2005.04.より登山順
[加賀] 大嵐山 1204m (白山市桑島町)31 水芭蕉群生地 焼杉三角点・桑島三角点・白峰村役場三角点 |
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第12回 2021.07.03. 第11回 2020.05.06. 駐車場園地よりブナ林経由で「水芭蕉園地」往復・ 第10回 2017.05.04. 園地より「大嵐山」頂上往復、「水芭蕉」を見てブナ林を経由で降りる。 第09回 2015.11.04. 園地より「大嵐山」頂上往復。 第08回 2014.09.13. 園地より「大嵐山」頂上往復。 第07回 2014.04.27. 大嵐山には登らず、「水芭蕉園地」散策。 第06回 2011.05.11. 大嵐山には登らず、「水芭蕉園地」散策。 第05回 2010.05.12. 大嵐山には登らず、「水芭蕉」と「三角点探訪」。 第04回 2009.09.12. 園地より頂上往復。 第03回 2009.04.25. 大嵐山には登らず、「水芭蕉園地」だけ見に行く。 第02回 2007.04.26. 大嵐山園地より頂上往復。「水芭蕉園地」に寄る。 第01回 2005.09.10. 白百合林道の大嵐山園地より頂上往復。初登頂。 |
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2021年07月03日(土)12回 白虎谷ブナ林-「大嵐山」-展望コース 梅雨シーズンで雨が続くが、今日はあまり降らない様だ。S女史がしばらく登って居ないというので「大嵐山」を歩きに来た。久しぶりに標高が高いが、標高差は余り無いので老人でも登れるぞ。10.40分、大駐車場まで登ってきたら駐車場は空っぽだな。 水場の横から登り出す。水場はいつも勢いよく水が溢れていたが、今日は止まっている。 緩やかな坂を登って行く。 出作り跡地コースが分岐。以前はよく入り込んだが、今は草ぼうぼうで入れないような感じだね。 峠の上の四ツ辻に到着。直進して下って行くと「水芭蕉園地」に降りる。今日は右に「大嵐山」だ。 細い釣り尾根である。両側が谷になっている。高低差は余り無い。 ちょっと登ると「白虎谷のブナ林」に登り着く。ここに大きな洞のあるブナの古木があった。人の通れる穴は壊れてしまっている。 ここのブナ林は人工で植えたものと聞いているが、素晴らしいブナ林で大好きな場所である。ブナ林の先に空き地が見えるな。何処からか道が付いたかな?。 よく手入れされている。 ここから「大嵐山」を目指す。 段々と急坂になってくる。斜面の大きなブナの木が根っこを出して倒れている。もったいないなー。 急坂が続く。大きな洞のある木がある。大きな杉の木もある。 頂上の直下に小さい平地があり頂上標識が建っている。1200mを越えているぞ。 頂上はサンカンスギが占領する小さなピークが二つあり、その一つに道が付いている。誰もいないので狭いピークで昼食。13.10分。 晴れていればここから鳴谷山の上に白山が見える。晩秋に登って、雪を頂いた白山を眺めて感激した事がある。 記念撮影をして下山開始。 少し降りたら下から若い軽装のアベックが登って来た。しばらくしてすぐに追い越して下山していった。若い人は元気がいいね。今日の登山者は4人だけだったようだな。古い巨木の杉の木が何本もある。急坂は慎重に降りる。年を取ると下りにもとても時間が掛かるようになったな。 ブナ林まで戻ってきた。 遠くに手取湖が見えたぞ。 ブナ林から釣り尾根に入る。 四ツ辻まで戻って、帰りは横断して向かい側の周回コースを登る。 ナツツバキの花がこぼれている。 ツルアリドオシ ここにも大きなブナ林がある大好きな場所。変形ブナが多いぞ。 像の鼻の変形ブナも壊れてしまったな。 ここで休憩。2010年にここから北側の斜面を降りて、「焼杉3等三角点」を探しに行った事がある。最近この三角点を探訪した人の記録を見付けてなっ火しかったな。 その頃は三角点探しに熱中していて、ここの帰りに白峰村役場の屋上の「点名・白峰村役場、4等三角点、標高・508m」を頼んで見せてもらった。建物の屋上にも三角点はあるのだぞ。役場の人も知らなかったぞ。金属製の丸い三角点だったぞ。「白峰村役場山」を制覇だ。!!!。 ギンリョウソウに目玉が出来た。 手取湖が見える。 恐竜の施設が見えるな。 姫子松の林でUターンして駐車場の方へ降りる。 ポツンと駐車場の車が見えてきた。ブナ林を満喫した大嵐山徘徊だったぞー。 ■次回登山は、7/10加賀里山「遊泉寺砂山」へ■ 2020年05月06日(祝)11回 ブナ林-「水芭蕉」散策 最初から「大嵐山」には登らず、「水芭蕉園地」の散策の予定である。今年はまだ「水芭蕉」を見ていない。ここは連休の頃がいつも満開なのだが、今年は雪がほとんど積もらなかったので、もう終わっているかも知れない。11.00時に駐車場に登れ着く。先着5台。ブナ林から登る予定なので、あずま屋の近くに車を置く。 あずま屋の横から登り出すと、姫子松の林辺りで手取湖が見える所がある。朝通った国道が見える。 ブナの木が増えてくる。新緑だ。 ピーク付近に到着。天気が悪くてポンチョを着る。 象のブナは、形が変わったみたいだ。峠に降りてゆく。 ノリウツギ サンカヨウ ネコノメソウ サンカヨウ オオバキスミレ エンレイソウ 水芭蕉園地に到着。誰もいない。雨が降って来たのでみんな帰ったようだ。やはり「水芭蕉」がみえない。 下まで降りたら、少し残っているぞ。 大きな杉の木の下に入り込み昼食。12.40分。ぽつりぽつりと雨が冷たい。向こうの山は越えてきた「ブナ林ピーク」らしい。 下山開始。直通の道を降りる。ブナの新緑は、柔らかくて好きだな。 ウラジロヨウラク カエデの花かな? ミズキの花かな? 14.05分に駐車場に戻ったが、他に車は一台も残っていなかった。 帰りに寄った吉岡園地の「フジ」。 待ち合わせ場所の、なかうみの里の「ハナミズキ」。 ■次回登山は、5/7加賀「阿稜山」へ■ 2017年05月04日(祝)10回 「大嵐山」-水芭蕉-ブナ林コース ゴールデンウイーク「みどりの日」である。一人で「大嵐山」の水芭蕉探索に出かけた。これだけ晴天が続いているので、まさか林道が不通と云う事もあるまい。自宅から一時間で白峰八鵬ホテルの側から林道に入る。通行止め表示もなく、スイスイと広い駐車場に登り着いた。途中の「鳴谷山」分岐の林道は通行止め。さすがゴールデンウイーク、車が35台ほど留めてある。トイレも使用可能。10.10分。 今日は無理をせず水芭蕉群生地往復の予定だったが、峠分岐の手前で言葉を交わした二人連れが、大嵐山の方へ分岐を入ったのを見て、つられて自分も大嵐山に登る事にした。右に折れるこの細尾根道は大きな木が茂っている。 10.50分「白虎谷のブナ林」に登り着く。シンボルの穴の開いたブナの木は、枯れたようだ。 若葉が燃え出したブナ林。 足元に「イワウチワ」の群落が続く。 急坂に掛かると、はじめは雪解けの水で登山路はぐちゃぐちゃ。やがて雪原の上を歩く事になる。登山路は判らず足跡を登る。子供たちも何人も登ってくる。足が滑るので大騒ぎである。 11.50分ようやく頂上に登り着く。こんなに長かったかな?。大きな「白山」目の前に広がり感激。登山者は7.8人居る。 30分ほど白山を眺めて、誰も居なくなったので下山開始。手取湖とその上の「鷲走ヶ岳」が見える。午後から登ってくる人もいる。 13.10分「白虎谷のブナ林」に戻り着く。 十字路地点に戻り着き、水芭蕉群生地の方へ降りだす。残雪が多く道はぐちゃぐちゃ。 13.40分に水芭蕉群生地に到着。満開の様子。 一番奥まで入り込み座り込んで二度目の昼食。 段々下がってゆく水芭蕉群生地。その上にこれから行くブナ林が見える。 十字路地点まで登り返し、右にブナ林コースを登って行く。新緑が美しい。14.40分。 象のブナの木も健在。 国道の建物が見える地点まで尾根を下がり、ぐるりと回り込むと、駐車場のあずま屋に出る。 広い駐車場には車が数台残っている。15.15分に到着。 白山も見えたし、ミズバショウも奇麗だったし、ブナ林も良かったし大いに満足。 ■次回登山は、5/5「蛇谷自然公園」へ■ |
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2015年11月04日(水)9回 ブナ林経由-「大嵐山」 今日は快晴の予報。S女史と紅葉探索。「大嵐山」のブナを思い出して決めた。なかうみの里9.50分発。白峰町の入口、左に橋を渡り大嵐山の水芭蕉探索林道を登り、10.50分に広い駐車場に到着。 誰も居ないかと思ったら、お天気に誘われて車が3台留まっていた。紅葉しているぞ。 今までと反対に、あずまやのある方から登りだす。こちら側から登るのは初めてである。 紅葉が奇麗である。 ブナの木が現れるようになったら、ブナの木はもう葉が散りかけていて残念。 11.25分、展望コースの最高地点のブナ林。もう葉が落ちていた。 木の間から真っ白の山。手前が鳴谷山だから、白山に違いない。 象のブナの木。 一度、峠の十字路まで降り、横切って「大嵐山」の方へ進む。峠の案内図看板に、白山展望の記入があるが、白山が見えたのは初めてである。どれが何ピークか不明である。看板には、至大嵐山道険阻と記入されている。この山で白山が見えるのは初めてである。頂上の展望が楽しみだ。11.50分。 12.00時に、白虎谷ブナ林に登り着く。穴の開いたブナも健在。 向こうに大嵐山の頂上が見えている。ここのブナ林も落葉していて残念。 登り出しの初めの方が急坂である。大きなサンカンスギの間を登ってゆく。後半は坂が少し緩くなるが、それでも、急坂が続く。 12.50分に頂上到着。チャムラン山の会の山名札が下がっている。 白山の全貌が見えて感激。 登る途中で二人が降りてきた。誰も居ない頂上で白山を眺めて食事をしていたら、おばさんが二人登ってきたので、シャッターを押してもらう。おばさんたちは、取立山に登ってきた帰りで、登り足りなくてまたここに登ってきたらしい。皆さん元気ですね。 13.40分に下山開始。途中のダンスをしている木も健在。 白虎谷のブナ林の、ブナの木の穴を潜り抜けたS女史。 峠まで降りて、直接駐車場まで降りる道を下ったら、駐車場に近づくと、少し標高が下がるので、ここのブナ林は黄金に輝いていた。なかなかいいーー。 14.35分に駐車場到着。お天気が良くて最高だった。 ●次項2015年・第71回登山は、11/7富山県「八乙女山」へ● |
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2014年09月13日(土)8回 園地-「大嵐山」-ブナ林 「大嵐山」は、最近は水芭蕉探索のみで、頂上にはしばらく登っていない。今日はツレが居ないので、一人で5年ぶりに頂上に登って見る事にした。地図を見ていると、駐車場の標高は880m程なので、頂上までの標高差は320m位しかない。最近体力に自信がないが、ゆっくり上れば大丈夫だろう。自宅から1時間位で9.00時に水芭蕉園地の駐車場に着いた。車は1台もない。 9.20分に峠まで登り、この十字路を右手に細い尾根に入る。 左手に大嵐山の頂上が見えてくる。 9.33分、白虎谷のブナ林に登り着く。ここから方向を変えて左にブナ林を抜ける。 段々と急坂になってくる。 大きな洞のある大木がある。似ているが別の所に生えている木である。 何の木だろう?。カツラかな? 10.20分に頂上到着。 小さなピークが二つあり、一つはサンカンスギが占領している。 東側の白山が見える方が切り開かれている。真ん中が鳴谷山。右が砂御前山。 なだらかな丸いピークが「鳴谷山」。その上の白山は雲が掛かっている。 鳴谷山の右上に見えてきたのは、白山釈迦岳かもしれないな。しばらく粘ったか雲は取れない。 30分程山を眺めて、昼飯を食って下山し始める。 ブナの大木もあちこちにみられる。 白虎谷のブナ林まで戻る。 11.40分、峠の十字路まで降り、直進して展望コースに入る。このコースにもブナ林がある。 ブナ林を越えて姫小松林の方へ降りる。途中に手取湖が少し見える所がある。 突き当りの姫小松林近くに、向かい側に建物が見える所がある。国道のいつも通る道だ。 12.20分に駐車場に到着。あずま屋に車が横付けで、男が一人いた。あと車は無し。今日遇ったのはこの一人だけ。山中では誰とも遇わず。駐車場のベンチでこの看板を眺めて一休み。 今日見掛けた秋の花。 アキノキリンソウ アキギリ オオカメノキ ナナカマド モミジバハグマ 象のブナ ツルリンドウ ホツツジ キンミズヒキ ●次項2014年・第62回登山は、9/14「中宮山」へ● |
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2014年04月27日(日)7回 園地-「水芭蕉探索」-ブナ林 新聞に、「大嵐山」の水芭蕉が見頃と載っていた。毎年見頃の時期が変わる。午後からさっそく見に行く。駐車場まで登ったら15台ほど停めてある。途中降りてくる3台ほどとすれ違ったが、林道が細くて怖い。14.30分。 ペットボトル一本持って、長靴を履く。右端の遊歩道を登る。峠より坂を降りると群生地である。14.50分。着いたら最後のパーティが立ち去り、私一人の貸切となる。 群生地の一番下の地点より、大嵐山を望む、群生地全体。 峠まで登り返し、ブナ林経由で下山。ブナ林の先に「鳴谷山」が見える。まだ真っ白だ。15.35分。 ブナ林の下には、「イワウチワ」がいっぱい咲いている。タムシバの木も多い。 尾根の先で折り返すと、16.10分に駐車場のあずま屋横に出る。車は2台残っている。あずま屋の中にテントを張って泊まるパーティがある。明日は何処へ行くのだろう。 ●次項2014年・第31回登山は、4/30「横谷・大山」へ● |
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2011年05月11日(水)6回 園地-「水芭蕉探索」往復 昨日かおとといの新聞に「大嵐山」園地の水芭蕉が咲いた」と載っていた。林道の除雪が済んで通行出来るようになった、との事。大雪のはずだが、去年と同じ時期咲くのだなァ、と、すぐ出掛けるのが我々の悪い所。雨100%でも傘を差しても歩けるだろうと、10時半に大駐車場に難なく到着。SN女性コンビと三人。ところが着いた途端に大雨。東屋に車を横着けにして、コーヒーを沸かしてお菓子を食べ、さすがに今日はやめて帰るかと話していたら、11時に小雨になってきた。そこで傘を差して荷物無しで歩き出した。 歩き出した途端に遊歩道に倒木と残雪。オイオイ。ほんとに水芭蕉は咲いているのか?。峠から降りにかかると、ほとんど雪原となった。それでも登山路脇の2か所の水芭蕉は、そこだけ雪が解けていて花が咲いていた。 さらに進むと遊歩道は完全に雪の下で、道が判らない。女性コンビはさっさと先へ行く。小生、腹の具合が悪くなり用を足していたら、独りぼっちになってしまった。 山の斜面から転がり落ちてきた、大きな雪の塊がある。あんなのに当たったらひとたまりも無い。 残雪は案外硬くて歩きやすいが、二人の足跡が残っていない。確か左の杉林の中を降りると、ポッカリと広い窪地の水芭蕉園地に突き当たるはずだが・・・。 今から考えると少し先へ進みすぎたようだ。左手に窪地が見えたので降りてみたら、一面の雪の原っぱ。 原っぱの隅が池になっており、水芭蕉がチラホラ。ここが水芭蕉園かなと思ったが、少し景色が違うような気がする。おまけに着いているはずの女性コンビが居ない。おーいおーいと呼んでみたが返事がない。 とりあえず戻ろうと登り返したら、霧が晴れて峠とブナの林のピークが見えてきた。別に方向が間違っている訳ではない。大声で呼んでみる。微かにどこかで呼んでいる。ようやく雪原にS女史の姿が見えてきた。 やはり小生が先へ進みすぎていた。彼女たちも、私かいつまでたっても到着しないので、遭難でもしたかと心配になり、登り返して方々探したようだ。 申し訳ない。いつもの老人性徘徊である。我ながら方向音痴には呆れてしまう。出会った場所から少し降りたら、すぐ下に園地が見えてきた。大雪なのに、そこだけは雪が解けていて水芭蕉がいっぱい咲いている。 園地の大きなブナの木は、新緑である。 これだけ咲いているとは思わなかった。ここの水芭蕉はいつも雨の中である。 周りは雪に囲まれているのに、この湿地だけは雪が解けて水芭蕉が咲いている。 出かける人はご用心ください。私みたいに迷う人は居ないでしょうが、しばらくは雪で道が無いですぞ。雪が解けたら今度はグチャグチャでしょうな。 SNコンビ様、心配かけてすみませんでした。しかし私も心配したのですぞ。峠まで戻って会えなかったら、また探しに戻ろうかと・・・ |
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2010年05月12日(水)5回 「水芭蕉」-「三角点探索」 四日前に「大山・横谷」の水芭蕉を探索してきた。とすれば「大嵐山」の水芭蕉も観ずばなるまい。新聞に写真が載っていたから、林道は開通しているようだ。今年は例年よりも開花が遅れているようだ。夕方より仕事が入っているので、今日は大嵐頂上には登らず、水芭蕉と、ブナ林の先の三角点探訪の予定だ。林道登り口に「トイレは使えません。水飲み場も使用不可」の看板がある。9.00.に大嵐山園地駐車場に到着。雨の平日で誰もいない。 登りだすとしばらくで、右に「出作り跡コース」が分岐している。遠回りになるようだが、未だ通った事が無いので入り込む。あまり人が通らぬようで、半分藪になっている。だいぶ遠回りして、峠の上の近くに出る。 峠を越えて段々降りてゆくと、水芭蕉園に突き当たる。 ここの水芭蕉は、いつも雨の中だ。 しかし水芭蕉には雨が似合う。園地の周りを一周して、峠の方へ登り返す。 峠の上まで登り着き、右にブナ林の方へ進む。この道はいつも「イワウチワ」が多いが、今年の花の季節は終わっているみたいだ。 10.40分。ブナの林に到着。小雨で、もやが立ち込め、幻想的に見える。 このブナ林の先から、初めて入り込む三角点探しの道である。国土地理院の地図には、三角点までの登山路が記入されている。しかし経験からすると、現在は廃道になってると思われる。 尾根が続いているので、尾根から外れぬよう大降りする。昔の道があるような、ないような感じ。 一番降り切った所に、大きなブナの木がどっしりと立っている。格好イイ。 このブナの木の下を進んでゆく。 だんだんと登りになり、笹が生えている所は藪化しており、道らしきものはない。一番高い地点と思われる場所には、三角点は見当たらない。さらに西の方へ尾根を伝って行くと、三角点はありました。11.10分着。 ①▲焼杉 三等三角点
展望なし。雑木林の中。わずかに広がった空き地。この三角点にも三角点探訪の札が下がっている。加賀低山徘徊部と金沢三角会。三角点愛好者は多いようだ。 今日のメンバーは相棒K君とS女史の三人。相棒は「ここを焼杉山にすれば、登頂山名が一つ増えるのだが」とおっしゃる。 下山開始。下山と云うよりは、ブナ林の分岐点まで登り返すのだ。ブナ林まで登り返し、姫小松林を経由して、12.20分に駐車場あずま屋に到着。 誰もいないので、あずま屋を独占して昼食。今日はまた寒さが戻って、寒くて震える。 さて今から白峰の総湯へ入りに行くのだが、その道すがらに三角点が二つある。ついでに探してきたのでここに載せる。林道登り口の「ホテル八鵬」より橋を渡らずに、川岸を進むとスキー場の駐車場に出る。アスファルト舗装してある。その中に赤い鉄板の蓋がある。開けてみたら水に浸かった三角点を見付けた。 ②▲桑島 四等三角点
もう一つは調べたら、白峰の町の昔の村役場の屋上に在る事になっている。点名が「村役場」だが今は、白山市白峰支所というらしい。受付で聞いたら、そんな話は初めて耳にしたと云う。確認して写真を撮らせて貰えませんか、と頼んだら、笑って鍵を出して屋上に案内してくれた。建物の右側の非常階段が屋上まで続いている。ジグザグと登って扉を鍵で開けて貰った。 大騒ぎをして、もし何もなかったらどうしょうと思ったが、すぐ見つかった。なにしろ四角い屋上は何もない空っぽの空間。地面にあるのはこれだけ。近寄ってみたら「四等三角点・国土地理院・基本」 十字のマークがある。三月に「額谷山」で見付けた、丸い金属を埋めた三角点と同型のものである。役場の人も初めて見たらしい。厚かましくも役場の人に、記念写真を撮ってもらい、満足して温泉に入って帰る。初めての三角点を三つ見付けた山歩きでした。 ③▲白峰村役場 四等三角点
相棒K君よ。ビルの頂上に三角点があるから、ここを「役場山」にすると、登頂山名が一つ増えるぞョ。 |
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2009年09月12日(土)4回 園地-「大嵐山」-ブナ林 久しぶりに「加賀の里山逍遥の会」のフルメンバーが揃った。降水確率100%でも、SN女性コンビと古希越え老人コンビの4人は、8.30.瀬女道の駅に集合。4人揃うと雨が降ることが多い。メンバーに雨男か雨女が居るらしい。9.20.に「大嵐山」の駐車場に到着。広い駐車場の奥の「あずま屋」に車を横付け。小雨なので合羽を着る。 9.40.峠まで登り、峠の十字路を右折。9.50.白虎谷(ビャッコダン)のブナ林に到着。いつ訪れても気持ちの良い場所である。 10.25.大嵐山の頂上に到着。大きな「サンカンスギ」が頂上を占領している。 白山の方が切り開かれている。雨で白山は見えない。それでも「砂御前山」と「鳴谷山」がかろうじて見える。 平地が無いので、少し降った、大杉の下で、お湯を沸かして、K宗匠のお抹茶を頂く。 食事は、あずま屋に降りてからにしようと、すぐ下山にかかる。峠の十字路まで戻り、直進して遊歩道に入る。 S女史が「象のブナの木」があると言っていたが、成程、象に似ているブナがあった。 ここから遊歩道は左に曲がって行くが、地理院地図には、直進する道が記入されている。そして、一度降ったその先のピークに「三角点」が在る事になっている。おそらく廃道だろうが、一度三角点を探しに行きたいものである。 11.50.姫小松林を通過。戻るようにして遊歩道を降ると、すぐ車を置いたあずま屋の横に出る。12.00. 着替えて、あずま屋で昼食と本格的コーヒー。N女史本日のおすすめコーヒーは、ベトナムの甘いコーヒーでした。 林道を降りると、ホテル八鵬の隣に「立ち寄り湯」がある。400円で入って帰る。 |
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2009年04月25日(土)3回 園地-「水芭蕉」探索 お弟子さんが、旦那が大嵐山に登ってきたと云った。大嵐山は雪解けで、グチャグチャだが、水芭蕉は綺麗だと云っていたと言う。今年はまだ水芭蕉をあまり見ていない。うずうずしてきて、昼までに戻るつもりで「大嵐山」に出掛ける。朝から小雨。段々強く降るという予報。 ホテル八鵬の横より、舗装道路の林道は、すんなりと登れた。9.30広い駐車場に到着。前を走っていた車と、二台だけ。ほかに2台留まっているが、工事車両のようだ。土曜なのに思ったより少ない。雨でも出かけてくるのは私くらいかな。 15分で峠の上。また15分で水芭蕉の園地に着いた。まずまずの花盛り。福井のカップル二人が居るだけ。 雨が降っているので、座ることもできない。そのうちに誰も居なくなったので、私も帰ることにする。 峠まで戻り、大嵐山とは反対の、ブナ林コースに入る。背後に大嵐山が近くに見える。 しばらく登るとブナ林のピークに着く。まだ芽吹いていない。「イワウチワ」が咲いている。 木の幹の下の方が、折れ曲がっているブナもある。冬の雪の凄さを物語っている。ヒメ小松林への案内板がある。 尾根の明るい道を段々と降りてゆくと、尾根の突端に着く。そこに「姫小松の林」があった。道は急カーブで左に曲がり、駐車場の奥の「あずま屋」の横に出た。 雨が強くなった。私の車だけが1台残っていた。11.00.発。家に着いたら12.00.だった。 |
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2007年04月26日(木)2回 園地-「大嵐山」-「水芭蕉」探索 去年一年間は大嵐山園地に上がる林道は、近くを通るごとに確認に寄ったが、いつも入口が封鎖されていた。大雪のため崖が崩れたらしい。とうとう春の水芭蕉は、見に行けなかった。ところが昨日の新聞に、「一年半ぶりに林道が開通し、水芭蕉も咲きだした」と写真が出ていた。相棒K君と、尾口村の道の駅「瀬女」で待ち合わせ。「中宮山」か「大嵐山」かと相談したが、お天気も悪いし、連休の混むときに大嵐山に登るのも嫌だから、今日のうちに水芭蕉を観ようと決めて、大嵐山に出発。 白峰の手前で、左の長い橋を渡り、ホテル八鵬の先より林道に入る。入ってすぐ崖崩れの現場らしき所を通る。護岸壁が出来ている。舗装してある林道は、よく整備されていて、スイスイと上がれた。8.55.広い駐車場に一番乗り。靴を履いていたら女性2人の車が到着。 峠まで15分。水芭蕉園地は後回しにして、右に折れ、大嵐山を先に目指す。 9.30.白虎谷(ビャッコダン)のブナ林に到着。植林したブナの林と聞くが、太さが揃っていて、まっすぐで実に美しい。 「登山路に「イワウチワ」が結構咲いている。まだ咲き出したばかりだ。 頂上が近くなったら残雪が多くなった。夏道は見えないので雪の上の歩きやすい所を登る。 10.10.大嵐山頂上に到着。頂上は大きな「サンカンスギ」が占拠している。シャクナゲの株も、幾株もあるが蕾は一つも見当たらない。 白山の方の見える東の方が切り開かれている。白山は雲の中だが、手前の鳴谷山と砂御前山が見える 途中ダンスをしている木を発見。 11.30.に峠まで下りる。この間誰とも遇わなかった。水芭蕉を見に来る人は多いが、大嵐山まで登る人はいないようだ。 峠より水芭蕉群生地の方へ下ってゆく。 ここの水芭蕉は初めて訪れるが、なかなか結構だ。峠を下ってゆくと、すぐに登山路の脇に2か所ばかり咲いている田んぼがある。 そこから大きな坂を下ると、終点で山に囲まれた広い湿原がある。周りを一周する遊歩道があり、真ん中に湿原を横断する、木道がある。 水芭蕉は今が見頃である。お化けみたいに大きくなると、かえって面白くない。顔を出したばかりの水芭蕉は可愛らしくて好きだ。 崩れたベンチで昼食。時折散策の人が現れて、また帰ってゆく。ゆっくりしているのは我々ぐらいだ。 途中雨がぱらつき、杉の木の下に避難するが、すぐに止んだ。12.35.名残惜しいが出立。 12.50.峠まで戻り、右に遊歩道に入る。ここにも素晴らしいブナ林がある。足元は「イワウチワ」が盛りである。 ぐるりと大回りして、車を置いた広場の、反対側にあるあずま屋に出た。ここで恒例のK宗匠のお手前で抹茶を頂く。車は我々の1台だけが残っている。 帰りに東二口の、白抜山の水芭蕉まで、車で登れないかと寄ってみたが、林道には鎖がしてあり入れなかった。村の人はまだ早いといったがーー。 |
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2005年09月10日(土)初登山 園地-「大嵐山」往復 春になるといつも新聞の紙面を、「大嵐山」の水芭蕉が咲きましたと賑わします。場所を知らなかったのですが、調べたら簡単に登れそうなので、登りに行きました。最近歩いていると、右の親指の付け根が痛いので、見て貰ったら、だいぶ老化して軟骨が減っている。無理をしないように言われたので、簡単な山を狙っています。 子供能楽教室の仕事を済ませて、11時ころに家を出る。国道157号線を走り、白峰町に着く手前、手取川ダム湖の終わった桑島で、左の大きな橋を渡る。「大嵐山水芭蕉園地」の標識がある。ホテル八鵬の前を左折して、その先の谷川の橋を渡った所から、右折して林道に入る。道は細いが舗装してあり、分岐地点には水芭蕉の標識がある。自宅より50分ほどで、終着の駐車場に着いた。小学校の運動場みたいな広い駐車場なのでびっくり。あとで聞いたら、水芭蕉の頃は満杯になるらしい。今日は私の1台だけ。 車を置いて、水場の横から散策路を20分歩とぶらぶら登ると、峠の上の十字路に着く。水芭蕉園地は直進して、峠を越えて降りてゆく。大嵐山は右折して尾根を登ってゆく。10分ほどで「白虎谷のブナ林」に突き当たる。若いブナの木の林で、看板によると造林したものらしい。ここより左折して急坂を登ってゆく。 サンカンスギ(天然杉)が目立つようになると、40分で頂上に着いた。この山には三角点が無い。白山の方が切り開かれているが、白山は雲の中。手前のなだらかな山は「鳴谷山」らしい。頂上がポコリと盛り上がっている。 頂上は「サンカンスギ」と「シャクナゲ」の木が占領していて平地が無い。白山の方を向いて杉の根っこに腰を掛けて昼食。白山にかかる雲が切れないかと、40分も粘ったが晴れなかった。鳴谷山に登る道は、ここから見ると登りやすそうに見える。次回はこの山にしようと決める。 同じ道を降りて、十字路の分岐で、直進して「展望コース」を通って駐車場に降りた。途中、ダム湖と桑島の町が見下ろせる場所があった。 林道登り口の、ホテル八鵬で、展望風呂に入って帰る。700円。 |