2005.4.より登山順
[加賀福井81] 法恩寺山 1357m (福井県勝山市)81 [加賀福井] 経ヶ岳 1625m (福井県勝山市) 池ヶ原湿原 |
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第5回 2022.07.13. 池の原湿原散策。 第4回 2013.10.29 中ノ平より法恩寺山を往復 第3回 2009.09.05 経ヶ岳より縦走で白山伏拝に出て、報恩寺山経由で下山。 第2回 2008.09.13 中ノ平より頂上へ。さらに伏拝まで往復して下山。 第1回 2008.09.02 中ノ平避難小屋に車を置き。平泉寺より禅定道を登る。雨のため中ノ平で登山中止。 |
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2022年07月13日(水)5回 「池ヶ原湿原」-「平泉寺白山神社」 暑くて天気が悪い。歩きやすい所を探していたら、S女史が「池ヶ原湿原」を見付けてきた。さっそく歩きに来た。山中温泉を抜けて国道364で福井県に入り、鮎街道で勝山市を抜け、奥越高原線県道221を走っていたら、牧場の前に大きな駐車場があった。 この辺りは初めて来た。車は一台も留まっていない。10.20分。案内板は色が薄れ良く読めない。地図にはちゃんと載っている。 駐車場に隣接して広場があり、右端に湿原入口があった。 木道が続いている。 ミズチドリ メタカラコウ ヌマトラノオ ツルアジサイ ミズチドリ ミズチドリ メタカラコウ ヨシ 背の高いヨシが茂っている。 池に出た。 池の横の広場に出た。遊歩道の最奥になる様だ。 池の向こうは何山?。地図を見ると保月山かな。 トモエソウ ヌマトラノオ アザミ ミズチドリ コバギボシ 保月山と、背後は、経ヶ岳かな。一度登った事がある。遊歩道を周ってみる。木道が傷んで通行止めの所もある。 駐車場に戻ってきた。 妻平湿原 勝山市からの路で上り、今度は大野市の方へ下がる。地図に「福井県自然保護センター」があったので寄ってみる。建物の前の案内板に「妻平湿原」を見付けた。歩くのが目的。荷物を置いて「妻平湿原」を探訪に林道を降りてゆく。 湿原に着いた。ここもヨシが大きくなっている。 そこ走って来た奥越高原線の道路のそばだった。あまり花は無かった。 ガマズミ コバギボシ コオニユリ ふるさと自然の道という案内板があった。「馬取池のみち」で戻る事にした。 森の中の道 「馬取池」に到着。その昔、雲乗寺があり寺の田植えに馬を使い、馬を洗おうとしたら馬は沈んでしまった。それ以後馬が仏に仕える身となり、どんなに日照りでも池の水は枯れることは無くなった。 雨が降ってきてあわてて車に戻る。 平泉寺白山神社 今度はまた車で「平泉寺」へ向かう。第一駐車場に車を置く。 「平泉寺白山神社」、「精進坂と一の鳥居」 「旧玄成院庭園」を覗いて見た。 「御手洗池」 泰澄大師白山登拝の途中、この池に現われた女神に白山に登るようにとお告げを受けた。 泰澄はここに社を建て、白山の神を奉斎されたのが白山神社。「二の鳥居と拝殿」が見えてきた。 拝殿の裏に回ると「白山神社本殿」。 更に「三ノ宮」に向かう。ずーっと先に見えてくる。 「三ノ宮」に到着。 三ノ宮の後ろから「白山禅定道平泉寺登拝口」が始まっている。ここから登山口である。昔ここから「三頭山」-「報恩寺山」を目指したことがある。今日はここで昼食。ここから戻る。 「開山社」がある。開祖泰澄大師を祀る社。 拝殿と本殿と別山社。苔の庭。 泰澄大師廟も負った。歴史探遊館まほろばという建物があったので、見学して帰った。 ■次回登山は、7/23-24富山の「立山」へ■ 2013年10月29日(火)4回 中ノ平より「法恩寺山」を往復 友達と温泉へ行く事になった。午後から出かけるので近くの「勝山東急リゾート・ホテルハーヴェストスキージャム勝山」にした。「法恩寺山」の登山路近くにあるので一度泊まってみたかった。しかも温泉である。白峰より谷峠を越えてドンドン降って行くと、左に報恩寺山有料道路がある。途中に料金所があり800円取られる。 大きなスキー場ゲレンデの下の、大きなホテルである。スキーシーズンで無くとも年中営業している。こんな山の中でもバスの団体さんが入っていた。部屋の窓からゲレンデが見え、報恩寺山の頂上が見える。頂上近くまでリフトが登っている。 翌朝、ゆっくりとチェックアウトして登山口へ車で登って行く。いつもの突き当りの駐車場に車を置く。紅葉していてうれしい。この秋初めての紅葉の感じ。 10.20分に階段の登山路を登る。登山路はゲレンデの外側のブナの林を登って行く。11.20分に「法音教寺跡」に到着。この登山路は平泉寺を起点とした白山禅定道の越前コースである。昔は宿、休憩所が在ったらしい。 5分も登ると頂上に着く。3等三角点が在る。11.25分。 方位盤がある。一人で記念撮影。 東は、右が「赤兎山」、左が「大長山」である。間に「白山」が在る筈である。手前左は「白山伏拝」である。 南は「経ヶ岳」 少し先のリフト終点駅から、西に「大日山」。遠くは「浄法寺」らしい。 ブナの林を戻る。紅葉が気持ち良い。 登るときに気が付かなかったが、大野あたりの平野か。 12.50分に車に戻り着く。帰りは800円も払ったのだから、大野の方へ降る。途中に「弁ヶ滝」の分岐があったので見に行く。平泉寺の稚児「弁の君」から来ているようだ。13.20分。 山肌を縫って林道は進むがほとんど通行車両が無い。経ヶ岳・保月山の山肌紅葉が良い。 13.50分に、経ヶ岳登山口のある「銚子口展望台」に着く。大野平野が見下ろせる。 林道終点に、前回のようにバリケードがありビクッとしたが、横に大きな看板がありイノシシ除け電気柵の開け方が書いてあった。イノシシに読まれないかな?。自分ではずしてまた掛けて通る。無事通過。 **次回登山は、10/31福井県「刈込池」へ** 2009年09月05日(土)3回 「経ヶ岳」-北岳-「法恩寺山」 相棒より「経ヶ岳」の話は良く聞いた。なかなか良い山らしい。報恩寺山へ登ったとき経ヶ岳が見えた。赤兎山からも正面に見える。標高が結構高い。県境にある山を除くと、福井県内で一番高いらしい。1600mもあるので自分では無理かなと思っていたが、一度は挑戦したいと思っていた。相棒は車2台だから法恩寺山まで縦走しようと言う。同じ道を下ったほうが楽だと思ったが、彼は標高差が小さいから楽だと言う。地図を調べるとなるほど、小さいピークをいくつも越えるが大降りがない。しかしその分距離結構が長い。いろいろ考えたが長い降りは大嫌いなので、彼の案に同意する。彼は報恩寺山から経ヶ岳に登ろうと「北岳」まで行ったことがある。地図を見ると北岳から経ヶ岳まで1キロを切る程だ。しかしこの1キロが問題だ。相棒は物凄い藪に閉口して、経ヶ岳を諦めて引き返した。昨年の6月の事らしい。彼はどうしてもこの1キロ余りを繋げたいらしい。よし、それなら、協力しよう。しかし大変だぞ。大変だぞ。福井県の山だが県境より山が続いているので、加賀の山に無理に入れた。 7.20.瀬女道の駅で待ち合わせ。相棒とS女史の三人パーティ。白峰の谷峠を越え、幕見トンネルを出たところで勝山スキージャムの方へ入り、広域基幹林道法恩寺線に入る。スキー場の上で中ノ平避難小屋のほうへ入り、林道突き当りの駐車場に車を置く。8.30.ここへ下山の予定だ。車は一台も置いてない。 「マツヨイグサ」が咲いている。月見草かと思ったが、ツキミソウは別種で白い花を開くと図鑑に書いてある。 少し下がって法恩寺林道を大野の方へ進むと、前方に経ヶ岳が見えてきた。右から保月山、杓子岳、中岳、経ヶ岳(南岳)、北岳と続いているらしい。 経ヶ岳は三角点のある南岳と、吊尾根で結ばれた北岳の2峰で形成された双耳峰の男性的な山と本に書いてある。白山より古い火山らしい。 林道を大分下って大回りして、尾根の突端に見えてきた電波塔の先に展望台があり駐車場があった。「銚子ヶ口展望広場」の案内板がある。なかなか見晴らしが良い。9.00になっている。駐車場も広いし、林道は完全舗装。人気の山らしい。 ここで珍しい人と出会った。時々メールを頂く「やっちん」さんだ。登山情報を知らせてほしいと前に言われたので知らせておいた。もちろん初対面。お母さんが山好きで今日もお母さんと二人連れである。お母さんは60代。先に出発していった。 9.10.登山開始。曇り空。 赤い実が成っている。これは「ヤマボウシ」だ。こんな実が成るのだ。初めて知った。 9.50.登山路の真ん中に「アダムとイブの木」があった。二本の同じ大きさの別の木が、根元よりくっついている。木に張り紙がしてある。「アダムとイブの木の看板を探しています。心当たりの人はご一報下さい」と書いてある。相棒は以前お洒落な看板が掛かっていたと言う。とんでもない登山者が居るものだ。 10.15.「保月山」の頂上到着。見通しはあまりない。三角点がある
この花は「オオアキギリ」だと教えてもらう。 杓子岳の登りに大きな梯子がある。岩場混じりで急坂だ。 11.05.杓子岳1490mの頂上到着。「釈氏ヶ岳」と書いた札がある。三角点みたいなものが在るが、三角点では無さそうだ。笹が多くなってきた。見晴らしは良さそうだが今日は曇っている。25分休んで恒例の抹茶タイム。お菓子とお茶で元気を取り戻す。 11.30.杓子岳を出発。笹の原が多くなる。「リンドウ」が咲いている。秋なのだ。 11.50.中岳1467mの頂上到着。前方に経ヶ岳が見えてきた。まだ遠い。一度大降りがある。降りきった鞍部は「切窓」と呼ばれるところで、右より唐谷コースの登山路が合流している。この登山路のある右側は大きな古い噴火口の跡だと言う。 最後の経ヶ岳の登りの笹原で、早くも「やっちん」親子が降りてきた。まったく足が速い。またどこかで会いましょう。写真を撮ってメールで送ってあげた。 12.50分.経ヶ岳の頂上到着。中年男性一人が残っている。記念撮影を頼む。ガイド本によれば、白山はもちろん御嶽山や乗鞍岳も見えるという。昼食をしていたら大粒の雨が降ってきた。あわてて合羽を着る。単独行の男は三角点まで行って戻ってきて、下山していった。さて三角点はここから北岳に向かう少し先にあるはずだ。 13.30.雨も止んできたし出発。背丈ほどある笹をかき分ける。登山路はあるが笹が両側から茂って凄い。かき分けるというより潜ると言った状態。100mほど進んだら笹の中に三角点は在った。
さてここから先は歩く人がいないのか、急に藪が凄くなる。 道は完全に見えない。両手で笹を分けたり、足で登山路を探り当てる。先ほどの雨で笹が濡れており全身ずぶ濡れ状態。おまけに虫が凄い。顔の周りを飛び回り、目に飛び込むは鼻に飛び込むは。斜面では笹を押しのけて進むと、その反動で押し返されて斜面を滑り落ちそうになる。 「ミヤマコゴメグサ」というらしい。ほとんどが笹原だ。登山路はあるのだが完全に埋もれている。泳いだり潜ったりして笹原の海を進む。 「イワショウブ」が咲いていた。 14.30分.経ヶ岳より一時間掛かって北岳に到着。法恩寺山と赤兎山方面に登山路が分岐している。赤兎210分と書いてある。四時間近く掛かるのか。おまけに道は悪そうだ。10分休憩。 相棒は昨年、法恩寺山からここまで辿り着いている。だから少しは道が良くなるのかと期待していたが、藪漕ぎは全然変わらない。下手をすると前を歩いている人が見えなくなる。 「サラシナショウマ」が咲いていた。小さいピークをいくつも越えて、藪漕ぎが延々と続く。登山路はある。ただ鎌が入っていなくて笹で覆われている。尾根を歩くので道はなんとか判る。 一時間半も歩いたらブナ林に入り、笹が少なくなって登山路が現れるようになった。ようやく座り込める地面があった。私はへたばって座り込んで一休み。二人に先へ行ってもらう。 経ヶ岳より北岳経由で悪戦苦闘、藪漕ぎの連続で、3時間以上掛かって、16.35に見覚えのある「白山伏拝」の頂上に到着。標識とベンチがある。足が遅くて遅れた私を、コーヒーを沸かして待ってくれていた。「大冒険だったネ」とS女史が言った。しかし車までまだ1時間半は掛かりそうだ。17.05.出発。 法恩寺頂上に向かって進む。太陽がだいぶ西に傾いてきた。 17.30.「法恩寺山」の頂上到着。 さっきまで居た「白山伏拝」が黒く見える。その上の山は大長山あたり。その上にかすかに白山の稜線が見えてきた。 18.00、朝置いた中ノ平の駐車場に辿り着く。18.15.中ノ平避難小屋の水場で一休み。ここから登山口の展望広場に置いた車を取りに行く。18.50.朝登り出した展望広場の駐車場に到着。もう真っ暗で車は一台もない。展望台から下界の明かりが宝石のように見える。着替えて林道を大野市の方へ降りる。 最後にもうひとつの難関に出会う。なんと林道の終点近くでバリケードがしてある。降りてみると猪除けの電線が道を横断している。それに引っかからないようバリケードがしてあった。長い林道を戻るのも大変。村も遠そうだ。よくよく観察したら、横切っている電線は切れないように、ばねで伸縮する様になっていた。バリケードをどかし、電線を両側で踏んで車を通しようやく脱出。バリケードを元に戻して帰った。家に着いたら夜の9時になっていた。相棒の奥さんから携帯に安否を尋ねる伝言があって恐縮。17.05.伏拝を出発。17.30.法恩寺山。18.20.中ノ平駐車場。18.50.展望広場駐車場。自宅21.00でした。 後日談。山でS女史に目が赤いよと言われた。虫が目に入って擦ったからだろうと気にも留めなかった。痛くもなかった。所が翌朝右目が腫れ上がって目が塞がってしまっていた。目は痛くないが腫れ上がって痒い。心当たりの目医者に電話をかけたが日曜でお休み。仕方がないから小松市民病院の救急外来に見てもらった。麻酔科の先生が目薬をくれて、明日正式に眼科で見てもらえと言われた。月曜に眼科へ行ったら虫に刺されたのでしょう、と薬をくれて、直らなかったら又来てくださいと言われた。家の中でもサングラスをして、車に乗るときは細く開く目でなんとか運転。4日ほどで元に戻った。 2008年09月13日(土)2回 中ノ平-「頂上」-「白山伏拝」 前回は平泉寺から中ノ平避難小屋まで登り、雨のため頂上を断念した為、今回はその続きで中ノ平避難小屋より、「法恩寺山」の頂上を目指す。 7.50.相棒K君を乗せて、小松の自宅を出発。高速道に乗り丸岡インターで降りる。九頭龍川に沿って遡る。白峰から山越えコースより大幅に時間が短縮されるかと思ったが、大して違わないようだ。前回と同じく暮見より有料道路を通らずに林道に入る。スキー場を越えた先の、この立札を左に入る。「法恩寺山登山道」、支柱に「山小屋・森林パーク」と書いてある。直進する林道は峠を越えて大野の方へ下って行くようだ。 避難小屋を過ぎて、9.50分.林道突き当たりの駐車場に車を置く。 10.30.登山路がスキーゲレンデに接する地点に出る。ゲレンデに出ると、展望が良い。スキー場が見下ろせる。ダムも見える。その向うの山は浄法寺山、丈競山辺りか。右には大日山、鈴ヶ岳が見える。 10.55.法音寺跡に着く。白山登拝の為の宿泊・休憩の建物あったと立札に書いてある。今は祠とベンチのみ。泰澄が養老元年白山登拝の時、ここで法華経(法)を読誦(音)する老翁に会ったというのが名前の由来とか。頂上はここよりすぐだ。 11.00.頂上到着。誰も居ないし、その後誰とも遭わなかった。頂上は結構広い。方位盤があり、三角点もある。
手前の黒い山が尾根続きの「白山伏拝」のピークで、その上の山が「大長山」でその上辺りが白山なのだが、今日は雲の中。 頂上に「リンドウ」が咲いている。秋なのだ。 伏拝から経ヶ岳に続く稜線の上の山は「赤兎山」その上は「三ノ峰」だと思う。赤兎山の麓に見える剥げた所は、望遠鏡で見ると登山口の駐車場らしい、 昼食には少し早いので、頂上に荷物を残して、「白山伏拝」まで往復することにする。一度下りスキーゲレンデの最上部を通りほぼ平坦な道を20分ほどで到着、ここは法恩寺山と同じくらいの標高だ。11.40.標識とベンチあり。 「白山伏拝・1360m」の標識がある。ここは白山を拝んだ場所らしい。残念ながら今日は白山は拝めない。右に折れて登山路が「経ヶ岳」に続いている。また直進して小原林道に直接下りる道らしき痕跡がある。これが昔の禅定道かも知れない。 12.15.法恩寺頂上に戻り着き昼食にする。「ナナカマド」の実が赤い。朝は小雨が降りそうな感じだったが、段々晴れてきた。13.25分、1時間以上も長居して下山に掛かる。 下りはスキーゲレンデの方が眺めが良いだろうと、ゲレンデを降りる。大野の平野が望める。ゲレンデの藪がひどくなりようやく元の登山路に戻る。 14.10分.駐車場到着。車を中ノ小屋に横付けして、蛇口の水で身体を拭き、着替えて、ベンチで抹茶を頂き帰路に着く。 帰りは谷峠を経由して帰る。 2008年09月02日(火)初登山 平泉寺-「三頭山」-中ノ平 相棒K君のお勧め、「法恩寺山」へ連れて行ってもらうことにした。我々が愛する「白山」の、「越前禅定道」の始まり地点である。 立札に拠れば「白山へは、平泉寺(福井県)、白山比咩神社(石川県)、長滝寺(岐阜県)を各々起点とする三筋の登拝道(白山禅定道)がのびていました。特に平泉寺からの道は、泰澄が開いた重要なルートとされていました。この白山禅定道は「歴史の道百選」に選定されました」 調べてみると法恩寺山は結構標高が高い。下から歩くと標高差が1000mを越える。私の体力では無理だと思ったら、相棒は勝山のスキー場から林道で、頂上まで1時間ちょっとで登れる地点まで車で入れるという。そこまで車を一台入れておけば、帰りは楽チンである。福井県の山であるが、加賀県境より九頭竜川までは、加賀の山に入れている。 7.40.瀬女の道の駅で待ち合わせ。白峰から谷峠を越えて、勝山の手前、長い暮見トンネルを抜けた所に信号があり、左に有料道路・法恩寺山道路に入る。そのまま上ると料金が要るので、平行している林道に入る。林道は細くて遠回りになるようだが、舗装してありほとんど通行が無いので、時間的にはあまり変わらない。有料道路からの道と合流してしばらく上ると、左に林道が分岐して法恩寺山の立札がある。直進すれば林道は峠を越え六呂師のスキー場から大野へ出るらしい。左に法恩寺山の方へ入ると、中ノ平避難小屋を通り、突き当りの駐車場に着く。8.50.ここに車を一台置く。また戻るのだが今度は有料道路を降りる。スキージャム勝山を通る。大きなホテルがある。途中に料金所があるが登りに徴収され、下りは無料である。 国道まで戻り勝山市内で左折して大野方面に向かい途中平泉寺の案内に従い左折する。9.30分.平泉寺前の大きな無料駐車場に車を置く。歩き出すとすぐ泰澄大師廟があり参拝。平泉寺は神仏分離令により今は白山神社になっている。苔むした石段を登る。 途中左に「御手洗池」があった。立札に拠れば「泰澄大師は養老元年(717)、白山登拝の途中、この林泉で白山大神が出現、当地に社を建てて白山の神を奉斎された。」とある。さらに登り拝殿、本殿を拝み、さらに右の参道を登ってゆくと三ノ宮に着く。ここから登山路になる。 三ノ宮の後ろで道は二つに分かれている。左は新道で谷道の一般路らしいが、最近の雨のためか入れないようになっている。右は尾根道で白山禅定道と書いてある。途中「剣乃宮」の祠を通る。 「ホトトギス」の花を見つけた。 11.10.新道が合流してくる。11.35.三叉路に到着。立札があり「右・法恩寺山。左・大師山」。大師山の方へ50mほど戻ると、「三頭山」頂上に出る。ベンチがあり頂上の標識がある。三角点がある、777.5mだ。ベンチでお湯を沸かして昼食にする。少し木が刈ってあり、スキージャムのホテルが見える。勝山方面の平野も望める。
ここから段々緩やかになり、12.50.林道を横断。稚児堂跡を通過。弁ヶ滝への分岐もある。再び林道に出る。ここは朝に車を置いた避難小屋の近くだ。13.30.しばらくで避難小屋に出た。小屋の側から法恩寺山の頂上が見える。 中ノ平避難小屋の側にはベンチがあり、蛇口の水場がある。東屋も見える。水を飲んでいたら曇っていた空から雨が降り出した。小屋に入り込んでお湯を沸かして抹茶を一服。雨も本降りへ。今日の登山はあと1時間の頂上を諦めてここで中止とする。14.00.頂上の方へ登山路を15分歩いて、右へ少し降りると朝、車を置いた駐車場に着いた。 15.10.平泉寺へ車を取りに行き、駐車場隣の、ガイド本に載っているソフトクリーム屋さんでソフトを食べて帰る。 |