2005.04.より登山順
地図に名前のない山白山市河内町
①「宿ノ岩山」 ②「入道山」は下の項です
②「入道山」 ①「宿ノ岩山」は上の項です
[加賀64] 入道山 749.97m (白山市口直海町) | ||||||
第7回 2021.04.15. 40番鉄塔より「入道山」に登り、43番鉄塔へ降りる。 第6回 2020.04.29. 43番加賀幹線鉄塔巡視路より「入道山」に登り、40番加賀幹線鉄塔より下山。 第5回 2019.04.23. 今までと反対周り。40番鉄塔より「入道山」に登り、43番鉄塔へ降りる。 第4回 2018.04.13. 43番加賀幹線鉄塔巡視路より「入道山」に登り、40番加賀幹線鉄塔より下山。 第3回 2014.06.11. 43番加賀幹線鉄塔巡視路より「入道山」に登り、40番加賀幹線鉄塔より下山。 第2回 2010.04.29. 43番鉄塔横より「入道山」に登り、ダム付近に下山 第1回 2009.05.18. 43番鉄塔横より「入道山」に登り、ダム付近に下山 |
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2021年04月15日(木)7回 40鉄塔-「入道山」-43鉄塔 介添え人のS女史と「入道山」へ。いつもの手取川第三ダムの駐車場より出発。今日は時計回りに40番鉄塔から登る予定。 駐車場のすぐ後ろに林道入口がある。少し登るとダム湖が見える。堰堤の上を通って来た。 キケマン ネコノメソウ エンレイソウ 林道に崖崩れ、横を通る。そのすぐ先に鉄塔巡視路の登り口がある。 北陸幹線40番鉄塔の標識を入る。 こちら側から登るのは2度目。沢の中だがプラ階段があるから間違いない。 しばらくで左の細尾根に取り付くのだが、取り付きを見逃してまっすぐに沢を登ってしまった。 沢が急になり登れなくなって初めて道間違いに気付く。手袋は水濡れ靴の中にも水か入った。貴重な沢登りを経験して、左の斜面を木の枝に掴まりよじ登ったら、すぐ尾根に道に出た。老人はどっと疲れが出た感じ。おーっ山は新緑になっているぞ。 カタクリの咲く細尾根を登って居たら、白いカタクリを見付けた。一輪のみ。何度も通っているがここで白いカタクリは初めてだ。 4年連続の4月登山 エンゴサク 細尾根が済むと右に杉林の中をトラパース。 送電線鉄塔40番のすぐ上に着く。 方向を替えて、次の41番鉄塔までまっすぐに登って行く。鉄塔間の下の木が切られた。昔は杉林があった。 キクザキイチゲ 41番鉄塔は展望があり気持ちが良い。 海が見える。四角い建物は高速の金沢近くの、ジャパンディスプレイの建物らしい。鉄塔は登山口林道の反対側の鉄塔らしい。 鉄塔より更に登ると尾根の上より降りとなる。ツバキの木が多い道である。 少し降ると「入道山反射板」への分岐がある。 少し登って平坦になった登山道に座り込んで昼食。頂上で昼食予定が、老人はへたばって、ここで早くも13時だ。昼食後荷物を残して頂上往復に出発。 残雪が出てきた。高い笹が倒れ込んだトンネルをくぐり、池へ落ちないように通過。 いつもこの辺りに残雪がある。頂上裏側から登る。 一番高い地点に三角点がある。
入道山反射板は新しく塗り替えたようだ。反射板も真っ白だ。反射板の前の木が刈られて降りることが出来そうだ。 少し降りたら予想通り、今まで見えなかった「白山」が見えた。いいぞー。 平野の方も展望が良い。遠くに小松ドーム、木場潟、柴山潟も見える様だ。 荷物を拾って下山開始。ツバキが多い。 ダム湖が見える。まだまだ遠いな。 登山道いっぱいを占領しているカタクリ。通れないぞー。 42番鉄塔まで降りてきた。早くもゼンマイが出ているな。 ここから急坂を降る。プラ階段が続く。真下がダム湖。なかなか着かないな。 ウラジロヨウラク ミツバツツジ ようやく林道に降り立つ。巡視路登り口。加賀幹線42番へ、と書いてある。ダム湖の方に43番鉄塔が建つ。 花の名前は保証しません。怪しいです。 マムシグサ ヤブニンジン ヤマブキ ■次回登山は、4/21富山の里山「俊寛塚」へ■ 2020年04月29日(祝)6回 43鉄塔-「入道山」-40鉄塔 ゴールデンウイーク突入。人の登らない山を探して、今年も三年連続の「入道山」になった。この山は春は、いろんな花が咲くので大好きな山である。加賀幹線の送電線鉄塔ががあるので、その鉄塔巡視路を歩く。よく整備されているので気持ちが良い。白山市河内町口直海の「手取川第三ダム」のダムの上を通り対岸の駐車場に車を置く。9.00時。 登山用意して、ダム湖畔の林道を遡って行く。林道はいろんな花が咲いている。 名前は正確か、保証しません。今年初めて見たものが多い。 ヤブニンジン ヤマブキ スミレ シャガ カキドオシ ムラサキケマン マムシグサ チゴユリ初見 ウスギヨウラク初見 林道の横に「北陸幹線№43」の鉄塔があり、その山側に「鉄塔巡視路」の登り口がある。9.30分。 いきなり急坂が続く。 ダム湖が透けて見える。 段々緩やかになる。新緑だ。 チゴユリ ツクバネウツギ ヤマツツジ 「北陸幹線№42」の鉄塔が見えてきた。 鉄塔の下で休憩。10.25分。 ここから新緑の中を行く。 「ミツバツツジ」 カタクリ アケビ ツバキ 段々と急坂になり、もうピークかなと云う所に分岐がある。ここは「入道山反射板」への分岐である。反射板のあるのが「入道山」の頂上である。ここから往復する。11.15分。 スミレ ルリソウ カタクリ 笹の道も手入れされている。頂上ピークの裏から周るようにしてたどり着く。12.05分。
一番高い所に三角点がある。展望はあまりない。向こうの山は「宿ノ岩山」辺りだろう。 「入道山反射板」と云う標識が付いている反射板の下で昼食。 このサングラスはS女史のもの。一年前の登山の時に、ここに置き忘れてきたので、ダメ元で探したら見付けてきたぞーー。傷んでい無い様だな。 タムシバの向こうに平野が見える。何処だか判らなかったが、隅に小松ドームが写っていた。 12.45分に下山開始。途中から下界が見えた。何処が見えるのだ?。手取川らしいな。 分岐まで戻って、少し登り返し。段々と降りてゆくと「加賀幹線№41」の鉄塔下に出る。 41番鉄塔は展望が良い。下に次の「加賀幹線№40」が見える。鉄塔までの間の杉林は切り倒されていて、木がゴロゴロと倒れている。 40番鉄塔より、鉄塔手前を右に折れる。杉林の中をトラバースしてゆく。 杉林を抜け、谷沿いの急坂を降りる。 緑のイカリソウ キジムシロ? 谷沿いの細い尾根の急坂は、老人は少し怖い。プラスチック製の階段が続く。 ようやく下に林道が見えてきた。巡視路は川と合体してようやく林道り降り立ちホッとする。 エンレイソウ ニリンソウ ? ようやく駐車場が近くなった。 ■次回登山は、5/1加賀の「岩倉観音山」へ■ 2019年04月23日(火)5回 40鉄塔-「入道山」-43鉄塔 「入道山」は5度目である。知られていないので登る人は少ないようだ。去年も登ったのにまた登りたいと、S女史が云ってきた。去年は頂上に積雪があってびっくりした。今年は去年より10日ほど遅いし、雪も多く降らなかったので、積雪は無いだろう。8.50分に去年と同じ、手取川第三ダムの堰堤を渡った駐車場に車を置く。去年は桜が満開だったが、今年は葉桜になっている。 今年は今までと反対周りの予定。去年40番鉄塔からの急坂を降るのに苦労した。年寄りはつまずいて転ぶのが一番怖い。急坂は降るより登るのが楽に思える。この山の魅力は藪っぽい所だろう。いろんな花が咲いている。 カキドオシ ヤマブキ ムラサキケマン キケマン ヤブニンジン イチリンソウ マムシグサ ここから巡視路を登る。 エンレイソウ クロモジ キクザキイチゲ カタクリがいっぱい。足を下ろすところが無い。 急坂を登り切り、40銀鉄塔通過。そこから41番鉄塔までの間が、木が全部切り倒されている。下界が見える。 鉄塔の向こうの山は「揚原山」らしいな。それにしても今日は暑い。夏日になるかも知れないという予報。41番鉄塔の下でコーヒー休憩。大きい木がバタバタと切り倒されている。木の使い道は無いのだろうか。ゼンマイがある。 コシアブラ収穫 ピンクのスミレ 青いスミレ キクザキイチゲ オオカメノキ 尾根の最高地点よりちょっと降った所に、分岐があり入道山反射板のある頂上へ登り出す。去年は雪の上を歩いたが、今年は少しだけ雪が残っている。あまり暑いので、女史は雪をシャツの上から刷り込んで、気持ちが良いと言っている。 12.30分頃に頂上到着。 三角点がある。ゆっくりと昼食1時間。 タムシバ ヤマザクラ マンサクが残っている 13.030分頃下山開始。 ショウジョウバカマ ヤマルリソウ だいぶ降りてくると新緑が奇麗だ。 ダム湖が見えてきた。こちらの坂も急坂であるが、岩ゴツゴツでないのが救い。 15.35分に林道に降り立つ。また一休みして、花のある林道をぶらぶらと歩く。 ニリンソウ ニシキゴロモ ヘビイチゴ カキドオシ イチリンソウ 車が見えた、16.00時 2018年04月13日(金)4回 43鉄塔-「入道山」-40鉄塔 歩く里山を探していて「入道山」を思い出した。しばらく登っていないし、カタクリが咲いて居そうだ。9.00時に「なかうみ道の駅」でS女史と待ち合わせ。駐車場はシバザクラが咲き出した。あっという間に春は盛りである。 国道157号線から、白山市河内町口直海の「手取川第三ダム」の、堰堤の上を渡り、その先の広場に車を置く。前回と同じ。9.30分。桜が満開である。荒れた舗装してある林道を歩いてゆく。9.50分鉄塔登り口。 キブシ フキノトウ 43番鉄塔が登り口 鉄塔より巡視路に入る。 カタクリがすぐ現れる。 急坂のジグザグ道。 ツバキが多い。 ヤマザクラ 10.45分に42番鉄塔に到着。 少し傾斜が緩くなる。所々足の踏み場もないカタクリの群生地を通る。少し時期が早いようだ。 コシアブラを収穫。 キクザキイチゲ 分岐を入道山に入る。11.35分。 少し登ったら急に残雪が多くなった。一面の雪の原で登山路が不明となった。ここからは2回目登山の時のように、谷を進み裏側から登るようになっている。しかし前方の頂上に「入道山反射板」が見えた。雪の上は滑って登り難いので、雪渓のふちにリュックを置いて、雪の無い斜面を藪漕ぎして登った。 木の枝につかまってよじ登り、12.35分に頂上に登り着いた。反射板下は雪がない。 頂上は雪の原で、三角点は雪の下かと思ったが、頭だけが見えていた。 9年前のプラスチック山名札がまだ残っていたが、字が消えて、どなた様がマジックで書き込んであった。記念撮影。背後に加賀平野が透けて見える。白山の方は見えない。しばらく居て下山開始。 下りは藪漕ぎをしなくて、雪原を降りた。登るのは滑って歩き難いが、下りは楽である。 雪は締まっていて楽に歩ける。向こうは、奥獅子吼から続く「宿の岩」山らしい。 無事リュックを撤収。分岐まで戻り、41番鉄塔の方へ少し登り返して下山。 41番鉄塔 次の鉄塔手前を右に入る。 杉林を過ぎると、急な細尾根となる。キクザキイチゲ エンレイソウ ショウジョウバカマ カタバミ スミレ 凄い急坂で緊張する。プラ階段が続く。カタクリの群落が続く。 エンゴサク ネコノメソウ キケマン イカリソウ ヤマブキ 15.05分にようやく林道へ降り立ちホッとする。急な道でロープでも欲しい所だが、こんなマイナーの山では無理だろうな。転ばなくてよかった。ダムの上の道を降りる。 15.25分に車に到着。この林道は荒れているので鎖が張ってある。色々の花があるので好きな山である。 ■活動時間 5時間56分 Ⓢスタート9.26→(5時間56分)→Ⓖゴール15.22 ■活動距離 5.5km ■高低差 630m ■累積標高上り/下り 768m/754m ■次回登山は、4/15「温谷寺山へ■ 2014年06月11日(水)3回 43鉄塔-「入道山」-40鉄塔 「入道山」へ行こうと誘われた。以前この山でギンランを見掛けたから、また登りたいらしい。8.00時になかうみの里で待ち合わせ、白山市河内町口直海の「手取川第三ダム」の、堰堤の上を渡り、その先の広場に車を置く。8.25分。靴を履いてダム湖に沿って林道を歩く。林道脇に色々の花。 マタタビ キツリフネ ウリノキ ヤマアジサイ? ギンリョウソウ コアジサイ 8.50分に鉄塔「加賀幹線43」の横に到着。山に鉄塔巡視路が入っている。「鉄塔42→」の標識がある。手入れのされた巡視路が登っている。ジグザグ登りで急坂である。地面に小さい白い花がいっぱい。名前を忘れた。 9.35分に「加賀幹線42番」鉄塔に到着。鉄塔下にササユリが2本。S女史が、今年初めて見たという、咲いているササユリ。 ツルアリドオシ 42鉄塔下にササユリが2本。 平らになり、楢の雑木林に入ると、ひんやりとして気持ちが良い。林の無い所になると、途端に雑草が茂って、藪っぽい登山路になる。林に入るとまた道はしっかりとしてくる。標識は何もないが、分岐を右に入る。右は頂上反射板への巡視路で、左は「加賀幹線41番」鉄塔への巡視路である。 「テッペンカケタカ、テッペンカケタカ」と、ホトトギスが鳴いている。野鳥の声で聴き分けられるのは、ホトトギスとウグイスくらいだ。「タタタタタタタタタ」と聞こえるのは、キツツキが木を敲く音だと思う。 初めて見た花。 名前? オカトラノオ咲き掛け。 ウツギ 花ではないが何? モリアオガエルの卵。 11.00時に頂上到着。反射板が見える。その手前の右の高い所に三角点が在る。御沸供山(オボコヤマ)と云う名前の三角点である。反射板下から揚原山、明神山辺りが見える。白山は雲の中だが雑木に遮られて見えない。三角点前の空き地で昼食、コーヒータイム。 冷えたノンアルビールで乾杯。記念撮影。11.50分下山開始。分岐より41番鉄塔へ。12.25分。 40番鉄塔前より水平道。ここにもウリノキ。 お尻。 ムラサキサキゴケ 水平道をしばらくで突き当りを、急な尾根を降りだす。階段続きで危なかっしい。ふらふら下がった「ナルコユリ」 「シライトソウ」が並んでいる。 じめじめして滑りやすい急坂の階段が続く。気が抜けない。「ヤマボウシ」 トリアシショウマ? 大きな木の大きな花? ドクダミ 急坂を降り切って林道に出るとホッとする。13.15分。谷の向かい側の山の上に39番鉄塔が見える。上り口標識もある。林道をぶらぶらと降りてくると、手取川第三ダムが見えてくる。13.30分に車に到着。 大体のコース。怪しげです。 ●次項2015年第45回登山は、6/14「チハカ」へ● 2010年04月29日(土)2回 43鉄塔-「入道山」-40鉄塔 この時期、登山対象でない、静かで花がありそうな山を登っている。仲間も付き合ってくれる。有難い。「入道山」は、二度目である。国道157号線の、セイモアスキー場へ曲がる三叉路の、旧河内村役場の駐車場で待ち合わせ。すぐ出発。すぐのトンネルの手前で左に入り、ダム湖の堤防の上を通り、湖畔をしばらく進むと広場がある。湖畔の桜は終わっている。8.55.ここに車を置く。夜中の雨は止んできた。 9.05.湖畔の林道を歩き出す。15分ほど歩くと、湖畔に大きな鉄塔があり、そこの山側に、鉄塔巡視路がある。「加賀幹線42」の標識がある。そこから登り出す。 「チゴユリ」が咲き出した。今年はじめてかも知れない。 「ウスギヨウラク」が咲いている。 10.00、42番鉄塔の下に到着。開けた方に見える方に三角点のある「小松火燈山」と「明神壁山」と「揚原山」が並んでいる。 此処からは緩やかな道になる。鉄塔巡視路は、広く刈られていて整備されている。その道に「カタクリ」か現れ出した。 天気が悪くて、ようやく雨が上がったばかりで、花が全部下を向いている。 数が多い。 登山路一面が「カタクリ」。踏まずに歩くのは難しい。 登山路の分岐を右に入る 鉄塔跡より水平道を行くと、池があり、でかい、白い、蛙の卵らしきものが沈んでる。この谷に大きな雪渓が残っていてびっくり。この雪渓を登り、途中で右手に、戻るように登ると頂上だ。11.10. 一番高いところに三角点がある。展望無し。 少し離れた所に「入道山反射板」がある。その下から、西に微かに平野が見える。 少し早いが、三角点を囲んで昼食と、N女史が入れてくれる、本格的コーヒータイム。今日の粉はどこかな?。今日の参加者はS女史とN氏。そしてN女史と相棒K君でした。 70分も長居して、下山開始。分岐まで戻り、水平道をを41番鉄塔へ降る。此処にも「カタクリ」がある。天気が良くなり、花が開いてきた。12.55分.41番鉄塔通過。 そのすぐ下に40番鉄塔がある。鉄塔へは寄らず、手前で右折して、杉林を進むと、急な細い尾根の降りに。なる。滑らぬよう慎重に降る。「エンレイソウ」が咲いている。 13.40.林道に降り立つ。ここの登り口に「加賀幹線40」の標識がある。次回は此処から登ってみよう。舗装してある林道をブラブラと降りる。白い花がいっぱい咲いている。「ヤブニンジン」だろう。 やがてダム湖が近くなる。これも「マムシグサ」の種類だろう。林道は湖畔の林道に合流すると、そこに車を置いた広場がある。14.05. 広場の車の陰で、相棒に抹茶を点ててもらって、解散。 2009年05月18日(月)初登山 43鉄塔-「入道山」-40鉄塔 小松の国府のX氏より教えて頂いた山の、四つ目に挑戦することに成った。64番「宿ノ岩山」近くの750m峰だ。「入道山」と言うらしい。10日ほど前、宿ノ岩山に登った時、この峰が見えないかと探したが、判明しなかった。地図を見ると、宿ノ岩山の登山路のすぐ傍にあることになっている。相棒のK君が、不動滝より宿の岩に登るとき、登山路が判らなくなり、藪漕ぎしていて、このピークに登りついた話は以前に聞いたことがある。鉄塔巡視路を下ったら、車を取りに行くのが遠かったらしい。 12.20.に国道157号線の口直海の、旧河内村役場の駐車場で待ち合わせ。大看板に口三方岳登山口の矢印がある。そのセイモアの方へ入り込むとすぐトンネルがある。トンネルをくぐらずに、そのすぐ手前を左折してぐるりと回ると、手取川第三ダムに出る。そののダム上を通って、山すそのダム湖畔の道路となる。2㌔ほど走ると大きな鉄塔の横を通る。その先の道の広い所に車を置く。 「タニウツギ」が盛りだ。12.40.第一鉄塔の真下あたりに、鉄塔巡視路がある。「加賀幹線№42」の標識が立っている。いきなりの急坂を登りだす。今回は相棒のK君とS女史の三名の半日登山である。 あっという間に新緑の頃となった。「ナルコユリ」がふさふさと花を下げている。一本だけ花が伸びた「フタリシズカ」がある。 「ギンラン」をS女史が見つける。そういえば去年「ギンラン」「キンラン」を見かけたのは、近くの宿ノ岩山登山の時だった。「キンラン」も無いかと期待したが無かった。図鑑をには、金蘭は登山者によって採取され見かけなくなった。栽培は不可能と載っている。貴重な花らしい。 13.15分に第二鉄塔の下に到着。目の下に手取第三ダム湖が広がる。 ここから尾根の上の感じとなる。13.45、涼しいところに陣取って抹茶タイム25分。 やがて登山路が右に分岐している。直進する道は少し登ってから、左にだんだん下って行くようだ。下山路に使う予定。 分岐より右に入り、登りきると小さな汚い池があり、昔の鉄塔の跡らしい場所を通る。その先で戻るようにして右のピークに登ると、先に反射板が見え、右に切り開きがあり、三角点が見えた。14.45。 この三角点の名前は「御沸供山」である。X氏の資料では、おぼこやま、と仮名が振ってある。
三角点が山の名前なのに、なぜこの山が「入道山」なのだろう?。最近恒例の三角点前で記念撮影。 日が当たって暑いので、反射板の見えるちょっと下で、コーヒーを入れてもらって、50分も一休み。 反射板からは、木の間から白山が見える。見晴らしが非常に良い場所だが、木が茂っていて展望はあまり無い。 鉄塔反射板に付けたプレートを見つけた。やはりここは「入道山」だと納得する。 小さい山名札を提げる。 15.35.下山開始。15.53.分岐より右へ入る。ちょっと登り返してすぐ下り始める。16.06.第三鉄塔の下に到着。ここからは電線の下を歩き16.16.第四鉄塔に着く。この鉄塔の手前に、赤い矢印のあるプレートがある。「加賀嶺南線39-1号」と書いてあるが逆さまである。矢印を重点にしたので、プレートが逆さまなのだろう。 鉄塔の下まで行くと行くと先に道が無くなる。戻る。このプレートが分岐である。下から登ってくると、このプレートに突き当たるのである。上から降りてくるとこのプレートで、右に90度方向を変えて道が付いている。あまり急に方向が変わるので、はじめは半信半疑である。やがてだんだん左に折れ、急な階段の連続になる。細い尾根を降りる。痩せ尾根の急降下で、神経を使って慎重におりる。階段が続く。雨でも降っていたら大変だろう。「ユキザサ」が咲いていた。 16.45.舗装した林道に降り立った。左にぶらぶらと歩いたらダムが見えてきた。やがて湖畔の林道に合流した。合流点の林道入口は封鎖されている。ここは広場になっているのでここに車を一台置いておけばよかった。 「ホオノキ」が咲いている湖畔の道を20分ほど歩いて車にたどり着く。17.15分。 |