2006.09.より登山順
[県外] 身延山 1153m (山梨県身延町)125 |
第1回 2015.05.30 ロープウェーで散策 |
2015年05月30日(土)初登り 「大菩薩嶺」を降りて下部温泉に泊まった。石原裕次郎が怪我をしたときに泊まった旅館だった。9.30に宿を出て10.00時には、身延山久遠寺の本堂に居た。駐車場よりエレベーターがあった。大きな本堂。 祖師堂 五重塔 本堂の後ろより「身延山」に登るロープウェーが出ている。頂上に奥ノ院がある。奥ノ院まで登る登山路がある。リュックをかずいた人が登って行った。標高差は700mはある。歩くと3時間は掛かりそうだ。 ロープウェーは7分で登れる。「奥ノ院」がある。大きな、日蓮上人お手植えの杉がある。周りに展望台が三ヶ所ほどある。展望台めぐりを始める。 富士の見える展望台。富士山が頭を覗かしている。ちょっと雲が掛かっている。 南アルプスの見える展望台。「身延山、1153m、山梨百名山」の標識がある。向こうの稜線は南アルプスとの事。 方位盤に寄れば、富士見山の向こうが白根三山。右より「北岳」「間ノ岳」「農鳥岳」 こちらは富士川が見える展望台。 こちらは「七面山」の見える展望台。七面山は1989mの「日本二百名山」。身延山にお参りするのでネットで調べていたら、この山が能楽に関係があることが判りビックリ。山は信者などが大勢登る日蓮宗の聖地になっているようだ。標高差が1500mもあり、登るのに5.6時間は掛かるらしい。ダイヤモンド富士が見えるらしい。 謡曲に「現在七面」と云う曲がある。太鼓物の曲で名前は知っていた。しかし私の住んでいる北陸は宝生流のみの地で、観世流と喜多流にしかないこの曲は、拝見したこともなく謡本も見た事が無かった。しかも滅多に演能されない希曲である。「現在七面」が「七面山」の事とは知らなかった。能楽師としてはまことにお恥ずかしい限りである。 能のあらすじは、身延山の日蓮のもとに、七面山の池に住む老蛇が里女の姿で現れ、女人成仏の説法を聴き、法華経の功徳によって成仏し、龍女となって神楽を舞う。 12.30分に山を下り、中央道、長野道、北陸道と高速を乗り継いで帰った。 ●次稿2015年第38回登山は、6/2「三方岩岳・蛇谷自然観察路」へ● |