
2005.04.より登山順
| [加賀59] あいうえおの杜 (加賀市山代温泉) [加賀59] 鶴仙峡 (加賀市山中温泉) |
| 第1回 2025.10.15. 山代温泉の「あいうえおの杜」を散策 第2回 2025.10.15. 山中温泉の「鶴仙峡」を散策。 |
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2025年10月15日(水)1回 あいうえおの杜 山代温泉に居た明覚上人が、1.093年に日本最古の「五十音図」を造ったらしい。それに因んで「あいうえおの杜」と云う、変わった杜(もり)が出来た。ネットで見掛けて面白そうなので、S女史と山中温泉の「鶴仙峡」を歩く前に寄ってみた。 山代温泉の総湯の近くに、大きな駐車場があった。初めてなので何も判らない。すぐ横に新しい回廊が出来ていた。荷物無しで出発。10時。 案内板を見ても何も判らない。とりあえず最高地点の「さざえ堂」まで登ろう。 直接登る階段もあるが、この上の高台の「あいうえお学舎」まで、回廊が続いているので登る。 回廊を登る。「あいうえお学舎」まで、車椅子で登るための回廊の様だ。 学舎が見えてきた。一階が「もりのテラス」で、二階が「あいうえおギャラリー」になっていた。学舎でパンフレットを貰い、トイレを借りる。 学舎の中は周らなくて、目の前の階段で「五輪塔」の方へ登る。 「四国八十八ケ所・加賀霊場」とある。石仏の並ぶ道らしい。 「石造五輪塔」。明治の頃に建てられた「明覚上人」の供養塔らしい。 四国八十八遍路の石仏が並ぶ道。西国三十三所の石仏霊場はあちこちにあるが、四国八十八霊場の石仏霊場は初めて見た。 一体づつ石の社に入っている。車遍路だが四国八十八所は全部周った。お寺の名前があり懐かしい。 回廊の上の高台に出た。ここまで階段の回廊で登れる。昔のホテルの入口が残る。 ここから「さざえ堂」まで舗装道路。 回廊が見える。帰りに降りよう。 さざえ堂が見えてきた。 以前からあったようだ。栄螺のようにぐるぐると周りながら登る「展望台」らしい。手摺に繋がりながら登る。標高は83m。 富士写ヶ岳。水無山。 鞍掛山。 白山は雲の中。 最上階。 最上階。狭い。 下山開始。 回廊を降りる。 手摺が付いていて老人でも大丈夫。 降りる。 この辺りまで車椅子でも大丈夫。 回廊は「あいうえお学舎」の2階に繋がっていた。無料の休憩所や、子供の遊び場もある。近くにコテージも造ってある。 また回廊で駐車場まで降りた。変わった杜(もり)である。また遊びに来よう。車に乗り、今日の目的地の山中温泉の「鶴仙峡」に向かう。11.10分。 ■次回登山は、下の項に続く■ 2025年10月15日(水)2回 鶴仙峡 山中温泉の、ゆげ街道を通れ抜けると、吉祥やまなか亭の前に、こおろぎ橋無料駐車場がある。車を置く。 吉祥亭の前の一方通行の道を、下の方へ降りる様に歩き出す。11.35分。 細い道だが車も通る。 岩不動の前を通る。岩に不動明王。 こおろぎ橋を渡る。 橋の上から「鶴仙峡」 ここから川へ降りるのかと思ったら、この先20mの立札あり。 ここから鶴仙峡へ降りる。黒谷橋へ1.200m・あやとり橋へ700m。 川のふちの歩道。 大聖寺川。 川のふちは崖。苔。 手入れしてある遊歩道。 采石厳。中国の景色に似ているらしい。 崖にへばり着いてあずま屋があった。12.10分。空いていたのでここで、川を眺めて昼食。 前の遊歩道を時々人が通る。外人もいる。 ゆっくり休んで出発。対岸に時々旅館。 向こうにあやとり橋が見えてきた。 一ヶ所だけ、川床が営業中。 飲み物・スイーツは席料込。注文しないときは席料のみ。 座らず通過。不動滝が落ちていた。 あやとり橋の下を通り抜ける。 道明地蔵と慈母観音がある。 遊歩道。 川が狭くなる。 小橋が架けてある。小才橋。向こうへ登れる様だ。 岩がせり出している下を通る。 「芭蕉堂」に着いた。明治43年(1910)に、芭蕉を慕う全国俳人により芭蕉堂が建てられ、芭蕉像が安置された。03.20分。 広場にトイレもある。ここを今日の目的地にしている。戻り始める。川岸の道を歩いたら、曽良の句の柱があった。「行きゆきて たふれ伏すとも 萩の原」。 曽良は腹を壊して、山中温泉で芭蕉と別れ、この句を残して、一日先に大聖寺の全昌寺に旅立った。 先月全昌寺を訪れていて、載せている。 戻る 戻る。 あやとり橋の近くで「桜広場」の方へ登る。広場にあずま屋がある。その先にあやとり橋。 あやとり橋。 橋は高い所を通っている。 ずーっと下に、先程通ったかわどこが見える。 橋を渡るとすぐ温泉街になる。「芭蕉の館」に寄ったが、水曜日で休館日だった。残念。芭蕉と曽良の石像。曽良は身体を壊し先に帰る事になった。別れを告げている。 奥の細道の本文がある。「今日よりは 書付消さん 笠の露 芭蕉」。 笠の裏に同行二人と書いた名前を消さねばならない、これからは一人旅となるな、芭蕉。この後が9/23日に歩いた全昌寺に続く。 ゆげ街道を戻る。 向こうに駐車場が見えてきた。 14.30分。駐車場に到着。 「鶴仙峡」は歩いた覚えがあるが、いつの事か記録が無い。初めて歩くような感じで、「あいうえおの杜」と共に、楽しい散策だった。 ■次回登山は、10/21「三方岩岳」へ■ |