2006.09.より登山順
福島県二山
那須岳 吾妻山は下です
[日本百名山] 那須岳 1.915m (栃木県)29 |
第2回登山 2014.09.23. 車で那須岳山麓へ。ロープウェーで登り、峰の茶屋跡避難小屋経由で下山。 第1回登山 2009.10.17. 車で那須岳山麓へ。ロープウェーで登り、峰の茶屋跡避難小屋経由で下山。 |
2014年09月23日(祭・火)2回目 女性コンビと2山巡@那須岳 仲間の山ガール二人と、東北の百名山二山を登りに行った。去年の「磐梯山」「吾妻山」に続いて、今回は「那須岳」と「安達太良山」だ。まず「那須岳」へ。早朝4.00時にN女史とS女史を乗せて、高速道路をひた走る。北陸道から磐越道に入り、東北道で東京の方へ少し戻り、白河インターで降りて那須ロープウェーの山麓駅を目指す。11.00時過ぎに山麓駅に着いたが、周辺の駐車場は満車で入れない。駐車場へ入ろうと車が数珠つなぎで待って居る。先へ進むよう指示されて、さらに登ると峠の茶屋のある広い駐車場に着いた。しかしこの駐車場も満車。一方通行で戻る林道にも車があふれている。我々もその林道に、ようやく一台無理やりに入り込む。 11.15分に車を停めて、峠の茶屋より、遊歩道をロープ―ウェー山麓駅に降りる。一周してここに下山の予定なので、歩く距離には変わりない。 11.35分にロープウェー山麓駅に着いた。20分間隔で運行されており、11.40分にすぐ乗れた。大きなロープウェーで大勢乗れる。 11.50分、歩き出す。麓が見える。 頂上も見える。ロープウェーを降りてから頂上まで、木が生えていない。 振り返る。ここら辺りから、溶岩がゴロゴロの道になる。少し右側を捲いてゆく。 茶臼岳の旧噴火口のふちに登り着き、火口をめぐる道を、時計の針の周る方向に歩き出す。直ぐ那須三角点の標識があり、5年前に見逃した4等三角点が在った。5年前は霧で頂上付近の様子が全然判らなかったが、こんなに展望の良い山だったのだ。三角点名は「那須岳」で4等、しかし傾いたかして、現在処置保留との事である。12.35分。 前方に鳥居が見えてきた。あそこが頂上らしい。秋の雲が素敵だ。 鳥居をくぐって頂上到着。12.45分。那須岳神社の石の祠がある。 なだらかな頂上で、360度の展望。思い思いに陣取り昼食中。我々も昼食。 下に広がる大きな平原の、紅葉が綺麗だ。日の出平かな?。 これから降りてゆく方面には、尖った朝日岳、遠いのは三本槍岳らしい。 13.30分に下山開始。火口のふちを歩いてゆく。 頂上の下の、水蒸気の出ている噴口が見える。牛ヶ首と云う地点の近くらしい。休憩広場が見える。 前方の峠に避難小屋が見えてきた。右の尖った朝日岳。奥の三本槍岳。 那須岳は火山の山だ。 牛ヶ首からの道が合流してくる。 14.20分に避難小屋に到着。茶臼岳を振り返る。 茶臼岳の裾を捲いた道を降りる。今日は天気が良く、那須平野が望める。 右手の朝日岳を見ながら降りる。 「エゾリンドウ」が多く咲いている。立札があり、エゾリンドウは北海道だけではなく、那須辺りまで分布しているようだ。 15.15分に、峠の茶屋のある駐車場に到着。車はほとんどなくなっている。 那須高原を降り、白河インターより高速に乗り、郡山インターで降り、インター近くの、予約してあったビジネスホテルに泊まる。早朝よりの運転で、すぐ那須岳に登り、ホテルに着いたのは17.00時。風呂に入りホテルでの夕食に、飲めないビールを飲んでパタンキュー。明日は「安達太良山」を目指す。 ●次項2014年・第65回登山は、9/24福島県「安達太良山」へ● |
2009年10月17日 初登山 K君と2山巡り@那須岳 相棒K君は「日本百名山」を目指している。今夏には、岩木山、八甲田山、八幡平、早池峰山と四山を歩いた。今年第2弾の百名山は、二日間で那須岳と吾妻山を二山歩こうと云うもの。百名山「那須岳」は、那須五岳と呼ばれる、茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、南月山、黒尾谷岳を総称するらしい。今回は「茶臼岳」だけを登る計画。本当は五山全部を登らないと、那須岳を登った事に成らぬかも知れないが、今回はここだけ登って那須岳踏破と云う事にする。 高速を自動車で飛ばして、白川インターで降り、那須ロープウェーを目指す。10.40分にケーブル乗り場に到着。11.10分、ロープウエーの山頂駅に到着。辺りは霧で真っ白。ほとんど景色は何も見えない。 茶臼岳に登る人が大勢いる。観光客でも登るようだ。 岩がゴロゴロしていて、いかにも火山の跡みたいだ。 鳥居をくぐる。火口を一周する道に入る。三角点が在る筈だが、最高地点にないので、通り過ぎてしまった。 地図に1915mと云う記入のある最高地点で記念撮影。12.00分。 晴れていれば余程景色が良さそうだが、残念。 火山特有の不思議な景観だ。 13.00時、峰の茶屋跡避難小屋を通過。 直進すれば、那須五岳の縦走路だが、残念ながらここから下山。紅葉が綺麗、少し見えた。 13.40分ローブウェイの山麓駅に到着。 那須湯元温泉の「温泉神社」に参る。芭蕉も訪れ、那須与一が祈願した神社である。 神社の裏を降りてゆくと、地獄がある。「殺生石」がある。この殺生石は「謡曲・殺生石」に、なっている。 石仏が並んでいる所もある。 一日目の泊りは、裏磐梯高原のペンションである。ネットで予約しておいた。 吾妻山へ続く。下記・初登山の稿へ。 |
[日本百名山] 吾妻山 2.035m (山形県)30 | ||
第3回登山 2017.07.31. 白布温泉より天元台ロープウェーにて、西吾妻山を往復。 第2回登山 2013.09.15. 磐梯吾妻スカイライン浄土平より一切経山と鎌沼一周。悪天候で東吾妻山は断念。 第1回登山 2009.10.18. 白布温泉より天元台ロープウェーにて、西吾妻山を往復。 |
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2017年07月31日(月)3回目 女性コンビと2山巡A西吾妻山 昨日は「月山」に登った。そのあと山形自動車道を走って、米沢市近くの「小野川温泉」に泊まった。足が遅くて月山にてこずって、小野川温泉に着いたのは夜8時だった。もっともこんな事態も予想していたので、素泊まりで予約してあったので、無事宿泊、温泉にも入った。 今日は前回と同じく、天元台ロープウェーに乗って「西吾妻山」に、二人を案内する予定。天気は思わしくない。ロープウェー出発に合わせて、6.30頃、宿を清算して出発。米沢市郊外のコンビニで食料調達。裏磐梯に抜ける県道2号を登って行く。7.30分頃に白布温泉の「天元台高原ロープウェー・湯元駅」に到着。無料駐車場にはまだ車が少ない。 始発は8.20分らしい。ロープウェーとリフト3本を乗り継ぐ。往復切符を購入。3.500円。予想に反して人が少ない。 まずロープウェー。標高差430m登り、1.350mの高原駅に到着。 スキー場として開発された天元台高原に到着。しばらく高原を歩いて、リフト乗り場へ。「しらかばリフト」で1.450mへ。2本目の「しゃくなげリフト」で1.590mへ。 3本目の「つがもりリフト」で1820mへ。辺りはツガの森となってくる。終点近くなったら、霧の中に入り何も見えなくなった。 9時過ぎに終点に着いた。「五名峰展望台」があるようだが霧の中だ。五名峰とは「飯豊・朝日・月山・鳥海・蔵王」の、日本百名山の五座らしい。見えたら良かったのになー。 前回は人形岩の方へ登ったが、今回はカモシカ展望台の方へ登る。霧雨。 9.45分に「かもしか展望台」らしき所を通過。「飯豊・朝日・月山」の眺望良し、と書いてある すぐ尾根の上まで登り、木道の登山路となる。段々と下がり、人形岩への道の途中から、右に分岐を降って「大凹」という池塘のある開けた場所を通る。 モミジカラマツ イワイチョウ オオバキスミレ 10.10分、大凹の終わりに「水場」がある。ここから急坂となる。登り切り少し歩くと岩ゴロゴロの広場に出る。梵天岩から天狗岩に続く岩の広場である。11.05分に到着。 天狗岩の近くから一度降って「西吾妻山」に登り出す。 11.40分に「西吾妻山」の頂上にたどり着いた。二人がお菓子を食べながら待ちわびていた。遅れてすみません。トガの森の中で展望なし。 お菓子を頬張って記念撮影をして、避難小屋まで行って昼食と決定。 12.05分に避難小屋到着。誰も居ない。 昼食。途中に男性二人入ってきたが、二階へあがって行った。大きな小屋である。 ゆっりとして居られない。30分ほどで天狗岩の方へ下山開始 木道で大きなホシガラスが、餌みたいなものをつついていた。人なっこい鳥の様で、しばらく眺めていても逃げなかった。 木道の庭園みたいな登山路を行く 前方に旗がなびく祠が見えてきた。天狗岩の岩場らしい。祠は吾妻神社。 梵天岩の方へ進み、ここで初めて「西吾妻山」が姿を現した。 梵天岩の先から、大凹の池塘を撮ろうと、岩山の先へ進む。 眼下の木道を、早くも仲間二人が歩いてゆく。下山しようとしたが、下山口の取っ掛かりが見当たらず、しばらくうろうろする。岩の原は、何処でも歩けるから具合が悪い。単独登山者の頭が向こうの方に見えてホッとする。 ワタスゲ咲く池塘。 大凹を過ぎて分岐を、人形岩の方へ進まず、登って来たカモシカ展望台経由で降りる。先の二人は人形岩経由で下山して、リフト乗り場で待ちわびていた。15.10時頃。リフトの先の方が晴れてきた。向かいに朝日岳が見えるはずだが―。 15.55分ロープウェーの高原駅に到着。20分置きにロープウェー出発。 16.15車で着替え。少し下がった所の、日帰り温泉で入浴。ちょっとゆっくりしすぎた。磐梯高原へ降り、桧原湖の湖畔を通り、猪苗代磐梯高原ICより「磐越自動車道」にのり、「北陸自動車道」をひたすらに走る。今日中に戻れるつもりが、真夜中を過ぎ、1時を廻っていた。 ■次回登山は、8/5長野県「霧ヶ峰」へ■ |
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2013年09月15日(日)2回目 女性コンビと2山巡A東吾妻山 日本百名山の「吾妻山」は、西吾妻山が最高地点である。吾妻山は「西吾妻山」から「東吾妻山」までの全部を含めて「吾妻山」と云うのだろう。前回に西吾妻山を登っているが、それだけで吾妻山制覇と云うのもおこがましいので、今回は反対側の「東吾妻山」を歩きに来た。西吾妻山から東吾妻山まで縦走路も続いているようだが、我々初心者向きでは無いようだ。 前日は「磐梯山」でなんとか眺望に恵まれ満足。今日は台風接近で雨らしいが、午前中はなんとか持ちそうだ。早朝5.00時に宿を出て、磐梯吾妻スカイラインに乗る。このラインも無料になっていた。5.55分に浄土平に到着。以前観光ドライブで来て、目の前の「吾妻小富士」には登った事がある。まだ車は少ない。トイレ、観光センター、天文台、ビジターセンターがある。 天文台の横に「一切経山」が見える。噴煙が中腹より上がっている。 ビジターセンターの前に車を停める。隣に奈良の車。男性一人山に向かっていった。 早くも雨がポツポツと来た。6.20分に雨具を着て出発。天文台の右を通って山に向かう。ここにも未舗装の駐車場がある。車が一台出発の用意。ベテランパーティらしく西吾妻縦走路を行くらしい。駐車場の先から登山路が始まる。 右手に「一切経山」。ここから直接一切経山に登る登山路は、危険ガスの為に通行止めになっている。 振り返ると「吾妻小富士」がだんだんせりあがってくる。 段々登って、蓬莱山と一切経山の鞍部の「酸ヶ平」より、分岐を一切経山の方へ入る。 分岐の先に酸ヶ平避難小屋が見える。 7.20分に避難小屋到着。先着2名は前夜からここに泊まっていたらしい。コーヒーを沸かしてもらって我々も朝食。 7.45分頃に小屋を出発。荷物を持って出たが、少し登った地点の藪の中にリュックを置いて空身で登る。振り返ると「鎌沼」が見えてくる。左が「東吾妻山」。避難小屋の屋根も見える。 「吾妻小富士」が大きく口を開けている。 東吾妻山の右に、昨日登った「磐梯山」が見えてきた。間違いなく磐梯山だ。 08.25分に、なかなか着かなかった頂上に到着。大きな山塊の北の端が頂上だった。大きなケルンがある。吾妻大権現とかいろいろの立札がある。傍に三角点もある。
頂上の北の端によると、突然に目の下に大きな池が現われる。「五色沼」である。「吾妻の瞳」の別名があるようだ。コバルトブルーの大きい瞳で私を魅了する。引き込まれそうだ。 池まで降りて家形山に登り、縦走路が西吾妻山まで続いている。ずーっと向こうが西吾妻山らしい。登山者が家形山の途中に居る。 風が強くて寒い。記念撮影をして下山開始。 →「家形山を経て西吾妻縦走路」と書いてある。 雨がだんだん強くなってきた。向かいの「東吾妻山」は、今日は無理かなー。 「鎌沼」は案外と大きいな。登山者が登ってきた。五色沼見えた?と聞かれた。デポしたリュックを拾って、酸ヶ平を横切り鎌沼に向かう。木道になっているので歩きやすい。 9.20分に「鎌沼」に到着。池のふちをぐるりと回る。 9.30分に東吾妻山への登山分岐に出たが、雨がひどくなったので、今回は「東吾妻山」に登るのを諦め、鎌沼の周回路に入る。 姥ヶ原という所を通り、ずんずんと浄土平の方へ降りる。考えていたより急坂で長い登山路が続く。雨でぬかるんで滑って歩き難い。雨でこの先写真が無い。浄土平ビジターセンターの軒下で着替えて、センターの中を見てスカイラインを降りる。裏磐梯の方へ降りる心算が反対に向かって走り、福島の方へ降りてしまった。スカイラインの出口に「高湯温泉」があって250円で入る。源泉かけ流しの硫黄の匂いがする白いお湯の野天風呂で真にいい湯だった。12.30分。 13.20分。福島西インターに入る手前に、「福島総合運動公園」のあずま屋の猫を追っ払い、お湯を沸かしてもらって、食べそびれていた昼食をゆっくりと食べる。予定より早く降りたので、後はのんびりと帰るのみ。夜半を予定していたが、9時か10時には帰れそうだ。 **次回登山は、9/21「奥医王山」へ** |
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2009年10月18日・初登山 K君と2山巡りA西吾妻山 昨日は相棒K君と「那須岳」へ登った。霧で何も見えなかった。そしてここ裏磐梯ペンション泊り。 朝起きたら磐梯山がドカッと見えた。この山に今まで二度登っているが、二度とも雨か霧である。晴れた時に登ってみたいものだ。今日は「西吾妻山」を目指す。 宿を出て西吾妻スカイバレーを登ってゆく。紅葉が綺麗だ。 白布温泉の「天元台ロープウェイ」の乗り場湯本駅に8.30分到着。 ロープウェイを降りると、広い天元台の高原である。 ここからリフトを3本乗り継ぐ。1800m地点まで歩かずに登れる。 リフトで登ってきた方面を見下ろす。 ここから登山路になる。10.20分、人形石と呼ばれる地点に登り着く。 ここから木道になる。一度降って行く。向こうに見える丸い山が「西吾妻山」の頂上と思われる。 西吾妻山にだんだんと登って行く。池塘があちこちにある。 「梵天岩」と云う場所を通過。 12.30分、西吾妻山の頂上標識に到着。吾妻連峰最高峰と書いてある。展望ゼロ。 展望が無いので「西吾妻小屋」の方へ降りる。木道に座ってパーティが食事中。我々も食事。 「シラタマノキ」 天狗岩の方へ進む。吾妻神社と云う祠が建っている。 かもしか展望台と云う地点を通って下山。 またリフトを3本乗り継いで降りるのだが、霧になった。霧の中のリフトは初めて。実に不思議な体験。非常に不安な気持ちになり、怖い怖い怖い。じーっと霧が晴れてくれるのを祈るのみ。 天元台のロープウェイの中からは、真下の紅葉が素晴らしい。 15.10分、ロープウェイを降りたら、後はひたすら高速で走って帰るのみ。 二日間で日本百名山を、二山登る計画(那須-西吾妻)は無事達成。 |