2005.4.より登山順
[加賀] 大山 919.60m (小松市丸山町)69 横谷湿原 |
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第5回登山 2014.04.30. 小松市丸山町林道丸山線の途中より横谷湿原往復。 第4回登山 2013.05.13. 小松市丸山町林道丸山線の途中より横谷湿原往復。 第3回登山 2010.05.08. 小松市丸山町林道丸山線の途中より横谷湿原往復。その後峠より大山往復。 第2回登山 2008.04.30. 小松市丸山町林道丸山線の途中より横谷湿原往復。その後峠より大山往復。 第1回登山 2007.05.02. 小松市丸山町林道丸山線の途中より横谷湿原往復。 |
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2014年04月30日(水)5回 横谷水芭蕉探索 S女史からメールが来た。明日ちょっと時間が空いた。何処でも良いが、「丸山横谷の水芭蕉」に行けないか、と云ってきた。もし林道が開いておればね、と返事した。ネットで調べたら、小松市役所のページに「林道大山線4月25日開通、4月26日水芭蕉までの遊歩道整備。遊歩道に雪が残るので、気を付けてお入りください」と載っていた。5日前から入れるようだ。 全国的に雨が降るようだが、小松市の予報だけは傘マークが無い。8.50分にせせらぎの郷で待ち合わせ。大杉町から牛ヶ首峠に登り、左折して丸山町の方へ入る。新丸山発電所より林道に入る。しばらくで、昨日の雨で左の崖が崩れて、道が細くなっている。恐々と通り抜ける。9.30分に登山口の駐車場に到着。長靴を履いて歩き出す。谷沿いの道に花がある。 カタバミ カタバミ(ビンク) ショウジョウバカマ スミレ キクザキイチゲ キクザキイチゲ(アオ) 杉林は綺麗に枝打ちされ、整備されている。作業道が出来て、三度ばかり横断する。 杉林を抜けると右手が開けて海岸線が見える。鞍掛山が見える。 その右側は、動山から鷹落山で、その先に小松の市街も見えるようだ。 10.50分に水芭蕉群生地に到着。水芭蕉は咲いているのだが、数が少ない。 今までで一番花が少ない。裏年なのか、動物に荒らされたのか、温暖化のせいか?。 12.40分に車まで戻る。歩き出しは、少し雨が残っていたが、後は晴れか曇りでまずまずの天気。今日は誰一人登ってこなかった。 大山の三角点を目指して、林道を上ってみたが、舗装が切れたとたんに、凄い悪路になり先へ進むのを断念。せせらぎの湯に入って帰る。 ●次項2015年・第32回登山は、5/3「加賀高倉山」へ● 2013年05月13日(月)4回 横谷水芭蕉探索 新聞に小松市丸山町横谷の水芭蕉群生地が見頃と載っていた。そう言えばしばらく横谷の水芭蕉を見ていない。午後が空いたのでちょっと覗いてこようとS女史と出かけた。せせらぎの郷で待ち合わせ。大杉町を抜けて牛ヶ首峠に登り、左折して丸山町の方へ下る。 発電所横の林道入口の看板によれば、「林道大山線は工事中。丸山地内通り抜けできません。横谷水芭蕉群生地までは行けますが徐行をお願いします」。 13.00時。 10分で道路を広くした駐車場に到着。7台留まっている。「キクザキイチゲ」の咲いている遊歩道を登って行く。 「カタバミも」咲いている。辺りは下草が刈ってあり明るくなっている。 渓に沿ってほぼ直線に登って行く。杉林を抜けると右手が開けて展望がある。平坦な道が終わり急な200段ほどを登ると湿原の入口に着く。14.15分。 遊歩道の突き当りまで行き、ベンチに腰を掛け珈琲を沸かしてもらって至福のひととき。 いっぱい咲いているが、美人を撮ろうとするとなかなか見つからない。 もう皆さんは下山したようだ。記念撮影の前の大きな葉は「コバイケイソウ」か「バイケイソウ」だと思うがー。 16.10分に駐車場に到着。この林道の先の「大山」は通行止めのようだ。林道脇に「ユキノシタ」の花が咲いていた。降りは国道を尾小屋の方へ降りた。 **次回登山は、5/18「法師山」へ** 2010年05月08日(土)3回 横谷水芭蕉と大山三角点 数日前新聞に、「横谷湿原の水芭蕉」の写真が載っていた。早速出かけるのが、我々の野次馬チーム。8.30に瀬領の「せせらぎの郷」で待ち合わせ。すぐ大杉町を抜け、牛首峠に上る。道は細いが舗装してあるので走りやすい。尾小屋からの国道よりも、こちらの方がまだ道が広い。峠より左折して丸山町に下りる。 新丸山発電所の横の林道に入る。今年は楽に入り込める。9.00時過ぎに、道が広く広場のようになっている、登山口に着く。車が7.8台留まっている。登山路の周りの林の、下刈りが進んで、明るい感じになった。 最後の杉林を抜けると、平野と海岸線が見える。真ん中の山は「動山」だと思う。 10時過ぎに湿原到着。3度目となると、以前のような感激は少ない。 お天気がよい為か、湿原の乾燥化が進んでいるような気がする。 時々メールを頂く「N氏」と遭遇。一緒に相棒K宗匠のお手前で、抹茶を頂く。 ゆっくりと、湿原の周りを散策。お天気がよくて気持ちがよい。 まだ時間が早いので、大山の三角点に向かう事にする。ピンクの「カタバミ」が残っている。11.20.下山開始。12.05.駐車場到着。車が増えている。30台近くありそうだ。 車に乗って林道をそのまま登ってゆく。2年ぶりの林道は、前回より舗装部分が延びた。それでも峠までの半分は未舗装。路肩に雪が残りまだ未整備。のろのろと登る。峠まで4.5キロ位か。峠に広場がある。車を置き、白山が見えるか、と期待に胸を弾ませて、林道を少し歩くと、白山が見えた。12.20.着。 大山の三角点まで登っても、藪の中で座ることも出来ないだろうと、この林道に座って昼食。この峠は真に絶好の白山展望地点である。林道は「左礫」から「鳥越」に抜けられるようだが、進入していった車が、まだ通れないと戻ってきた。 この写真はメル友N氏より、メールに添付で頂いたもの。 食事を済ませて、荷物を置いて、横の斜面についた登山路を登りだす。「カガミ山入口」の標識がある。前回無かった階段がつけてある。急斜面を登ると、以前の藪漕ぎが無くて、広く刈られた登山路になっている。以前付けた赤いテープが、雑木ごと切り取られている。12分で三角点到着。 三角点の周りが広く刈られて、頂上広場になっている。おまけに「大山頂上」のでかい標識が建てられていてびっくり。鷹落山や動山に立っている標識と似ている。同じ小松の山なので、同一の世話人が居るようだ。全員で記念撮影。12分で登れる山だ。 頂上の東に切り開きがあり、入り込むと、20mほどで大岩の上に出た。大岩の下は絶壁になっていて、見晴らしが良い。 もちろんこの展望台からは、白山は目の前。 頂上付近の藪の中に、ピンク色の濃い「イワウチワ」が咲いている。 林道に下りる。つまりここが、大山の登山口。14.00. 帰り道、上大杉町の「キリシマツツジ」が満開だ。 15.00.せせらぎの郷で温泉に入って、帰る。 2008年04月30日(水)2回 横谷水芭蕉と大山三角点 春は一度にやって来た。急に忙しくなった。石楠花を見に「奥城山」に行き、白い片栗を探しに「月惜山」に行き、今度は水芭蕉を見に見に「横谷湿原・大山」へ来た。 8.30分「せせらぎの郷」で相棒K君と待ち合わせ。車1台で大杉町を抜け牛ヶ首峠に上る。峠上を左折して丸山村に下りる。大日川の橋を渡り戻るように対岸の林道に入る。舗装してある林道を4qほど上ると道が広くなり、突き当たりに標識があり登山路が始まっている。車が5台ほど留めてある。9.20分歩き出す。 はじめ谷川沿いに登る。白い「カタバミ」が一杯咲いている。ほかに「キクザキイチゲ」「ショウジョウバカマ」「スミレ」。 ピンク色の「カタバミ」があった。ピンク色は初めて見た。 杉林の下を国の事業で下刈りしてある。前回来た時よりも登山路が明るくなった。最後の杉林を抜けると水平路になり右手が開けて「動山」が見える。 最後の階段を登り切ると下りになり、10.20分に湿原に到着。期待通りに「ミズバショウ」は満開である。 湿原の橋にカメラマンが三脚を構えている。 立札に拠れば、20万株あるそうだ。 去年と同じ場所でお湯を沸かして昼食。去年は雨の中で、我々二人のほかに登山者はいなかった。 今年もゴールデンウィークの中の平日だが、今年はお天気が良いので、登山者が多い。突き当りの休憩場所は満員で、我々ははみ出された。 1時間半以上も長居して水芭蕉を堪能。下りは40分で車に到着。 去年は落岩の為、大山の三角点にたどり着けなかったので、今年も林道を進む。舗装は無くなり慎重に進む。4qほど進む。段々と高度を上げ周りが開けてくる。林道の崖に残雪が現れる。山裾を巻いて林道を登り切ると、峠の上に着いた。左に大きな駐車場みたいな空き地があった。何の為の空き地なのだろう。車を置き林道の峠をちょっと進むと、左が切れ落ちて白山が正面に見える。絶景である。 峠の上に聳えるピークが「大山」らしい。崖に赤い布が下がりロープが下がっている。登る人が居るらしく踏み跡がある。ロープにつながって崖を登ると、後は思ったより上りやすい。藪を漕ぐことも無く真っ直ぐに上へ上へと登る。「イワウチワ」が咲いている。10分位で三角点に辿り着いた。木があって周りの眺望は無い。木を刈れば白山の眺望が素晴らしいだろう。国土地理院の地図にはここが「大山」になっている。登山案内書には「カガミ山」となっているものがある。
横谷湿原に登る駐車場にある「広域基幹林道大山線開通記念碑」に拠れば、この林道は鳥越村の左礫を起点とし小松市の丸山町までの24kmの二級林道で、平成九年開通とある。 2007年05月02日(水)1回 横谷水芭蕉探索 小松市の山奥にある丸山町の、そのまた奥の、「大山」横谷湿原の水芭蕉は有名である。本に寄れば北陸一の群落があるそうだ。去年水芭蕉の頃に一度行って見たら、丸山町の林道の入り口が封鎖されていた。工事の人が、歩くと遠くて大変だと言ったので、断念したことがある。今年は新聞に水芭蕉の探索会の案内が載っていた。しめしめ林道が通れるらしいと、K君に案内を頼む。彼は五年ほど前に登っているらしい。 8.30分に、小松市瀬領町のせせらぎの郷で待ち合わせ。折から大雨、彼が私の車に乗り込んで、雨を晴らしながら今日の計画を立てていたら、彼は車のエンジンをかけたまま、スペアキーごと閉じ込んだことが判明。JAFを呼ぶが1時間待ちとの事。10.05分、ロックが外れて出発。雨は小降りとなる。 せせらぎの郷より布橋の方へ抜け、国道416号線を尾小屋の方へ走る。ここより五百峠越えに掛かる。舗装してあるが、国道のクセにやけに狭い。向うから車が来る度にどちらかがバックしないといけない。峠を越えて下ると丸山発電所に突き当たる。そのまま直進すると林道に入り込む。舗装してある林道で、4qぐらいで道が広くなり、水芭蕉の案内板がある。10.50分着。水芭蕉まで50分と書いてある。 11.00に歩き出す。しばらくは谷川沿いに歩く。杉林に入ったり出たりで高度を上げてゆく。三度目の杉林を抜けると、水平の巻き道となる。 最後に180段の階段(登り口の看板に180段と書いてあった)を登ると、道は下りとなり湿原の方へ降りてゆく。左下の沢に水芭蕉が見えてくる。12.00に湿原の入り口に到着。 細長い湿原がずーっと奥まで続いている。この間の大嵐山の湿原よりだいぶ広い。ちょうど満開である。ゴールデンウィークの真ん中の平日、おまけに小雨、誰一人も登って来ない。 大きな杉の木の下でお湯を沸かして昼食。 少し霧が出てきて幻想的な雰囲気になってきた。花が咲いてから寒い日があったのか、痛んでいる花が多いのが残念。 芽を出したばかりの小さな水芭蕉が好きだ。 13.10分名残を惜しんで下山に掛かる。一時間以上も水芭蕉を独り占めだった。水芭蕉には小雨が似合う。 コバイケイソウが有った。白山に有るがこんな低い山にもあるんだ。13.50分、登山口の車に到着。登り1時間、下り40分の行程だった。 この後、三角点のある「大山」に登りに行く。国土地理院の地図に大山の記入がある。所が登山案内書に拠れば、この大山はカガミ山となり、横谷湿原のそばの956mの名無しピークを大山としてある。どうやらこのあたり一帯を大山というらしい。956mの名無しピークは登山路が無いようだが、国土地理院の大山は登れるとのことで、林道を進む。舗装は横谷登山口までで、これから先はダートな道となる。4kmも進んでそろそろ登山口かなと思う頃、道の真ん中に大きな岩がドカリ。諦めて引き返すことにする。途中大きな重機が登ってくるのに出会う。ひょっとするとあの岩を移動させる為に上がってきたのかも知れない。丸山発電所より橋を渡って、牛首峠をこえて大杉のほうへ下る。こちらの道も結構狭い。15.20分せせらぎの郷に到着。風呂に入って帰宅。 |