2005.04.より登山順
[加賀福井] 大師山 550.33m (福井県勝山市片瀬町)114 | ||
第2回登山 2019.05.30. 勝山市越前大仏裏の佛母寺より、大師堂経由で頂上。降りは林道経由で佛母寺へ一周。. 第1回登山 2010.05.29.. 勝山市越前大仏裏の佛母寺より、大師堂経由で頂上。降りは林道経由で佛母寺へ一周 |
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2019年05月30日(木)2回目 8.00時に加賀ゆめのゆに集合。相棒K君とS女史の三人のパーティーで、今日は「大師山」である。この間から福井の山に登って居る。大師山も9年ぶりの登山である。山中温泉を抜けて、高速道路を使わずに勝山へ行く。高速を使っても、あまり時間の節約にならないみたいだ。越前大仏のの後ろにそびえるのが「大師山」である。越前大仏清大寺の裏の、片瀬町の「佛母寺」の下の駐車場に車を置く。迷わずに入り込めた。林道の突き当りで3.4台置ける。イノシシ除けの柵があり。開け閉めして林道を歩いてゆく。林道はそのまま登山路になって行く。 白いコアジサイ タツナミソウ ヤマツツジ ツルアリドオシ タツナミソウが多い。 気持ちの良い登山道である。5合目の石標通過。 タツナミソウは「シソバタツナミソウ」の表示があった。 尾根の上に登り着く。前坂という表示がある。 尾根歩きとなり、明るい感じとなる。相棒K君に抹茶を点ててもらって休憩。 7合目石標通過。 ニガナの白花 ニガナの黄花 ナルコユリ 10.55分に、大きな杉に囲まれた、小さな「大師堂」に到着。泰澄大師が像を収めたらしい。 ここは9合目の石標がある。 11.15分に頂上到着。勝山市街が見下ろせる。方位版があり山名が載っている。 下に恐竜博物館。右上は越前甲山らしい。 報恩寺山とスキージャム勝山 頂上の一番高い所に、石の六角灯籠と、そばに2等三角点がある。ゆっくりと昼食。 頂上まで裏から古い林道が登ってきている。地理院地図には、登山道と林道が交差して載っているが、昔の登山路が使われなくて廃道となり、いろいろと変わっている。 林道歩きが楽なので、登山路が廃道になって居る様だ。林道を歩いて降りながら、登山路らしきものを探してゆく。 うまい具合に、車を置いた佛母寺の裏にたどり着いた。13.40分に車に到着。 ツレの二人がまだ「越前大仏」を拝観したことが無いというので、拝観に行く。 五重塔の後ろの山が、先ほどまで居た「大師山」である。 奈良の大仏よりも大きいと云う大仏。 エレベーターで五重塔に登る。大仏殿の向こうの山は「荒島岳」らしい。 ■活動時間 4時間26分 ■活動距離 4.3km ■高低差 369m ■累積標高501m/505m Ⓢスタート 9.17→1時間56分→大師山11.13-12.18(1時間5分)→1時間26分→ Ⓖゴール13.44分 ■次回登山は、6/4福井県「吉野ヶ岳」へ■ 2010年05月29日(土)初登山 「加賀の里山逍遥」のページも、県境を越えて福井にも入り込んできた。石川県境から続いている福井の山も、九頭龍川までは、加賀の里山に入れている。この「大師山」もそうである。 福井県勝山市の「越前大仏」の借景となっている山である。今日は一人。小松より8号線を走り、山中温泉を抜け、大内トンネルを越えて、永平寺町より九頭龍川を遡り、勝山市に入り、白峰からの国道157号線に合流して、しばらく走ると、左手に「越前大仏清大寺」の大仏殿と五重塔が見えてくる。その背後の綺麗な山が「大師山」らしい。8.00に着いた。 この清大寺の右奥に「片瀬」と言う集落がある。集落のはずれの山裾に「佛母寺」と言う寺がある。そこが登山口になっている。入る道を一本間違えたのか、細い村の中の道をうろうろする。 ようやく佛母寺に到着。寺を通り過ぎた所に駐車場があり、5.6台留められる。お寺の駐車場かも知れない。すぐ前が越前大仏の大仏殿である。寺の周りを散策する。寺の右に、森林浴コース入口の標識がある。境内に句碑が多い。立て札に拠れば、勝山の俳句発祥の地であり、ここは文人墨客の曾遊の地である。との事。 8.30.入ってきた林道をそのまま進む。「シャガ」が咲いている。 林道はしばらくすると山道になる。黄色い小さな花は、調査中。「コナスビ」かな。 道は深い溝になっているところが多い。昔からよく歩かれているようだ。「ムラサキヤシオ」が咲いていると、案内書に載っているが、このツツジではないようだ。 これは何。「ママコマ」とも違うようだし。 9.05.峠の上に到着。ここは「前坂」と言う地点らしい。四角い標識には、前坂の右面に「大師山伏拝」と書いてあり、左面に「三谷」と書いてある。大師山伏拝とは、大師山の頂上の事だろう。峠を越えて下がってゆくと、三谷に出るのかなと思ったが、地図にそんな名前は無い。 峠より右に尾根道を登ってゆく。これは「キツネノボタン」かな。 この葉がよく目立つ。「クルマバハグマ」らしい。 9.30.大きな杉林に出たら、「大師堂」に出た。小さな祠が建っている。泰澄大師の尊像を安置するために、創建された、と書いてある石碑がある。本には泰澄大師自作の像が収めてあり、大師山の名前の由来である、と載っている。 9.50.広い頂上に到着。三角点が在り、横に石の六角灯篭がある。古いものらしい。
西に勝山市街が見下ろせる。 東に報恩寺山が見える。勝山のスキー場らしい。曇っていて白山は見えない。途中の立て札に、大師山伏拝と書いてあったから、晴れていれば白山が見えるのだろう。 松の木があり「大師山を桜の山に」という立て札があり、桜がいっぱい植えてある。少し荒れた林道が裏から登ってきている。コーヒーを沸かして50分も長居。誰も登ってこない。10.40.下山開始。しばらく降りたら林道に接触。林道に入らず右の登山路に入る。しばらくで又林道出た。 林道も左に分岐している感じ。ここらに「三頭山」への分岐があるはずだが、見当たらない。登山路も、林道を横切って続いているはずだが見当たらない。林道の分岐を左に探しに行けばよかったが、邪魔くさいから、林道を右に降る事にした。林道歩きも好きである。桐の花の先に、登山口近くの勝山城が見えた。 大きく遠回りして林道をブラブラと降りたら、左から登山路が合流してきた。右に登山路が続いているので、林道を離れて登山路に入る。今年初見の開いた「ササユリ」。林道を二度ほど横切ったら、11.30.佛母寺の裏にたどり着いた。誰にも会わない山行きだった。 越前大仏の清大寺は、いつも前を素通りしているので、今日は拝観して行く。借景の大師山が綺麗だ。500円払って中に入る。広い駐車場に車が数台。 勝山市の名誉市民、故「多田清」氏が建てたもので、今は市の持ち物らしい。税金が払えなくて、市に寺を寄付をした、という話は聞いた。立派なものである。奈良の大仏よりも大きいとか。 五重塔にエレベータで登ると、大仏殿の向こうに勝山城が小さく見えた。 塔の上からは、さっきまで居た大師山が目の前である。 勝山の「水芭蕉」という温泉施設に入って帰る。 |