的緩やかな尾根歩きとなる。12分で左に大日山を望む「大日展望台」に出る。また7分ほどで「観音覗き」に出る。加賀温泉駅近くの黄金の観音像が見える。また12分で「アセビ平」を通る。小松ドームの白い屋根が見える。25分で小獅子岩に出る。南に大きい岩が突き出し眺めが良い。









 さらに10分で後山の頂上に出た。その先を少し下ると「獅子岩」に出る。南側の斜面に張り出した大きな岩である。







 先着のグループに替わって貰って岩の先端まで降りると、なかなか怖い。目の前に蟹ノ目山。右に富士写ヶ岳、火燈山。左に白山。新緑が燃える。














 後山を下りた鞍部の避難小屋前に、昨日開眼式のあったばかりの新しい観音像があった。昨年亡くなった小松市議の故松下正信を偲ぶものである。松下氏は鞍掛山を愛する会の会長であった。由来碑によれば、登山者の安全と健康と山の環境保全を願うものであるとの事。松下氏の奥様は確か私の高校の同級生である。






 途中ぶらぶらしたので、登り出して2時間掛かって頂上着。連休で登山客も多い。気温も上がって暑い位だが、白山の方を向いて昼食。1時間以上も眺望を楽しみ、K君が通った事の無いと言う「行者岩コース」を下山。








 避難小屋の前より観音像に背中を向けて、ジグザグ道を下ってゆくと15分で行者岩の上に着く。岩の右にもロープを下げた道があるようだが、左の斜面のジグザク道を降りる。行者岩の下はくびれて凹んでおり、千手観音石像が置いてあり、行者が修行した所らしい。





 傍に小さな仙人滝もある。




 道は中の谷に降りたち、緩やかな谷道を30分ほど歩くと駐車場にたどりつく。










 2005年08月16日(火)3回 行者岩-「頂上」-水谷林道







 今年3度目の「鞍掛山」はお盆の16日。盆雷も去ったとのことで出かける。












滝ヶ原の第1駐車場に一番乗り。ここから3本あるコースで初めての、行者岩コースを行く。西ノ谷コースを右に見送り、中ノ谷コースを右に見送り、林道の突き当りから登山路になる。谷川に沿ってだんだんと登ってゆく




 やがて行者岩(とんび岩)に出る。下が少しえぐれていてそこで修行したのだろう。今は石仏が置いてある。上はとんび岩になっている。ここまで50分。道はジグザグの急坂になるが、避難小屋の横に飛び出し、頂上まで20分。だいぶ足が遅い。






 一番乗りのはずが、後から登りだした人が、別のコースでとっくに頂上に着いていた。40分で登れたという。そのうちにジョギングの途中みたいに、荷物なしの短パンの女性が現れ、あっという間に降って行った。次に現れた人は、リュックの中から赤マムシを出してきた。まだ生きていた。








 降りは水谷林道コースを下りた。三童子山への縦走路を行くと30分で展望岩のピークを通る。今まで居た頂上の右に小松方面が望める。ここより15分で水谷林道に下りる分岐に着いた。左に折れ小さい尾根を下ってゆく。今日は雨が上がったので、くもの巣と、マムシが出て来たのを3匹も見かけて閉口する。分岐より30分で林道終点に出た。少し広くなっておりここまで車で入いれる。頂上の立て札に、水谷駐車場まで2時間と書いてあったが、1時間15分で着いた。あの時間は間違いであろう。私が早く着く事は絶対に無いからだ。いつも5割増しの時間で歩いている。




 車を置いた第1駐車場まで林道をトボトボ歩く。40分かかった。                         



 

  2005年06月12日(日)2回 鶴ヶ滝コース「頂上」往復





 今年2度目の
「鞍掛山」鶴ヶ滝コースで登ってみた。蟹ノ目山登り口と程近い所に登り口がある。荒谷の集落の真ん中に、右に鶴ヶ滝入り口の石碑があり、曲がって暫くの空き地に車を置く。林道を入ってゆくとすぐ滝である。鶴が二羽向い合ってるように見えるから鶴ヶ滝という。素敵な滝である。横の斜面をよじ登り林道を1キロほどで、左の川に橋が架かり登山口である。新しい橋である。日付けを見ると、どうも今朝架け替えた橋らしい。途中で登山路の補修をしている人たちに遇った。この人たちが橋も架け替えたのだろう。




































 杉林を歩き急坂を登り切ると尾根上に出る。尾根の斜面をトラバースする平坦な道を行くと、塔尾よりのコースと合流する。ここまで歩き出して50分。



 また谷を上り詰めて尾根に出ると、縦走路に出る。右へ行くと三童子山、左へ行くと鞍掛山である。左へ向かい、途中右に後山の分岐を過ぎると、避難小屋に出る。頂上は目の前だ。合流点より50分。下りは車まで1時間10分でした。   白黒写真は44年前のもの。   

 
















 

  2005年04月23日(土)1回  中ノ谷-頂上」-西ノ谷コース





 馬の鞍に似ているので
「鞍掛山」、日本海の船の航路目標になっていたので舟見山とも呼ばれた。加賀平野からはすぐに見つけられる。【写真は近くの三童子山よりの鞍掛山】。



 自宅より車で出て、国道8号線より那谷寺付近を通り、滝ヶ原の集落に入り、集落を抜けた「トンボの池」の先に駐車場がある。ここまで20分。







 ここから先に登山道が3本ある。すぐに西ノ谷のコースを右に見送り左に折れる。500m位で右に折れて中ノ谷コースの山道に入る。折れずにまっすぐ行けば、中ノ谷散策路コースである。散策路コースを行くつもりが、一番険しい中ノ谷コースに入ってしまった。









 険しい急な登りの連続で、やっと頂上に出る。登りだして1時間15分。人気の山なので登山者が7,8名ほどいる。









 さてこの白黒写真は、細君と二人で、結婚前に登った鞍掛山山頂である。日付けを調べると44年ぶりの登山と言うことになる。




































 鞍掛山は平野部に近いので、下界の眺めは最高である。白山は雲が掛かって微かに見える。富士写岳、大日山、三童子山が近くてよい。三角点はやぐらの下に鎮座している。










 もうひとつの山頂の「後山」まで行ってみた。鞍部に山小屋があったのでびっくりした。後山の先に獅子岩があり、そこで写した細君の写真が残っているので、見て見たかったのだ。




































 下山は西ノ谷コースを降った。途中舟見平があり頂上を見返せる。駐車場まで1時間。

























 滝ヶ原は石の産地。見事な石橋があった。












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