2006.09.より登山順
[富山] 越城山 145.13m (富山県富山市)96 [富山] 呉服山 71.22m (富山県富山市)96 |
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第2回 2020.02.24. 安養坊町より「呉羽山」から「越城山」まで歩き、往復。三角点を三つ確認。 第1回 2012.11.06. 車で上がり、「越城山」の一等三角点を確認。 |
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2020年02月24日(祝)2回 安養坊町より「呉服山」‐「越城山」往復 高速道路を使って富山市へ向かうと、西インターを過ぎて「呉服丘陵」越えたとたんに、富山市の上に「立山・剣・薬師」が聳え立ち、いつも感動する。8年前にドライブの途中、富山市の「呉服丘陵」にファミリーパーク辺りから、車道で山に分け入ったら「白鳥城址」の駐車場に出た。ぶらぶらと登って「一等三角点」を見付けた。地図には「城山」とと書いてあるが、他の城山と区別するために「越城山」として記録した。「越城山」は三角点の名前である。調べていると地理院地図には、呉服丘陵の東側を「呉羽山」とし、西側を「城山」とし、真ん中に県道44号線が横断している。両方に通じて「フットパス・歩く道」がある様だ。 低山健康登山にこのフットパスをS女史と歩きに来た。富山西インターで降り、ファミリーパークからトンネルを越え、呉羽山の麓、安養坊町の民俗民芸村の資料館に車を置かせてもらう。10.20分。 駐車場横に「リュウキンカ」 車道を歩き、まっすぐ「長慶寺」の方へ登って行く。 長慶寺の五百羅漢石像が並んでいる。 五百羅漢像の間を通って、尾根の上に登り着く。下に富山市が広がってくる。 アルプスが見える。 車道から離れて「桜の広場展望台」を歩いていて、広場の隅に三角点を見付けた。点名は「呉羽山」であるが、ヤマップの地図にはここが頂上にはなっていない。「呉羽山公園展望台」の近くに頂上マークが付いている。10.55分。
一度車道に戻ると「呉羽山公園展望台」に出る。少年の像が山に向いている。「佐伯有頼」の像である。白鷹と熊にに導かれて「立山」に踏み分け、立山開山の祖と呼ばれている少年らしい。その背後に見える高台が「呉羽山頂上」らしい。11.00時。 展望台は、車で上れるので賑わっている 展望台から離れて高台に登ると「呉羽山」頂上である。桜の木に山名札が提げてあった。呉羽山三角点よりは3mほど高いぞ。山名札は「加賀の里山ファンクラブ」のN様のものです。今年年賀状を頂き有難うございました。お返事差し上げましたが、どうゆう訳か戻ってきました。すみません。11.10分。 その桜の木の横に昭和天皇の歌碑が立っている。海の方が少し見える。 昭和天皇の歌碑。「立山の 空にそびゆる 雄々しさに ならへとぞ思う 御代の姿も」 昭和天皇の歌碑の隣に、大正天皇の漢詩句碑がある。「立岳(りつがく・立山)空を衝き、東に向かって聳ゆ・・・」 大伴家持の万葉歌碑もある。「立山に 降りおける雪を 常夏に 見れども飽かず 神からならし」。立山と云う山名を、初めて詠んだ歌らしい。 小又幸井の歌碑がある。「朱にしみ 朱にきはまり 夕づく日 大立山の 峰々照らす」。地元の歌人らしいです 車道から離れると静かになる。富山観光ホテルが建っていた場所が空き地になっている。ここから一度車道に降りる。11.30分。 右に行けば信号「峠茶屋」。左に富山市の方へ100mほど進み、道路を横断して向かい側の山に登る。交通は激しく信号が無いので、渡るのは命がけ。 向かい側よりすぐ山に入る階段がある。竹林の中を行く。 「七面大明神」の石碑が建つ「七面堂」の前を通る。何年か前に日蓮宗総本山「身延山」に登った時、隣に「七面山(日本二百名山)」があった。この堂にも七面山の神が祀られているのだろう。 能楽に「現在七面」という曲がある。身延山で修行中の日蓮の前に、七面山の池にに住む老蛇が、里女の姿で現れ日蓮の読経の前に、成仏徳脱して龍女となり、舞を舞い身延山の鎮守となるという曲です。能楽師の端くれとしてちょっとはかじっていますが、北陸で主流の宝生流にこの曲が無いので、見たことも勤めた事もありません。 次に「稲荷社」の前を通過。謂れを読むと、この辺りは交通の要所で「峠の茶屋」あったらしい。が 尾根の上まで登り着いたら「中世石造物」を並べた場所に出た。呉羽町笹原谷にあったものを富山観光ホテル前に移設、ホテル閉鎖でここに再移設したとか。 その後ろに、今日二つ目の「三角点」がある。11.50分。
車道を横断して「城山」の部分に入ると、ぐんと静かになった。車道を歩く事が少ない。時々トレランをする人が走っている。 木俣修の歌碑がある。「鷺の群れ 渡り終へたる 野の上は 只うすうすに 青き雪照」。富山で教鞭を執った事がある歌人らしい。 送電線鉄塔の横を通る。 静かな散策路。 電波塔が幾つも立つ所の下を通る。 車道を越えて向かい側に渡ると、 展望台が見えてくる。12.40分。 薬師岳と立山の間の、富山のマッターホルン「桑崎山」がカッコいい。 北の端の、白い山は何処だ?。朝日?。白馬?。 展望台の下に駐車場があり、トイレもあった。 「白鳥城址」の石碑がある。 登り切ると「城山」頂上である。真ん中に「一等三角点」があり、横に「天測点」がある。日当たりの良い所で昼食。展望はあまり効かない。12.55分。 一等の三角点は中々無いぞ。
「天測点・地理調査所」と書いてある。これは珍しいものである。前回登った時調べたが、この上に重い機械を乗せ、恒星を観測して位置を測ったものらしい。全国で45ヶ所あり、北陸ではここと、福井県の「国見岳」の2ヶ所との事である。国見岳の天測点も訪れた事がある。 下山開始。 なだらかな所が多くて有難い。 「呉羽山展望台」まで戻ってきた。 ここからは五百羅漢まで行かず、車道を降りる。 車を置いた資料館の裏に到着。15.00時。16.000歩越の里山徘徊でした。 ■次回登山は、2/29加賀の「蓮如山」へ■ 2012年11月06日(火)初散策 車で上がり「越城山」探索 富山県の観光ポスターに、剱・立山連峰がずらりと聳えて並ぶ構図がいつもある。呉羽山から撮ったものがほとんどだ。高速道路を富山に向かって走っていて、呉羽山を抜けて富山平野が見えてくると、立山・剣・薬師岳がドカンと目の前に現われる。いつも心が弾む。 遊びに行った帰りに呉羽山の近くを通った。天気は悪いがひょっとると、山が見えるかも知れないと、急に思い立ち、ナビに山に近そうな地点を入れて走った。富山西ICの近くを通り、適当に高い地点を目指す。白鳥城跡の標示を見付け、道路のそばの展望台に車を止めて、近くの遊歩道を登り出す。「城山公園」として整備され、遊歩道が無尽に広がっているみたいだ。10分位で本丸跡に着いた。 ここが呉羽丘陵の最高峰らしい。思いもよらず三角点が鎮座していた。しかも一等三角点だ。山名は「城山」になっている。家へ帰って地図を調べたら、地理院地図に「城山」の記入があった。ちなみに「呉羽山」とは、この丘陵の一番海側の方だけを指すらしい そばに「天測点」もあった。この天測点なるものは全国で45ヵ所あるのだそうで、珍しいものであるとか。以前に福井県の「国見岳」の一等三角点のそばにも同じものがあった。北陸ではこの二つしかない。この上に重い器械を乗せ、恒星を観測して位置を確定したらしい。その後、器械がうんと軽くなり、こんな重い大きい場所は必要なくなったようだ。現在は三角点の上に器械を乗せて観測しているようだ。 富山市街の向こうに、山並みが走っている。 左より「剣岳」。「大日岳」。「立山」は霞んでいる。 「毛勝三山」と「剣岳」。 観光ポスターのように、スカッと晴れた時に登りたい。 遊んでばかりいて申し訳ない。 南砺市の「安居寺」。 南砺市の「高瀬神社」 射水市の「海王丸パーク」と新しく出来た「橋」 |