好きな山逍遥
2006.09.より登山順

志賀高原の山東舘山と志賀山

  [県外]   東館山  1.994m (長野県) 51 
 第1回登山 ゴンドラで登り、高山植物園より、頂上を往復。

  2011年08月14日(日)初歩き



 市の検診で心電図に異常が見つかった。8月初め、自覚症状が無いので大したことは無いだろうと、カテーテル検査を受けたら、冠動脈に二カ所ぐらい狭くなっていると言われ、その場で一カ所に管を入れた。6日間入院させられた。残りはお盆が済んでからもう一度入院しろと言われた。






 そんな訳で夏山どころでは無くなった。山登りに空けてあったお盆は、志賀高原へのドライブになった。琵琶池のほとりのサンバレースキー場は温泉である。ゲレンデ横の遊歩道を登ったら、もう萩が咲いている。










 翌日、近くの発哺温泉から「東館山ゴンドラリフト」に乗る。小さい、可愛らしい、古い、ゴンドラである。









 ここの高山植物園が目的である。ゴンドラを降りた場所が植物園である。斜面を下って行く。時期が遅いので、あまり咲いていないかな、と思っていたのに、いっぱい咲いていてうれしい。








 植物園に咲いていた高山植物。

 マツムシソウ

キンロバイ 

ヒメシャジン 

 ハクサンオミナエシ

 クガイソウ

 コウホネ

 イワショウブ

ヤナギラン 

 ウサキギク

 タカネナデシコ

 バイケイソウ

 タテヤマウツボグサ

ワレモコウ

シモツケソウ

 コマクサ

シロバナハクサンフウロ

 ハクサンフウロ

ハリブキ

ニッコウキスゲ

ミネウスユキソウ


ホタルブクロ

マルバタケブキ

イワインチン









 
「東館山」の頂上は、植物園を抜けた先にある。なだらかな尾根を少し下がって、また登って行く。ニッコウキスゲの大群落があるが、全部実になっている。観光客はここまでは誰も来ない。鳥居が有り東館山神社と書いてある。


 少し登ると「東舘山頂上」の祠に着いた。展望は良くないが岩菅山が見える。植物園を抜けてあの山まで登山路が続いている。登山者が登って行った。羨ましいと見送る。
 

 

表紙へ戻る
 
   [県外]   志賀山  2.035.65m (長野県) 51 
第2回登山 2017.08.26. 前山リフトで登り 志賀山-裏志賀山経由で、四十八池へ降り戻る。
第1回登山 2016.08.16. 前山リフトで登り、四十八池へ行き、裏志賀山-志賀山経由で戻る。 

   2017年08月26日(土)2回目



 日本百名山の「四阿山」に、N・S女史コンビに案内するのだが、その前日の半日を何処にしようかと考えていて、また
「志賀山」を思い出した。同じ志賀高原の熊の湯から「笠ヶ岳」へ登るトレッキングコースも設定されているが、彼女らは志賀高原が初めてなので、「志賀山」にした。






 小松を5.00時に出発。上越より「上信越自動車」に入り、信州中野ICで降り、志賀高原を目指す。9.25分に、前山リフトの駐車場に到着。上まで登ったら広かった。








 写真を写そうとしてカメラを探したが、車の荷物をひっくり返したが見つからない。家に置いてきたようだ。S女史がカメラを貸してくれた。厚かましくも拝借した。すまない。志賀山と四阿山の写真は、S女史のカメラで写したものである。




 9.40分頃、往復券600円を買ってリフト乗車。



 リフトを降りた所は、高原の様な感じ。右の山は「鉢山」。左が「志賀山」である。




 10.00時に「渋池」。向こうの山は「横手山」。







 10.20分に、志賀山と四十八池の分岐に出る。前回は四十八池の方へ進んだが、今回は志賀山へ最初に登る予定。案内表示に「左・志賀山(急な登り)経由して四十八池」と書いてある。








 分岐からしばらくは平坦な道で、木道になっている場所が多いが、笹に覆われている場所が多い。前を行く二人が時々、笹の海にもぐってしまう。







 笹の海を抜けて、登りに掛かる。岩ゴロゴロのなかなかの急坂である。背後に「鉢山」と「横手山」がせり上がってくる。








 右手に岩壁がある。窓みたいに抜けている所がある。









 11.35分に「山名表示板」の設置された「志賀山」に到着。木が生い茂り、山名表示板は全然役に立たない。少しだけ下界が見えるのは、中野市方面かな。







 さらに100mほど進むと三角点のある頂上通過。ここが本当の頂上か。展望なし。記念撮影。
 三角点情報「志賀山」
 三角点名・志賀
等級・3等三角点
標高・2035.65m







 リンドウが咲いている。もう秋だな。




 ここから一度降って、「裏志賀山」の方へ登り返す。二つほど池が見える。名前は無い様だ。













 12.25分頃「裏志賀山」への分岐に到着。腹が減ったので、この分岐で腰を下ろして昼食を取る。四十八池の方から人が登ってくる。昼食を済ませて、リュックを残して裏志賀山の方へ探索に出かける。去年は霧の中だったので入らなかったので、ここは初めてである。一番高いとこから「四十八池」が見下ろせた。木道が見える。向こうは「横手山」。










 「ウメバチソウ」が咲いていた。上から降りてきた人が珍して花が咲いていた、といっていたがこの花の事かな?。



 その先で「ツリガネニンジン」の向こうに「大沼池」が見えてきた。湖水の色が素敵だ。











 その先に「志賀山神社」があった。小さい祠である。祠の先は降りとなり、行き止まりで道が無いのでロープが張ってある。









 しかし「大沼池」が良く見える地点まで登山路がある。入り込んで写真を撮る。大きな池である。左奥の高い山は「岩菅山」と思われる。13.05分。












 リュックを拾って「四十八池」の方へ降ってゆく。ここも急坂である。13.45分に池まで降り立つ。大きな鳥居がある。「志賀山神社」と書いてある。先ほどの小さな祠の鳥居だった。



 四十八池は、池ではなくて池塘の集まりである。









 左が「志賀山」。右が「裏志賀山」である。裏志賀山の方がちょっちだけ高い。






 木道で池を横切り、14.00時にあずま屋でコーヒータイム。


 後は遊歩道を一直線に戻る。緩やかな下りで15.00時にリフト降り場に到着。向こうに笠ヶ岳が見える。





 これから、明日の「四阿山」の日帰り登山に備えて、菅平のペンションまで移動である。笠ヶ岳の下の峰の茶屋前を通った。細い林道を、いろいろの温泉を通って、須坂市近くまで降りて、さらに菅平高原を目指して登って行く。途中で夕食を済ませ、18.00時にペンションに到着。素泊まりでネットで予約してある。明日は、5.00時には出発したい。


   ■次回登山は、明日8/27群馬県「四阿山」へ■




  2016年08月16日(火)1回目



 お盆である。13日14日と休んで盆行事、15-16日と、友と避暑に志賀高原へ出かけた。温泉ホテルは標高1.350m位で冷房装置は無いが涼しい。翌日ここまでやっと来たのだからと、四十八池へのトレッキングコースを歩く事にした。




 朝食を済ませて9.00頃サンバレーのホテルを出る。志賀高原を登って行き、熊の湯の先の「前山サマーリフト」まで行く。国道沿いに大きなホテルが三つ並んでいるが、真ん中のホテルは休業しているようなので、ホテル前の駐車場に車を置かせてもらう。友を置いてゆくが、隣のホテルが営業しているので便利が良い。







 リフトは往復600円。歩いて登る道がすぐそばにあるが、年寄りはリフト優先。9.40分。









 あっという間に「前山」に着く。平らな場所が広がっている。向こうに「横手山」が見える。少し下って遊歩道を歩いてゆくと、10分ほどで「渋池」に着く。









 さらに進むと「志賀山」への分岐に出る。今回は右に四十八池の方へ進み、余力が残って居れば志賀山を通って戻る予定。「オオカメノキ」の赤い実。




 10.35分に「四十八池」に到着。池と云うより池塘だろう。木道が敷いてある。向こうに見えるのが、右が「裏志賀山」左が「志賀山」である。
















 「ウメバチソウ」
















 「リンドウ」


 いつの間にか霧が出てきた。












 右に大沼池への分岐を過ぎると、鳥居がある。「志賀山神社」と書いてある。見た目にはあまり高くないように見えるので、鳥居をくぐって「志賀山」に登り出した。上から3人ほど降りてきた。凄い急坂で戻って来たという。見た所登山では無く観光のようだ。







 さっき聞いた通りの急坂で、木の根がごつごつの歩きにくい道である。11.10分に頂上分岐に到着。ここから右に入ると「裏志賀山」頂上で見晴らしが良い様だが、霧で展望が無いので入り込まず、志賀山への鞍部へ降りてゆく。







 「タテヤマウツボグサ」が咲いていた。










 三角点情報「志賀山」
 三角点名・志賀
等級・3等三角点
標高・2035.65m



 11.35分に「志賀山」山頂に到着。真ん中に三角点がある。裏志賀山の方がここより2mほど高い。






 頂上の一段下に広場があり、ベンチがある。方位版もあるが林の中で周りが見えない。ベンチで腹ごしらえ。ここからの下りも急坂で、木の根ごつごつの岩の道。お尻を付いては木につながって降りる。登って来た人と遇い、熊でなくてよかったと言われる。そういえば途中に熊注意の看板があった。

















 「イワショウブ」と「ヤナギラン」





 12.55分にリフト降り場の「前山」に到着。尖った山は「笠ヶ岳」。スキー場は熊の湯スキー場。下に車を置いた国道のホテルが見える。リフトで降りると13.05分に車に着いた。




 ついでに車で横手山の先の「渋峠」まで登ってこようと国道を進む。段々霧が濃くなり、完全に濃霧。真っ白でノロノロ運転。渋峠下の広場でUターンしてそろそろと帰った。


 ところで結婚した年(1962.4)の秋に、志賀高原へ旅行に来て「渋峠ヒュッテ」に泊まった覚えがあるので、昔の写真をひっくり返していて写真を見付けた。なんと「四十八池」の写真も見付けた。志賀山に登った記憶が無いので、四十八池だけ歩いたのだろうか?。いずれにしても五十年以上も前の話である。



 四十八池と渋峠ヒュッテ。












     
★次項2016年55回登山は、8/24「奥医王山」へ★


 
表紙へ戻る