2006.09.より登山順
[福井] 杣山 492.12m (福井県南越前町) 58 | ||||
第5回登山 2023.07.23. 文殊堂経由で西御殿「杣山」に登り、東御殿を経由で下山。 第4回登山 2019.04.17. 花はす温泉から頂上に登り、西御殿から文殊堂経由で下山。 第3回登山 2016.05.13. 姫穴経由で西御殿、頂上に登り、東御殿経由で遊歩道まで降り、東屋のある分岐に出る。 第2回登山 2015.04.30. 姫穴経由で西御殿、頂上に登り、東御殿より岩屋不動尊コースで戻る。 第1回登山 2012.04.29. 文殊堂経由コースで西御殿、頂上に登り、花はす温泉へ降る。 |
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2023年07月23日(月)5回 文殊堂-西御殿-「頂上」-東御殿 花はす公園に向かう道の途中に駐車場がある。トイレと休憩所と案内板がある。9.45分車を置く。今日もS女史がエスコートしてくれる。 姫穴・殿池コースが人気らしいが、鎖の下がった岩場の道が、老人は怖いので今回は文殊堂経由のコースに入る。歩き出してすぐ目の前の急坂を登る。 梅雨が上がったとかで真夏の気候。 文殊堂の後ろに着く。麓にある杣山神社の奥之院らしい。 風が無くて暑い暑い。時々石仏が置いてある。 突然に舗装道路の終点広場に出る。ここまで車で上がれる。 ここは展望が良い。日野山。頂上に一番近い登山口。 急坂を登ると主尾根になる。向こうに見えるのが頂上かな。 姫穴・殿池を経由の道と合流。 この辺りは、西御殿の跡らしい。 登山道は狭い尾根となり、登って来た地点の反対側の平地が見える。 袿掛岩が近づいた。ウチカケを掛けて飛び降りた岩らしい。関西の団体登山者で満員。この怖い岩はパスをした。 堀切跡を過ぎたら、すぐ本丸跡に登り着いた。 本丸跡が「杣山」頂上である。13時。暑いので何度も休んだので大変時間が掛かった。 昼食。風が無くて暑い。「三等三角点・杣山・492m」がある。 東御殿経由で降りる。ここから岩屋観音に降りる道があったが、藪で不明。 遠回りになるがキャンプ場にありる道に入る。降りた事があるが覚えていない。 新しい標識。この先は岩場で滑りやすい注意。急に岩場の急坂となる。階段らしき急坂を延々と降りる。あぶない場所は老人は尻をついて滑り降りる。 S女史がズボンに穴が空かないかと、心配そうに見ている。ようやく急坂を降りたようだ。 分岐に出た。花はす温泉の方へ下りられそうだが、障害か置いてあり通行止めかな。 なかなか長い道を延々と下りたら、キャンプ場に出た。キャンプ場は辞めていて廃墟になっている。 途中の小川で水を飲み、顔を洗って生き返る。 柵を開け閉めして居館跡を通ると置いた車が見えてくる。16.30分。暑くて暑くて時間が掛かって半分ヘタバッタ「杣山」だった。 ■次回登山は、7/27「深谷山」へ■ 2019年04月17日(水)4回目 温泉-本丸-西御殿-文殊堂 四日前にすぐ近くの藤倉山に登った。今日は「杣山」である。8.00時に加賀ゆめのゆでS女史を乗せて、南条サービスエリアから外に出て、花はす温泉の方へ進む、右手に大きな駐車場がある。トイレと休憩所がある。後ろに見えるのが「杣山」である。9.10分。 今日はここから自転車道路を、花はす温泉の方へ進み、そこから直接頂上本丸跡に登り、西御殿から文殊堂の方へ降りる予定。山に向かって進むと猪除け柵があり、またぐと自転車道である。左に温泉の方へ進む。この道に春の花が咲き出した。 ? イカリソウ ヤマブキ ヘビイチゴ エンレイソウ イチゲ 自転車道は、花はす温泉の方へ出るのかと思ったが、分岐があり、直接登山道路として山へ向かっていた。更に途中に東御殿へ出る道が分岐していた。この道だけ歩いていない。 我々は今日は一番外側の登山路で、本丸へ直接登る予定。7年前にこの道で下山した事がある。登るのは初めてである。 主尾根に登るまでは急坂である。途中で一度も平坦地が無い位。右手に頂上が見えてくる。 主尾根に登り着く手前、急斜面に「イワウチワ」の群生地があった。そばまで寄れない。 11.00時頃に尾根の上に登り着く。415mピークである。広い休憩場所になっている。抹茶休憩。 ここからは頂上へ向かって、縦走になる。尾根が段々と細くなってくる。尾根の両側の集落が見える。 鉄のハシゴ二か所掛けてある。年寄りは用心して一歩ずつ登る。S女史が心配して待っている。 ハシゴを登り切った先のピークに「犬戻駒返」の石碑があった。「本丸口に対する天険の防御物であり、犬も馬も通れなかった」と書いてある。 11.30分頃に頂上到着。桜の木が一本満開。下に「日野山」が近い。 花はす温泉の方面が見える。あの下から登ってきたのだ。 日野山の左に武生方面が見える。 三等三角点の杣山がある。平日で誰も居ない。ゆっくりと昼食。
1時間も居て、コブシの咲く道を下山開始。 大絶壁の上の「袿掛岩」に登る。落城の時、奥方や侍女が、この岩に袿(ウチカケ)を掛けて、飛び降りたと書いてある。向こうに見える山は「ホノケ山」だ。手前のこれから通るピークは、新緑で輝いている。ブナの木らしい。 「西御殿」のあった場所のブナの木は、芽吹いて美しい。 分岐を、姫穴の方へは降りずに文殊堂の方へ降りる。13.30分頃に林道終点の登山口を通る。ここまで車で登ると一番楽なコースと思われる。展望がある。 「ウラジオヨウラク」。13.55分に文殊堂通過。 蝶々を捕る網を持った人と話す。ギフチョウが目当てらしい。 昔の居館跡に降り立つ。向こうの桜の木があるのが駐車場である。 14.15分に車に着いた。 2016年05月13日(金)3回目 姫穴-西御殿-本丸-東御殿 私の住んでいる小松市は、今日から「お旅祭り」である。神輿に神が乗り市内をくまなく廻る。また「曳山」が出て子供が歌舞伎を演じます。今年の祭りは天気に恵まれそう。町内の行事に土日が潰れるので、今日だけちょっと「杣山」を歩いて来ることにした。7.30に加賀ゆめのゆでS女史を乗せて、南条SAで一休み、ETC出口より出て8.50分に花はす温泉手前の駐車場に車を置く。駐車場の案内図が新しくなっていた。 駐車場に車はあるが登山者では無い様だ。出発するときに隣に4人の登山者が到着。我々と同じ道を登るようだ。「居館跡」という広場を横切る。ズーッと奥のピークが頂上と思われる。杉林を登り、谷沿いにキャンプ場の跡を登って行く。 タニウツギが咲き出した 9.15分に分岐に出る。古びた案内板がある。ここから左に行っても東御殿経由で頂上まで行けるらしい。古い休憩所のようなあずまやがある。キャンプ場は無くなってしまったようだ。 大きい木に白い花がいっぱい咲いている。 大きな岩山の険しい道に差し掛かると、9.45分にハート形の姫穴が見えてきた。中には入れそうだ。 ここからしばらくは崖沿いの急な道が続き緊張する。鎖のさがった所もあるが、古くなっていてあまり力を入れて引っ張るのは怖い。 岩場の下を通り抜けて、ホッとしてブナの混じる道を少し登ると「殿池」へ登り着く。10.10分。 殿池は、相変わらず水量が戻っていない。もう少し水があれば池らしくなるが、今は水が少なく、水たまり見たいな感じ。 西御殿跡に登り着き、ブナ林の尾根歩きとなるが、やがて岩尾根となりだんだん狭くなる。登って来た方面が見える。 反対側に「ウチカケ岩」がある。少し近寄ると今庄町の方が見下ろせる。実は帰途にはすはな温泉の先から、そま山トンネルを抜けて裏に抜けたら、山の稜線にこの「袿掛岩」らしきものが見えた。 10.45分に頂上到着。男性一人木陰で休憩中。温泉の方から東御殿経由で登って来たらしい。登山道の状態を聞く。彼は外側の登山路で温泉の方へ降りて行った。我々も昼食。 30程居て下山開始。先ほど聞いた東御殿経由で、はなはす温泉の降りようと出発。ホウノキの白い大きな花が咲いている。 11.30分に東御殿の跡に出る。前回はここにある分岐を左に降りて、姫穴の下の方へ出た。今日は直進して温泉へ出ようと進む。ここからは初めての道である。この山は岩壁が頂上を囲んでいるので、どの道を通っても岩の急坂がある。途中で朝遇った4人組が登って来た。姫穴を通らなかったらしいな。 岩道を通り抜けてホット一息。 尾根をだいぶ降りたら分岐に出た。降りてきた方に向いて「東御殿」の標識があるが、降る方には何の標識もない。しかも丁字型に分岐せず、左は直進する感じで右は後ろの斜面を廻って降りてゆく感じ。ここが遊歩道の分岐だと思ったが、温泉へ降る道があまりに戻るように付いているので、もしやと思い直進してしまった。 しばらくで、左に山を巻き出したので、間違えたとすぐ気付いたが、そのまま降りることにした。山の斜面を戻るように遠回りして、思った通りの、登る途中にあった休憩所の分岐に出た。12.15分。 あとはぶらぶらと車まで戻った。帰途はそま山トンネルを抜けて、今庄ICから高速に乗って帰った。 ★次項2016年の第41回登山は、5/21若狭の「三国岳」へ★ 2015年04月30日(木)2回目 姫穴-西御殿-本丸-東御殿 昨日の越知山に続き、今日も福井県の山「杣山」である。二日続きの一人歩きで低い山を探した。前回とは違う道を歩く予定。それにしても毎日好天である。 南条のSAのETC出口より「花はす温泉」の方へ進むと、右手に大きな駐車場がある。トイレと大きな休憩所がある。車は3台ほど留めてある。杣山が近い。前回は温泉に車を置いて、ここから山に入った。自宅より1時間ほどで到着。9.30分。 のんびりと用意していたら、武生の高校生が自転車で集まってきた。その数100人位。全員男性。エッー同じ山に登るのかな。 9.45分に慌てて歩き出す。直ぐに電気柵がある。24時間通電なのではずして通り、又柵をする。右に文殊堂への分岐がある。前回はここから登ったが、今回は直進する。前方ピークは「東御殿」のピークらしい。本丸はその陰になるようだ。 平地はワラビが出るそうで、地元の人が摘んでいた。突き当りの杉林をジグザグに登るとキャンプ地の標識に出た。10.00時。キャンプ地は今は営業していないようで荒れている。川沿いの道を登って行く。 ヤマブキ チャルメラソウ カキドオシ? エンレイソウ スミレ 10.20分にあずま屋に到着。だいぶ荒れている。あずま屋の下に分岐がある。 ここからも東御殿に登れるらしい。 10.30分、分岐に到着。東御殿へ近道の標識。今日は東御殿よりここへ戻ってくる予定である。 急な登りになり登山路は細くなる。急な岸壁が近ずき、右側が急な斜面で切れ落ちていて、緊張する。登り出し辺りの地点が見える。左が「日野山」で右端が「野見ヶ岳」である。 急に前方に洞穴が見えた。「姫穴」である。案内板に依れば「殿池より降る事三百米、谷間の一大絶壁にある高さ約五.五米、間口約十五米の岩穴である。ここに新田義貞の夫人匂当内侍が一時身を隠したところと言われる」。10.50分。 この辺りは岸壁に登山路が付き少し怖い。下に見えるのが登山路で木の陰に姫穴がある。 アオダモ ツバキ イカリソウ 難所を登り切って、11.20分に「殿池」に着いた。「山中唯一の食糧水で、夏であっても水量は減ずることなく、冬期であっても増水せず神秘的な池」と書いてあるが、温暖化のせいか今はほとんど水が無い。ここからちょっと登ると尾根の上で、西御殿の跡で右から登山路が合流している。 尾根はブナの新緑である。 11.40分「袿岩」に登ったら「ホノケ山」が見えた。下は絶壁になっている。瓜生保戦死の際その奥方及び仕えた侍女等は、この袿(ウチカケ)岩に、袿を掛けて飛び降り死んだとの事である。 11.50分に頂上到着。誰も居ない。そう言えば高校生たちは何処へ行ったのだろう。不思議だ。 日野山が見える 昼食をゆっくりとしていたのに、誰も登ってこない。学生たちはもうとっくに降りてしまったのか?。 12.50分に東御殿跡の方へ降り始める。10分位で東御殿の跡に出た。直進して降る道があるが、今回は分岐を左折して「岩屋不動尊」の方へ降りる予定。 新緑の斜面を降りだす。 この山は急である。急坂を降りる。岸壁の下へ出るが「岩屋不動尊」が見付からなかった。たぶん岸壁の下に不動尊が祭ってあると思ったのだが、それらしき場所は通ったが気が付かなかった。 ニシキゴロモ オオルリソウ ムラサキサギゴケ 日野山が見えてきたら、13.45分、予定通りの分岐に出た。 キャンプ場を歩いていたら下から二人登ってきた。下の駐車場に自転車がいっぱいあったが、頂上は学生で満員ですか?と聞かれた。誰にも遇わない山歩きで狐に包まれたようだ。 14.15分に駐車場に着いたが、やはり自転車がいっぱい並んでいる。花はす温泉に入って帰る。 ●次稿2015年第31回登山は、5/2「鈴ヶ岳」へ● 2012年04月29日(日)初登山 文殊堂-西御殿-本丸-温泉 昨日のホノケ山に続き、今日は「杣山」ソマ山である。ホノケ山のすぐ近くである。夕方より所要があるので、簡単に登れそうな山を探した。標高からすると鞍掛山位だ。8.00時に加賀ゆめのゆで、相棒K君を拾う。相棒とは久しぶりである。彼も杣山は初めてであるから登山に乗ってきた。昨日と同じ「南条SA」のETCの出口より、東の方に向かう。昨日は西の方にあるホノケ山。 9.00時に「南条花はす温泉」の駐車場に到着。金沢からの、N氏と新N女史が用意中。今日はこの4人パーティである。温泉の上の山が杣山らしい。「杣山城」の跡らしい。 県道を、5.6百メートルほど戻ると、広い駐車場があり、案内板と休憩所とトイレがある。9.10分。直進すると「西御殿」への登山路らしい。しばらくで右に「文殊堂」の分岐があったので入り込む。 9.20分、文殊堂に到着。さらに登って行くと、道端に観音石像が所々に置いてある。「チゴユリ」「ドウダンツツジ」を見かける。 9.40分、駐車場に到着。ここまで車で登ってこれるようだ。見晴らしが良い。車一台と登山者あり。 観音石像のある登山路を登って行く。「ミツバツツジ」。石像は西国33ヵ所の観音をかたどっているようだ。 坂を登り切ると尾根の上で、左に新緑の尾根歩きとなる。ブナの木も混ざってくる。 10.10分「西御殿」に到着。瓜生保が足利軍と戦った時、下から御殿を移した仮住居跡と書いてある。下から直登の登山路が合流している。休憩。 「袿掛岩」と云うのがあった。登ってみたら、昨日登った「ホノケ山」が目の前に見えた。 10.50分、頂上。三角点が在る。
この山は展望が良い。四方が望める。丸い山は「冠山」で、後ろは「金草岳」だと思うが、間違っているかも知れない。ゆっくりと頂上で昼食。 山桜の向こうは武生方面。 「日野山」も、山桜の向こうに見える。日野山は近い。 今日の4人の記念撮影。 昨日登った「ホノケ山」も近い。識別できるようになった。1時間以上も居て12.00時に下山開始。尾根を縦走して、地理院地図の415mピークより、花はす温泉へ直接降りる心算だったが、良く調べてこないので「東御殿」の方へ降りに掛かり呼び戻される。 頂上標識に「登山道下山・中小屋集落へ」と矢印がある。花はす温泉方面と書いてないのでちょっと勘違いした。家で地図を調べていたら、「中小屋」とは、花はす温泉のすぐ近くの集落の名前だった。温泉も中小屋集落の端にある。 岩だらけのゴツゴツした細い縦走路になる。下に「中小屋」の村が見える。駐車場に置いた自分の車が見える。鉄の梯子が2カ所あり緊張する。 岩と木の根っこの、細い尾根を慎重に降りる。「犬戻り・駒返し」と書いてある。犬も馬も通れなかったのだろう。 頂上から大分降りて来た。日野山の全景が見えてきた。 尾根の突端の415mピークまで行き、方向を変えて温泉の方へ急坂を降りだす。「イワウチワ」が咲いている。杉林まで降り立ちほっとする。 ピンクの「イカリソウ」は福井県の印し。 花はす温泉の後ろの、バーベキュー棟に出た。にぎやかに食事の最中である。 1.00時に車まで到着。花はす温泉にゆっくりと浸かって帰る。 |