2006.9.より登山順
[番外] 御在所岳 1212m (三重県菰野町)143 | ||
2018年02月23日(金)初散策 「御在所岳」に登らないかと誘われたことがある。奇岩・大岩ゴロゴロの山らしい。面白そうだが、日帰りでは少し遠いので、まだ登ったことが無い。所が今回、温泉友達と「長島温泉」と「湯の山温泉」に出かける事になり調べていたら、湯の山温泉から御在所岳まで、ロープウェーが架かっていた。しかも頂上にスキー場があり、冬でも営業している。もう時期は遅いらしいが、樹氷が見られることがあり人気らしい。しかも車いすの人でもロープウェーに乗れるとの事である。もし晴れたならロープウェー登山しようと、雪靴を持ってゆく。 湯の山温泉の宿を早めに出て、ロープウェー駅に急ぐ。温泉街は深い狭い谷底にあり、道は狭く駐車場が少ない。ロープウェー駅の駐車場は千円必要。屋上まで登ると障害者用の入口があり、係の人が迎えに出ていた。9時過ぎ乗車。 ゴンドラのロープウェーは、スリル満点。目のくらむような高い場所を通る 山頂は一面の銀世界。ツレをゴンドラ駅の食堂に残して、すぐ頂上に続くリフトに乗る。歩いても30-40分で登れるらしいが、寒くて雪があり、標高が高いので凍っていて危ない。ストックも持って来なかったし。一人乗りの小さいリフトである。途中の下った所にスキー場の駅があり、その上のピークが頂上らしい。 小さい一人乗りのイスの、ちょっと怖いリフトで寒い。支柱につかまって何とか写真を撮り、9.40分頃に、頂上ピークの上の終点駅に到着。スキーでここから降りることが出来るようで、林道は徒歩禁止になっている。すぐ向こうに頂上三角点の標識が見える。
一等三角点がある。帰って調べたら点名は「御在所山」になっていた。地理院地図によると三角点は1209.4m。そのちょっと先のピークに1212mの記入がある。三角点は一番高い所では無いようだ。 向こうに小さなピークが見え、人がいる。案内板には「望湖台」とある。あそこが最高地点である様だ。 「望湖台」に向かって降りてゆく。尖った山は「鎌ヶ岳」と言うらしい。温泉街から良く見えた。温泉街より「御在所岳」は見えなかった。 途中の鞍部に「長者池」「御嶽大権現」「武平峠」への分岐あり。向こうの建物が大権現らしい。ここから遊歩道がある様だ。ロープウェー駅もここから行くようだ。 リュックを担いだ登山者と何人も遇った。全員アイゼンを着けている。この時期アイゼンは必要なようだ。 この、1212mのピークにも「御在所岳」の標識が立つ。三角点ピークにも頂上と書いてあったが、ここの方が3mほど高い。 9.50分頃に「望湖台」到着 三重県と滋賀県の県境が通っている。 望湖台とは、滋賀県側に「琵琶湖」が見えるらしい。 天気は良いが霞がかかって、琵琶湖らしいものは見えない。 鈴鹿山脈が続いているが、山の名前は知らない。しばらく居て戻り始める。 三角点ピークには、あずま屋があるだけ。向こうの方へリフトが降りている。 岩のの上に有るのが「山口誓子」の句碑。ここから三角に見える「鎌ヶ岳」を詠んだものらしい。 「雪嶺の 大三角を 鎌と呼ぶ」 ここからまたリフトに乗って戻る。 向こうに見えるのがロープウェー駅のあるピーク。大きなドームが見える。途中のスキー場で途中下車できますと言われたが、降りなくて、まっすぐ戻った。今から考えるとあちらのドームの方にも展望台があったようだが、あまりツレを待たすのも悪いので、登らなかった。 食堂の窓から、登ってきた頂上を写した。今日は土曜日で、段々とスキー客が増え始めた。食堂で軽い昼食を取りロープウェーで降りた。 前日に長島温泉に泊まったら、近くの「なばなの里」の入場券が付いていた。車で15分ほどである。テレビの宣伝で、冬のイルミネーションを見たので、18時点灯に合わせて周ってきた。なかなか綺麗で良かった。 イルミネーション点灯は18.00時。カウントダウンで金色のトンネルを抜ける。抜けた所に広がった「熊本」がテーマのイルミネーションは、思っていたイルミネーションとは全然違っていた。色が変わるし、景色も変わる。山になったり、城になったり、クマモンがあちこち走り回っている。桜色のトンネルを抜けて戻る。車いすでも楽に参加できた。 ■次回登山は、2/27「憩いの森」へ■ |