2005.4.より登山順
セイモアスキー場より登るの二山
①「口三方岳」 ②「松尾山」は下の項です。
②「松尾山」 ①「口三方岳」は上の項です
[加賀] 松尾山 1162.94m (白山市河内町)48 | ||||
第04回. 2020.09.31. セイモアスキー場中腹より往復。 第03回. 2009.05.23. 千丈温泉清流荘前の林道入り口から往復。 第02回. 2007.06.05. 千丈温泉清流荘前の林道入り口から往復。 第01回. 2006.09.06. セイモアスキー場中腹より往復。 |
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2020年10月30日(水)4回 セイモアスキー場より「松尾山」を往復 ホームページを整理していて「松尾山」を久しく歩いていない事に気が付いた。11年ぶりに歩きに来た。最近はセイモアスキー場からの林道が閉鎖されている。その時は「三雄山」まででもいいやとやってきたら、ロープが掛かっていたが鍵は無く、通行禁止の立て札もない。開け閉めして通らせていただいた。 スキー場中心部の大きな建物の横に9.10分に車を置く。 ゲレンデの上はスキー場の最上部「三雄山」らしい。林道は左に上って行き、左からあの稜線を歩くはずだな。 林道を歩いてゲレンデの上まで登って来た。下に車を置いた建物が見える。 山裾を左に林道を歩くが、昔はもっと狭い林道だった。遭難碑があったはずだが無いから、林道が付け替えられたらしい。工事中でブルがいた。どうも林道を広くしてスキーのコースにする様だ。 隣の山は「口三方岳」だな。 上のゲレンデは、まだ刈ってなくススキの原である。 かすかに遠く、平野と海がちょっと見える。 ゲレンデに登山道がある所は、近道をする。 最後の大きなゲレンデは、歩けそうだったが急で、車道を歩いた。ずーっと下に出発点が見える。林道をずーっと遠回りしてここまで来た。並行して以前の林道らしきものが見える。 以前に、遠回りが遠いので、このリフト下をよじ登った事がある。無理はしないほうが良い。途中で道が無くなり苦労した。 回り込んでリフト最上部に登り着く。少し上に「三雄山」ヒュッテがある。 この建物の上辺りのピークが「三雄山」らしい。三浦雄一郎に由来する。 ここからは尾根の林道となる。 地理院地図に載る、1.073ピークに来たら、「瀬波」に降りる登山道が、新しく分岐して出来ていた。「オンソリ山」に続いているようだ。11.30分。 池を通過する。モリアオガエルの白い卵が、ぶらぶら下がっている頃に理ぼった事があるな。 あずま屋の残骸がある。11年前から残骸だな。 急坂を登り切ると林道の終点に着く。12.00時。ベンチは壊れているので座り込んで昼食。 昼食後、荷物をベンチに残して「松尾山」を往復。ここからはブナの木が多い登山道が続く。 12.55分に三角点がある「松尾山」の頂上に到着。「瀬波周回」の案内板。ここから先へ進み、瀬波キャンプへ降りる周回登山道が出来たようだ。
ブナ林の気持ちの良い登山道である。 林道終点まで戻り着く。荷物を拾って、登って来た道を下山開始。 かすかに平野が見える。 「三雄山」まで戻ってきた。今度は突き当りのゲレンデを直接降りた。 このゲレンも、降りに歩いた。置いた車が見える。16.00時に車に到着。随分暇が掛かったぞー。 ブナ カニコウモリ アキノキリンソウ サラシナショウマ ■次回登山は、10/3加賀「鷲走ヶ岳・白抜山」へ■ 2009年05月23日(土)3回 セイモア林道入口より「松尾山」を往復 相棒のK君は「笈ヶ岳」が夢なのだが、今年は雪が少なくて駄目だっらしい。その代わりに「奥三方山」に声が掛かって、松尾山から挑戦したらしい。松尾山から奥三方に登れるとは知らなかったが、なるほど地図を見ると、松尾山から奥三方まで尾根続きだ。しかも、余り極端な登りも無い様に見える。残雪時期の時なら登る人がいても不思議でない。彼は松尾山を通り、だいぶ先まで登ったが、自分の筋肉痛で、4人パーティは登頂を断念して帰ったらしい。迷惑をかけたと悔やんでいた。松尾山の頂上の標柱は、先がちょっとだけ頭を出していたと言った。 それから5週間、もうすっかり雪の解けた「松尾山」に我々4人が登る事になった。8.30.登り口に集合したが、鎖が張ってあり、その前に駐車。舗装路を歩き、舗装路が左に大回りする所で、右に未舗装の道に入る。 大きなレストランの裏に出て、少し近道になる。 9.35.遭難碑のある横の広場で、抹茶タイムの休憩25分。そこからゲレンデを思い思いに登る。 10.50.スキー場の最上部「三雄山」に到着。日本海が遠くに見える。今まで気が付かなかったが、目の前の山は「笠山」らしい。今度登ろうと調べている最中だ。 東には、尖った「笈ヶ岳」と、横に長い「大笠山」が近くに見える。 ここからは荒れた林道歩きとなる。これは「ツクバネ草」と言うらしい。池通過。モリアオガエルの卵がぶら下がっている。 11.30.林道の終点のベンチ通過。12.00.頂上到着。三角点前で記念撮影。相棒の言うには、5週間前は横の標識の頭が少し見えたそうだ。 我々の小さい山名札も提げて昼食時間。
食後、奥三方の方へ探検に出かけると、尾根伝いに、はっきり登山路が続いているではないか。だいぶ進んでみたが、その先にも道は続いているようだ。 「サンカヨウ」や「マイズルソウ」が咲いている。 1時間以上も頂上で遊んで、13.10.下山開始。14.00.三雄山。14.15.レストラン。15.15.駐車場所に到着。 内尾の村のから「笠山」に登る登山路があると言うので確認に行くが、見つからなかった。村の中に湧き水の汲み場所があった。「内尾のおぼく水」と書いてある。汲みに来ている人がいる。おいしい水だ。「清流荘」で温泉に入って帰る。 家でネットで調べていたら、昔は松尾山から奥三方山まで登山路があったらしい。松尾山より先に、途中に2箇所も三角点がある。通れるようになったら、面白そうな道だ。 2007年06月05日(火)2回 セイモア林道入口より「松尾山」を往復 梅雨の前にせいぜい頑張って登ろうと、一人で「松尾山」に出かける。前回は林道に入り込めたので、今回もその心算だったが林道の入り口に鎖が張ってあり鍵が掛かっていた。仕方ないので其処に車を置いて歩き出す。9.40分。3日前の瀬女スキー場と同じで、下から歩く事になった。しばらく歩くと車が止めてあり、おばあさんが畑仕事をしていた。私の車は入れないのかなと声を掛けたら、村の人は鍵を持っているとの事。ごめんなさいねと言った。 舗装してある林道を大分上ると、林道は左に大きく迂回する。その曲がり角に右に未舗装の作業道が続いている。その作業道に入り込む。10.25分頃大きなロッジだかレストランだかの後ろに出た。舗装してある林道が迂回してここまで来ている。ここで一休み。 10.45分、また舗装路を歩いて前回車を留めた場所に出る。一番高い地点に通じるリフトの支柱が並ぶ斜面に、ジグザグの登山道らしきものが見える。前回は左に大きく迂回して緩やかなゲレンデを登ったが、今回は直接リフト下のジグザグ道に挑戦する。 初めはちゃんと道が続いていたが、途中からは崩れた岩がゴロゴロ。人が歩いた形跡が無くなり草が伸び放題。ジグザグ道の端が両側の藪に掛かると道が無くなる。仕方が無いから上のリフトの支柱を目指して藪漕ぎをする。結構急な斜面で体力を使う。何度かの藪漕ぎで頂上かと思ったら、なんと横切る大きな林道に登りついた こんな所に林道が走っているとは、下からは全然見えなかった。林道を右に歩き出したら、セイモアキャンプ場の管理事務所の建物の前に出た。裏がキャンプ場になっている。さらに少し登るとリフト最上部に着く。高みに壊れかけの展望台がある。ここを「三雄山」と言うらしい。三雄山到着、12.30分。 展望台の裏より松尾山への縦走路が始まっている。その入口付近から前方に「白山」が望める。白山が見えたのはここだけだった。 ここからは使われていない荒れた林道を歩く。広い尾根をのんびりとゆく。右手に「口三方岳」が見える。 13.00、池の横を通る。周りの木にモリアオガエルの白い卵がいっぱいぶら下がっている。 13.15、林道の終点に到着。壊れたベンチがある。ここからが山道となる。一度下るようになる。 13.45、松尾山頂上到着。三角点と、熊にかじられたと思われる標識。展望全然無し。登山路は先まで続いているので行ってみたが途中で無くなっていた。20分ほど居て下山開始。 「ユキザサ」が咲いている。他に「チゴユリ」「ナナカマド」の花、白い「アジサイ」。 林道の池の付近、あずま屋の付近に蕨がいっぱい。素の物にして食べた。 15.00、三雄山に到着。階段が壊れて無い展望台によじ登り最後の展望を楽しむ。大笠・笈などが近い。 ゆるいゲレンデを選んで降りる。途中ゲレンデのそばの高台に遭難碑があった。赤い御影石に刻んである。 「真白き ゲレンデに 夢たくす わが息子 ここにしるす」 今日は朝、遠く三雄山のキャンプ場のベンチに、登山者が一人居るのが見えたが、そり以外誰とも逢わない一日だった。誰も居ないスキー場ゲレンデを黙々と下って、16.30分に車にたどり着く。清流荘の温泉に浸かって帰る。 2006年09月06日(水)初登山 セイモアスキー場より「松尾山」を往復 セイモアスキー場から登ることになる「松尾山」は初めてである。春に「口三方岳」に登った時、頂上近くからこのスキー場のゲレンデがよく見えた。途中の高台にある大きなレストランも見えた。スキー場の最上部からの峰続きが松尾山の頂上らしかった。 自宅よりいつもの如く山に向かって走り、鳥越より左に折れ、スキー場の案内の看板で40分くらいで内尾の橋に着く。直進する口三方の林道は相変わらず通行止めになっている。ここで7時45分にK君と待ち合わせ、橋を渡り直進し、そのままスキー場内の舗装してある林道に入り込む。7月末に登り口確認の為、この林道に入った時は途中がけ崩れで行き止まりになっていた。今日は岩を取り除いた崖崩れの場所を通り過ぎ、8時に大きなレストランの前に出た。後ろに口三方岳が見える。 案内書に寄ればここに車を置いて歩くように指示されているが、舗装路がまだ上まで続いているので入り込む。しばらくで建物が幾つもある広場に出た。リフトがスキー場の上まで登っている。舗装路はここで終わりである。リフト下の下草が刈られておりジグザグ道らしきものが見えるが、案内書のコースは左にぐるりと回り込み、ゲレンデを登ることになっている。 車をここに置き8時15分より歩き出す。左に尾根に取り付くと、すぐ広い見晴らしの良いゲレンデに出る。その下に誰かの遭難碑があった。若い人らしくて親が建てたものらしい。ゲレンデをジグザグに登ってゆく。ススキが穂を出している。標高が高くなって加賀平野が見えてくる。今日は午後から雨の予報だが、今は海岸線がはっきりと見える。 9時30分にスキー場の頂上に着く。リフトの降り場があり一番高い地点に展望台がある。ここを「三雄山」と言うらしい。このコースを設計した三浦雄一郎氏に由来している。登ってきたゲレンデの向うに、口三方登山路の尾根が真っ直ぐ頂上に続いている。 展望台にはどうゆう訳か階段が無い。壊れてしまって修理されないのだろう。よじ登ると南の方も良く見える。鞍掛山、富士写、大倉岳のゲレンデ、大日山、鷲走、三村山。東の方、白山は今日はよく見えないが、奥三方、笈、大笠が良く見える。 展望を楽しんだ後、尾根伝いに通じているガタガタの林道を歩く。緩やかな広い尾根で、急坂が無いのでのんびりと歩ける。しかし車など今では通らないらしく、所々背丈以上のススキの林をかき分ける事になる。途中池の側を通る。 その少し先にあずま屋が建っていた。周りは茂っていて見晴らしが良い場所でもない。使われていないらしくここも階段がはずされ、テラスの枠などがあずま屋の中に積み上げてある。その先の小さな広場で、林道は終点になっていた。立派な台のついたベンチがある。一息つくが雨がポツリときた。展望台より40分掛かっている。 ここより本当の山道になる、25分ほど歩いて、10時35分に三角点のある「松尾山」の頂上に到着。標識は欠けている。熊が爪を掛けたのかも知れない。周りは茂っていて展望無し。登山路はまだ先まで続いている。雨が降り出したので、5分滞在で下山を始める。 11時5分にあずま屋に到着。よじ登り積み上げてある材木の間で、お湯を沸かして昼食にする。ススキが穂を出して秋の気配が強いが、まだまだ暑い。食事をしている間に雨が本降りなった。もともと雨を覚悟の登山である。ゆっくり食事をして合羽を着て下山し始める。12時に出発して13時10分に車に到着。登り口の千丈温泉清流荘で着替えの予定だったが、なんと休館日。ずぶぬれのまま家へ直行、風呂を沸かして飛び込む。 |