2006.09.より登山順
[福井] 能郷白山 1617.33m (福井県大野市)104 |
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第2回登山 2016.06.18. 温見峠より往復。 第1回登山 2013.06.22. 温見峠より往復。 |
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2016年06月18日(土)2回目 三日前の高坪山に登るとき、相棒K君に電話をかけて情報を聞いた。彼は高坪山には登って居ていろいろアドバイスを頂いた。その時今度「能郷白山」に行くのでどうだと誘われた。K君のパーティは4人、こちらはS女史と2人計6人。車二台で行くことになった。 加賀ゆめのゆで落ち合い、K君が私の車に乗り7.00時に出発。K君とS女史は久しぶりに顔を合わせたので話が弾む。K君調子が悪いと云いながら、色々と登って居るようだ。80歳で元気な男である。福井北ICより中部縦貫自動車の無料区間を走り大野市はずれから国道157号を登って行く。温見峠が近づくと道が細くなるが、9.10分に峠の上に到着。峠は車30台以上留めてありびっくり。岐阜県側が道が広いので車を置く。 9.25分に峠の上より登山路に入る。 すぐブナの混じる急坂が続く。 ギンリヨウソウ オウレン 4/1標識に10.00時 谷底に見える温見峠の国道。よく見ると留めてある車が見える。 峠の向かい側の稜線の上に、かすかにかすかに雪の残る山が見える。「白山」だと思うがーなー。 10.35分。少し登山路が広い所で、抹茶休憩。K宗匠有難うございます。グラス茶碗で冷たい抹茶美味しかったです。 サラサドウダン アザミ ユキザサ 11.20分頃ようやく尾根に登り着いたようだ。ナナカマドに白い花。 ここからはあまり高低差が無い。頂上はどれ?。見えるのかな?。 岐阜県側へ国道が降りて続いている。向かいは山ばかり。
12.20分に頂上三角点に到着。ここは展望が無いので神社のあるピークに全員が移動して誰もいない。神社ピークはここよりちょっと低いが展望が良い。 向こうに小さい神社が見える。途中の鞍部に岐阜県側からの登山路が合流してきている。 12.45分に頂上到着。昼食。 北の方面の山々。 西の方面山々。福井県の山で、冠山、金草岳の方面と思われる。 今日の6人のパーティ。記念撮影して13.20分頃下山開始。 コバイケイソウが咲いている。S女史はなぜニッコウキスゲが一本も無いのか?と苦言。 今度は三角点ピークで記念撮影。 後はひたすら下山。降りてゆく先のピークの上は「荒島岳」か?。左の山は「姥ヶ岳」か?。 「ヤブレガサ」 イブキトラノオ ミエマカラマツ アズキナシ? 15.40分、ようやく峠に降り立つ。峠の向かい側の高台に祠があり、お地蔵さんが安置されているようだ。先に降りた仲間がそこにいて手を振っていた。遅くなりまして申し訳ありませんでした。 ★次項2016年49回登山は、6/23富山県「白木峰」へ★ 2013年06月22日(土)初登山 2009年6月、岐阜の犬山の温泉の帰りに、ドライブをしていて急に「根尾谷薄墨桜」を見に行く事にした。桜の時期の賑わいはテレビでいつも拝見。今は花はとっくに終わっているが、巨樹だけでも見ておこうと寄ってみた。その時の写真が有ったので載せておく。 付近のガソリンスタンドで油を入れていて、温見峠越えの国道情報を聞いたら、能郷村から先は災害通行止めになっているが、ここからは迂回道路があると云って地図をくれた。初めは舗装してあったが、温見峠に近ずくと、大変な国道157号線だった。酷道と呼ばれているらしく、舗装は切れ、カーブを延々と登って行く。まさに林道で、対向車が来たらすれ違いが出来ない。これが本当に国道?、道を間違えたか?、と肝を冷やしていたら「温見峠」に着いた。 ここから福井県の標識がありホッとした。ここからは舗装があり、車が5台ほど峠に停めてあり、「能郷白山山系概念図」の看板があった。能郷村から登るのが本道で、昭和63年にこの峠からの登山道が付けられたと書いてある。峠の上から能郷白山登山口が始まっている。いつかは登ってみたいとその時に思った。 深田久弥は石川県加賀市の生まれであるが、福井の学校を出たらしく、日本百名山を選ぶとき福井県の山も選びたかったのだろう「能郷白山」と「荒島岳」を考えたらしい。最終的には荒島岳を選んで能郷白山は落選した、という話が伝わっている。標高は高いが「温見峠」から登れば老人でも登れそうだ。 2.3日前大雨がありネットで調べたら通行止めになっていた。しかし雨が止んで来たら解除された。予報では午後からは晴れ間も出る予報だったが、これは平地の話で、山は一日中霧で、時々細かい雨が来た。加賀ゆめのゆで7時に待ち合わせ、相棒K君とS女史の三人で9.20分に温見峠に着いた。福井県側の国道157号は、細い所もあるが全線舗装してある。 車が3台ほど留めてある。登っている人が居るらしい。 9.30分登山開始。峠にある「昭和63年9月1日開設・能郷白山登山口」の標識より入る。いきなりの急坂になる。「コバイケイソウ」の花が咲いている。 白い花が雨に濡れている。これは「ウツギ」の仲間か?。一時間ほど登ると勾配は緩やかになる。 「サラサドウダン」の木があった。木の下に花がいっぱい落ちている。 よく見るととても美しい花だ。 「アザミ」 「ナナカマド」 「ユキザサ」 「コバイケイソウ」 11.40分、三角点のある頂上に到着。林の中で展望無し。三角点は一等である。
すぐ近くに社の建つ頂上ピークが在る筈なので向かう。少し降ってまた登る。草原になり「コバイケイソウ」がいっぱい咲いている。 5.6分で社の建つ頂上に到着。丁度12.00時。晴れていれば展望は良いのだろう。 「イブキトラノオ」 「コバイケイソウ」が多い。加賀白山よりも多い。 丁度雨が降ってきたので、社の床下に潜り込み昼食。頭がつかえる。それでも天気の悪い時に潜り込む人が多いようだ。 13.00時に下山開始。三角点ピークで記念撮影。5.6人のパーティが食事中。 「ダケカンバ」も多い。 イチゴの花らしい。「ノウゴウイチゴ」と云う花があるらしいが、これなのかは知らない。 白い大きな花がいっぱい群れて咲いている。「ヤグルマソウ」の花だと思う。 「ミヤマカラマツ」だと思うが雨に濡れている。 14.50分に「温見峠」に降り立つ。車を置いた上の木に白い花がふさふさ。何という木?。その木の下で、相棒に抹茶を点てて貰って、帰宅。 **次回登山は、6/27長野県「五竜高山植物園」へ** |