2005.04.より登山順
能登の一等三角点
[能登] 沖波山 113.39m (石川県穴水町)171 |
||
第1回登山 2014.04.08. 甲の集落より、一等三角点を往復。続いて近くの「円山」を案内する。 | ||
2014年04月08日(火)初登山 相棒K君とは、しばらく一緒に登っていない。年末から少々体調不良だったので、無理をしない様に、原点に返って、近くの里山を逍遥している。相棒は新しい山なら飛びついてくるが、何回も登った山だと乗ってこない。今回、前から考えていた能登の一等三角点を、二つ登りに行く事にした。「沖波山」と「河内岳」。それに上手くゆけば、三蛇山の三角点も案内しよう。電話したら、相棒はすぐ乗ってきた。彼曰く、沖波山と三蛇山は、探しに行った事があるが、見付からなかったようだ。 。 のと里山海道の「高松道の駅」で、8.30分に待ち合わせ。車一台で穴水インターまで突っ走る。ここから国道249号を走る。今年の2月末に「円山」に来ているので、地理勘はある。「沖波山」はその近くだ。前回の円山は海岸線沿いに入ったが、今回はその先の、信号の無い分岐を右に入る。「二子山くり園・明泉寺・立戸の浜」の標識がある。走りやすい広い道で甲の集落の交番に突き当たった。 左に折れて集落の中を進むと、左に「専順寺」に登る林道がある。地理院地図によれば、林道は峠の上まで続いている。林道と登山路の交差する地点に、標高78mの記入がある。其処まで登る予定。舗装してあるが道が細い。途中で前方より軽トラが来て、お互いに車を降りて、すれ違いが出来るか確認。立ち話をした。三角点を探しに来たと云ったら、話に聞いた事があるが、どこにあるか知らないと云った。10.00時に峠の上の空き地に車を置く。 ここから戻るようにして、尾根を歩いてゆく。作業道みたいな感じで、入口に柵があり、不法投棄厳禁と書いてある。車を置いた空き地は「ヒメオドリコソウ」でいっぱい。 ほとんど水平の道。わずかに登って行く。所々が、藪になりかけている。一番高い地点で、テープが幾つも下がり、左に踏み跡が登っている。 30mも入り込んだら、三角点が在った。10.16分。
三角点は欠けていて、セメントで補修されている。展望無し。少し広いので、久しぶりに相棒の抹茶を頂く。相棒と一緒に山に来たのは、昨年11月以来。彼自身も、糖尿で血圧が高い。あまり山歩きをしていないようだ。後期高齢者の二人は、お互いに大分弱ってきた。なんとか長持ちをさせたいものだがーー。 見かけた花は「スミレ」と「クサイチゴ」と「ツバキ」 相棒は、まだ「円山」に登っていないと云うので、案内する。海岸沿いに少し戻ると直ぐ到着。 「円山」 11.05分、鳥居前まで乗り入れたら、上から赤子を抱いた夫婦が降りて来た。お宮参りだと云う。今日は午後からお祭りだと云った。我々が階段を登り出したら、上から神主様が降りて来た。上の神社まで、車は入れぬので神主様も大変だ。 午後からお祭りだと云うのに、誰も居ない。神社の入口の扉に、幕が張ってあるだけだ。 神社の横の、神木と思われる木に向かって、笹を二本立てて、石でかまどを作り、鍋が掛けてある。何かご神事があるようだ。 家へ帰って、特別のご神事でもあるのかと、ネットで調べてみたら、この「加夫刀比古神社」にやはり4月8日にお参りがあるようだ。 石川県神社庁公式サイトより。 甲大宮とも称される。延喜式内の古社で、漁業関係者の崇敬篤く、また歴代藩主崇敬し、明治4年村社に列格。大正4年火の宮神社、恵比須神社、熊野神社を合祀。昭和18年郷社に昇格。4月8日げんそ参りがあり、8月21日引舟神事がある。 「げんそ参り」の詳しい記述は無い。どんなお参りなのだろうかな?。下稿へ続く。 |
[能登] 河内岳 398.56m (石川県志賀町)172 | ||
第1回登山 2014.04.08. 切留集落よ藪漕ぎで、一等三角点を往復。り | ||
2014年04月08日(火)初登山 円山より、次の「河内岳」へ向かう。穴水まで戻り、県道1号線を走り、左折して県道7号線を走り、左折して県道51号線を走る。八ヶ川ダムを通り、峠を越えて志賀町に入り、少し降ると「切留」の集落に出る。道は広くてドライブに快適。能登の桜は少し遅れていて、満開になっていない。 地理院地図に、この切留集落から河内岳までの登山路の記入がある。登山口が判るか不安だったが、県道に標識が建っていた。「河内岳登り口(一等三角点)」と書いてある。一等三角点を探しにくる人が増えたものと思われる。我々もその一員だがー。12.20分。 この分岐点は道が広いので車を置く。道の反対側に「さくらの里」の立札があり、しだれ桜を道沿いに植樹したと書いてある。花はまだ全然咲いていない。 民家を2軒ほど過ぎたら、すぐ林道は大荒れになった。杉の木を切り倒してゴロゴロ。日当たりの良い所は、笹がびっしり。 「キクザキイチゲ」 谷を登り詰めた所に、二本目の標識があった。13.00時。ここから右に折り返して、杉林の山肌を登って行く。 ぐるりと回って、尾根に取り付き登り出す。笹薮がひどい。背丈以上ある。頭で笹を押し分けて登って行く。登山路はほとんど判明しない。段々と頂上が近ずくと、尾根が広くなり、さらに最悪。時々見掛けるピンクのテープが頼り。地図を見るとここから右に方向を変えて、緩やかに伸びている尾根の先に三角点が在る事になっている。 先を歩いていた相棒は、とっくに藪の中に消えていた。相棒は左のピークを頂上と思い上ったらしい。私はもっと先だと思っていたので、ピンクのテープを頼りに藪を漕いでいて、いつの間にか相棒を追い越したようだ。14.00時に三角点を発見。ところが相棒が居ない。 荷物を置いて、相棒を探しに戻る。おーいおーいと声を掛けたら、向うでも呼んでいた。
周囲の保護石が、極端に三角点に寄っている。その間から苔むした三角点が顔を出している。苔むした三角点はあまり見かけない。展望無し。三角点探訪者がだけ訪れる聖地みたいだ。低山徘徊部の札はもちろんある。遅い食事。 14.30分下山開始。それにしても登山路は名ばかり。ほとんど藪漕ぎ。途中で方向を変える地点で、道を外れ、直進の尾根に入り、引き帰す。相棒は、このまま進めば何処かへ出るよと、いつも勇ましいが、私は慎重派ですぐ戻る。 民家の庭先の花、相棒が教えてくれた「ヒマラヤユキノシタ」を過ぎると車に着く。15.50分。 とにかく藪が酷いですからご用心。時間が無くなって「三蛇山」は諦めて帰る事にした。三蛇山までの林道地図を彼に進呈。 石川県の一等三角点は、私の探せそうなのは全部探索した。 地図は拡大・移動できます。 ●次項2014年第25回登山は、4/9「長尾山」へ● |