2006.09.より登山順
[福井] 金草岳 1227.14m (福井県池田町)71 | ||||
第1回 2012.06.30. | ||||
2012年06月30日(土)初登山 ここしばらくは「加賀の里山逍遥」を留守にして、富山と福井の、初めての里山ばかり歩いている。先週の三十三間山に続いて、今回も福井の「金草岳」である。案内本では池田町の下から登り冠山峠に降りるように紹介してある。下から登ると標高差があり、私には無理かなと思うので、今回は「冠山峠」からの往復である。これなら登れそうだ。冠山峠は「冠山」に登りに来たとき、上がった事がある。細くて長い長い冠山林道を登る。舗装はしてあるのでなんとか助かる。雨が降るとすぐ閉鎖になるので、池田町のホームページの確認が必要。4.5日前に3日間ほど閉鎖だったが、今日は通れるようだ。 7.30分、加賀ゆめの湯の駐車場で、相棒K君とS女史を乗せ高速を福井インターで降りる。山に向かって国道158号を走る。途中の美山町辺りで、右に分岐し池田町に向かう。池田町より国道417号を冠山峠に向かう。国道は途中でゲートがありそのまま冠山林道となる。ゆめの湯から2時間の9.30分に冠山峠に到着。峠の上は福井側に15台ほど、岐阜県側に15台ほど、合計30台位で満杯である。 峠から見える冠山は、頂上に霧が掛かっている。登山者の大部分はこの冠山に向かっているようだ。1時間半で登る事が出来る。 金草岳はここから見えない。9.40分出発。冠山登山路の反対側、木彫りの新しい地蔵が鎮座する祠の前が登山口である。 雑木林の緩いピークを越えると、前方に次のピークが見える。ピークの上で人が休んでいるのが見える。あのピークが三角点のある「布滝ノ頭」らしい。一度降ってまた登る。 右手に「金草岳」が見えてくる。でっかい山である。標高差は余り無いが、幾つも瘤を乗り越えて、なかなか考えていた以上に距離が長い。 10.05分、布滝ノ頭と云うピークに到着。三角点が在る。
「コアジサイ」 「アザミ」 金草岳が近くなってくる。見えるのは白倉岳のピークで金草岳はその先である。一度大降りして、延びてきている向かい側の尾根の桧尾峠に登り詰める。鞍部一番低い所に、右に降りる水場標識があった。桧尾峠近くは急坂で、ロープの下がっている所もある。 10.45分「桧尾峠」に登り着く。右から池田町からの登山路が合流している。覗いて見たが少し藪っぽい。展望はすこぶる良し。「部子山」と「銀杏峰」が見える。K宗匠の御点前で、冷たい抹茶を頂く。 20分ほど休んで出発。峠の上の998ピークを越えて一度降り、段々白倉岳を目指して高度を上げてゆく 白倉岳が近ずいてくるとお花畑になる。 「イブキトラノオ」 「カラマツソウ」 「シモツケソウ」の仲間だろうね。 「ニッコウキスゲ」 思っていたよりも「ニッコウキスゲ」が多くてうれしい。そばへは寄れないが遠くにいっぱい見える。 白倉岳に12.15分到着。白倉岳は地理院地図には名前が無い。頂上手前の単なる前峰ピークである。登り着くと目の前に金草岳が見えてくる。笹の尾根で高山的な雰囲気が良い。 振り返ると通ってきた白倉岳が見える。 12.30分金草岳頂上到着。随分とのんびり登山だ。三角点が在る。先着二組食事中。
我々も食事。一時間ものんびりしていたら誰も居なくなった。 記念撮影をして13.30分下山開始。 頂上より冠山峠方面。よく見ると冠山が見え、その上は能郷白山辺りかな?。左の遠くは荒島岳方面の筈だが?。 岐阜県の徳山ダムが見える。 白倉岳を越えて降って行く、あの一番鞍部に花が一番多かった。 鞍部より白倉岳の方を振り返る。 冠山も目立つようになった。 白い花の咲いている木がある。 桧尾峠から鞍部に下り、布滝の頭に登る登頂で、先を行っていた相棒が、登山路にひっくり返っていた。足が硬直して動かなくなったと云う。最近彼は時々、この筋肉痛に悩まされる。大概しばらくすれば治まるが・・・ 先へ行って待って居てくれと云われ、峠に16.20分に到着。朝一杯だった峠は 車一台だけ残っていたが、それも居なくなった。15分ほど待って居たら、彼が無事降りて来た。 |