2006.09.より登山順
[富山] 高坪山 1013.81m (富山県南砺市)133 [富山] 小倉山 1020. m (富山県南砺市) |
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第5回登山 2019.05.26. 道宗道・平の宮尾尾根より登り、「小倉山」を往復。 第4回登山 2018.05.20. 道宗道・菅沼合掌集落より「小倉山」を往復。 第3回登山 2018.05.16. 道宗道・平の宮谷尾根より登り、林道途中より宮谷頭・猪分岐迄、「小倉山」は断念。下山。 第2回登山 2017.06.11. 道宗道・平の宮谷尾根より林道を歩き「高坪山」へ。下りは鹿熊峠経由で一周下山する。 第1回登山 2016.06.15. 道宗道・平の宮谷尾根登り口より登り、林道を歩き「高坪山」を往復する |
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2019年05月26日(日)5回目 平-宮谷の頭-「小倉山」を往復 民放のBS番組に山の番組があるようで、相棒K君が録画して見せてくれた。五箇山の菅沼合掌集落から「小倉山」に登り道宗道で「猪越分岐」「宮谷の頭」と歩き「たいらスキー場」までの記録だった。ピークハンターの相棒K君は、この小倉山が未踏なので、気になって仕方が無い様だ。 私自身は去年、S女史と二人でたいらスキー場から小倉山を目指し「猪越分岐ピーク」でへたばって敗退した。その四日後に一人で、反対側の菅沼合掌集落より「小倉山」まで登って居る。小倉山から猪越分岐までの間が未踏でちょっと引っ掛かっていた。 ピークハンターの金沢の相棒を8.00に迎えに行き、高速を福光ICで降り、国道304号で五箇山トンネルを抜けると右手にたいらスキー場の看板が立っている。スキー場への登り口を過ぎた所の、道宗道の「宮谷尾根登り口」の近くに車を置く。今日はうまくゆけば「小倉山」まで行きたい。8.50分に登り出す。始めは急坂が続く。 一度林道に出る。日が暑いので、林道手前の林の中で、さっそく抹茶休憩。霊水仕立てで美味しい。登って来た方面に「高落場山」と「高清水山」 道宗道はここから林道歩きとなる。林道が大きく曲がってから、道宗道の標識がある。 登り口はロープが下がり、赤いテープがいっぱいぶら下がっている。サンカヨウが多くある。 ここも初めは急坂だが段々と緩やかになる。 10.55分に「宮谷の頭」ピークに登り着く。 ここからは尾根歩き。一度降る。木の間から白山が見えたが、開けた場所が無く撮るのは難しい。 「人形山」が近い。子供二人が手を繋いだ人型が見える。 ブナ林が増えてくる。 シャクナゲの木が多く、花も残っている。 11.40分に「猪越分岐」のピークに到着。先着4名の若い女性パーティが昼食中。超豪華の鍋料理をつついている。平の方から登ってきて、ここが目的地らしい。我々もここで簡単に食事をして、荷物を残して空身で「小倉山」に向けて出発。11.55分。 ここから小倉山までは初めての道である。いきなり降りだす。前方に見えるピークが「小倉山」だと思われる。その上に霞んではいるが「白山」が見えるではないか。一度大下りするが素敵なブナ林が続きうれしい。 登り返しも思ったように急坂でなかった。12.30分、登山路いっぱいの泥池を過ぎたらすぐ頂上だった。この泥池は前回に見覚えがある。頂上は単なる登山路で標識が無ければ判らない。その標識も熊にかじられほとんど読めない。少し先へ行ってみるとどんどんと降っている。 記念撮影して、すぐ戻りに掛かる。13.10分頃に猪越分岐のピークまで戻る。13.25分頃下山開始。登って来た道を日のまま戻る。 ツバキ アカモノ ガマズミ ナナカマド 15.55分頃、車に到着。 ■活動時間 7時間1分 ■活動距離 7.8km ■高低差 408m ■累積標高1233m/1253m Ⓢスタート 8.49→1時間53分→宮谷ノ頭10.47-11.03(16分)→1時間20分→ 小倉山12.23-12.45(22分)→1時間8分→宮谷の頭13.53-14.11(18分)→1時間40分→ Ⓖゴール15.51分 ■次回登山は、5/30福井県「大師山」へ■ 2018年05月20日(日)4回目 菅沼合掌集落より「小倉山」を往復 四日前、たいらスキー場の方から「道宗道」を通って「小倉山」を目指したが、「宮谷の頭」と「猪越分岐の頭」迄行って、最後の「小倉山」は断念して戻った。新しく作った山名札は持って帰った。今日は日曜日であるが単独行である。断念した「小倉山」を反対側の菅沼合掌集落の方から登ってみようと考えた。登山口は以前にドライブの時に確認したことがある。赤尾道宗の「行徳寺」から庄川沿いに下って、菅沼合掌集落の裏までは平地の4キロmくらい。ここから集落の裏山を急登して道宗道の登りが始まる。 小松から高速に乗り、東海北陸道の五箇山ICで下車。西赤尾の行徳寺の方へ進み、庄川の橋を渡った所で、右へ西赤尾の反対側に進むと菅沼集落の裏に着く。祠のある所から直進すると小瀬の方へ出るが、分岐を庄川そいに右へ回ると折り返しの分岐がある。8.35分。 分岐が広いので車を置く。折り返しの道は小瀬への道だったが、今は祠より直進する道が出来ている。地理院地図は修正されていないので、チョット??となる。8.40分。 折り返しの道を20mほど進むと登山口がある。「登山道小倉線」の木の標識。「道宗路入口・登山路小倉線」の石の標識。8.55分。 斜面を登る道は、草ぼうぼう。先が思い揺られる。 少し登ると、庄川の向こうに菅沼合掌集落の一部が見えてくる。 しばらく登って「中部北陸自然歩道案内図」の立て札。小倉山に「こくらやま」と仮名を打ってある。この地図はとても判り難い。家へ帰って考えたが、上の現在地より小倉山を登り、猪越分岐・宮谷の頭で林道に降り、高坪山の方へ少し歩いた分岐より、まだ歩いた事のない林道で小原ダムまで戻ってくるもの、と思われる。 尾根まで登ると登山路ははっきりとしていて安心。 ギンリョウソウを今年初見。 ブナの木が多くなってきて気持ちが良い。急坂が続く。 10.40分に、ブナ林の標識がある展望台に出る。白山の方が見える。 黒御影石の山名版がある。 展望台のある地点は、地理院地図の「922m」地点と思われる。ここから急坂も済み平坦な地形となる。なんと登山路の横に小さな流れが現れ、水飲み場が出来ていて、コップが置いてあった。帰りに飲んだが美味しかった。11.15分。 11.40分、この先は降りとなる小さなピークで昼食。昼食後、ここに荷物を置いたまま、タブレットと山名札を持って、小倉山のピークを目指す。日曜日なのに、今日は誰も歩いて居ないようで、リュックをおっぼらかしても大丈夫みたいだ。 ブナ林を抜けたら960メートル付近で、また展望地点に出た。12.15分。地理院地図ではここから小原ダムの方へ降りる登山路の記入があるが、標識もないし登山路も見当たらなかった。 登山路に残雪が現れた。 12.35分に「小倉山」頂上に到着。哀れな標識。 平たな頂上で展望なし。 持ってきた山名札を提げてすぐに下山を始める。 右・大滝山、左・人形山の見える所があった。人形山の中腹に人型が現れ出した。大滝山の上に大きな反射板が見える。 上の展望台より「白山」 「笈岳」と「大笠山」 途中でデポしてあったリュックを回収。下の展望台で「ワラビ」を収穫。後はひたすらに急な坂道を、転ばないようにゆっくりと一歩ずつ降りるのみ。 16.20分にようやく車に到着。8時間近くも山の中にいたのに、誰とも遇わなかった。帰りは菅沼集落の中を通って国道159号線に出た。集落の後ろの山が、登っていた山である。 ところで、越中五箇山、西赤尾村行徳寺の「赤尾道宗」が月に一度、南砺市井波の瑞泉寺へ、蓮如上人の説教を聞きに通った七里の道「道宗道」と言われる山道は、私は通して歩いた事は無いが、山名のあるピークは大体登った様な気がする。閑乗寺公園の方からは「八乙女山」-栃尾峠-「大寺山」。赤祖父池の方からは「扇山」「赤祖父山」。縄ヶ池の方から「高清水山」「草沼山」。たいらスキー場方面からから、-朴峠-「高落場山」。「宮谷の頭」「猪越分岐」。菅沼より「小倉山」。赤祖父山-杉尾峠-高清水山の間が抜けているが、チョット入りにくい感じだ。杉尾峠の近くに三角点のある「杉山」がある様だが、ここだけ未踏だ。 ■活動時間 7時間43分 Ⓢスタート8.37→(3時間47分)→小倉山12.24-12.39(15分)→ (3時間41分)→Ⓖゴール16.20 ■活動距離 4.0km ■高低差 681m ■累積標高上り/下り 724m/721m ■次回登山は、5/28鶴来町「倉ヶ嶽」へ■ 2018年05月16日(水)3回目 平-宮谷頭-猪越分岐頭の往復 10日ほど前にたいらスキー場から、朴峠経由で「高落場山」に登った。初めての道で、なかなか良かった。その道は「道宗道」と呼ばれる登山路である。この続きの道宗道は、たいらスキー場から反対側に続いている。以前に調べたことがあるが「宮谷の頭」と「猪越分岐」と「小倉山」の三つのピークがある。途中までは「高坪山」登山路と同じで、林道の途中より道宗道が分岐している。今までは高坪山の方ばかり歩いて居るので、これを機会に道宗道の三つのピークを歩いてみようと考えた。 高落場山に登った時と同じく、8.00時に小松市民病院でS女史を乗せ、福光ICで降り五箇山トンネルを越えてたいらスキー場に到着。朴峠に登る道よりさらに1㎞ほど奥の、中部北陸自然歩道の登り口の駐車場に車を置く。お天気は良いが、滅茶苦茶暑い。(この日は富山は32度の真夏日だったらしい) 200mほど先に「宮谷尾根登り口」の、道宗道の標識がある。9.40分にここから登山路に入る。始めは少し急である。段々と緩やかになり、最後にまた急坂を登り切ると林道に出る。途中に「シャクナゲ」がまだ残っていた。 ツツジ シャクナゲ イワウチワ ツバキ タムシバ 後方に「高落場山」 10.30分に「林道」に登り着く。遠くの山は「金剛堂山」。近くの丸い山は「高坪山」。林道をぶらぶらと歩いてゆく。暑い。 サンカヨウ イワナシ アオダモらしい 前方の林道の上に、右に尾根が始まって伸びている。あの尾根がこれから登りに行く「道宗道のある尾根らしいぞ。 林道を周り込んだら、土砂崩れと凄い残雪で林道が完全にふさがっている。 それにしても凄い残雪だ。雪は締まっているので上を恐る恐る通ってゆく。土砂崩れも多くある。 林道からの道宗道が判るか心配だったが、標識も登山口も見えた。ピンクのテープもいっぱい下がっている。登山路の上に雪が見え、溶けて登り口がドロドロ。11.15分に登り出す。尾根まで登り着いたら雪は無くなった。 ハルリンドウ バイカオウレン イワウチワ 12.00時に、一つ目のピーク「宮谷の頭」に到着。登って来た方が開けている。標識の向こうが「高落場山」と「高清水山」。近くの山はたいらスキー場の三角点ピーク。目の前にシャクナゲが咲いている。もっと晴れていると「立山」が見えそうだ。 ついでに作ってきた山名札を提げる。調べた資料ではすべて「954m」になっていた。しかし地理院地図では「970m」ぐらいに見える。どちらにしようか迷ったが、ひょっとするとピークを巻いて登山路が続いているかも知れないので、954mにしてきた。標識の書き込み「970m」は、そうゆう意味である。 ピークを一度降りる。大きなシャクナゲの木が満開である。 ブナの木が多くなってくる。 左が見える所がある。「高坪山」と、向こうは雪の残る「金剛堂山」。 この尾根にもシャクナゲが多い。まだ蕾のものもある。 12.50分に「猪越分岐」のピークに登り着く。イノシシでなくて、ライオンの「獅子越え分岐」とも呼ばれているようだ。標識は熊にかじられ哀れな存在、字も読めない。あまり展望は無く、「小瀬峠」への分岐の道がある方面だけ見える。 向こうに見えるピークを越えて、「小瀬峠」に降り「袴腰山」の登山口や林道へ降りられるようだ。しかし覗き込んでも登山路が良く見えない。地理院地図には載っているが、荒れていそうだ。 分岐点だがここは、ちゃんとしたピークである。地図に1028mと記載がある。次のピークの「小倉山」よりもここの方が少しだけ標高が高い。今日は小倉山まで行くつもりだったが、暑くてへたばって、小倉山は断念した。 食事。ここにも目の前にシャクナゲが咲いている。半分はブナ林になっている。山名札を提げて記念撮影。小倉山の方を覗きに行ったが、ピークは見えない。大分降ってまた登り返すようで大変だ。登山路はしっかりとついているようだ。ゆっくりと休んで13.40分に下山開始。同じ道を戻る。 林道に残雪があり「フキノトウ」をこの時期に収穫。カタクリも残っていた。「ザゼンソウ」も腐りかけていたが今年初見。16.15分にようやく車に到着。長かったー。 ■活動時間 6時間47分 Ⓢスタート09.24→(2時間20分)→宮谷の頭11.44-12.11(27分)→ (40分)→猪越分岐頂上12.51-13.40(49分)→(20分)→宮谷の頭14.00-14.24(24分) →(1時間47分)→Ⓖゴール16.11 ■活動距離 6.4km ■高低差 414m ■累積標高上り/下り 760m/756m ■次回登山は、5/20南砺市「小倉山」へ■上の項 2017年06月11日(日)2回目 平-高坪山-鹿熊峠-平の一周 今年は中々ササユリと出遇わない。去年ササユリを多く見かけた「高坪山」を歩く事にした。 7.50分、なかうみの里でS女史を乗せ、加賀産業道路から山側環状線に入り、イオンもりの里の交差点を、金沢大学の方へ入り、道路左側の若松ロードパークで、S女史の山友達、X女史と合流。今日は三人パーティ、X女子とは初対面。金大を通り抜け県道27号線で福光まで出て、国道304号で五箇山の方へ走り、長いトンネルを抜けた所で、たいらスキー場の方へ右折する。スキー場の方へ登らず、直進して「中部自然歩道」の鹿熊峠への登り口に車を留める。右側に駐車場がある。この道は直進すると「袴腰山」へと登って行く。 今日は、中部自然歩道の鹿熊峠を越えて、相倉合掌集落まで行く子供連れのパーティが待機している。我々は、今日は自然歩道を通って、ここへ降りてくる予定なのでここに車を置いた。 9.25分に歩き出し、舗装道路を250mほど進むと、左に「道宗道・宮谷尾根登り口」の標識がある。9.30分、ここを入る。始めは急坂である。石楠花の木が多いことを発見。花が一つ残っていた。 シャクナゲ ウラジロヨウラク ササユリ 10.05分に林道へ降り立つ。ここから林道歩きとなる。 女性二人は山菜取りの名人。目の色が変わる。ウド、ワラビ、ヨモギ、・・・ 左が「高落葉山」。真ん中が、たいらスキー場の三角点ピーク。 ユキザサ エンレイソウ サンカヨウの実 「道宗道」の分岐、「林道」の分岐を過ぎると、林道の右手の展望が開ける。近くは目的地の「高坪山」、向こうは「人形山」。次の「大滝山」に反射板が見える。そして「白山」が見えた。10.55分。 人形山の山腹に、子供二人が手をつなぐ「人型」が見える。少し悲しい言い伝えが残っているようだ。この人型で「人形山」と呼ばれるようになったと、X女史が解説してくれる。 去年は白山は見えなかった。いつも見慣れている白山を、裏側から見ている。 白山の右に、「笈岳」と「大笠山」。 ようやく高坪山の麓に近づいてきた。 11.30分に、壊れた「高坪山登山口」の標識を登り出す。 右に登り、細い尾根に取り付き登って行く。 ブナ林を過ぎると頂上は近い。 12.10分に頂上到着。三角点で記念撮影。 一方だけ、白山の反対側が切り開かれている。 北アルプスが見える。右が「薬師岳」。左が「立山」である。 「立山」の左は、「剣岳」まで続いて見える。高坪山は、「白山と立山の間」にある様だ。 三角点頂上の一つ手前に、広場があるので、日陰に入って昼食。 ゆっくりと昼食。山菜のおかずが出てくる。13.00時頃下山開始。 ブナ林を降りる。 高坪山の尾根から、一か所だけ白山方面が見える場所がある。林道まで降りたら、今回は林道を進み一周する予定である。 ガマズミ ヤマボウシ アカモノ 気持ちの良い林道である。結構長い。 ウマノアシガタ? ヤブニンジン ギボシ ウワミズサクラの咲く林道を行く。 前方に「人形山」が見えた。 人型 ムシカリ マムシグサ 谷に残雪があった。 ? 14.25分。ようやく「中部北陸自然歩道」にたどり着いた。左側から「鹿熊峠」を越えて歩道が降りて来ている。右は林道が、相倉合掌集落の方へ降りてゆく。左に入る。ここから鹿熊峠越えで、また登りになる。道は荒れている感じ。 15.10分に、ようやく鹿熊峠が見えてきた。女性軍が待っている。 730mの鹿熊峠。これでやっと下りになる。 「エビネラン」のようだ。 朝置いた車が見えてきた。 15.40分に、一周して元の地点へ無事戻り着いた。 登り口の案内板。 また五箇山トンネルを抜けて、国道を降りてゆくと。展望所がある。 ■活動時間 6時間24分 スタート9:16→2時間47分→高坪山12:03-12:59(56分)→ 2時間8分→鹿熊峠15:07-15:18(11分)→22分→ゴール15:40 ■活動距離 9.5km ■高低差 424m ■累積標高上り/下り 837m/839 ■次回登山は、6/17県民の森「深谷山」へ■ |
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2016年06月15日(水)初登山 平スキー場より高坪山往復 「道宗道」の事を調べていて「小倉山」と云うのが出てきた。地図に名前が無いので最初は何処にあるか判らなかったが、「高落葉山」から「朴峠」を通って「たいらスキー場」へ下り、「宮谷尾根登山口」より「宮谷ノ頭」「獅子越分岐」のピークを越え、次のピークが「小倉山・1020m」だった。地理院地図には山名も標高記入も無し。そのまま越えると急坂を降って五箇山菅沼集落へ降りる。赤尾の「行徳寺」も近い。地図には小倉山の名前は載っていなかったが、「高坪山」という名前が近くに載っていた。「富山の百山」にこの山の紹介があったので、今回は一人でこの山を歩く事にした。 この間、高清水山に登った時この「高坪山」らしき山が見えた。おむすび山として親しまれているらしい。自宅を7.30分に出て、福光ICで降りて国道304号で五箇山トンネルを抜ける。長いトンネルを抜けるとすぐ梨谷大橋になる。橋を渡ってすぐ右に五箇山たいらスキー場の方へ入る。赤い橋が梨谷大橋である。8.50分。 少し進むとたいらスキー場へ登る道の反対側に、「道宗道」の標識がある。ここを川まで下り朴峠を越えて高落葉山へ登るらしい。標識「行徳寺まで9.6km・瑞泉寺まで19.2km」 さらに進むと左に「中部北陸自然歩道」の登り口がある。9.00時。「鹿熊峠」を越えて相倉集落、上梨集落へ抜ける古道らしい。下に「高坪山登山口を経て上梨へ至る」の標識もある。ここからも高坪山へ登れる様だが良く調べてこなかった。 9.10分、左側に広場があり公園らしい。「公園利用の皆様へ」という立て札がある。五箇山県立自然公園特別地域内であるから植物採取禁止との事。ササユリ・カタクリ・クマガイソウが咲くと書いてある。 この先50mほどの所に、道宗道の登山口を見付けたので、また戻って広場に車を置く。 9.17分に登山口に到着。高落葉山より下りてくると、舗装道路を歩いて、ここが道宗道の続きとなる。 「道宗道・宮谷尾根登り口」の標識がある。 初めは急坂だが、途中はなだらかな所もある。 振り返ると登って来た方に「高落葉山」がそびえている。一度こちらの朴峠経由で登ってみると面白そうだ。 10.00時に林道に合流した。正面に見える丸い山が目的地の「高坪山」らしい。あの麓まで、この林道が続いて居るようだ。 林道あるきで「ササユリ」を多く見かける。 日陰で座り込んで休憩。立派な林道で車でも登ってこれそうだ。車にも人にも一度も出逢わなかったがーー。 林道カーブを廻ると、右手に道宗道の分岐があった。道宗道はここより尾根を進み、「小倉山」を越えて菅沼へ降りてゆく。 今日はこのまま林道を歩いて「高坪山」を目指す。道宗道分岐より100mほど先に、右に林道の分岐があった。地図を見ると小原ダムの方へ降りられるようだ。 相変わらず「ササユリ」が咲いている。 林道分岐を過ぎると、俄然と展望が良くなる。高坪山の向こうは「人形山」と「三ヶ辻山」らしい。その手前は「大滝山」で反射板が見える。 こちらは登って来た方面。手前の丸い山は「たいらスキー場の三角点ピーク」。頂上に反射板が見える。その左が「高落葉山」。二つの間の双耳峰が「高清水山」。 高坪山の登山口が、なかなか現れないので心配になったころ、11.10分に壊れかけの標識を見付けた。 少し戻るようにして尾根に取り付き登り出す。ブナ林となる。 11.50分に頂上三角点に到着。
思ったほど展望なし。暑いので少し下がったブナ林で昼食。 木の間から、道宗道の「高落葉山」と「高清水山」が見える。 下山開始。12.40分に林道に降り立ち、元の道を戻る。鹿熊峠を越えて戻る事も考えたが、一人だしまた今度にしよう。 前方の尾根は道宗道の尾根である。左が「小倉山」で、真ん中が「獅子越分岐」のピークだと思われる。地図を見ると、獅子越分岐から「袴越山」への道がある。 南に雪の残る山が見える。奈良・大笠・笈岳辺りと思われる。左のその先に白山が見えそうだ。 東はスキー場見えるから、右の奥は「金剛堂山」らしい。 13.35分に林道歩きも終わって、宮尾尾根に入る。 14.00時に登山口の林道へ降り立つ。車はすぐ近くだ。 次回は一周しようと、中部北陸自然歩道のコースも書き加えてみた。 ★次項2016年48回登山は、6/18福井県の「能郷白山」へ★ |