2006.09.より登山順
[富山] 大辻山 1361.01m (富山市立山町)66 | ||
第2回登山 2014.06.21. 鳥越峠より北尾根コースを往復。 第1回登山 2012.06.05. 長尾峠より本道コースを往復。 |
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2014年06月21日(土)2回目 北尾根コース 「大辻山」に登りに行った。S女史は尖山はどう?と云ったが、相棒は今年早くも登っている。そこで近くの大辻山になった。今回は前回と違う「北尾根コース」を登る。一度登った事のある本道コースより距離が長い。 8.00時に徳光SAで相棒K君を乗せ、高速の流杉のPAの出口より出る。立山に向かい、足峅寺の雄山神社横を左折して、立山少年自然の家に向かう。少年自然の家を過ぎると、道は細くなるが舗装してある。長尾峠の登山口に10台ほど。その先の林道登山口にも10台程。さらに進んで鳥越峠登山口に到着。車は一台も無し。ここに車を置く。9.35分。ここは2度目である。ここに車を置いて「高峰山」に登った事がある。 高峰山の反対側に大辻山登山口がある。標識は地面に転がっている。相棒が一生懸命建てている。少し登るとずーっと先に大辻山のピークが見える。うわー遠いぞー。 ササユリ くっついた木 ツクバネソウ ツツジの咲いた緩やかな尾根を行く。歩きやすい。 この北尾根コースは、頂上まで続いている。地図を見るとピークが幾つもある。前半はなだらかの尾根で、後半は段々と勾配が強くなる。しかし物凄い急坂は無いようだ。緑の気持ちの良い尾根道である。 10.30分。尾根に大きな立山杉の木が現われてくる。 10.45分、5番の標識があった。右の谷より登山路が合流しているようだが、標識は無し。 真っ直ぐな杉が無い。冬の積雪によるものだろう。 11.05分、6番の標識があった。 7番の標識。 11.30分、8番の標識は、下がった峠の地点にある。右の谷から登山路が登って来ている。地図を見ると白岩川が登って来ている。林道を走っている時、川のふちに「白岩川コース」の標識を見かけた。あそこから白岩川を登り詰めて、この8番標識に登り着くようだ。 11.50分、9番標識で、本道コースが合流している。初登山は長尾山登山口からここに登り着いた。 12.10分、10番標識。なだらかなブナとナラの林。向こうの上が頂上のようだ。 12.15分、頂上到着。霧が掛かり展望は無し。残念。少しは周りが見えるかと思っていたのに、何も見えない。 昼食。コーヒータイム。もっと人が居るかと思っていたのに、案外少ない。もうとっくに下山したらしい。 三角点 昔三角点。 アカモノ 記念撮影して13.00時下山開始。 K君とS女史 ギンリョウソウ イワカガミの花の跡 ニガナ 尾根から振り返る「頂上」。霧が掛かってきた。 14.45分に鳥越峠に降り立つ。お二人様お待たせしました。 今日「北尾根コース」を登った人は居なかったようだ。本道コースより少し長いが、立山杉が続く尾根道は、気持ちの良いコースだった。車に着いて暫らくしたら、ポツポツと雨が降り出した。 鳥越峠に車を置き、北尾根コースで大辻山を往復しました。 ●次項2014年49回登山は、6/22「白抜山へ。 2012年06月05日(火)初登山 長尾峠コース この間から富山の里山ばかり歩いている。立山のケーブル登り口までの、常願寺川沿いの立山町に「尖山」「来拝山」「大辻山」「七姫山」と四山が並んでいる。いずれも立山連峰が眺められる眺望のよい山らしい。どの山も登った事が無いが、梅雨に入る前に少し稼いでおこうと、相棒K君とS女史の三人で「大辻山」に登りに行く。 8.30分に徳光SAで相棒を乗せて立山インターで降りて一直線の一本道。「尖山」を右に見て、足峅寺の町の雄山神社横に道を左折する。雄山神社の隣に「立山博物館」がある。この博物館は訪ねた事がある。興味深い博物館である。林道大辻線は「国立立山少年自然の家」に続く林道なので広くて舗装してある。3.5Kで少年自然の家の前を通る。目の前の山は「来拝山」らしい。さらに登ると「城前峠」を通る。立山連峰の方が見渡せる。来拝山の登山路が下りて来ている。 林道はグングンと高度を上げて、9.55分に「長尾峠」に到着。林道の左側が広く広げられており駐車スペースは充分。簡易トイレがある。舗装路はこの先段々と降って行く。峠の上に「長尾山登山口」の標識がある。長尾山を経由して大辻山に至る道である。 案内本ではこの長尾山をカットして長尾山を越えた所から所から登るようになっている。10.05分、林道を先へ降るように進む。前方の尖った山が大辻山らしい。 500m、10分ほど歩くと右に「大辻山本道登山口」の標識がある。「林道9」の標識もある。登りだすと「大辻山@」の標識がある。尾根の上まで登ると、右の長尾山経由の道と合流する。左の奥長尾山との鞍部のようだ。 左に登って行くと10.35分「大辻山B」の標識に着いた。その柱の上の方に「奥長尾山頂1025m」の標識がある。 10.50分、「大辻山D」のカンバ平。お二人様お待たせしました。 「ユキザサ」 「杉」の巨木も現れてくる。 11.20分「大辻山E」のブナ林らしい。ここを過ぎると左にトラバース気味に進み、斜面を登って大きな尾根に登り着く。11.40分。 尾根の上には登山路が走っていて合流する。右が大辻山頂上方面。左に下がって行くのは「北尾根ルート」と書いてある。ブナの巨木、杉の巨木の混じる気持ちの良い尾根を登って行く。 「イワカガミ」がある 林が切れたとたんに、ドカーンと目の前に立山が広がって見えた。感激。12.05分。 立山頂上の雄山・大汝辺りは雲が掛かっているが、下の室堂平に「室堂バスターミナル」が見える。 広く刈られて広い山頂である。三角点が在る。
似たような三角点がもう一つある。主三角点と彫ってある。家へ帰って調べたら、明治の初めころ山林局の建てた三角点で、段々と陸地測量部の現在の三角点に移行したらしい。次三角点と云うのもあるようだ。どこかの山で見掛けたような気がする。どこだったっけ?。 さて相棒のK君、年齢は私の一つ上、明日が誕生日で満76歳になる。今日は一日早い誕生祝。7と6のローソクに火をつけてハッピーバースディツーユー。私も秋には75才になるから、後期高齢者コンビの山登りパーティとなる。 こんな「ツツジ」の花がある。いつもとは違う雰囲気だぞ。何ツツジ?。 実に眺めが良い。近くは大日岳・奥大日岳、真砂岳から立山三山に浄土山。大きく切れているのはザラ峠で薬師岳まで続いているようだ。弥陀ヶ原から岸壁を滝が落ちているのが見える。下は常願寺川。 先着の単独登山者に滝の説明を受ける。一番長いのは「ハンノキ滝」で落差500m。今の時期だけ現われて夏には無くなってしまうらしい。落差350mの日本一の「称名滝」はその左側で一部だけが太く見えている。四段の滝なので何段目か?。ハンノキ滝の右は「ソーメン滝」と云うらしい。称名滝の左にも細い滝が見える。合計四本見える。称名滝以外は渇水の時があるので、滝の標高差500mは滝として認められていないようだ。 左の尖った山は「鍬崎山」で埋蔵金伝説で有名。その後ろは「薬師岳」だろう。 大日岳と奥大日岳。去年一人で雷鳥沢から奥大日岳を往復した。この大辻山まで尾根が続いているようだ。 大日岳の左に「剣岳」が見えるはずだが、裾の方がちらっと見えただけで、残念。 1時間半も山を眺めて長居した。記念撮影して下山開始。 「ツクバネソウ」 登るとき奥長尾山へ直接登ったので、帰りは分岐より「長尾山」へ登り返す。少し急坂。15.10分長尾山頂上到着。地図に1,001mの記入がある。 長尾山の木の間からも滝が見えた。称名滝かと思ったがハンノキ滝らしい。 15.30分、駐車場の車の前に飛び出した。 |