2006.09.より登山順
[福井] 鷲鞍岳 1010.52m (福井県大野市)89 | ||
第1回 2012.19.25 | ||
2012年09月25日(火)初登山 福井県は近いので、手当たり次第に、本に載っている里山を登っていたら、段々と遠くの山だけが残ってきた。今日は「鷲鞍岳」である。九頭竜ダムの近くである。車で2時間以上掛かりそうだ。美濃街道は良くドライブで通る。今年に入ってからも、高山へ行くのに、わざわざ遠回りをしてここを通った。その時「鷲ダム」から鷲鞍岳を眺めた。 7.15分に、加賀ゆめのゆでS女史を乗せ、福井ICで高速を降り、山に向かって国道158号線を走る。とにかく一本道をひたすら走る。沿線に、登った事がある山が次々と現れてうれしい。飯降山の大野市を過ぎて、荒島岳の麓を通るようになると、山中に入り、ほとんど村も出てこない。 2時間ほど走ったら、道の駅があり、九頭竜湖駅のある朝日町に着く。この集落の入口に、右に九頭竜スキー場に入る道がある。角野橋を渡り右折すると、国民宿舎のあるスキー場に着く。九頭竜国民休養地と書いてある。広い駐車場がある。 靴を履いて、ホテルの右横を抜けたら、ゲレンデの下に出る。9.20分。 ゲレンデの右下に、除雪車格納の小屋らしいものがある。この建物の横が登山口である。 遊歩道の案内板がある。赤い線が遊歩道らしい。鷲鞍岳には三本の道がある。今回は右の、ゲレンデふちを登る登山路を登り、真ん中の登山路を降りる予定。九頭竜ダムへ降りる道もあるようだ。 小さな橋を渡り、ゲレンデのふちの、杉林の中を登り出す。 「ミゾソバ」 「アキチョウジ」 「カニコウモリ」 坂道には階段が付けられている。 振り返ると「荒島岳」が見える。こちら側から登る「下山コース」と云うのがあるそうだ。 ブナの木がだんだん多くなる。ブナの木とカバの木とホウの木が、根元で引っ付いて、一本になっている木があった。 中々の急坂が続く。途中で荒れた作業道を横断する。すこし緩やかになってくる。 11.00時に、尾根の上に到着。広場になっているが、展望無し。壊れたベンチ。 ここから左に稜線歩きとなる。途中で横断した作業道が、左下を平行に走っている。 左に展望の利く地点があった。作業道がすぐ下を走っている。道の駅のある朝日の集落が見える。山はいっぱい見えるが、同座出来ない。朝日集落から石徹白に出て、三ノ峰へ登る道があるので、雲のかかった部分は「白山」だと思われる。 雲のかかった部分をアップで撮ってみた。やはり白山らしい。 右に切り開きがあり、九頭竜湖が見える所があった。 11.50分、ひょこんと頂上に飛び出した。真ん中に三角点が鎮座している。展望全然無し。林の中だ。登ってきたのが「国民宿舎前ルート」。これから降りるのが「役場前ルート」と標識がある。もう一つ「九頭竜ダムコース」もある。誰も居ない。冷たいノンアルコールビールが出てきて乾杯。昼食
記念撮影をして、12.40分下山開始。役場前ルートを降りる。役場なんかあったっけ?。 このコースは、太いブナの木が多い。 初めは緩やかだが、段々と急坂になってくる。途中で新しい林道に出た。道路を造っているらしい。少し先にブルが見える。人も居る。林道を横切りその先の登山路を降りる。登山路の左側に道を付けているようで、ジグザグの林道が時々、登山路のすぐそばまで来ている。登山路はプラスチック階段が続く。最後は急坂の途中で、通行止めになっている。この先登山路が崩れているらしい。左に、斜面に新しい道が付けてある。急な斜面で、ロープが張ってある。このロープが無いと降りられないような、悪路が下まで続く。最後の最後で緊張した。下の林道まで降り立ちほっとする。13.50分。 あとは荒れているが舗装してある道を、花を写しながらのんびりと歩く。 「アキギリ」 「ニガナ」 「アキチョウジ」 「ツリフネソウ」 「フシクロセンノウ」? 14.15分。一本道で駐車場まで着く。 |